処刑ルートへ突き進め!【連載版-R18-】

ぴよ

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開始

新事実(**)

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一月半後、何とか普通に歩く事が出来るようになって学園へと戻った。

長かった・・・
本当にここまでが長かった・・・!

校舎に入り目にする光景に、以前と同じ生活に戻ったのだと実感する。
二度と戻れないと思っていたから感慨深い。
地獄の学園だと怯えていたけれど、ルートから外れた今はもう違う。
これからは学園生活を楽しみたい。
前世で叶わなかった学生生活を送り、卒業したい。
代償にユージーンに犯られるが、ギリギリ授業に出られる程度に抑えてもらえるようになったし、心配はあるけれど、今までのような恐怖や不安はない。

ユージーンはあのまま俺に城にいてほしそうで、学園に戻っても、寮の部屋で過ごしていればいいと、最後まで外に出したくなさそうだった。
そんな事したらずっとベッドの上だろ・・・あり得ねぇ。


でも、戻らない方がよかったのかも・・・・。
知らなくてもいい事を知ってしまった。


「え? キアンが何で学園にいるの!?
 地下牢で死にかけてるんじゃないの!?」
「え?」
言葉に驚いて振り返れば、呆然とした表情のランスがいた。
まさかと、信じられない思いで口を開く。
「ゲーム、知ってんの・・・?」
「え?・・・キアンって・・・もしかして、転生者?」
「・・・・・」
「・・・・・」

ランスもまさかの転生者だった。
しかも、ゲームの底までどっぷりハマってるガチなゲイプレーヤーだった。
大好きだった主人公に転生して、モテモテ、ウハウハな性生活を満喫しているそうだ。
今はギャレットとチェイスとのプレイを楽しんでいるらしい。
・・・ここにも変態がいたよ。
あの最低最悪なエロゲームが最高!とか、それだけで駄目じゃんか・・・
可愛い顔が、台無しだ。
ゲームは全て攻略したそうで、詳しい情報を教えてもらった。


妹よ・・・
お前の情報は甘かった。ヤンデレ大間違いだったぞ。 
他の攻略者達も色々と、本当に酷かったぞ。
こんな情報知ってたら俺が絶対プレイしないから、わざと教えなかったんじゃないだろうな・・・妹ならやる。

そして残念な事にキアンも変態だった。
全然まともじゃなかった。
処刑エンドはそういった要素が出てこなくて気づかなかった・・・。
ユージーンに心酔するストーカー? ユージーンの私物を使って自慰行為? ユージーンを無理矢理奪おうとする? この顔と、珍しい眼を使って男を誑し込む?
んな事誰がするか!! 気持ち悪い!!

髪も短いうえ、傷痕と眼を隠し、ユージーンに嫌われる事もなく、友人関係を築いて普通の行動をしている俺におかしいと思っていたようだ。
だからあんなに接触してきてたのか・・・

何?この傷痕ってそんなに重要視されるようなものだったの? こんなものが? 
幼い頃の、ユージーンの罪悪感煽る為? は?
これがあるから側近でずっといられた? はぁ??
ユージーンは何か嬉しそうに傷痕見ては、毎日キスしてくるぞ?
罪悪感どころか傷痕残した事に喜んでるみたいだぞ?


【攻略情報】

*ユージーン
 主人公に異常なまでに執着し、主人公以外に一切興味なしの鬼畜悪魔
 非常に重い愛は一方通行に等しく、愛のある監禁・束縛・嫉妬が凄い
 狂愛は凄まじく、主人公の為だけに世界がある
 主人公以外がどうなろうと関係ない
 身内でさえ容赦なく制裁を下す残酷さを持つ
 類い稀なる実力を持つ為、王でさえ遠慮し迂闊に口出しできない
 愛ゆえのサディスティックな凌辱は容赦なし、何でもありの絶倫王子
 ハッピー攻略者の中でジェイソンに並ぶ危険人物
 狙われたら最後、逃げる事は不可能

何てこった。突っ込みどころ満載で何から突っ込んでいいのかわからないが、俺の知るユージーン、こんなに酷い奴じゃないぞ。


*主人公ハッピーエンド
 サディスティックな凌辱と狂愛に喜びを感じ受け入れる

喜びなんて微塵も感じてねぇ。そもそも今の状態はハッピーなのか? 違うだろ。 
    
 
*主人公バッドエンド
 監禁され凌辱に耐えきれず狂ってしまうが死ぬことも許されず、永遠に監禁される

狂わなくて良かった・・・もしかして、これからなのか!? 
でも監禁から解放されたし・・・え?どっち? そもそも俺、主人公じゃないし。 
キアンのバッドも逸れたし・・・俺の立ち位置って一体どこなんだ!?


*キアンエンド2種(バッドのみ)
(1)斬首台にて処刑

これは、もう無くなった。と思う。完全に時期が過ぎてる。


(2)ユージーンに精神が崩壊するまで凄惨な凌辱を受けた後、地下牢で病死するまで王族達の慰み者として狂い過ごす。  
 第一王子の責め苦も凄まじく、王との複数プレイは見物
 最期は下水に打ち棄てられるが、死して尚、浮浪者達に・・・・

エグイ!! 酷過ぎる!!! 何だこれ!? あり得ねぇ!!!


