14 / 20
-if- 分岐 ~レナルドだった場合~
《if》~レナルド~ 勘弁して下さい。(終)
しおりを挟む
レナルドさんの告白を受けてから、眩暈と格闘する日々が目まぐるしく過ぎていった。
謹慎中に何度意識が遠のいたか・・・・
魔王様曰く、話し相手を用意してくれていたそうなのだけれど、レナルドさんが丁重に断ったらしい。
どんな人かわからないけれど、是非とも来てほしかった・・・
2人きりの空間にずっと心臓バクバクしっ放しで、本気で死ぬかと思った。
人間だったら確実に心臓麻痺で死んでる。
1日に何十回あの世に逝ってるか…
神様は死なないような事言ってたけど、この調子だと寿命は訪れそうだ。
レナルドさんは今までのお遊びも全て止め、俺一筋になった・・・らしい。
浮いた話も聞かなくなり、お誘いも全て断っていると耳にした。
できなかった家事も、いつかの為にと習い始めたそうだ。
実は罰でからかっただけなんだよ って言うんじゃないかと、ちょっとだけ思ってたのに、一向にその時は来ない。
来ないどころか、情熱的に口説かれ、真剣な顔を見せられて、本当に本気なのだと痛感する毎日だ。
その本気ぶりを見て、俺は困惑している。
本当に洒落にならない。
何これ? どうなってるの? 本当に本気なの? どうしたらいいわけ?
日々愛を告げるレナルドさんに、もう、本当にどうしていいのかわからない。
彼女の事とか、他の色々な事を考える余裕もなくなってレナルドさんの事でグルグルグルグル思考が巡り続けている。
甘すぎる空気に周りの陣営もたじろいでいる。
こんなレナルドさんは初めて目にするそうで、「本気の恋愛をすると、こうまで変わるんだね・・・」ってキーランさんがしみじみ呟いたのに頭を抱えた。
女性陣は貧血で倒れる人が激増して、最近では俺の周りに人気がなく、軽く避けられてさえいる。
俺の傍にいるレナルドさんを見たら卒倒してしまい仕事にならないからだ・・・・俺も倒れたい。
でも倒れたら泣きそうな顔をして、それはもう、手厚い介抱をこれでもかと受けてしまい更に眩暈が起きてしまうから倒れるわけにはいかない。
何かあっても魔法で一発なのに、使わずにずっとくっついてるから確信犯だ。
お願いだから、誰か傍にいて・・・誰でもいいから。
男性でさえ真っ赤になって大量の鼻血を吹くので、今ではもう、傍にいられるのは魔王様、キーランさん、オーランドさんしか残っていない。
なのにキーランさんは胸やけがすると早々に席を外してしまうし、オーランドさんは遠征後、魔王様の護衛で他国訪問に行ってしまった。
魔王様も面白そうに笑っているだけだったし・・・
神様、夫でいいですって口走った結果がこれなんでしょうか・・・・
勘弁して下さい。
家庭教師もレナルドさんが交代する事になり教えてもらってるけど、全く頭に入ってこない。
ゾワゾワがいつの間にかドキドキになってる。
・・・・・・・もしかして、今までもゾワゾワじゃなくて、ドキドキだったのか?
いやいや。そんな事ない。ないハズだ。
「ひゃわっ!」
動揺する俺の頬に軽くキスを落としてくるから変な声が上がる。
「ふふ。可愛いからつい、ね」
「な・・・・・レ・・・・・レナルドさ・・・・」
今までのように冗談めかして触れる事はあっても、決してそれ以上はしてこない。
俺が嫌がる事、ちゃんと解ってるから、軽く抱きしめるくらいだ。
「好きだよ」
頬に触れる手が熱い。
優しい微笑みだけしか知らなかったのに、真剣な顔を何度も見せられて、それが自分だけにしか向けられていないという事実に毎回卒倒しそうになる。
熱を含んだ瞳がじっと見つめるのに、小さく震えてしまう。
そんな俺の唇をそっと指先でなぞられて、その感触に小さく声が漏れてしまった。
「期待していいの?」
「ち・・・ちが・・・・・」
挙動不審な俺の答えは嘘なのだとバレバレだろう。
---キスしたいと思ってしまった。
真っ赤であろう俺の頬にキスをもう一度落として、レナルドさんは離れた。
「イツキがしてって言うまではしないから大丈夫だよ」
「・・・・・・・」 言わない。
「私へのご褒美としてくれるなら遠慮なくもらうけれど」
「・・・・・・・」 何のご褒美?
