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チュートリアル
ステータスを振ろう!!
しおりを挟む「それじゃぁ、ゲームの説明をするよ!!」
そう言ってアスルは、『Second World Online』のゲームシステムについて説明を始める。
「まず、ステータスと言ってみて!!」
「ステータス」
睡月は、言われた通りにする。
アリス
Lv1
HP 30/30
MP 15/15
STR 16
VIT 17
AGI 15
DEX 18
INT 17
MND 19
【装備】
頭【無し】
体【無し】
足【無し】
靴【無し】
【武器】
【無し】【無し】
【装飾品】
【無し】【無し】【無し】
スキル
無し
Lvポイント 6
「君の目の前に見えるのが、君のステータスだ!!」
睡月がステータスを確認した所で、アスルはステータスについて説明しだした。
HP:体力のこと。HPが0になると死亡扱いになる。
MP:魔力のこと。魔法を使うと消費される。MPが足りないと魔法が使えなくなるので注意。
STR:筋力のこと。物理攻撃の攻撃力に影響する。
VIT:丈夫さ、持久力のこと。物理攻撃全般の防御力に影響する。
AGI:俊敏性のこと。身体能力(歩く速さ、走る速さ)に影響する。
DEX:器用さのこと。命中率や道具、防具や武器などの製作に影響する。
INT:知力のこと。魔法攻撃の攻撃力に影響する。
MND:精神力のこと。魔法防御全般の防御力に影響する。
【装備】:防具を装備することによって、自身のステータスを上げることが出来る。また、特殊なスキルを獲得することもできる。
【武器】:武器を装備することによって、自身のステータスを上げることが出来る。武器の装備は2つまで。また、装備することで特殊なスキルを獲得することもできる。
【装飾品】:装飾品を装備することによって、自身のステータスを上げることが出来る。装飾品の装備は3つまで。また、装備することで特殊なスキルを獲得することもできる。
Lvポイント:Lvアップした時に貰えるポイント。自身のステータスに割り振ることができる。
スキル:獲得することで常時発動するパッシブスキルや自身で選択して使用するアクティブスキルがある。スキルの獲得条件はスキルによって異なる。
「さて、こんな感じだけど、ここまでで何か質問はあるかな?」
一通りの説明を終えたアスルが、睡月に聞く。
睡月は少し考えた後、
「空腹度とかはないの?」
と質問した。
空腹度とは、人間が食べ物を食べないと生きていけないように、ゲーム内でも食べ物を食べないと死ぬというのを数値化したものだ。
空腹度が0になると死亡してしまう。
「空腹度はないね!!ぶっちゃけ空腹度を設定すると、難易度が上がっちゃうからやってくれる人が減るんだよね」
ものすごくメタい理由だった。
「分かった」
「もし困ったたり、分からなかったことがあったらメニューのヘルプって所から確認できるから、そこで見てね!!」
そう言われた睡月だったが、返事をしようとするところで気づく。
「......メニューってどこ?」
「........あっ、説明してなかった。ごめんね」
若干呆れ顔の睡月を横目に、アスルが少し何かを操作する。
すると睡月の視界の左上に緑色のバー、その下に青色のバーが現れ、右下には小さな歯車のマークをしたアイコンが現れる。
「これは?」
「これがゲーム内での視界さ!!モンスターと戦ったりするのに、自分のHPやMPが分からないと不便でしょ?」
「この左上にある緑色のバーがHPで、その下にある青色のバーがMPっこと?」
「そういうこと!!右下の歯車の形をしたアイコンはメニューだから選択してみて!!」
睡月は、言われた通りにメニューを選択し、メニューを開く。
するとそこには『アイテムボックス』『装備』『スキル一覧』『各種設定』『ヘルプ』『GMコール』『ログアウト』の項目があった。
「メニューを開いたかな?それじゃぁ、1つづつ説明していくよ!!」
アイテムボックス:アイテムを入れるための機能。採取した素材や倒したモンスターの素材は自動的にここへ送られる。アイテムボックスから素材を売ることも可能。