凌辱内容はもう、絶句する程に苛酷で、恐ろしいまでに激しく惨憺たるものだった。
聞いただけでトラウマだ。
夢に魘されそうだ。
半年近い監禁で、そんな酷い事、一度だってされた事なくて本当によかったと心底安堵した。
酷い扱い受けてると思ってたけど、ランスからの話を聞いて、物凄く優しかったのだと知った。
あれ以上されたら、俺は死ぬ・・・
キアンの周り、悪魔だらけじゃねぇか。
俺、本当に大丈夫なのか? 凄く心配になってきた・・・。
でも、ルート外れたし・・・。

やっぱりあの時の衰弱は、病死へのフラグだった。
本来はもっと早い時期に地下牢へ落とされ、病を発症していたらしい。
地下牢が消えて呪縛が解けたという事か・・・ユージーン様様だ。


「ね、ね、巨大な男根の張り型挿れられたんでしょ?上腕くらいの太ーいやつ! もしかして腕も入れられた!?
 どんな感じだった!? 
 バイブ何本も同時に入れられた事あるんでしょ!? 凄いよね!!
 凌辱はされたんでしょ!? 詳しく教えてよ! 
 あそこに凄いピアスもしてるんでしょ!? 見せて!!」
矢継ぎ早に、目を輝かせながら迫られて後ずさる。
変態怖い!!! そんなモン挿れられてねぇ!! 
ピアスもしてねぇ!! 怖ぇよ!!! 恐過ぎるよ!!!
ユージーン、そんな酷い事、絶対しねぇよ!!!
恐怖に顔を引き攣らせる俺に、背後から救いの声がかけられ力が抜けた。
「殿下!」
助かったー!!
安堵した顔で歩み寄る俺に機嫌を直したのかユージーンは柔らかく微笑んだけど、瞳の奥は全く笑っていなかった・・・




校舎裏に連れ込まれ、下着を下ろされるのに、まさかと血の気が引く。
こんな場所で犯る気なのか!? 嘘だろ!?

「ちょ・・・ユージーンッ 待って・・・! やだっ!」
「私のそばから離れアレと話したのが悪い」
んな馬鹿な! 
誰とも話すなって!? 
「ユージーン! 止めろってば!」
抵抗するが、力の差は歴然で、両脚を抱え上げられ、後肛へいつの間にか用意されていた軟膏を塗られ憤りを突き立てられた。
「あぐっ!!・・・く・・・っう・・・ぅ・・・ぃ、痛・・・っ」
軽く慣らされたとはいえ、強張った身体への挿入はかなりキツい。
少しづつ外が暖かくなってきているとはいえ、まだ肌寒く、唯でさえ身体が萎縮しているというのに。
「う・・・っく・・・ぅっ」
ユージーンは立ったまま、俺の双尻と、縋り付いた腕だけで身体を支えている状態だ。
腕が双尻を掴み拡げ、奥まで捻じ込められてギチギチと狭い腸壁が男根を締めつける。
そのまま奥を抉られれば、感情を裏切り馴染んだ身体が勝手に反応してしまう。

「あ、ユ・・・ユージーンっ! 苦しっ! ま、待って・・・ぁあっ!ユージーンっ」
「そう、私だけを見ていればいい。誰も見るな。話しもするな。」
口腔内を貪られ、徐々に頭の奥が痺れていく。
人気がないとはいえ、いつ誰が通るかもわからない場所で抱かれ、喘いでる・・・

声が抑えられない。
ゴツゴツと弱い場所を責め立てられれば、甘い声を上げ何度も絶頂してしまう。
「キアン・・・」
「あっ、あっ、ゃぁあ・・・あっ また・・・ぁああっ!」

ユージーンは一向に突き上げを止めてくれようとはしない。
達したばかりの身体にその刺激は強烈で、意図しない涙が零れ落ちる度、舐めとられ、口づけられる。
その時、遠くから人の声が聞こえて、ビクリと身体が強張った。
「あ・・・ユージーン・・・っ 人が・・・っ!」
「声を抑えれば気づかれないよ」
「ぁ・・・無理・・・やめ・・・っ 抜いて・・・っ は、離れ・・・ あ、ぉねが・・・っ」
「駄目だよ、キアン」
徐々に近づいてくる声に、視線が彷徨って意識が散る俺を面白くなさそうに見て、続く行為の激しさを物語るかのように脚をしっかりと抱え込まれた。

「ーーーー!!!!!」
深部へ強引に捻じ込まれた男根に身体が引き攣った。
強烈な絶頂を絶え間なく与える激しい突き上げをされて、悲鳴に近い嬌声を上げガクガクと痙攣し続ける。
連続で絶頂させられ意識が混濁していく。

「嫌がるわりに、私の体にずっと潮を吹いて汚しているじゃない・・・
 勝手に出るくらい気持ちがいいのに、やめるの?
 それとも人に見せたいの? キアン?」
「ゃ・・・ゃああっ、あ、あ、声・・・見ら・・た・・くな・・・ぁ、あ」
「何?」
「ユ、ジーン・・・っ っねが・・・ ぉねがぃ・・・くち・・・ぁ・・・」
「いいよ」
漏れ出る声を唇で塞がれ揺すられる。
くぐもった声は全てユージーンに吸い込まれていった。

「----!!」
腸壁を擦り上げ、最奥へ強く放たれて、全身から力が抜け落ちた。

ユージーンの首に回していた腕はダラリと落ちて、繋がったそこだけが淫猥な音を立て続けた。
快楽に蕩けきった俺にユージーンは満足気な笑みを浮かべ、一層激しく最奥を突き上げて、幾度も精を注ぎ込んだ。

「私がキアンを他の奴に見せるわけないのに」
「・・・・ぁ・・・ぁ・・・酷・・・」
「キアンが悪いんだよ。部屋でゆっくり教えてあげる。
 明日は休みになりそうだね」
「・・・・っ」



学園に戻った途端にこんなのって・・・


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