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第3章
8話-1 ホテルの元パートの京香と二度目のデート
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京香から電話が来て「逢いたい」と。
セックスレスの人妻は性欲が強いのか、「もうかよ」と返事をした。
そしたら京香は「浮気しちゃうぞ!」と言ったので、「いつ?」と言うと、明日から三日間を言ったので明日逢う事にした。
二人とも酒が好きなので、飲みに行くことになった。
「その前に、少し散歩しようよ?最近、車での移動が多くなって運動不足だからさ」
「うん、いいね」
代々木公園まで行ってゆっくり歩きながら世間話をして。
歩く速さも丁度良く京香に合わせた。
彼女は私の腕に絡めて歩いて、「副長はお花に詳しいんだよね?」と。
「うん。部屋の中とバルコニーに沢山あるから」
「私の家だって幸福の木やポトスなんかもあるよ」
「男では珍しいってパートたちに言われるよ。事務所の中も殺風景だから、オリヅルランなんかドンドン成長しちゃうから持って行くと、事務員が欲しいって言うから上げているよ」
「相変わらずにやっているんだ?」
「あぁ」
「副長からもらったオリヅルランは元気で子供の株から孫の株まで増えて、土に付けているとドンドン増えるよね」
「そうなんだよ。あれはね」
「新しい葉っぱとか出て来るとかわいいなーって」
公園に咲いている花の説明をして、真凛や他の女性でも花の話しをしても興味が全くない人が多いのに、私の話しを「うんうん」と言って聞いてくれていた。
「副長は相変わらず、良く知ってるね!」と褒めてくれるから、会話も途切れる事無くスムーズに散歩は終了した。
行こうとしていた居酒屋がOPENする時間になったので早速飲みに行った。
「京香の事は前から知っているけど、知らない女性と会う時なんだけどさ」
「あのさ、副長はもしかしたら私以外でもセフレを作ろうと思っているの?」
「あのさ、俺の仕事は知ってるだろ?食材を営業するためのプレゼンを聞くのに初めて逢う女性の担当者の話しなんだけど」
「そう言う事ね」
「人間ってさ、隠れている物は絶対に美化して想像するだろ?」
「うん。確かに」
「だから、花粉症の時期なんかマスクを取って、『あ……っ!』となる事、けっこうあるんだよね」
「そういう事だったら私も良くあるよ」
つづく
セックスレスの人妻は性欲が強いのか、「もうかよ」と返事をした。
そしたら京香は「浮気しちゃうぞ!」と言ったので、「いつ?」と言うと、明日から三日間を言ったので明日逢う事にした。
二人とも酒が好きなので、飲みに行くことになった。
「その前に、少し散歩しようよ?最近、車での移動が多くなって運動不足だからさ」
「うん、いいね」
代々木公園まで行ってゆっくり歩きながら世間話をして。
歩く速さも丁度良く京香に合わせた。
彼女は私の腕に絡めて歩いて、「副長はお花に詳しいんだよね?」と。
「うん。部屋の中とバルコニーに沢山あるから」
「私の家だって幸福の木やポトスなんかもあるよ」
「男では珍しいってパートたちに言われるよ。事務所の中も殺風景だから、オリヅルランなんかドンドン成長しちゃうから持って行くと、事務員が欲しいって言うから上げているよ」
「相変わらずにやっているんだ?」
「あぁ」
「副長からもらったオリヅルランは元気で子供の株から孫の株まで増えて、土に付けているとドンドン増えるよね」
「そうなんだよ。あれはね」
「新しい葉っぱとか出て来るとかわいいなーって」
公園に咲いている花の説明をして、真凛や他の女性でも花の話しをしても興味が全くない人が多いのに、私の話しを「うんうん」と言って聞いてくれていた。
「副長は相変わらず、良く知ってるね!」と褒めてくれるから、会話も途切れる事無くスムーズに散歩は終了した。
行こうとしていた居酒屋がOPENする時間になったので早速飲みに行った。
「京香の事は前から知っているけど、知らない女性と会う時なんだけどさ」
「あのさ、副長はもしかしたら私以外でもセフレを作ろうと思っているの?」
「あのさ、俺の仕事は知ってるだろ?食材を営業するためのプレゼンを聞くのに初めて逢う女性の担当者の話しなんだけど」
「そう言う事ね」
「人間ってさ、隠れている物は絶対に美化して想像するだろ?」
「うん。確かに」
「だから、花粉症の時期なんかマスクを取って、『あ……っ!』となる事、けっこうあるんだよね」
「そういう事だったら私も良くあるよ」
つづく
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