装備:武器、防具、装飾品を自身に装備するための機能。装備していない武器や防具、装飾品は自動的にアイテムボックスへ送られるので注意。
スキル一覧:自身のこと獲得しているスキルの効果などを見れる機能。
各種設定:色々な設定ができる。
ヘルプ:ゲームをする上での基本が書いてある。
GMコール:マナーの悪いプレイヤーなどを知らせる機能。また、ヘルプに乗ってない質問などがあった場合、答えれる限りで答えてくれる。
ログアウト:ゲームを終わりたい時に使う。管理人AIがいる空間に来てからゲームを終了をするので注意。
「こんな感じだよ!!質問はあるかな?」
「今はないかな」
特に質問は無かったので睡月はそう答える。
「おーけー、ゲームのシステムについての説明は終わりだよ!!次はステータスを振るのとゲームスタイルを決めよう!!」
ここら辺で睡月は思った。
(長ぇ)
ゲームをする上で大切な事を説明してくれているのは分かっているのだが、その説明が長すぎたのだ。
15分は経っているのにも関わらず、ゲームを始めれていない。
あまり我慢強くない睡月には、堪えるものがあった。
なので睡月はアスルに
「アスルのおまかせで」
ステータスを振るのとゲームスタイルをアスルに丸投げした。
「えぇ....いいの?私ってシンプルで無難が好きだからバランス型になるけど、器用貧乏なスタイルだから正直あまりパッとしないし、あまり強くないよ?」
急に丸投げしてきた睡月に困惑しつつ、睡月に確認をとる。
「私は寝れればなんでもいいから、アスルが決めちゃって」
「まぁ、君がそう言うなら....ほいっと、終わったよ。一応ステータス見て確認してね」
「ステータス」
アリス
Lv1
HP 30/30
MP 15/15
STR 17 (1↑)
VIT 18 (1↑)
AGI 16 (1↑)
DEX 19 (1↑)
INT 18 (1↑)
MND 20(1↑)
【装備】
頭【無し】
体【無し】
足【無し】
靴【無し】
【武器】
【無し】【無し】
【装飾品】
【無し】【無し】【無し】
スキル
無し
Lvポイント 0
「全部1ずつ上げたんだね」
「これが1番無難だからね!!さて、次は防具と武器を選ぼう!!」
まだ続くのか、と思う睡月であった。
そう言ってアスルは、『Second World Online』のゲームシステムについて説明を始める。
「まず、ステータスと言ってみて!!」
「ステータス」
睡月は、言われた通りにする。
アリス
Lv1
HP 30/30
MP 15/15
STR 16
VIT 17
AGI 15
DEX 18
INT 17
MND 19
【装備】
頭【無し】
体【無し】
足【無し】
靴【無し】
【武器】
【無し】【無し】
【装飾品】
【無し】【無し】【無し】
スキル
無し
Lvポイント 6
「君の目の前に見えるのが、君のステータスだ!!」
睡月がステータスを確認した所で、アスルはステータスについて説明しだした。
HP:体力のこと。HPが0になると死亡扱いになる。
MP:魔力のこと。魔法を使うと消費される。MPが足りないと魔法が使えなくなるので注意。
STR:筋力のこと。物理攻撃の攻撃力に影響する。
VIT:丈夫さ、持久力のこと。物理攻撃全般の防御力に影響する。
AGI:俊敏性のこと。身体能力(歩く速さ、走る速さ)に影響する。
DEX:器用さのこと。命中率や道具、防具や武器などの製作に影響する。
INT:知力のこと。魔法攻撃の攻撃力に影響する。
MND:精神力のこと。魔法防御全般の防御力に影響する。
【装備】:防具を装備することによって、自身のステータスを上げることが出来る。また、特殊なスキルを獲得することもできる。
【武器】:武器を装備することによって、自身のステータスを上げることが出来る。武器の装備は2つまで。また、装備することで特殊なスキルを獲得することもできる。
【装飾品】:装飾品を装備することによって、自身のステータスを上げることが出来る。装飾品の装備は3つまで。また、装備することで特殊なスキルを獲得することもできる。
Lvポイント:Lvアップした時に貰えるポイント。自身のステータスに割り振ることができる。
スキル:獲得することで常時発動するパッシブスキルや自身で選択して使用するアクティブスキルがある。スキルの獲得条件はスキルによって異なる。
