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第十七話 神眼が招いた悲劇
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暖かいお茶を用意してリビングに戻ると落ち着いたのか、顔を上げたミルルさんがゆっくりと頭を下げた。
「お仕事中に、突然すみませんでした……」
「いえ、構いませんよ。それよりさっき言っていたのは……」
カップを二人の前に置きながら席に着く。
「本当の事よ……フィンギーが死んだの」
「だって、勇者って強いんでしょう? 一体何が……」
僕が此処に来たばかりの時は完全におんぶに抱っこだった。足手まといでしかない僕の様子を確認しながらでもでかいモンスターを一方的に斬り倒していたあのフィンギーさんが、何故……。
「庇った、と伺いましたけどそれ程の強敵が?」
「『エルダーリッチー』という……アンデッド系最上位種が発見されました」
「単体で戦う相手としてはこれ程最悪なモンスターは居ないって言われるくらいの強敵ね……それがカタコンベで見つかった未踏破区域で発見されたの」
僕が転移してきたザルクヘイム大迷宮郡下層迷宮カタコンベ。其処は様々なモンスターが蔓延る魔宮だ。ゴブリン、オークといった亜人系モンスターは勿論、カタコンベの名の通り、アンデッド系のモンスターも多く確認されている。
そのアンデッドの最上位種がエルダーリッチ―だ。全盛期のシエルの足元にも及ぶという力を持つそれは、シエルが進化していく先で成る予定のモンスターだった。
「ナナヲ様は……覚えていますか?」
「というと?」
「光る道、です」
「!」
カタコンベを脱出する際、僕が気になった道だ。あの時は僕という大荷物があったので調べる余裕もなかったが、そもそもフィンギーさんは道なんか見当たらないと言っていた。眩く光る壁と、その光の中の切れ目。あれを見逃すのは流石にどういう事かと思っていたが今の僕には一つ、思い当たる節があった。
「やっぱり……皆さんには見えてなかったんですね?」
「そうよ。直に触れるまでは認識すら出来なかった。あの場所を通りかかった時にナナヲの言っていたことをフィンギーが思い出したの。それで壁に触れた途端に凄く光り出して……」
「認識出来た、と」
「はい……それで、中へ進むとエルダーリッチ―が居ました」
其処からは大慌てで引き返したのだそうだ。それから探索者を集めてエルダーリッチ―討伐戦が始まった。
エルダーリッチ―が最悪のモンスターと言われる所以は単体で100を超えるアンデッドの召喚が可能なところにある。そんなモンスターを放置すれば何が起きるかは考えるまでもない。
急遽行われた討伐戦ではあるが作戦指揮者が勇者であるフィンギーさんということもあってかなりの数の探索者が集まったそうだ。エルダーリッチ―が潜む未踏破区域も大広間ということで大規模な戦闘が繰り広げられた。
エルダーリッチ―の召喚するアンデッドはどれもアーク級の強力な個体ばかりだったが、歴戦の探索者達が組めば敵にもならなかった。フィンギーさんの適確な指示もあって当初は善戦だった。
が、戦っている内にある異常に気付いた。
エルダーリッチーの魔力が尽きない。
無尽蔵の魔力が召喚するアンデッド。疲弊する探索者達。判断の早いフィンギーさんの撤退指示が飛ぶよりも早く死傷者が出始めた。と、此処でエルダーリッチーが動き始めた。まるでこの戦いの終止符を打つかのようなタイミング。当然、その相手をしたのはフィンギーさんだ。
単独でのやり合いが始まれば指揮系統も混乱し始めた。ミルルさんとエレーナさんはフィンギーさんの援護をしつつ、撤退の指示も出さなくてはならない。それが決定打となってしまった。
逃げ遅れた2人をフィンギーさんが庇い、大怪我を負ってしまったのだ。
それでも二人は援護を続けつつ3人で撤退しようとしていたが、エルダーリッチーがそれを見逃すはずもなく……フィンギーさんは最期まで2人を庇って戦い、未踏破区域に残ったのだという。
「最後に振り返った時……エルダーリッチ―の放った電撃がフィンギー様を、飲み込んでいました」
「あれを食らって生き残ってるとは、私には思えない……仮に運良く脱出出来たとしても、長くないわ」
「そうですか……そんな事が……」
