80 / 163
第2章
23話-2 真凛と私の家族に結婚の挨拶
しおりを挟む
両親と弟たちの態度がどんどん小さくなって、父が「二人は結婚するという話で良いですか?」と切り出した際に真凛は下を向いていたままだったので、私が「結婚するから連れて来たんだよ」と、ボソッと言った。
父は「許すも許さないもなく、こんな男と結婚してくれるのだから感謝していますよ。若い頃、ミキトは私の言う事を聞かずに勝手にやったので、これからも二人で決めて好きにやってください。私は真凛さんのような美人の女性が、長男のお嫁さんになってくれると言う事に対して大変に嬉しく思っています」
私は「じゃぁ、そういう事で!」と言って席を立とうとした。
母が慌てて、「折角、来たんだから、ゆっくりして行きなさいよ」と言った。
父「ミキトは私の育て方に不満を持っていたのは知っているけど、良かれと思ってやった事で、ミキトと真凛さんに子供ができて、自分の子供との関係が上手くいかない時があったら、私やお母さんの気持ちがわかると思いますから」と言った。
次弟が、急に「お姉さん!」と呼んだ。
真凛は返事を戸惑っていたので、私が突っつくと、慌てて真凛が「はい、何でしょう?」と言った。
次弟「お父様の会社に我が社を下請けとして入らせて頂くようお願いできないでしょうか?」と神妙な顔をして頼んだ。
真凛「はい、父に話しておきます」
次弟「宜しくお願いいたします」
あまりにもその時の雰囲気がどうしようもなくて、母が「ミキト、部屋に行ってもいいよ」と言ってくれたので私は出て行った。
その後は、しばらく両親と弟たちと真凛で話をして母が、「散らかしているけど、ミキトの部屋に行ってきたら?」と真凛に勧めたらしく私の部屋へ来た。
「……もう帰りたいの?」
「うん。帰りたい」
「帰ろう」と言ってくれたので帰る事にした。
帰る時に父が真凛に「これからは直接、私やお母さんに連絡して下さい。真凛さんの事も、ミキトの事も報告してくれたら安心できるから。ミキトは私たちに絶対に連絡をして来ないので」と言った。
真凛「是非、そうさせて頂きます」と答えていた。
滞在時間は一時間弱だった。
それでも私にしたら居た方だった。
駅に向かって歩いていたら、後ろから母が自転車で追いかけて来てお土産を渡すのを忘れたと言い、真凛に自宅の電話を聞いて帰って行った。
とりあえず、無事に挨拶は終わり、その足で叔母の公営アパートに行き挨拶をした。
叔父は仕事でいなかったのですが、叔母が子供と一緒に話を聞いてくれた。
子供も大きくなって、私の胡坐の中にお尻を入れてずっと話しを聞いていて、叔父と叔母に仲人をお願いした。
帰路で真凛が「叔母さん、美しい人ね」と言ったので、私は「小さい時から可愛がってくれて、憧れの人だよ」と言った。
つづく
父は「許すも許さないもなく、こんな男と結婚してくれるのだから感謝していますよ。若い頃、ミキトは私の言う事を聞かずに勝手にやったので、これからも二人で決めて好きにやってください。私は真凛さんのような美人の女性が、長男のお嫁さんになってくれると言う事に対して大変に嬉しく思っています」
私は「じゃぁ、そういう事で!」と言って席を立とうとした。
母が慌てて、「折角、来たんだから、ゆっくりして行きなさいよ」と言った。
父「ミキトは私の育て方に不満を持っていたのは知っているけど、良かれと思ってやった事で、ミキトと真凛さんに子供ができて、自分の子供との関係が上手くいかない時があったら、私やお母さんの気持ちがわかると思いますから」と言った。
次弟が、急に「お姉さん!」と呼んだ。
真凛は返事を戸惑っていたので、私が突っつくと、慌てて真凛が「はい、何でしょう?」と言った。
次弟「お父様の会社に我が社を下請けとして入らせて頂くようお願いできないでしょうか?」と神妙な顔をして頼んだ。
真凛「はい、父に話しておきます」
次弟「宜しくお願いいたします」
あまりにもその時の雰囲気がどうしようもなくて、母が「ミキト、部屋に行ってもいいよ」と言ってくれたので私は出て行った。
その後は、しばらく両親と弟たちと真凛で話をして母が、「散らかしているけど、ミキトの部屋に行ってきたら?」と真凛に勧めたらしく私の部屋へ来た。
「……もう帰りたいの?」
「うん。帰りたい」
「帰ろう」と言ってくれたので帰る事にした。
帰る時に父が真凛に「これからは直接、私やお母さんに連絡して下さい。真凛さんの事も、ミキトの事も報告してくれたら安心できるから。ミキトは私たちに絶対に連絡をして来ないので」と言った。
真凛「是非、そうさせて頂きます」と答えていた。
滞在時間は一時間弱だった。
それでも私にしたら居た方だった。
駅に向かって歩いていたら、後ろから母が自転車で追いかけて来てお土産を渡すのを忘れたと言い、真凛に自宅の電話を聞いて帰って行った。
とりあえず、無事に挨拶は終わり、その足で叔母の公営アパートに行き挨拶をした。
叔父は仕事でいなかったのですが、叔母が子供と一緒に話を聞いてくれた。
子供も大きくなって、私の胡坐の中にお尻を入れてずっと話しを聞いていて、叔父と叔母に仲人をお願いした。
帰路で真凛が「叔母さん、美しい人ね」と言ったので、私は「小さい時から可愛がってくれて、憧れの人だよ」と言った。
つづく
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
彼女の浮気相手からNTRビデオレターが送られてきたから全力で反撃しますが、今さら許してくれと言われてももう遅い
うぱー
恋愛
彼女の浮気相手からハメ撮りを送られてきたことにより、浮気されていた事実を知る。
浮気相手はサークルの女性にモテまくりの先輩だった。
裏切られていた悲しみと憎しみを糧に社会的制裁を徹底的に加えて復讐することを誓う。
■一行あらすじ
浮気相手と彼女を地獄に落とすために頑張る話です(●´艸`)ィヒヒ
大好きな彼女を学校一のイケメンに寝取られた。そしたら陰キャの僕が突然モテ始めた件について
ねんごろ
恋愛
僕の大好きな彼女が寝取られた。学校一のイケメンに……
しかし、それはまだ始まりに過ぎなかったのだ。
NTRは始まりでしか、なかったのだ……
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる