特殊スキル《錬装》に目覚めた俺は無敵の装備を作り、全てのダンジョンを制覇したい

紙風船

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草原都市ヴィスタニア篇

第十四話 アウターダンジョン

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 チトセさんと恋仲にはなったが何かが変わるということはない。何事もなく日々は過ぎ、しかし時々甘酸っぱいような雰囲気を醸し出しつつ、やはり日々は過ぎていく。好意は勿論あったが、それよりも俺にとって強い感情は”憧れ”だった。そしてチトセさんはチトセさんで大人だし、だからといって俺が甘えっぱなしになることはないが、適度な距離感のある生活が続いた。

 タチアナが持ち込んだ騒動から1ヶ月。俺とチトセさんは再び『階下の断崖』へとやってきた。

「づぁっ!」
「大丈夫!?」
「問題ないです……!」

 断崖の底、あの宝箱があった地点を目指す途中で不幸にもオークとゴブリンの挟撃に遭ってしまった俺たちは互いに背を預けながらモンスターと相対していた。オークは単体だがゴブリンは複数で襲ってきた。

 まずオークが前方から襲ってきた。これに対応したのが前を歩いていた俺だ。オークなら以前一度戦ったことがあるからと剣を抜く。だが油断は禁物。俺は慎重に攻め込み過ぎず戦っていた。

 だがこれが悪手だった。時間を掛け過ぎた所為で後方からゴブリンが来てしまった。これには勿論チトセさんが対応してくれている。チトセさんが相手しているのだから何の不安もないのだが、やはり気になってしまって少しだけ油断した。オークが振り下ろした棍棒は避けられたのだが、跳ねあがった小石が盾をすり抜け、俺の頬をかすめた。

 これが意外と痛くて声が出てしまったのでチトセさんが心配してしまったのが先程のやり取りだ。

 オークは再び棍棒を振り上げる。だがそれを振り下ろさせる俺ではない。慎重さも大事だが時には大胆さも必要になってくる。

 盾を捨て、一気に駈け出した俺は虚空の指輪アカシックリングから魔剣(仮)試作一号、《エッジアッパー》を取り出し、そのまま振り抜く。

「ンゴォォ!!」

 刃は肉を斬り、骨を断つ。断ち切られたオークの左足はそのままに、オークだけが棍棒の重さに耐え切れず背中から地面へと転がった。直立する邪魔な足を蹴り飛ばし、無防備なオークを一刀両断にした。

「最初からこうしていればな……」

 頬を垂れる血を腕で拭い、振り向く。それと同時にゴブリンの断末魔が響いた。チトセさんも片付け終わったらしい。刀を仕舞うチトセさんの背中が凛々しい。

「いや、それは違うよ」
「えっ?」

 振り向いたチトセさんが言う。俺はそれが何のことか分からず首を傾げた。

「最初からエッジアッパーを使っておけばなって話」
「あぁ……でもさっさと済んでいれば挟撃も防げましたし」
「それじゃあウォルターの経験値にはならない。強い剣、強い能力。確かにそれは素晴らしいものだよ。でもそれに胡坐をかいていると必ず足元を掬われる」

 なるほど、地力が身に付かなければ意味はないということか。確かにそうだ。チトセさんだって《幻陽》を手にしたからと言って全ての戦闘に赫炎を使っている訳ではない。どんな時でも立ち回りを意識した戦闘が大事なのだ。

「という訳でエッジアッパーは没収します」
「それは酷いと思います!」
「まぁまぁ。あたしも鬼じゃない。もう一本あるんでしょ? 魔剣(仮)」
「あれですか……」

 俺はアカシックリングから一振りの片刃の短剣を取り出す。これはエッジアッパーを作ってから作成した魔剣(仮)だ。銘はない。属性付与を目的とした二重特性の修行中に出来た失敗作だ。

 付与された特性は《斬撃特化》と《軽量化》だ。そう、二重特性自体の錬装は出来ている。属性付与ができないのだ。

「人類史上多分初の人工二重特性付与。君はそれを成し遂げたのにその短剣を失敗と言うの?」
「俺がやりたい錬装じゃなかったので失敗なんです」

 元々は”軽量化”を多重錬装した剣に雷属性を付与するつもりだった。軽くて雷属性の剣は売れると思ったからだ。その為に属性剣を購入して錬装したのだが、出来上がったのは”軽量化”と”斬撃特化”の剣だった。

「市場で買うんじゃなかった……信用して調べなかったのも本当に馬鹿でした」
「珍しい物はいっぱいだから全部が全部失敗って訳じゃないけどね。剣がまさか裏流し鑑定品だったとは。大体は事前に調査入るんだけどね」

 裏流し鑑定品とはギルドを通して鑑定していない非正規の鑑定品だ。タチアナの店も厳密に言えばそうなのだが、あれはギルドの鑑定部署の職員がやってる店なので残念ながら信用がある。

 だが裏流しされた武器の鑑定品とはギルド支給じゃない劣化鑑定アイテムによる鑑定なので正確ではない。そもそも鑑定されているかどうか分からない。

「言葉巧みな商人だった……気が進まないけどタチアナの店で買うしかないですかねぇ」
「あの女のところ行くくらいならあたしが行ってる武器屋にしようよ」
「あの女て。いや悪い奴じゃないんですよ。頭がおかしいだけで」
「それは悪い奴じゃない?」
「うーん、やっぱり悪い奴かも」

 フォローしてみたが庇いきれない罪状が多かった。

「まぁ鑑定部署の人間だけあって武具への信頼は置けます。けどギルド内での秘匿情報を抜いたりバラしたり煽ったりは本当に頭おかしいと思う」
「結果的にギリギリの角度で良い方向に話が進んだだけで普通に犯罪なんだよなぁ……」