「一回だけ、試してみたら何かわかるかもしれないよ?」
「・・・・・・・」 ・・・・。
「試してみる?」
「・・・・・・・・い・・・・・・・一回だけ、なら」
そうだ、お試ししてみれば何かわかるかもしれない。
ゾワゾワだったら即お断りしよう。無理だってわかるんだ。
レナルドさんの情熱に毎日パンクしそうになってるからここで何かわかれば落ち着けるかもしれないんだ。
レナルドさんは本当に嬉しそうに微笑んで、頬に、瞼に、耳元に軽くキスをした。
「イツキ、愛してます」
耳元で甘く囁かれ鼓膜が震える。
み・・・耳が・・・・!!!
声だけでゾクリと、悪寒とは別の鳥肌がたった。
こ・・・腰にくる・・・! フェロモンが・・・!!
やっぱり試すのやめないとと、本能が警告をするが、間に合わなかった。
目前にある綺麗な顔 長い睫毛 白磁のような肌 清々しい香り・・・・
蒼眼が優しく微笑んでそっと伏せられる様は刺激が強すぎる!
逃げないとマズイ!
キスなんてしちゃダメだ!
「や・・・やっぱり・・・・んっ!」
焦る俺の唇を軽く何度か啄んでから、舌先で撫でられ唇が合わさった。
途端、稲妻のような甘い痺れが全身に駆け巡った。
絡められた舌に、膝がガクリと落ちる。
「・・・・・っ!?」
なに、これ・・・・・眩暈、する・・・・
何度も角度を変え、深く口づけられてガクガクと体が震える。
力の抜けた体はレナルドさんがしっかり抱きとめてくれた。
「可愛い・・・・」
うっとりと愛しそうに微笑むレナルドさんの色気は凄まじく、ぼうっとした俺は、そのまま唇を貪られた。
気持ちいい・・・もの凄く気持ちいい・・・
・・・・どうしよう・・・勃ってきてしまった・・・
こんな、キスだけで反応するなんて一体俺の体はどうなってんだ。
いや、レナルドさんが巧すぎるんだ。
体が密着している状態、知られるのは絶対避けたい。
離れようと思うのに、膝が震えて力が入らない。
俺の反応に気づいたレナルドさんは嬉しそうに目を細めて更に口づけを深くしてきた。
ぐいと腰を押し付けられて、背中を意味深に撫でられて、熱が上がっていく。
マズイ・・・・!!
「んぅっ!」
・・・・・キスだけで、あろう事か俺はイってしまった。
「ふふ」
腰砕けになった俺を、軽々とお姫様抱っこし、レナルドさんは浴室で体を洗ってくれた。
クリーンで! クリーンで充分なのに!!
断ろうにも力が入らず、キスだけで達した羞恥に泣きたくなった。
レナルドさんはウキウキと喜んで着替えまでしてくれた。
「相性も非常に良いようですし、嬉しい限りです」
俺は全く嬉しくない。
消えてしまいたい。
ゾワゾワはなく、ただ、気持ちいいだけだった・・・・・・何てことだ。
「子供も一度で出来そうですね♪」
「え?」
「いえ。独り言です。魔力も増してきていて、嬉しいなと」
「・・・そうなの?」
初めて聞いた。
「ええ。大切に思ってくれているでしょう?
魔王様やオーランド達も。加護のおかげかわかりませんが皆、魔力が増してるんですよ」
そうなの?
皆とずっと一緒にいたいなと思ってるけど、それが何か影響したの?
皆、最近更に艶々というか、生き生きというか、調子いいんだなって感じがしてたけど、そういう事なの?