全て聞き終えた時、管理小屋の扉が開いてシエルが帰ってきた。
「おかえり。大丈夫だった?」
『うん、問題ないよ』
「そっか。ありがとう。……あぁ、紹介が遅れた。此方はミルルさんとエレーナさん。当代の勇者のパーティーメンバーだよ」
シエルが二人を光の無い眼で眺め、ぺこりとお辞儀をした。
「ミルルさん、エレーナさん。此方は僕のテイムモンスターのシエル。墓守の仕事を手伝ってもらってるんだ」
「テイムモンスターなのに……拘束具もないのですか?」
「必要ないよ。シエルは絶対に暴れたりしないから」
個人的にはモンスター扱いも本当はしたくない。だってシエルは歴とした人間だから。
「それで話が逸れたけれど……フィンギーさんが亡くなって、それで僕の所に来た理由は?」
あの道を見つけたのは僕だ。それはフィンギーさんを始め、多くの探索者が亡くなる切っ掛けを作った事と同義だ。それに対する罵倒、誹り……罰を受けろと言われるかもしれないと、二人の話を聞きながら考えていた。
「……撤退してから暫くして、あの道を見つけたナナヲ様の事を思い出しました」
「どうしてるんだろう、ってね。それから、どうやってあの道を見つけたんだろう、って二人で考えてたの」
「それで……ナナヲ様が異界人であること……戦闘スキルがなかったこと……なのに、一度もモンスターからの攻撃を受けることがありませんでした。『視る』という行為だけは私達よりも優れていたことから、何らかのスキルが発現しているのではと考えました」
それは正解だ。いつの間にか……いや、恐らく転移した時点で備わっていた《神眼”鑑定(リアリゼーション)”》だけが、あの隠された道を見抜いた。
「神眼ってのスキルがあるみたいなんだ。注視した物の本質を見抜くスキルだよ」
「やっぱり……じゃあ、此処に来たことは正解だったって訳ね」
「……」
ジッと僕を見るエレーナさん。思わず目を逸らしてしまうのは罪悪感からだ。やっぱり、という言葉が心に突き刺さる。
「僕がこんな眼を持ってしまったばっかりに、本当に……ごめん」
「ナナヲ様は、勘違いされています」
「えっ?」
ミルルさんの言葉に顔を上げた。其処には慈愛の笑みを浮かべたミルルさんが僕を見つめていた。
「ナナヲ様は悪くありません。戦いに死という結果が出るのは、どんな状況でもあり得ることです。それを受け入れ、寄り添えるようになるべきであって、死という結果を他人の所為にするのは間違っています」
「まぁ、全部が全部って訳じゃないけどね。でも私もミルルも、ナナヲを恨んだことなんてないよ。私達が此処に来たのは、その眼があればあのクソリッチーの秘密を暴けるんじゃないかって理由よ」
「リッチーの秘密……あっ」
無尽蔵の魔力。それが原因で勝てる戦いがひっくり返されてしまった。
「本質を見抜くなんて最強じゃない? あ、やだ、私の事見つめちゃ嫌よ?」
「意識して見なければ大丈夫だよ。じゃあ、もう一度エルダーリッチ―討伐戦をするんだね?」
「そうなのですが……今回は厳しいと思います」
「というと?」
「人が集まらないのよ。前回の敗戦の所為でね」
あぁ……その惨状を目の当たりにしておきながら、じゃあ2回戦行ってみようとは中々ならないだろう。いざとなれば逃げてしまえば自身の安全は確保出来るのだし。
「……お手伝いしたのは山々なんですけど、僕も墓守協会と雇用契約してる身なので、職務放棄していい状況ではなくて……」
「其処のシエルに任せられないの?」
「難しいですね……実は僕の担当してる墓地の地下にダンジョン出来ちゃってるんですよねー……」
「えぇ……うっわー、やばくない? それ……」
「やばいんですよ……ただでさえ二足の草鞋状態でして……」
フィンギーさんの敵討ちだ。参加したくないなんて感情は一切無い。ミルルさんはああ言ってくれたけれど、罪悪感はやっぱり残る。でも僕が見つけなかったとしても誰かが見つけたかもしれない。そうなれば、死者が出てしまうかもしれない。そうなれば、事はどんどん大きくなってしまうだろう。
だからエルダーリッチーは絶対に倒さなくてはならない。
なのに、僕は動けない。
「すみません……僕の一存では決められません」
「そう、ですよね……」
「仕方ないわよね。仕事だもの」
