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第2章
45話-1 結婚式場見学二回目と真凛のドレス試着で義母と一緒に付き添い
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今日は結婚式場見学二回目だった。
チャペルの前のスペースは狭いとの事で、ここで、ブーケトスをしたり、写真撮影をしたりするそうで、左側には大きな窓があるので、自然光で明るいとの事で雨天でも明るいとのことだ。
今日は曇りだったが、けっこう明るかったのが好印象との事だった。
バージンロードが大理石で、絨毯は敷かない、理由は絨毯とドレスの裾がこすれて、ドレスが重くなり、歩くのが大変になって花嫁が下を向いてしまうとのことだった。
ここは歩きやすいので、その分、トレーンの長いドレスを着られるとのこと。
外のガーデン挙式だと、天気が気になるが、ここはその心配なしとの事で、駅からもすごく近いし、雨に強い式場で雨女を自負している真凛と義母が言っていた。
ドレス試着もしていた。
ドレスはプラン外だったので、プラス三万か五万くらいのものがあって、プラン内だと「やっぱりちょっとなぁ?」と言う感じらしく、気に入ったドレスもあって、義母も絶賛していた。
※
真凛が着替えている間に義母が、「この間、真凛がミキトさんの容姿の事で失礼してすみませんでした」と言った。
「いつもの事ですから」と言って、微笑むとまた「すみません」と言ったが、あまりしつこく謝罪されると、逆に辛いものがあった。
美男美女の家系には理解できないブサメンの悲哀だが、私自身はそれほどブサメンだとは思ってなかった。
式場のスタッフが誰もいなくなった隙に私は「お義母さんが私の事を好いてくれているのですから、真凛にバカにされても痛くも痒くもないですよ」と強がりを言った。
義母は「今度はいつ抱いてくれるの?」と言ったので、「今は中々難しいです」と私。
義母は残念そうだった。
※
ドレスはそれなりに置いてあるが、サイズの関係で着られるものと着られないものがあるようだった。
こちらの式場は、小物(ネックレス、ティアラ、イヤリング、手袋、靴など)が無料レンタルとのことで真凛は喜んでいた。
手袋も様々な種類があるらしく、選ぶのが楽しみのようだった。
私たちは、挙式と食事会がやりたく、挙式に友達を呼んで、そのあと食事会にするとなると、食事会というよりも、披露宴になってしまうのが嫌だった。
小さな食事会がやりたかったのでレストラン挙式もいいのではないかと思い提案しようと思った。
しかし見積もりは、披露宴の見積もりを出されてしまった。
今回のところはプランナーが席を外すことが多く、その間に義母と真凛が相談できたようで良かったみたいだった。
そして、見積もりを出してもらっている間に真凛は決めていた。
つづく
チャペルの前のスペースは狭いとの事で、ここで、ブーケトスをしたり、写真撮影をしたりするそうで、左側には大きな窓があるので、自然光で明るいとの事で雨天でも明るいとのことだ。
今日は曇りだったが、けっこう明るかったのが好印象との事だった。
バージンロードが大理石で、絨毯は敷かない、理由は絨毯とドレスの裾がこすれて、ドレスが重くなり、歩くのが大変になって花嫁が下を向いてしまうとのことだった。
ここは歩きやすいので、その分、トレーンの長いドレスを着られるとのこと。
外のガーデン挙式だと、天気が気になるが、ここはその心配なしとの事で、駅からもすごく近いし、雨に強い式場で雨女を自負している真凛と義母が言っていた。
ドレス試着もしていた。
ドレスはプラン外だったので、プラス三万か五万くらいのものがあって、プラン内だと「やっぱりちょっとなぁ?」と言う感じらしく、気に入ったドレスもあって、義母も絶賛していた。
※
真凛が着替えている間に義母が、「この間、真凛がミキトさんの容姿の事で失礼してすみませんでした」と言った。
「いつもの事ですから」と言って、微笑むとまた「すみません」と言ったが、あまりしつこく謝罪されると、逆に辛いものがあった。
美男美女の家系には理解できないブサメンの悲哀だが、私自身はそれほどブサメンだとは思ってなかった。
式場のスタッフが誰もいなくなった隙に私は「お義母さんが私の事を好いてくれているのですから、真凛にバカにされても痛くも痒くもないですよ」と強がりを言った。
義母は「今度はいつ抱いてくれるの?」と言ったので、「今は中々難しいです」と私。
義母は残念そうだった。
※
ドレスはそれなりに置いてあるが、サイズの関係で着られるものと着られないものがあるようだった。
こちらの式場は、小物(ネックレス、ティアラ、イヤリング、手袋、靴など)が無料レンタルとのことで真凛は喜んでいた。
手袋も様々な種類があるらしく、選ぶのが楽しみのようだった。
私たちは、挙式と食事会がやりたく、挙式に友達を呼んで、そのあと食事会にするとなると、食事会というよりも、披露宴になってしまうのが嫌だった。
小さな食事会がやりたかったのでレストラン挙式もいいのではないかと思い提案しようと思った。
しかし見積もりは、披露宴の見積もりを出されてしまった。
今回のところはプランナーが席を外すことが多く、その間に義母と真凛が相談できたようで良かったみたいだった。
そして、見積もりを出してもらっている間に真凛は決めていた。
つづく
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