百物語

マーベル4

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004.繰り返し

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僕はアルバイトをしていた。
はじめて1ヶ月たったときのこと
体調を崩してしまった。
回復していくのだけど完璧には全然治らなかった。
それと同時にもう一つ影ができていることに気がついた。
1日すぎるごとに形はしっかりしてきた。
それは女の人の影だと分かった。
でも怖くなった。体調も治らないし他の人に見られている
のではないかと思ってきてアルバイトはやめてあまり
外にもでることはなくなったその時
ちょうどその女性の体がしっかりみえた。
それは俺が殺した彼女だった。
ずっと殺した記憶するなかったが急に思い出した。
そしたらなにか言おうとしていた。
「私、裕也の事大好きなのよね」と言った。
それで僕の親友裕也が死んでいたのだ。
なんの形跡もなかったがそれを死んだ裕也が教えてくれた。
この話を今しているのは裕也の親友だと思っている?
いや、殺した彼女に殺された裕也だ。
だませれた人いる?
そんな人いないよね笑
でもたった今幽霊になった僕は親友を殺した。
こうして幽霊に殺された人たちはまた生きている人を
殺していきその繰り返したのだ。

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