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第2章

14話-3 タイゾーの嫁に呼ばれて

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「本当だよね。実はさ、若い頃、けっこうギャル系の服が好きで四十歳までショーパン・ニーハイの毛を盛り盛りしていたんだけど、とうとうタイゾーから、『足を出すのは頼むからやめてほしい』と懇願されてさ、泣く泣くショーパンを封印した経験があるんだ」

「もし、俺でも自分の嫁さんがそうだったら、頼むと思うよ。四十で太腿を出すのは、イタイなーと思うし、まだ独身とかバツだったら仕方ないと思うけど、自分の嫁さん、だったら余計にさ!」

「まぁでも、それからはイタイ女にはなりたくないので、タイゾーに頼んでいる。イタイな、と思ったら言って。まだ、それイタイよ。と言われたことはないけどね」

「あのさ、タイゾーは優しいから言わないから自分でそのぐらい考えろよ」

「そうなんだよね。でもタイゾーに若い姿を見せたいじゃん?」

「でもやり過ぎでイタイのは頂けないぞ!」
 
「そうだよね」

「だったら俺が言ってやるから、『ブーちゃん、その格好はイタイぞ!』って」

「そうして!イタイ女にはなりたくないからさ」

「そうだよな」

「ミキト、ちょっと悪いんだけど」

「なんだよ?」

「背中を掻いてくれよ」

「うん、いいよ。どれ!」

「そのブラの紐の下辺りなんだけど」

「ブラがキツクテ指を入れられないよ」

「だったら取るから」

「ここか?」

「いや、もっと上」

「どこだか分からないよ」

「じゃぁ、シャツ脱ぐから」

「ブラの線が艶めかしいよ。ちょっと後ろから揉んでいいか?」

「タイゾーには内緒だぞ!」

「うん」と言って巨乳を後ろから揉んでいると、乳首が硬くなってきたので指で摘まむと。

「あぁ~ん」

「可愛い呻き声なんか出すなよ」

「だって感じるような触り方をするからだよ」

「昔から触ってみたかったのは本当の所だったからさ」

「ミキト、誰もいないから抱いてくれよ」

「それは幾ら何でもダメだろうよ」

「大丈夫だよ。言わなきゃ分からないから」

「お前らレスなのか?」

「そうなんだよ。実を言うと前からミキトに抱かれたかったんだよ」

「それだけはダメだよ」

「大丈夫だよ。墓場まで持って行くから、ミキトが床上手でアソコも大きいのは知っているからさ!」

「誰から聞いたんだよ」

「タイゾーが言っていたからさ。だから抱いてくれよ」

「ダメだよ」

「こんな押し問答をしていたら、濡れて来たからさ」

「そんなの分かるのかよ」

「このまま帰られたらアタシ……」

「自分でやって寝ろよ!では閣下!捕虜一号帰還致します!」

「仕方ない。今晩は許して上げるよ。おやすみ~!今日はありがとうね!この事はタイゾーには内緒にしてよ」

「当たり前だろ!おやすみ~!」と言ってやっと解放された。

つづく
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