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第二章

第44-1話  障害者専門の出張部隊を立ち上げ風俗嬢育成

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 風俗店の支配人がまた店の売り上げを誤魔化して使い込んでいた事が発覚して、首になった事で社長から龍児が風俗店の店長に抜擢された。

 龍児は風俗店では経営には一切、タッチしていなくて全ての仕事が下働きの清掃業務だった事でノウハウを学ぼうと社長に相談すると、彼は今まで支配人に全てを任せてきたことで風俗店の事は全く分からないと、無責任な事を言っていた。そこで龍児は風俗店の店長になった事で、今度は姉の美奈子に風俗店のノウハウや経営を学んだ。

 姉の美奈子は様々な細かい事まで龍児に教えた。この時の龍児は姉が先生で彼が生徒というような感じだったが、一年、二年、三年とやっていく内に様々な方面で独自のスタイルを築いていった。

 まず手始めに姉を身体障害者専門の風俗嬢の指導係にして、ある程度年齢を重ねてから風俗嬢に志望したお姉さん方を指導してもらった。

 この身体障害者の風俗は以前にこの店にそのような人が来た時に入店してもらい姉に対応してもらった経験から、身体障害者でもムフフがしたいと思ったからだ。

 その後、日本国内の障害者の人口を調査した。日本国民の約六・七パーセントがなんらかの障害を有している事が分かった。

 障害者を三つの障害に大別すると、
 ・身体障害者…約三百九十四万人 〇
 ・知的障害者―約七十四万人 ×
 ・精神障害者―約三百九十二万人 ×

 龍児はこの中の知的障害者と精神障害者は、何かと問題が起きると思ったので除外し、身体障害者のみのサービスを考えた。障害者の客に店に来てもらうのではなく、こちらから風俗嬢が出張するスタイルのノウハウを確立した。

 若いお姉さん方には店で勤務させ、いわゆる熟女は全員、出張部隊として姉にサービス方法を考えてもらって指導してもらった。この事で姉は会社の正社員として迎え入れて、実際に客を取らなくても今までと同様の給料の倍を保証した。姉も実際に客を取る事に疲れていた事で龍児が彼女の体と精神的な事を考えた仕事でもあった。

 つづく
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