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絶対不可侵中立国アルカンと第一次勇者戦争
暴露と家族⑤
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前回のあらすじ
スライムちゃん達で世界征服できるんじゃないかと思います。
庭に出る。
マーリンやシルクさん、スライムちゃん達も一緒だ。
「さて、行くわよ」
庭の真中辺りで抱えていたスライムちゃんを離して剣を抜く。
クリスさんが抜いた剣は炎を纏っていた。
おぉーありゃ属性剣だな。
属性剣とはその名の通り属性を纏った剣だ。
物理攻撃にプラスして属性剣の纏っている属性の魔法ダメージを喰らう。
「あれが『炎剣クリス』って呼ばれる所以になった魔剣『フアン』です」
シルクさんが解説してくれる。
......ん?魔剣?
「シルクさん、あれは魔剣なの?」
「そうですよ?初めて見ますか?」
「属性剣じゃなくて?」
「?なんです?その属性剣って」
まじか。
まぁ、ゲーム基準で考えたらいけないわな。
(ゲームの世界ではないですからな!!この世界に属性剣と言う概念がないのですかな?)
「多分そうだろうな」
ゲームでの属性剣と魔剣の違いは、魔力を込めるかどうかだ。
属性剣は魔力を込める事はなく、剣が魔力を持っている。
だが魔剣は魔力を込める事で、性能を発揮する。
魔剣も魔力は持っているが、使用者が魔力を込めないと性能を発揮出来ないのだ。
クリスさんの剣は魔力を込めていない。
ゲームの中だったら属性剣と分類される。
ここは異世界だから関係ないけどね!!
「行くわよ!!」
クリスさんがスライムちゃんに襲いかかる。
この世界の基準では、かなり速い足だ。
だが、相手が悪い。
「......?消えた?」
剣を振り下ろすとそこにスライムはいなかった。
「クリスさん!!頭の上にいるよ!!」
気づいていないようなので教えてあげる。
クリスさんの上でぴょんぴょん跳ね出した。
「い....いつの間に....」
唖然とするクリスさん。
「ね?強いでしょ?この子がその気になれば、クリスさんはその場から1歩も動くことなく殺されていたよ」
「凄いわね。ごめんね、あなた達を疑って」
そう言ってスライムちゃん達に謝るクリスさん。
スライムちゃん達は縦に振れていた。
「ふふ、ありがと。あっ、ノア。私はこの子にするわ」
頭の上でぴょんぴょん跳ねていたスライムを抱きかかえる。
「いいんじゃない?名前は決めてないからクリスさんが付けていいよ」
「そうね....貴方はフレイよ。それでいい?」
フレイと呼ばれたスライムは、縦に振れる。
「こうしてみると結構可愛いわね」
ちょっと嬉しそうなクリスさんだった。
「けど、一気に家族が増えたわね。最初はマーリン合わせて5人だと思ってたのに」
家族かぁ、血の繋がっていない家族ってのも中々いいかもしれないなぁ。
マーリン:私、空気。大分、寂しい。
スライムちゃん達で世界征服できるんじゃないかと思います。
庭に出る。
マーリンやシルクさん、スライムちゃん達も一緒だ。
「さて、行くわよ」
庭の真中辺りで抱えていたスライムちゃんを離して剣を抜く。
クリスさんが抜いた剣は炎を纏っていた。
おぉーありゃ属性剣だな。
属性剣とはその名の通り属性を纏った剣だ。
物理攻撃にプラスして属性剣の纏っている属性の魔法ダメージを喰らう。
「あれが『炎剣クリス』って呼ばれる所以になった魔剣『フアン』です」
シルクさんが解説してくれる。
......ん?魔剣?
「シルクさん、あれは魔剣なの?」
「そうですよ?初めて見ますか?」
「属性剣じゃなくて?」
「?なんです?その属性剣って」
まじか。
まぁ、ゲーム基準で考えたらいけないわな。
(ゲームの世界ではないですからな!!この世界に属性剣と言う概念がないのですかな?)
「多分そうだろうな」
ゲームでの属性剣と魔剣の違いは、魔力を込めるかどうかだ。
属性剣は魔力を込める事はなく、剣が魔力を持っている。
だが魔剣は魔力を込める事で、性能を発揮する。
魔剣も魔力は持っているが、使用者が魔力を込めないと性能を発揮出来ないのだ。
クリスさんの剣は魔力を込めていない。
ゲームの中だったら属性剣と分類される。
ここは異世界だから関係ないけどね!!
「行くわよ!!」
クリスさんがスライムちゃんに襲いかかる。
この世界の基準では、かなり速い足だ。
だが、相手が悪い。
「......?消えた?」
剣を振り下ろすとそこにスライムはいなかった。
「クリスさん!!頭の上にいるよ!!」
気づいていないようなので教えてあげる。
クリスさんの上でぴょんぴょん跳ね出した。
「い....いつの間に....」
唖然とするクリスさん。
「ね?強いでしょ?この子がその気になれば、クリスさんはその場から1歩も動くことなく殺されていたよ」
「凄いわね。ごめんね、あなた達を疑って」
そう言ってスライムちゃん達に謝るクリスさん。
スライムちゃん達は縦に振れていた。
「ふふ、ありがと。あっ、ノア。私はこの子にするわ」
頭の上でぴょんぴょん跳ねていたスライムを抱きかかえる。
「いいんじゃない?名前は決めてないからクリスさんが付けていいよ」
「そうね....貴方はフレイよ。それでいい?」
フレイと呼ばれたスライムは、縦に振れる。
「こうしてみると結構可愛いわね」
ちょっと嬉しそうなクリスさんだった。
「けど、一気に家族が増えたわね。最初はマーリン合わせて5人だと思ってたのに」
家族かぁ、血の繋がっていない家族ってのも中々いいかもしれないなぁ。
マーリン:私、空気。大分、寂しい。
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