罵られるかもしれないと思ったが、納得してもらえた。だがその言葉とは裏腹に二人の表情は暗い。僕なら何とかしてくれると思ってくれていたのだろう。その気持ちを無下にして断った僕は、申し訳なさで暗かった。
2人は一時的に取った宿に戻るとだけ言い残し、帰っていった。人数が半分になった室内を沈黙が支配する。
シエルは何も言わず、僕はテーブルに突っ伏してジッと木目を見つめていた。
「お仕事中に、突然すみませんでした……」
「いえ、構いませんよ。それよりさっき言っていたのは……」
カップを二人の前に置きながら席に着く。
「本当の事よ……フィンギーが死んだの」
「だって、勇者って強いんでしょう? 一体何が……」
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「庇った、と伺いましたけどそれ程の強敵が?」
「『エルダーリッチー』という……アンデッド系最上位種が発見されました」
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そのアンデッドの最上位種がエルダーリッチ―だ。全盛期のシエルの足元にも及ぶという力を持つそれは、シエルが進化していく先で成る予定のモンスターだった。
「ナナヲ様は……覚えていますか?」
「というと?」
「光る道、です」
「!」
カタコンベを脱出する際、僕が気になった道だ。あの時は僕という大荷物があったので調べる余裕もなかったが、そもそもフィンギーさんは道なんか見当たらないと言っていた。眩く光る壁と、その光の中の切れ目。あれを見逃すのは流石にどういう事かと思っていたが今の僕には一つ、思い当たる節があった。
「やっぱり……皆さんには見えてなかったんですね?」
「そうよ。直に触れるまでは認識すら出来なかった。あの場所を通りかかった時にナナヲの言っていたことをフィンギーが思い出したの。それで壁に触れた途端に凄く光り出して……」
「認識出来た、と」
「はい……それで、中へ進むとエルダーリッチ―が居ました」
其処からは大慌てで引き返したのだそうだ。それから探索者を集めてエルダーリッチ―討伐戦が始まった。
エルダーリッチ―が最悪のモンスターと言われる所以は単体で100を超えるアンデッドの召喚が可能なところにある。そんなモンスターを放置すれば何が起きるかは考えるまでもない。
急遽行われた討伐戦ではあるが作戦指揮者が勇者であるフィンギーさんということもあってかなりの数の探索者が集まったそうだ。エルダーリッチ―が潜む未踏破区域も大広間ということで大規模な戦闘が繰り広げられた。
エルダーリッチ―の召喚するアンデッドはどれもアーク級の強力な個体ばかりだったが、歴戦の探索者達が組めば敵にもならなかった。フィンギーさんの適確な指示もあって当初は善戦だった。
が、戦っている内にある異常に気付いた。
エルダーリッチーの魔力が尽きない。
無尽蔵の魔力が召喚するアンデッド。疲弊する探索者達。判断の早いフィンギーさんの撤退指示が飛ぶよりも早く死傷者が出始めた。と、此処でエルダーリッチーが動き始めた。まるでこの戦いの終止符を打つかのようなタイミング。当然、その相手をしたのはフィンギーさんだ。
単独でのやり合いが始まれば指揮系統も混乱し始めた。ミルルさんとエレーナさんはフィンギーさんの援護をしつつ、撤退の指示も出さなくてはならない。それが決定打となってしまった。
逃げ遅れた2人をフィンギーさんが庇い、大怪我を負ってしまったのだ。
それでも二人は援護を続けつつ3人で撤退しようとしていたが、エルダーリッチーがそれを見逃すはずもなく……フィンギーさんは最期まで2人を庇って戦い、未踏破区域に残ったのだという。
「最後に振り返った時……エルダーリッチ―の放った電撃がフィンギー様を、飲み込んでいました」
「あれを食らって生き残ってるとは、私には思えない……仮に運良く脱出出来たとしても、長くないわ」
「そうですか……そんな事が……」
全て聞き終えた時、管理小屋の扉が開いてシエルが帰ってきた。
「おかえり。大丈夫だった?」
『うん、問題ないよ』
「そっか。ありがとう。……あぁ、紹介が遅れた。此方はミルルさんとエレーナさん。当代の勇者のパーティーメンバーだよ」
シエルが二人を光の無い眼で眺め、ぺこりとお辞儀をした。
