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第六章 ケモノたちの宴
(55)ケモノたちの宴 その5-3
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優菜が足を持ち上げながら胸を足に当てるように擦る動きを始める。兄は足を持ち上げながら自分の腰に足が乗っかるように寝そべる体勢をとる。
「やーん、何これ。なんなのよぉ……」
「真奈美さん? あまり騒ぐと今度はお口をふさいじゃいますよ」
愛子が真奈美の耳元で妖しい声で囁く。その声に真奈美がビクッ、と反応する。
「あ……、愛子ちゃん?」
「うふふっ、じゃぁ、はじめましょうか……」
克也と愛子が目で合図を送りあう。
「まずは耳から……」
克也が愛子に指示を送るように言う。愛子は頷いて、そっと真奈美の耳に唇を近づける。
ちゅっ、ちゅっ…………
短いキスの後、舌先で耳の外側を這うように舐めてからそっと囁く。
「ゆーっくり、息をして……、そう……、深呼吸して……」
愛子の囁く声に真奈美は身を委ねていく。大きく息を吸ってゆっくりと吐き出す。
「はぁー…………」
真奈美の身体の力がゆっくりと抜けていく。
優菜はゆっくり右脚を肩に持ち上げた態勢を崩さずに兄と同じように自分の腰に真奈美の脚が乗っかるように寝そべると、足首から膝下にかけて自分の胸に当てながら擦るように上下に動かす。兄は同じ体制を崩さずに左足の足首から膝下をゆっくりと両方の掌で擦る。愛子は真奈美の耳を丁寧に舐め回していく。
ちゅっ、ちゅりゅ……、ちゅっ、ちゅりゅっ…………
部屋全体に淫靡な音だけが響き始める。
「んっ……、んんんっ……、はぁ……」
耳の中まで舐め上げた愛子の舌先は頬を伝って真奈美の唇へ、舌先で上唇を持ち上げながら口内への挿入を求める。真奈美も応えるように舌先を愛子の舌へ絡ませる。
「んっ……、ちゅるっ……、ちゅっ……、ちゅるっ……」
お互いの舌を絡ませながら求め合う。唾液が真奈美の口元から流れ出し頬を伝う。
「ぷはぁ、はぁ……、はぁ……」
息をするのも忘れるほどに夢中でふたりはお互いの唇をふさいで求め合っていた。
「愛子ちゃんのキス、上手すぎ……。はぁ……」
愛子はニコッと笑ってそのまま左の耳まで舌を這わせ、右耳と同じように舐め上げる。優菜はその様子を見ながら真奈美の足裏全体から足の甲、指と、丁寧に舐め上げていく。
「優菜ちゃんの舌遣いもいやらしいよぉ……。私こんなの教えた覚えないよぅ……」
「んっ……、お褒めにあずかり光栄です。真奈美先生っ」
優菜はニコッと笑って足の甲に軽くキスをする。
「お兄さぁん……、そろそろ私のアソコどうにかなっちゃいそうなのぉ……」
真奈美が左足の愛撫を続けていた兄に向かっておねだりする。
「そこは、誰も、触・れ・な・い。誰もね」
兄が真奈美に向かって、にやりとしながら答える。
「いやぁぁん、せつない……、せつないよぉ……」
「だいじょうぶ。私たちが、あそこを触らなくても、いかせてあげます」
愛子がそっと真奈美の耳元で囁く。
「愛子ちゃん……。今日の愛子ちゃん、スゴイいやらしいよぉ……」
「わたしはいつもこうですよ? 知らなかったんですか? 真奈美さん」
「知らないー。知らないよぉ……。んんっ」
不意に愛子が再び真奈美の唇を塞ぐ。
「んんっ、ちゅっ、ちゅっ……、ちゅっ……」
長いキスが繰り返される。お互いの舌を絡ませあいながら求め合い、息をするのも忘れる。淫靡な音だけが部屋にこだまする。
「ぷはぁ。はぁ、はぁ……、ハァ……」
「やーん、何これ。なんなのよぉ……」
「真奈美さん? あまり騒ぐと今度はお口をふさいじゃいますよ」
愛子が真奈美の耳元で妖しい声で囁く。その声に真奈美がビクッ、と反応する。
「あ……、愛子ちゃん?」
「うふふっ、じゃぁ、はじめましょうか……」
克也と愛子が目で合図を送りあう。
「まずは耳から……」
克也が愛子に指示を送るように言う。愛子は頷いて、そっと真奈美の耳に唇を近づける。
ちゅっ、ちゅっ…………
短いキスの後、舌先で耳の外側を這うように舐めてからそっと囁く。
「ゆーっくり、息をして……、そう……、深呼吸して……」
愛子の囁く声に真奈美は身を委ねていく。大きく息を吸ってゆっくりと吐き出す。
「はぁー…………」
真奈美の身体の力がゆっくりと抜けていく。
優菜はゆっくり右脚を肩に持ち上げた態勢を崩さずに兄と同じように自分の腰に真奈美の脚が乗っかるように寝そべると、足首から膝下にかけて自分の胸に当てながら擦るように上下に動かす。兄は同じ体制を崩さずに左足の足首から膝下をゆっくりと両方の掌で擦る。愛子は真奈美の耳を丁寧に舐め回していく。
ちゅっ、ちゅりゅ……、ちゅっ、ちゅりゅっ…………
部屋全体に淫靡な音だけが響き始める。
「んっ……、んんんっ……、はぁ……」
耳の中まで舐め上げた愛子の舌先は頬を伝って真奈美の唇へ、舌先で上唇を持ち上げながら口内への挿入を求める。真奈美も応えるように舌先を愛子の舌へ絡ませる。
「んっ……、ちゅるっ……、ちゅっ……、ちゅるっ……」
お互いの舌を絡ませながら求め合う。唾液が真奈美の口元から流れ出し頬を伝う。
「ぷはぁ、はぁ……、はぁ……」
息をするのも忘れるほどに夢中でふたりはお互いの唇をふさいで求め合っていた。
「愛子ちゃんのキス、上手すぎ……。はぁ……」
愛子はニコッと笑ってそのまま左の耳まで舌を這わせ、右耳と同じように舐め上げる。優菜はその様子を見ながら真奈美の足裏全体から足の甲、指と、丁寧に舐め上げていく。
「優菜ちゃんの舌遣いもいやらしいよぉ……。私こんなの教えた覚えないよぅ……」
「んっ……、お褒めにあずかり光栄です。真奈美先生っ」
優菜はニコッと笑って足の甲に軽くキスをする。
「お兄さぁん……、そろそろ私のアソコどうにかなっちゃいそうなのぉ……」
真奈美が左足の愛撫を続けていた兄に向かっておねだりする。
「そこは、誰も、触・れ・な・い。誰もね」
兄が真奈美に向かって、にやりとしながら答える。
「いやぁぁん、せつない……、せつないよぉ……」
「だいじょうぶ。私たちが、あそこを触らなくても、いかせてあげます」
愛子がそっと真奈美の耳元で囁く。
「愛子ちゃん……。今日の愛子ちゃん、スゴイいやらしいよぉ……」
「わたしはいつもこうですよ? 知らなかったんですか? 真奈美さん」
「知らないー。知らないよぉ……。んんっ」
不意に愛子が再び真奈美の唇を塞ぐ。
「んんっ、ちゅっ、ちゅっ……、ちゅっ……」
長いキスが繰り返される。お互いの舌を絡ませあいながら求め合い、息をするのも忘れる。淫靡な音だけが部屋にこだまする。
「ぷはぁ。はぁ、はぁ……、ハァ……」
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