特殊スキル《錬装》に目覚めた俺は無敵の装備を作り、全てのダンジョンを制覇したい

紙風船

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山岳都市ケインゴルスク篇

第四十六話 ドラゴンとの出会い

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 『昏き地底湖』というダンジョンは町の一角から入れるダンジョンだ。小屋のような場所から続く下り階段をずっと下りていくと、やがて階段はでこぼことした岩となる。階段状に削り出されたそれを更に下り、漸く道が平坦になる頃には、辺りは鍾乳洞となっていた。

 断続的に響く水滴音は妙な緊張感を持たせてくれる。それ以外の音がないというのも拍車をかけてくれる。

 乳白色のつららのような岩を見上げながら歩く。この石は時間を掛けて天井から伸びてくるらしい。きっと途方もない時間を掛けて伸びてきたのだろう。まぁ此処はダンジョンなのでこういう形状で生成されているだけで、実際の物とは違うと思うけど。いつかラビュリアを全部見て回ったら、外の世界に行って本物の洞窟に入ってみたいもんだ。

 と、観光気分で歩いていいのはどうやら此処までらしい。

「モンスターだな」

 ペタ、ペタという裸足の足音。それが複数。冒険者ならまずこんな場所で靴は脱がないだろう。

「グァ、グァ」

 人間程の背丈。手には石槍。足音通りの裸足の姿のまま、服も着ずに現れたのは半水棲モンスターのサハギンだった。

「グェエ!」

 人っぽい形状に押し固めたような魚の顔で俺達を見たサハギンが、首を絞められたような声で叫ぶ。その声に反応したのか、其奴の後ろからわらわらと、足音の主である魚群がやってきた。

「狭いな。どう戦うべきか」
「さっき通ってきたところが少し広かったし、其処まで退こう」

 この通路で戦うのは少し不利だと判断した俺とヴィンセントは踵を返す。が、それに反して一歩前に出たのはチトセさんだった。

「チトセさ、ちょ!」

 一歩踏み出た後は目にも止まらない速さで魚群に突っ込んでいった。止める間もなかった。単騎で突っ込んだチトセさんは赫炎を灯した幻陽と裂甲で魚たちをどんどん切り裂いていく。

 周囲にサハギンの青っぽい血を撒き散らし、斬り飛ばされた腕や足、胴体が散乱していく様は凄惨の一言に尽きた。

 やがて数分もしない内に立っているのはチトセさんだけとなった。飛び散った肉は塵となって消え、壁や床に撒かれた血は白い煙を上げて蒸発していく。返り血だらけのチトセさんは蒸発の煙を漂わせながら鞘に幻陽を仕舞い、此方へ戻ってきた。

「あー……スッキリした!」
「チトセさんだけ狡いですよ!」
「ごめんごめん!」

 チトセさんがサハギンに負けるとは思っていなかった。ビックリはしたが。だが単騎で突っ込んだ時点でそれが憂さ晴らしなのはすぐに理解出来たから心配は一切していなかった。俺だって魚を木でぐちゃぐちゃにしてやりたかった。それくらい、俺達は腹を立てているのだ。

「次の群れは俺が行こう」
「いいや俺が行くね。魔剣の錆にしてくれる」
「順番ね、順番」

 初心者向けのダンジョンだから出来ることだろうなと思う。上級者向けで俺が俺がなんてやってたら即死である。

 そうして順番に憂さ晴らしをして、全員が落ち着きを見せたところで視界が開けた。壁の中の魔鉱石がぼんやりと光っているお陰で反射した湖面が見えた。地底湖である。

「さて、と……どうしたものかな」
「此処が行き止まりなんですかね?」
「『折り返しの道』のように道があれば分かりやすいんだがな……こうも拓けているとな」

 地底湖の淵は歩く場所が続いているが、その先がどうなってるのかは此処からじゃ分からない。

 と、暫く風景を眺めていると地底湖の表面にさざ波が立ち始めた。地底湖というからには当然此処は地底で、風なんて吹くはずもない。

 であればその波立たせている原因は、考えるまでもない。

「何が出てくる?」
「分からん。とりあえず警戒はするべきだが……」

 各々武器を手に湖面を睨み続ける。波打つ表面はやがてゆっくりと気泡を増やしていき、盛り上がり、弾けるように湖の中から首の長いモンスターが現れた。

「で、でかい……」
「あれは倒しちゃ駄目なやつだね」
「てことは、あれが竜……」

 長い首をゆらりと動かし、俺達を睥睨する視線に敵意は感じられなかった。青い鱗が煌めく様子は神々しく、なるほど、信仰したがるのも分からないでもない。

「あれはウォータードラゴン。まだ大人ではないね」
「あの大きさでか?」
「うん。見て、角の先がまだ丸いでしょう?」

 見上げると確かに、人間でいう耳の後ろ辺りから伸びている角の先端は少し丸まっていた。

「人間で言えば大人の一歩手前くらいだね。ウォルターと同い年くらいかも。精神的にはまだまだ子供だけれどね。好奇心が強いから出てきちゃったのかもしれないね」
「へぇ~。やぁ、驚かせてごめんよ。仲良くしようぜ」

 同い年と言われて急に親近感が湧いてしまい、ついつい話し掛けてしまった。が、ウォータードラゴンはそれに応えるかのようにそっと首を折り曲げて顔を近づけてきた。

「わ、わ……」
「大丈夫だよ。言葉が分かるから」

 チトセさんの言葉通り、ウォータードラゴンは俺の言葉に応えてくれたのだ。フンフンと鼻を鳴らして顔を寄せる様はもはや愛らしかった。近くで見るとクリっとした目とか長い睫毛がとても綺麗だ。

 恐る恐る鼻の頭を撫でてみたが、抵抗する様子はなかった。やばい、どうしよう。とても可愛いのだが……!