「このままいけば寿命が訪れる事はなさそうな気がする程です。」
「・・・そうなんだ・・・。」
左手の指先に口づけを落としてレナルドさんが嬉しそうに笑う。
だから様になりすぎて、洒落にならないんだってば。
クラクラするから止めて下さい。
せめてもう少し自粛してくれると助かります。
「じっくり愛を育んでいきましょうね」
やっぱり逃げ道はないようだ。
俺も逃げ道、探してない・・・ダメじゃん。
「・・・・・・・・お手柔らかにお願いします」
蕩けるような微笑みに赤面して顔を逸らせば、音を立て頬にキスされた。
いつも傍にいて、笑顔以外の色々な表情を見せてくれるのが当たり前な日々になって・・・それが嬉しく幸せだと感じるのは・・・多分、そういう事なんだろう。
認めたくないけれど、レナルドさんの事、恋愛相手として見始めてる。
全力投球のレナルドさんの愛情を受け止める自信は全くないけれど、ほんのちょっとずつなら・・・・
もしかしたら、いつか俺から誘ってしまう日が・・・きてしまうのかもしれない。
いやいや。そんな日は来ない・・・・流されるな、俺、しっかりするんだ。
神様、全く会えそうにないですが、俺は楽しく元気にやってます。
アンケートに答えて転生させられた時はどうなるかと思いましたが、ずっと一緒に過ごしていきたいと思える素晴らしい人達に出会えた事に感謝します。
謹慎中に何度意識が遠のいたか・・・・
魔王様曰く、話し相手を用意してくれていたそうなのだけれど、レナルドさんが丁重に断ったらしい。
どんな人かわからないけれど、是非とも来てほしかった・・・
2人きりの空間にずっと心臓バクバクしっ放しで、本気で死ぬかと思った。
人間だったら確実に心臓麻痺で死んでる。
1日に何十回あの世に逝ってるか…
神様は死なないような事言ってたけど、この調子だと寿命は訪れそうだ。
レナルドさんは今までのお遊びも全て止め、俺一筋になった・・・らしい。
浮いた話も聞かなくなり、お誘いも全て断っていると耳にした。
できなかった家事も、いつかの為にと習い始めたそうだ。
実は罰でからかっただけなんだよ って言うんじゃないかと、ちょっとだけ思ってたのに、一向にその時は来ない。
来ないどころか、情熱的に口説かれ、真剣な顔を見せられて、本当に本気なのだと痛感する毎日だ。
その本気ぶりを見て、俺は困惑している。
本当に洒落にならない。
何これ? どうなってるの? 本当に本気なの? どうしたらいいわけ?
日々愛を告げるレナルドさんに、もう、本当にどうしていいのかわからない。
彼女の事とか、他の色々な事を考える余裕もなくなってレナルドさんの事でグルグルグルグル思考が巡り続けている。
甘すぎる空気に周りの陣営もたじろいでいる。
こんなレナルドさんは初めて目にするそうで、「本気の恋愛をすると、こうまで変わるんだね・・・」ってキーランさんがしみじみ呟いたのに頭を抱えた。
女性陣は貧血で倒れる人が激増して、最近では俺の周りに人気がなく、軽く避けられてさえいる。
俺の傍にいるレナルドさんを見たら卒倒してしまい仕事にならないからだ・・・・俺も倒れたい。
でも倒れたら泣きそうな顔をして、それはもう、手厚い介抱をこれでもかと受けてしまい更に眩暈が起きてしまうから倒れるわけにはいかない。
何かあっても魔法で一発なのに、使わずにずっとくっついてるから確信犯だ。
お願いだから、誰か傍にいて・・・誰でもいいから。
男性でさえ真っ赤になって大量の鼻血を吹くので、今ではもう、傍にいられるのは魔王様、キーランさん、オーランドさんしか残っていない。
なのにキーランさんは胸やけがすると早々に席を外してしまうし、オーランドさんは遠征後、魔王様の護衛で他国訪問に行ってしまった。
魔王様も面白そうに笑っているだけだったし・・・
神様、夫でいいですって口走った結果がこれなんでしょうか・・・・
勘弁して下さい。
家庭教師もレナルドさんが交代する事になり教えてもらってるけど、全く頭に入ってこない。
ゾワゾワがいつの間にかドキドキになってる。
・・・・・・・もしかして、今までもゾワゾワじゃなくて、ドキドキだったのか?
