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第六章 ケモノたちの宴
(58)ケモノたちの宴 その6-2
しおりを挟む朝、起床して朝食を終えた一行は、昨晩立てたプランの実行にとりかかる。
愛子、優菜は昨晩選んだセーラー服に身を包む。部屋は教室という設定で、最初は真奈美と孝のプレイから開始される。真奈美は白衣をまとい、孝は一糸もまとわない姿で真奈美の前に立つ。少し遠くから、やはり一糸もまとわない兄がカメラを回し、隣で優菜が見ている。
「じゃ、始めますか」
「『シーンA』……すたーとっ」
優菜の声で撮影が始まる。
孝と真奈美が教室の真ん中で向かい合う。
既に孝の逞しい陰茎は硬直して、天を仰いでいる。
「ああん……、朝から先生元気ー!」
「ふふ……。真奈美のためにためておいたからね」
「私も……、わたしも、もう我慢できないのっ……」
白衣のボタンを上から外していく真奈美。中から黒いレースのブラジャーに包まれた、たわわな果実が顔をのぞかせる。全部のボタンは外さずにそのまま胸を孝の身体にあずける。少し前かがみになった真奈美は腕を孝の両肩に回しゆっくりと首筋、胸、脇と中指の先で撫でながら降ろしていく。そして孝の目をを見つめながら腰を引いてゆっくりと跪くと降ろした腕を股間にそっと当てる。
「あぁ……、真奈美……」
「先生……、大きいよぅ……、いつもよりビクンビクンしてる」
真奈美は孝の顔から下半身まで舐めるように見つめ、そして漲る陰茎を下から持ち上げるようにさわると、視線を亀頭の先に固定する。
「いやらしいお汁が垂れてきてる……、舐めてあげる。ちゅっ」
赤く充血した亀頭の先から滴るカウパー腺液を吸い取るように真奈美は鈴口に口づけする。
「んんっ……、真奈美っ……」
「はぁ……、はぁ……。先生……」
いつの間にか真奈美の右手が股間に降ろされ、白衣の下でもぞもぞと蠢いている。
「いやらしい匂いがする……。真奈美……、濡れてるのか」
「ああん……、もうびしょびしょなの。先生……」
「真奈美……」
真奈美は舌先を鈴口から陰茎の根元までつーっと裏筋を伝うように滑らせると大きく口を開け陰嚢をぱくりと咥えた。
「ふぁむっ……」
「ううっ……」
真奈美は舌で陰嚢全体を遊ぶように転がして遊ぶ。
「んむっ……、んむっ……。ぷはぁ……」
陰嚢全体が真奈美の唾液で包まれ、妖しく艶を帯びる。真奈美は左手で陰嚢を包み込むように触りながら、舌を陰嚢の根元、裏筋、鈴口までゆっくり這わせるとそのまま亀頭から咥え込む。
「はぁ……。あああむぅん!」
「おおぅ……、真奈美っ……」
陰茎を咥え込みながら真奈美は孝の顔を見上げると、陰茎を咥え込んだまま上半身全体で受け止めるように激しく前後に揺り動かす。
「んぐっ、んぐっ、んむぅっ……」
「んんっ……」
真奈美の下半身は白衣の下で右手が蠢き続けており、上半身の動きに合わせて下半身の動きも激しくなっていく。
くちゅっ、くちゅくちゅ……っ
真奈美の下半身からも卑猥な音が響きだす。その音に反応するように孝の陰嚢が上昇を始める。
「真奈美……、そろそろ……」
「ぷはぁ……。うん……」
真奈美は咥えていた口を放し、頷くように首を縦に振ると左手の中指と人差し指で陰茎の根元を優しくつかみ、上下にゆっくりストロークを始める。親指を雁首の先に当てながら鈴口を舌先でチロチロと舐め上げる。
「真奈美っ、いくっ……」
「先生っ出してっ。白いの、いっぱいっ、はむぅっ……」
真奈美は一気に指のストローク速度を上げ、陰茎を口いっぱいに咥え込むと、頭を大きくまわすように振りながら舌を使って激しくむしゃぶりつく。
「じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷぷっ……」
「ああああっ…………!!」
「んむぅうぅぅう!!!!」
どっぴゅっ! どぴゅっ! どぴゅっ!! どくっ……、どくっ……
白濁液が勢いよく真奈美の口内に放出される。
「んむうぅぅぅ……」
全てを吸い取るように真奈美は孝の陰茎を口をすぼめながら咥え続ける。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……」
孝が息をしながら真奈美の口から腰を引いて陰茎を抜くと、ぽたっと精液が少し滴り落ちた。真奈美は口を閉じ、顎を上にして喉を鳴らす。
「んんんん、ごくっ。んん……」
そして何度かに分けるようにして首筋を通り、精液が真奈美の体内へ吸収されていく。
真奈美は微妙に震えながら一度下を向き、そして顔をあげると孝に向かって舌をベーっと出す。
「えへへ……。いつもより濃かったから飲み込むの大変だったよぉ……」
「ふふっ。それは何よりだ」
孝も満足そうな表情を浮かべる。
「さて……、そろそろ始業の準備だな」
「あ…………。そうね。そうだったわ」
真奈美は役のことを一瞬忘れていたようだった。
「ぷっ、だめじゃん! 真奈美さん」
兄がカメラを止めたのを確認した後、横で優菜が吹き出していた。
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