「ふふ、こんなところ信徒が見たらビックリするだろうね」
「ベラトリクスの時のように連れていかれるかもな」
「やめろよ、縁起でもない」
「信徒の奴等は崇めるばかりで寄り添おうとしないからね。竜達はもしかしたら嫌ってる可能性すらあるよ」

 なまじ言葉が通じるからこそ、一方的に崇め奉られるのも嫌なんだろうな。俺だったら気持ち悪くて鬱陶しいと感じる。こうして親し気に接してくれる方がよっぽど嬉しいな。

 ウォータードラゴンも機嫌を良くしてくれたのか、鼻先を俺に擦り付けるようにしてくる。どんどん愛着が湧いてきてしまう。

「ははは、よしよし。そうだな、名前とかあるのかな」

 鑑定の力でウォータードラゴンを見てみるが、名前のようなものは見当たらない。

「名前とか付けたら怒られちゃいますかね?」
「そんなことはないと思うけど、名前付けたってうちじゃ飼えないよ」
「場所がないからな」
「別に飼うとかそんなんじゃないですよ。友達です、友達」

 同い年の友達なのだ。親しくしたいし、となれば名前は必要だ。うーん、そうだな……。

「よし、お前は今日からブルーだ。仲良くしような、ブルー」
「ウォルターのネーミングセンスにしてはまともだね」
「俺はてっきりくびなが君とか言い出すんじゃないかとひやひやしていた」

 友達をそんな名前で呼びたくないわ。俺だって日々成長しているんだ。必殺技の名前も考えなければいけないし、勉強しているんだから。

 ブルーは嬉しそうにキュルキュルと鳴く。鑑定の力で見ると、『ウォータードラゴン ― ブルー』という表記になっていた。どうやら受け入れてくれたらしい。

 バシャバシャと腕を動かして喜んでいたブルーはそのまま反転し、俺達に背を向ける。帰る時間だろうかと首を傾げていると、ブルーは振り返って一声鳴いた。

「乗せてくれる……ってことでいいのかな?」
「そうなんじゃないか?」
「竜の背に乗れるなんて凄い経験だよ、凄いよウォルター」

 キュルキュルと鳴きながら首を縦に振るブルー。これは凄い展開だ。ウォータードラゴンの背に乗って地底湖探索ができるだなんて。

 早速乗ろうとしたが、靴で踏んづける訳にはいかないと靴を脱ごうとするとブルーは首を横に振った。靴のままでも良いってことか。丈夫なんだな、ドラゴンってのは。

 そっと足を乗せるが、確かに硬い。だがただ単に硬いのではなく密度がある硬さに感じた。物凄く鍛えてる冒険者の肩とか、そんな感触だった。それでいて鱗の金属質な光沢もあって美しい。できれば傷付けずにいたいなと、そう思わせる荘厳さが其処にはあった。

「お、っと」

 3人とも乗ったのを確認したブルーがそっと湖岸から離れて進みだした。

 全員が乗ってちょうどいい広さの背中は乗り心地が良く、ブルーが気遣ってくれているお陰で船のような揺れもない。地底湖の冷えた空気が頬に当たって心地良い。端的に申し上げて、最高としか言い様がなかった。

「凄いぞ、ブルー!」
「キュルル!」

 首をそっと撫でると嬉しそうに鳴いてくれる。いつまでも此処に居たいと、そう思うのは当然だろう。俺だけなはずがない。振り返るとチトセさんもヴィンセントも楽しそうに頬が緩んでいた。それを見た俺も何故か嬉しく、それと同時に妙に誇らしく感じてしまった。

「ん……湖岸の道は途中で途切れているんだな」

 現在、ブルーは地底湖の真ん中を突き進んでいる。なので両側には俺達が地底湖の湖岸から続く道があったのだが、それはある程度進んだところでせり出した壁によって塞がれていた。あのままブルーに会わずに歩いていたら彼処から先は泳ぐ羽目になっていただろう。

「ブルーが居るからこそ、先に進めるダンジョンか」
「そう思うと不思議だな。竜教の奴等には絶対クリア出来ないぞ、此処」
「だね。ベラトリクスなら”竜眼”と”竜圧”で従えてそうだけれど」

 あの目と威圧なら竜を従えるのも頷ける。聞けばあれも竜に変身出来る魔法、”竜魔法”の一部だそうだ。なるほど、部分的に変身しているといえば納得できる。

 と、優雅な竜の旅も終わりが見えてきた。

「陸だな」
「扉が見える……あれがダンジョンボスの間だろうね」

 地底湖を渡った先にあったもの。それはダンジョンボスへと続く扉だった。
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