いやいや。そんな事ない。ないハズだ。
「ひゃわっ!」
動揺する俺の頬に軽くキスを落としてくるから変な声が上がる。
「ふふ。可愛いからつい、ね」
「な・・・・・レ・・・・・レナルドさ・・・・」
今までのように冗談めかして触れる事はあっても、決してそれ以上はしてこない。
俺が嫌がる事、ちゃんと解ってるから、軽く抱きしめるくらいだ。
「好きだよ」
頬に触れる手が熱い。
優しい微笑みだけしか知らなかったのに、真剣な顔を何度も見せられて、それが自分だけにしか向けられていないという事実に毎回卒倒しそうになる。
熱を含んだ瞳がじっと見つめるのに、小さく震えてしまう。
そんな俺の唇をそっと指先でなぞられて、その感触に小さく声が漏れてしまった。
「期待していいの?」
「ち・・・ちが・・・・・」
挙動不審な俺の答えは嘘なのだとバレバレだろう。
---キスしたいと思ってしまった。
真っ赤であろう俺の頬にキスをもう一度落として、レナルドさんは離れた。
「イツキがしてって言うまではしないから大丈夫だよ」
「・・・・・・・」 言わない。
「私へのご褒美としてくれるなら遠慮なくもらうけれど」
「・・・・・・・」 何のご褒美?
「一回だけ、試してみたら何かわかるかもしれないよ?」
「・・・・・・・」 ・・・・。
「試してみる?」
「・・・・・・・・い・・・・・・・一回だけ、なら」
そうだ、お試ししてみれば何かわかるかもしれない。
ゾワゾワだったら即お断りしよう。無理だってわかるんだ。
レナルドさんの情熱に毎日パンクしそうになってるからここで何かわかれば落ち着けるかもしれないんだ。
レナルドさんは本当に嬉しそうに微笑んで、頬に、瞼に、耳元に軽くキスをした。
「イツキ、愛してます」
耳元で甘く囁かれ鼓膜が震える。
み・・・耳が・・・・!!!
声だけでゾクリと、悪寒とは別の鳥肌がたった。
こ・・・腰にくる・・・! フェロモンが・・・!!
やっぱり試すのやめないとと、本能が警告をするが、間に合わなかった。
目前にある綺麗な顔 長い睫毛 白磁のような肌 清々しい香り・・・・
蒼眼が優しく微笑んでそっと伏せられる様は刺激が強すぎる!
逃げないとマズイ!
キスなんてしちゃダメだ!
「や・・・やっぱり・・・・んっ!」
焦る俺の唇を軽く何度か啄んでから、舌先で撫でられ唇が合わさった。
途端、稲妻のような甘い痺れが全身に駆け巡った。
絡められた舌に、膝がガクリと落ちる。
「・・・・・っ!?」
なに、これ・・・・・眩暈、する・・・・
何度も角度を変え、深く口づけられてガクガクと体が震える。
力の抜けた体はレナルドさんがしっかり抱きとめてくれた。
「可愛い・・・・」
うっとりと愛しそうに微笑むレナルドさんの色気は凄まじく、ぼうっとした俺は、そのまま唇を貪られた。
気持ちいい・・・もの凄く気持ちいい・・・
・・・・どうしよう・・・勃ってきてしまった・・・
こんな、キスだけで反応するなんて一体俺の体はどうなってんだ。
いや、レナルドさんが巧すぎるんだ。
体が密着している状態、知られるのは絶対避けたい。
離れようと思うのに、膝が震えて力が入らない。
俺の反応に気づいたレナルドさんは嬉しそうに目を細めて更に口づけを深くしてきた。
ぐいと腰を押し付けられて、背中を意味深に撫でられて、熱が上がっていく。
マズイ・・・・!!
「んぅっ!」
・・・・・キスだけで、あろう事か俺はイってしまった。
「ふふ」
腰砕けになった俺を、軽々とお姫様抱っこし、レナルドさんは浴室で体を洗ってくれた。
クリーンで! クリーンで充分なのに!!
断ろうにも力が入らず、キスだけで達した羞恥に泣きたくなった。
レナルドさんはウキウキと喜んで着替えまでしてくれた。
「相性も非常に良いようですし、嬉しい限りです」
俺は全く嬉しくない。
消えてしまいたい。
ゾワゾワはなく、ただ、気持ちいいだけだった・・・・・・何てことだ。
「子供も一度で出来そうですね♪」
「え?」
「いえ。独り言です。魔力も増してきていて、嬉しいなと」
「・・・そうなの?」
初めて聞いた。
「ええ。大切に思ってくれているでしょう?
魔王様やオーランド達も。加護のおかげかわかりませんが皆、魔力が増してるんですよ」
そうなの?