「ミルルさん、エレーナさん。此方は僕のテイムモンスターのシエル。墓守の仕事を手伝ってもらってるんだ」
「テイムモンスターなのに……拘束具もないのですか?」
「必要ないよ。シエルは絶対に暴れたりしないから」
個人的にはモンスター扱いも本当はしたくない。だってシエルは歴とした人間だから。
「それで話が逸れたけれど……フィンギーさんが亡くなって、それで僕の所に来た理由は?」
あの道を見つけたのは僕だ。それはフィンギーさんを始め、多くの探索者が亡くなる切っ掛けを作った事と同義だ。それに対する罵倒、誹り……罰を受けろと言われるかもしれないと、二人の話を聞きながら考えていた。
「……撤退してから暫くして、あの道を見つけたナナヲ様の事を思い出しました」
「どうしてるんだろう、ってね。それから、どうやってあの道を見つけたんだろう、って二人で考えてたの」
「それで……ナナヲ様が異界人であること……戦闘スキルがなかったこと……なのに、一度もモンスターからの攻撃を受けることがありませんでした。『視る』という行為だけは私達よりも優れていたことから、何らかのスキルが発現しているのではと考えました」
それは正解だ。いつの間にか……いや、恐らく転移した時点で備わっていた《神眼”鑑定(リアリゼーション)”》だけが、あの隠された道を見抜いた。
「神眼ってのスキルがあるみたいなんだ。注視した物の本質を見抜くスキルだよ」
「やっぱり……じゃあ、此処に来たことは正解だったって訳ね」
「……」
ジッと僕を見るエレーナさん。思わず目を逸らしてしまうのは罪悪感からだ。やっぱり、という言葉が心に突き刺さる。
「僕がこんな眼を持ってしまったばっかりに、本当に……ごめん」
「ナナヲ様は、勘違いされています」
「えっ?」
ミルルさんの言葉に顔を上げた。其処には慈愛の笑みを浮かべたミルルさんが僕を見つめていた。
「ナナヲ様は悪くありません。戦いに死という結果が出るのは、どんな状況でもあり得ることです。それを受け入れ、寄り添えるようになるべきであって、死という結果を他人の所為にするのは間違っています」
「まぁ、全部が全部って訳じゃないけどね。でも私もミルルも、ナナヲを恨んだことなんてないよ。私達が此処に来たのは、その眼があればあのクソリッチーの秘密を暴けるんじゃないかって理由よ」
「リッチーの秘密……あっ」
無尽蔵の魔力。それが原因で勝てる戦いがひっくり返されてしまった。
「本質を見抜くなんて最強じゃない? あ、やだ、私の事見つめちゃ嫌よ?」
「意識して見なければ大丈夫だよ。じゃあ、もう一度エルダーリッチ―討伐戦をするんだね?」
「そうなのですが……今回は厳しいと思います」
「というと?」
「人が集まらないのよ。前回の敗戦の所為でね」
あぁ……その惨状を目の当たりにしておきながら、じゃあ2回戦行ってみようとは中々ならないだろう。いざとなれば逃げてしまえば自身の安全は確保出来るのだし。
「……お手伝いしたのは山々なんですけど、僕も墓守協会と雇用契約してる身なので、職務放棄していい状況ではなくて……」
「其処のシエルに任せられないの?」
「難しいですね……実は僕の担当してる墓地の地下にダンジョン出来ちゃってるんですよねー……」
「えぇ……うっわー、やばくない? それ……」
「やばいんですよ……ただでさえ二足の草鞋状態でして……」
フィンギーさんの敵討ちだ。参加したくないなんて感情は一切無い。ミルルさんはああ言ってくれたけれど、罪悪感はやっぱり残る。でも僕が見つけなかったとしても誰かが見つけたかもしれない。そうなれば、死者が出てしまうかもしれない。そうなれば、事はどんどん大きくなってしまうだろう。
だからエルダーリッチーは絶対に倒さなくてはならない。
なのに、僕は動けない。
「すみません……僕の一存では決められません」
「そう、ですよね……」
「仕方ないわよね。仕事だもの」
罵られるかもしれないと思ったが、納得してもらえた。だがその言葉とは裏腹に二人の表情は暗い。僕なら何とかしてくれると思ってくれていたのだろう。その気持ちを無下にして断った僕は、申し訳なさで暗かった。
2人は一時的に取った宿に戻るとだけ言い残し、帰っていった。人数が半分になった室内を沈黙が支配する。
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