「さて、こんな感じだけど、ここまでで何か質問はあるかな?」
一通りの説明を終えたアスルが、睡月に聞く。
睡月は少し考えた後、
「空腹度とかはないの?」
と質問した。
空腹度とは、人間が食べ物を食べないと生きていけないように、ゲーム内でも食べ物を食べないと死ぬというのを数値化したものだ。
空腹度が0になると死亡してしまう。
「空腹度はないね!!ぶっちゃけ空腹度を設定すると、難易度が上がっちゃうからやってくれる人が減るんだよね」
ものすごくメタい理由だった。
「分かった」
「もし困ったたり、分からなかったことがあったらメニューのヘルプって所から確認できるから、そこで見てね!!」
そう言われた睡月だったが、返事をしようとするところで気づく。
「......メニューってどこ?」
「........あっ、説明してなかった。ごめんね」
若干呆れ顔の睡月を横目に、アスルが少し何かを操作する。
すると睡月の視界の左上に緑色のバー、その下に青色のバーが現れ、右下には小さな歯車のマークをしたアイコンが現れる。
「これは?」
「これがゲーム内での視界さ!!モンスターと戦ったりするのに、自分のHPやMPが分からないと不便でしょ?」
「この左上にある緑色のバーがHPで、その下にある青色のバーがMPっこと?」
「そういうこと!!右下の歯車の形をしたアイコンはメニューだから選択してみて!!」
睡月は、言われた通りにメニューを選択し、メニューを開く。
するとそこには『アイテムボックス』『装備』『スキル一覧』『各種設定』『ヘルプ』『GMコール』『ログアウト』の項目があった。
「メニューを開いたかな?それじゃぁ、1つづつ説明していくよ!!」
アイテムボックス:アイテムを入れるための機能。採取した素材や倒したモンスターの素材は自動的にここへ送られる。アイテムボックスから素材を売ることも可能。
装備:武器、防具、装飾品を自身に装備するための機能。装備していない武器や防具、装飾品は自動的にアイテムボックスへ送られるので注意。
スキル一覧:自身のこと獲得しているスキルの効果などを見れる機能。
各種設定:色々な設定ができる。
ヘルプ:ゲームをする上での基本が書いてある。
GMコール:マナーの悪いプレイヤーなどを知らせる機能。また、ヘルプに乗ってない質問などがあった場合、答えれる限りで答えてくれる。
ログアウト:ゲームを終わりたい時に使う。管理人AIがいる空間に来てからゲームを終了をするので注意。
「こんな感じだよ!!質問はあるかな?」
「今はないかな」
特に質問は無かったので睡月はそう答える。
「おーけー、ゲームのシステムについての説明は終わりだよ!!次はステータスを振るのとゲームスタイルを決めよう!!」
ここら辺で睡月は思った。
(長ぇ)
ゲームをする上で大切な事を説明してくれているのは分かっているのだが、その説明が長すぎたのだ。
15分は経っているのにも関わらず、ゲームを始めれていない。
あまり我慢強くない睡月には、堪えるものがあった。
なので睡月はアスルに
「アスルのおまかせで」
ステータスを振るのとゲームスタイルをアスルに丸投げした。
「えぇ....いいの?私ってシンプルで無難が好きだからバランス型になるけど、器用貧乏なスタイルだから正直あまりパッとしないし、あまり強くないよ?」
急に丸投げしてきた睡月に困惑しつつ、睡月に確認をとる。
「私は寝れればなんでもいいから、アスルが決めちゃって」
「まぁ、君がそう言うなら....ほいっと、終わったよ。一応ステータス見て確認してね」
「ステータス」
アリス
Lv1
HP 30/30
MP 15/15
STR 17 (1↑)
VIT 18 (1↑)
AGI 16 (1↑)
DEX 19 (1↑)
INT 18 (1↑)
MND 20(1↑)
【装備】
頭【無し】
体【無し】
足【無し】
靴【無し】
【武器】
【無し】【無し】
【装飾品】
【無し】【無し】【無し】
スキル
無し
Lvポイント 0
「全部1ずつ上げたんだね」
「これが1番無難だからね!!さて、次は防具と武器を選ぼう!!」
まだ続くのか、と思う睡月であった。
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