皆とずっと一緒にいたいなと思ってるけど、それが何か影響したの?
皆、最近更に艶々というか、生き生きというか、調子いいんだなって感じがしてたけど、そういう事なの?
「このままいけば寿命が訪れる事はなさそうな気がする程です。」
「・・・そうなんだ・・・。」
左手の指先に口づけを落としてレナルドさんが嬉しそうに笑う。
だから様になりすぎて、洒落にならないんだってば。
クラクラするから止めて下さい。
せめてもう少し自粛してくれると助かります。
「じっくり愛を育んでいきましょうね」
やっぱり逃げ道はないようだ。
俺も逃げ道、探してない・・・ダメじゃん。
「・・・・・・・・お手柔らかにお願いします」
蕩けるような微笑みに赤面して顔を逸らせば、音を立て頬にキスされた。
いつも傍にいて、笑顔以外の色々な表情を見せてくれるのが当たり前な日々になって・・・それが嬉しく幸せだと感じるのは・・・多分、そういう事なんだろう。
認めたくないけれど、レナルドさんの事、恋愛相手として見始めてる。
全力投球のレナルドさんの愛情を受け止める自信は全くないけれど、ほんのちょっとずつなら・・・・
もしかしたら、いつか俺から誘ってしまう日が・・・きてしまうのかもしれない。
いやいや。そんな日は来ない・・・・流されるな、俺、しっかりするんだ。
神様、全く会えそうにないですが、俺は楽しく元気にやってます。
アンケートに答えて転生させられた時はどうなるかと思いましたが、ずっと一緒に過ごしていきたいと思える素晴らしい人達に出会えた事に感謝します。
52
お気に入りに追加
2,176
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた
マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【完結】だから俺は主人公じゃない!
美兎
BL
ある日通り魔に殺された岬りおが、次に目を覚ましたら別の世界の人間になっていた。
しかもそれは腐男子な自分が好きなキャラクターがいるゲームの世界!?
でも自分は名前も聞いた事もないモブキャラ。
そんなモブな自分に話しかけてきてくれた相手とは……。
主人公がいるはずなのに、攻略対象がことごとく自分に言い寄ってきて大混乱!
だから、…俺は主人公じゃないんだってば!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
僕のユニークスキルはお菓子を出すことです
野鳥
BL
魔法のある世界で、異世界転生した主人公の唯一使えるユニークスキルがお菓子を出すことだった。
あれ?これって材料費なしでお菓子屋さん出来るのでは??
お菓子無双を夢見る主人公です。
********
小説は読み専なので、思い立った時にしか書けないです。
基本全ての小説は不定期に書いておりますので、ご了承くださいませー。
ショートショートじゃ終わらないので短編に切り替えます……こんなはずじゃ…( `ᾥ´ )クッ
本編完結しました〜
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
BLゲームのモブに転生したので壁になろうと思います
雪
BL
前世の記憶を持ったまま異世界に転生!
しかも転生先が前世で死ぬ直前に買ったBLゲームの世界で....!?
モブだったので安心して壁になろうとしたのだが....?
ゆっくり更新です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ある国の皇太子と侯爵家令息の秘め事
きよひ
BL
皇太子×侯爵家令息。
幼い頃、仲良く遊び友情を確かめ合った二人。
成長して貴族の子女が通う学園で再会し、体の関係を持つようになった。
そんな二人のある日の秘め事。
前後編、4000字ほどで完結。
Rシーンは後編。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
弟勇者と保護した魔王に狙われているので家出します。
あじ/Jio
BL
父親に殴られた時、俺は前世を思い出した。
だが、前世を思い出したところで、俺が腹違いの弟を嫌うことに変わりはない。
よくある漫画や小説のように、断罪されるのを回避するために、弟と仲良くする気は毛頭なかった。
弟は600年の眠りから醒めた魔王を退治する英雄だ。
そして俺は、そんな弟に嫉妬して何かと邪魔をしようとするモブ悪役。
どうせ互いに相容れない存在だと、大嫌いな弟から離れて辺境の地で過ごしていた幼少期。
俺は眠りから醒めたばかりの魔王を見つけた。
そして時が過ぎた今、なぜか弟と魔王に執着されてケツ穴を狙われている。
◎1話完結型になります
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる