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ラグーン帝国とダンジョン都市レーレン
アルカンと目的地
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前回のあらすじ
元勇者さんダンジョン作ってた。
ダンジョン攻略を始めて2週間ちょっと。
世界最古のダンジョン『レーレン』を攻略した。
攻略したらダンジョンマスターになったけど。
この都市でやりたい事は殆どしたので、この街ともおさらばかな。
「ん?治安がよくて、差別がない国?」
私達は今、ギルドマスター室にいる。
なんでかって?ギルドに行ったら、ギルドマスターがいてなんやかんやあってこうなった。
「そ、この都市でやりたい事はやったからね。次は家買いたい」
私の『亜空間』に可愛い可愛いスライムちゃん達がいるからね。
スライムちゃん達は今、インが修行をつけている。
家を買ったら警備員として、飼おうと思っているからだ。
ちなみにスライムちゃん達のステータスは全員、大体平均15万程。
タイマンで古竜にはまだ勝てないが、スライム全員(15匹)で戦えば余裕で勝てる。
せめて、タイマンで古竜に勝てるぐらいまでになって欲しい。
「それだと、アルカンだな」
「アルカン?」
「絶対不可侵中立国アルカンだ。小さい国だが、資源などが豊富で海と山に囲まれてるから攻められにくい。この国にある街は首都だけだ。治安もよく、差別もない」
すげぇいいところだな
「ただ、1度犯罪を犯した奴は入れないし、犯罪がなくても検問がかなり厳しい。住むとなるともっと大変だぞ」
「なるほど、でも住めればかなりいいとこだな」
「住めれば、な」
次の目的地はそこで決定かな?最悪そこの1番偉い奴を脅せばいいんだし。
「じゃぁ、そこに行ってみるよ。......なんで絶対不可侵中立国なの?」
ちょっと疑問に思っていたので聞いてみる。
「あの国は、基本どこの国にも協力しないんだよ。何かあっても不干渉、必ず中立の立場をとるのさ。200年前ぐらいからずっとそんな感じだったから『どこにも干渉しない国』絶対不可侵中立国って言われるようになったな」
なんかかっけぇ。
国の間で揉め事があっても首を突っ込まないから厄介事がないのか。
「そこに行くか?」
隣にいたアヴェに聞く。
「私はどこへでも。ご主人様の隣が私の居場所です」
「じゃ、そこに行くか。ギルドマスター、短い間だったけど便宜図ってくれてありがとう。またこの都市によることがあったらよろしく」
「おう、気をつけてな。持ってけ、餞別だ」
ギルドマスターは2通の手紙を取り出し渡してくる。
「これは?」
「師匠に便宜を図れって言われてるんだぜ?それを検問の兵士に渡せば問題なく入れるはずだ。僕が身元を保証するって事だな。もう片方はアルカンのギルドマスターに渡せ。便宜を図ってくれるはずだ」
「そりゃどーも。ありがたくもらっておくよ」
次の国は平和そうだな。
※これで『ラグーン帝国のダンジョン都市レーレン』の章は終わりです。次は絶対不可侵中立国アルカンのお話になります。
元勇者さんダンジョン作ってた。
ダンジョン攻略を始めて2週間ちょっと。
世界最古のダンジョン『レーレン』を攻略した。
攻略したらダンジョンマスターになったけど。
この都市でやりたい事は殆どしたので、この街ともおさらばかな。
「ん?治安がよくて、差別がない国?」
私達は今、ギルドマスター室にいる。
なんでかって?ギルドに行ったら、ギルドマスターがいてなんやかんやあってこうなった。
「そ、この都市でやりたい事はやったからね。次は家買いたい」
私の『亜空間』に可愛い可愛いスライムちゃん達がいるからね。
スライムちゃん達は今、インが修行をつけている。
家を買ったら警備員として、飼おうと思っているからだ。
ちなみにスライムちゃん達のステータスは全員、大体平均15万程。
タイマンで古竜にはまだ勝てないが、スライム全員(15匹)で戦えば余裕で勝てる。
せめて、タイマンで古竜に勝てるぐらいまでになって欲しい。
「それだと、アルカンだな」
「アルカン?」
「絶対不可侵中立国アルカンだ。小さい国だが、資源などが豊富で海と山に囲まれてるから攻められにくい。この国にある街は首都だけだ。治安もよく、差別もない」
すげぇいいところだな
「ただ、1度犯罪を犯した奴は入れないし、犯罪がなくても検問がかなり厳しい。住むとなるともっと大変だぞ」
「なるほど、でも住めればかなりいいとこだな」
「住めれば、な」
次の目的地はそこで決定かな?最悪そこの1番偉い奴を脅せばいいんだし。
「じゃぁ、そこに行ってみるよ。......なんで絶対不可侵中立国なの?」
ちょっと疑問に思っていたので聞いてみる。
「あの国は、基本どこの国にも協力しないんだよ。何かあっても不干渉、必ず中立の立場をとるのさ。200年前ぐらいからずっとそんな感じだったから『どこにも干渉しない国』絶対不可侵中立国って言われるようになったな」
なんかかっけぇ。
国の間で揉め事があっても首を突っ込まないから厄介事がないのか。
「そこに行くか?」
隣にいたアヴェに聞く。
「私はどこへでも。ご主人様の隣が私の居場所です」
「じゃ、そこに行くか。ギルドマスター、短い間だったけど便宜図ってくれてありがとう。またこの都市によることがあったらよろしく」
「おう、気をつけてな。持ってけ、餞別だ」
ギルドマスターは2通の手紙を取り出し渡してくる。
「これは?」
「師匠に便宜を図れって言われてるんだぜ?それを検問の兵士に渡せば問題なく入れるはずだ。僕が身元を保証するって事だな。もう片方はアルカンのギルドマスターに渡せ。便宜を図ってくれるはずだ」
「そりゃどーも。ありがたくもらっておくよ」
次の国は平和そうだな。
※これで『ラグーン帝国のダンジョン都市レーレン』の章は終わりです。次は絶対不可侵中立国アルカンのお話になります。
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