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エルフ国リナルドと暴風龍テンペスト
世界樹と観光④
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前回のあらすじ
暴風龍テンペスト.......うん!!アウト!!
列で並ぶこと30分、ようやく順番が来た。
後ろを見るとまだまだ列が出来ている。
流石エルフの国の1番の観光地、大盛況だ。
料金を受付に払い、代わりにパンフレットを受け取る。
なんやかんや平和に観光するのは2回目だな。
最初の街では観光なんてしてないし、次はダンジョンだったし、アルカンに至っては戦争したし。
アルカンは特に観光していない。
というか観光する場所が殆ど無い。
インに聞いたが、マジで観光と言える観光場所が城だけなのだ。
今度国王に観光地作れって言うか?
正教会国からはかなり平和に観光しているな。
.....異世界をのんびり謳歌するぜ!!って言って1年は忙しかったのか。
今が楽しめればそれでいいか。
「やっぱりパンフレットに封印の事は何も書いてないな」
私はパンフレットに一通り目を通した後、『暴風龍テンペスト』の事に着いて何も書いて無いことを確認する。
「そりゃ、そんな事書いてあったら誰も来ないわよ。と言うか誰もここに住もうとは思はないわよ」
クリスさんが最もなことを言う。
私達から見ればはハッキリ言って『暴風龍テンペスト』は脅威では無い。
シルクさんとクリスさんでも逃げる事位ならできるだろう。
だが、この街の人達は違う。
ワイバーンですら脅威になりかねないのだ。
ワイバーンの10倍以上強いドラゴンが近くにいる場所に好き好んで住もうとは思わないだろう。
「でも早々封印なんて解けないでしょうし、気にしするほどではないんじゃないですか?」
さらっとフラグを建てるシルクさん。
あれだな、もし封印が解けたらシルクさんのせいだな。
俺、この戦いが終わったら結婚するんだ、って言ってる兵士がしぬ確率と同じだと見た。
(あっこれ封印解けて『暴風龍テンペスト』が暴れるパターンですな)
「これはアウトですね」
「「「???」」」
元々こちら側(前の世界)の知識を持つインと、私が作った為、私の持つ知識を持っているセバスチャンは察したようだ。
アヴェ、シルクさんクリスさんは何言ってるの?と言うような顔をしている。
異世界だとこういうお約束が通じない事多いからな。
まぁ、私達がどうこう言ってもどうにもならないだろうから、今は世界樹を観光するか。
「いや、なんでも無い。せっかくの観光だし、のんびり行こうか」
この後私達が滞在している間に『暴風龍テンペスト』の封印が解けて、仕方が無く私やセバスチャンが対処するんだろうなと思いながら歩き出すのだった。
暴風龍テンペスト.......うん!!アウト!!
列で並ぶこと30分、ようやく順番が来た。
後ろを見るとまだまだ列が出来ている。
流石エルフの国の1番の観光地、大盛況だ。
料金を受付に払い、代わりにパンフレットを受け取る。
なんやかんや平和に観光するのは2回目だな。
最初の街では観光なんてしてないし、次はダンジョンだったし、アルカンに至っては戦争したし。
アルカンは特に観光していない。
というか観光する場所が殆ど無い。
インに聞いたが、マジで観光と言える観光場所が城だけなのだ。
今度国王に観光地作れって言うか?
正教会国からはかなり平和に観光しているな。
.....異世界をのんびり謳歌するぜ!!って言って1年は忙しかったのか。
今が楽しめればそれでいいか。
「やっぱりパンフレットに封印の事は何も書いてないな」
私はパンフレットに一通り目を通した後、『暴風龍テンペスト』の事に着いて何も書いて無いことを確認する。
「そりゃ、そんな事書いてあったら誰も来ないわよ。と言うか誰もここに住もうとは思はないわよ」
クリスさんが最もなことを言う。
私達から見ればはハッキリ言って『暴風龍テンペスト』は脅威では無い。
シルクさんとクリスさんでも逃げる事位ならできるだろう。
だが、この街の人達は違う。
ワイバーンですら脅威になりかねないのだ。
ワイバーンの10倍以上強いドラゴンが近くにいる場所に好き好んで住もうとは思わないだろう。
「でも早々封印なんて解けないでしょうし、気にしするほどではないんじゃないですか?」
さらっとフラグを建てるシルクさん。
あれだな、もし封印が解けたらシルクさんのせいだな。
俺、この戦いが終わったら結婚するんだ、って言ってる兵士がしぬ確率と同じだと見た。
(あっこれ封印解けて『暴風龍テンペスト』が暴れるパターンですな)
「これはアウトですね」
「「「???」」」
元々こちら側(前の世界)の知識を持つインと、私が作った為、私の持つ知識を持っているセバスチャンは察したようだ。
アヴェ、シルクさんクリスさんは何言ってるの?と言うような顔をしている。
異世界だとこういうお約束が通じない事多いからな。
まぁ、私達がどうこう言ってもどうにもならないだろうから、今は世界樹を観光するか。
「いや、なんでも無い。せっかくの観光だし、のんびり行こうか」
この後私達が滞在している間に『暴風龍テンペスト』の封印が解けて、仕方が無く私やセバスチャンが対処するんだろうなと思いながら歩き出すのだった。
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