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第2章

6話-2 私は友人が少なく親友は三人だけ

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そんなタイゾーとは、定期的に飲んだりしているが、彼が結婚した辺りから、めっきり「健康」についての会話が増えた。
 
年上の奥さんであるブーちゃんと結婚して彼女の影響が強かったからだ。
 
特に彼の奥さんは子持ちのシングルマザーだったが、大恋愛の末に結婚した。

タイゾーより一回り歳上だった。
 
そして私にアンチエイジングをやらせたのも彼女の影響だ。
 
彼女は、昔からそういう類が好きらしくて、それを私とかタイゾーの友達、それも男たちに勧めるから質が悪かった。
 
その話しをブーちゃんが私にしていても、タイゾーは性格が良いのでニコニコしながら聞いているだけだった。
 
私の腹が多少出始めた時に、キュウリを十本も渡されて、「毎食の前に一本食べろ」と言われた。

話し言葉もまるで私たち男と同じ話し方だったが、全くと言って違和感がなかった。

一ヶ月ほど実行したが、一向に痩せなかった。
 
それを言うと、「一年は続けないと」と言うから困ったものだった。
 
そんなブーちゃんは、「これ!」と言って様々なことを私にさせるので、沢山やる事が増えて大変だった。
 
これもタイゾーとブーちゃんとの親交の大切な潤滑油だと思って、私も続けられる事は素直に続けていて、今でもやっている事が多い。
 
・朝起きたら歯を磨いた後に常温の水を二百ミリリットルだけで良いので絶対に一杯飲む。
 
・水は常温で一日二リットルを飲む。
 
・一日七千歩を歩き、それ以上は歩かなくても良い。
 
・肉は赤身を食べる。(もともと、牛肉は食べないので豚と鶏ばかり)
 
・野菜は温野菜で一日三百五十グラム以上食べる。
 
・青魚を食べる。
 
・毎食、豆腐や納豆などの大豆製品を食べる。
 
・夜は炭水化物抜き。(これは守っていない)
 
・毎日の筋トレ&ストレッチ。
 
・塩風呂の湯船に浸かる(夏も・これはボイラーが壊れるのでやっていないけど普通の湯には浸かっている)。
 
けっこう長年続けているものもある。
 
たまにサボるけど基本やっている。
 
何故かと言うと、ブーちゃんからチェックノートを渡されているので、タイゾーの家に行った時は持っていて赤丸を付けてもらうからだ。
 
代謝も良くて、ちなみに寝る時は冬でもパンツ一丁か全裸で寝ている。

つづく
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