 かといって告発して俺の鑑定結果に関する繋がりがなくなるのは現状厳しい。それさえなければと思うが例の事件以降、関わりもあって少なからず情もある。話してみるとそれほど頭おかしくもないのだ。表面上は。

「タチアナのことは置いておこう。考えても埒が明かない」
「これ以上迷惑掛けないなら良いですかね……」

 俺たちは別に衛兵でも何でもない。正義を振りかざす必要はない。

 さて、脱線したがこの失敗作、仮称として魔剣(仮)2号は剣としては皮肉なことに優秀だ。

 この剣に付与された特性、”斬撃特化”は、斬るという行動に特化した特性だ。切れ味上昇とはまた違う。文字通り、斬るという行為が強化される。

 つまりどういうことかと言うと、正確な斬撃が可能だ。相手の弱点を見抜き、其処を正確に斬る。鎧と鎧の隙間を正確に斬る。迫りくる矢等を正確に斬る。といった具合だ。

 それに加えて”軽量化”だ。軽いお陰で負担も少ない。斬り下ろしや斬り返しの抵抗も殆どない。鉄の剣ならば重さと速度に翻弄されてしまう振りも、この剣ならば細い木の枝を振るように高速での斬撃が可能だった。そしてオマケにこれは短剣だ。片手で扱えて、最も軽く、正確に相手の弱点を斬る。端から見れば失敗作だなんてとんでもないと言うだろう。

「あたしに言わせてみれば、それよりも恐ろしい剣は無いように思えるけどね」
「剣だけ見れば強いかもませんけど、弱点はちゃんとありますよ」

 扱う人間の技量が低ければ特性も真価を発揮できない。それを言ってしまえば何でもそうなってしまうが、実際問題それは覆しようのない弱点だった。正確な斬撃を放つ正確な判断や動体視力が伴わなければ意味がないし、変則的な相手であれば正確性は弱点にしかならない。

「つまり俺には扱いきれないってことで失敗作ってことです」
「でもあたしなら正確無比な斬撃も可能なので成功作ってことにしようよ」
「うーん……まぁ、こういうことは今後もありそうですし、意地張ってもしょうがないですか」

 失敗失敗と言い続けても心が擦り減るだけかもしれない。成功と呼べる点があるのなら、今後はちゃんと肩肘張らずに成功と呼ぶことにしよう。それが心の安寧をもたらし、実績となり、更なる成功作を生み出す動力源になる。かもしれん。

「あたしが名付けていい?」
「もちろん」
「じゃあ今日からこれは《斬空《ざんくう》》ね。軽くて凄く斬れるから」
「ちなみにその短剣は赫炎対応してないので気を付けてくださいね」
「了解」

 ベルトの腰部分に真横に剣帯を取り付けて《斬空》を装備するチトセさんに告げる。これはサブ武器として活用してもらいたい。

「……あれ、ちょっと待ってくださいよ。話の流れ的にエッジアッパーは駄目だけどもう1本は使って良いよって話でしたよね?」
「でも話の流れ的に斬空は使いこなせないんでしょ? 持っててもしょうがないよね」
「結局これか……」

 俺は手元に残った何の変哲もない剣を見る。錬装術師なのに錬装装備が使えないなんて、そんな馬鹿な話があるかと嘆くが、それでは地力が育たないと理解しているので、出来る抵抗は嘆息することだけだった。


  □   □   □   □


 何度かの襲撃を撃退しながら俺たちはかつて小汚い箱を見つけた岩の地点までやってきた。周囲を見渡し、モンスターがいないことを確認してから岩の陰を覗き込む。

「あっ!」
「見つけた!?」
「……ったら良いな~って」
「張っ倒すよ」
「ごめんなさい」

 結果はハズレ。宝箱はなかった。ただ、これが再出現しないという決定にはならない。時間的な期限がまだ経過していないのかもしれない。これからも定期的に見に来た方が良さそうだ。オークぐらい余裕で倒せるようになったら1人で来ようかな。

 とりあえずの目的は達成した。いや、達成できなかったのか。

「これからどうします?」
「んー。前は此処で宝箱見つけて撤退したからもう少し進もうか」

 というチトセさんの提案で俺たちは更に奥へと進んでいる。崖はどこまでも割れているものだと思っていたが、だんだんと幅が狭くなってきた。崖上を見上げると、崖・空・崖と綺麗に三分割されていた光景は空の分量が少なくなっている。

 視線を戻した前方。其処にあったのは崖下には似合わない金属製の扉が1つ。

「『階下の断崖』の崖底には更に続くダンジョンがありました……って感じですか?」
「そんな感じ。これがまた厄介なダンジョンでね。名を『断崖教会ハルベー・モーベラル』という」

 かつてこの階下の断崖を見つけた時に崖の底はモンスターで溢れかえっていたという。その排出元が此処か。

「ダンジョン内にダンジョンがあるというのは存外珍しいことじゃないんだよね。ダンジョンの中にありながら、ダンジョンの外側にあるダンジョン……こういう場所を総じて『アウターダンジョン』と呼ぶ」
「アウターダンジョン、ですか……難易度は?」
「基本的に元のダンジョンの2倍から3倍かな」

 厄介極まりない。チトセさんは余裕でも今の俺には手に合わない場所だ。

「良い勉強になりました。んじゃあそろそろ帰りますか」
「何言ってんの。行くよ」
「はぁ!? 無理無理無理無理無理です、死にますって!」
「死なん死なん。あたしが居るんだよ?」
「チトセさんが居たって俺は弱いです! つまり死にます!」
「はーい行くよー」
「やだーーーー!!」

 抵抗むなしく、俺はチトセさんに文字通り引き摺られながらアウターダンジョン『断崖教会ハルベー・モーベラル』へと連行されるのであった。
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