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黒猫シャルロッテの呟き
月夜の黒猫と瑠菜〜私に世界が救えますか?〜
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窓際から黒猫は、三日月を眺めていた。
「どうしたの?シャルロッテ」
そう問いかける黒猫の主人の少女 瑠菜(ルナ)
「今夜の三日月は何を意味しているのか忘れたの瑠菜?」
シャルロッテは、そう問いかける。
「そうだったね!忘れてた」
瑠菜は今夜の月の光の意味を忘れてた。
「魔方陣の力が今夜の三日月の力で発動するんだったね」
喋る黒猫シャルロッテは呆れ顔で言い放つ
「まったく!こんな大事な事 普通忘れるか?」
「だって、魔方陣を書いたの もう3年も前の事なんだから~」
「そんな事だと一人前の魔法使いになれないぞ!」
「大丈夫!いままで ちゃんと準備してきたから、もう中学1年生だし!それにこうして間に合ったじゃない」
「それにシャルロッテもちゃんと居るしね」
瑠菜は呆れ顔のシャルロッテに言い訳ならない返答をする。
実際、儀式は来月の予定だと思っていた。
「でも本当かな、今夜の三日月で世界が変わるなんて?」
「本当よ!その為に準備や練習してきたんじゃない!」
半信半疑の瑠菜に然るべき準備や練習をさせてきたシャルロッテはまたまた呆れた。
今宵の月の光が闇の眷属を数万年振りに蘇えさせる
そんな おとぎ話を信じろと黒猫のシャルロッテに言い聞かせられていまいち信じ難い瑠菜であった。
しかしながら 喋る猫に小学生の頃から魔法の特訓をさせられ続けさせられて、今更 悪い夢を見ているとは思えない。
シャルロッテとの出会いは、瑠菜が小学生の頃、家の近くの公園でお腹を空かして
ふらふらになっていたシャルロッテを保護をしたら日本語で「助けてくれて、ありがとう」と喋ってからだ。
シャルロッテが言うには、黒猫の自分は別世界で王家のペットとして愛されてきたが、別世界の闇の眷属達によって 元居た世界は滅ぼされて自分は主人の皇女に逃がしてもらい この世界に来たらしい。
その闇の眷属達は、あちこちの別世界を侵略しては闇に戻るのを繰り返し、繁栄をしてきたらしい。
そして今宵の月の力で瑠菜の住む世界に数万年振りに蘇るらしい。
そんな時、けたたましくヘリの爆音が鳴り響きサイレンと同時に警戒警報が発令中と音声が流れる!
【市民の皆さん!危険な生物が街に出ました!外出は控えて下さい!繰り返します!...!】
「ね!言った通りになったわね」
シャルロッテは少し緊張感をただよせながら呟いた。
そんな おとぎ話の世界がこの世界に来た?瑠菜は震え上がった!
「どうしたの?シャルロッテ」
そう問いかける黒猫の主人の少女 瑠菜(ルナ)
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シャルロッテは、そう問いかける。
「そうだったね!忘れてた」
瑠菜は今夜の月の光の意味を忘れてた。
「魔方陣の力が今夜の三日月の力で発動するんだったね」
喋る黒猫シャルロッテは呆れ顔で言い放つ
「まったく!こんな大事な事 普通忘れるか?」
「だって、魔方陣を書いたの もう3年も前の事なんだから~」
「そんな事だと一人前の魔法使いになれないぞ!」
「大丈夫!いままで ちゃんと準備してきたから、もう中学1年生だし!それにこうして間に合ったじゃない」
「それにシャルロッテもちゃんと居るしね」
瑠菜は呆れ顔のシャルロッテに言い訳ならない返答をする。
実際、儀式は来月の予定だと思っていた。
「でも本当かな、今夜の三日月で世界が変わるなんて?」
「本当よ!その為に準備や練習してきたんじゃない!」
半信半疑の瑠菜に然るべき準備や練習をさせてきたシャルロッテはまたまた呆れた。
今宵の月の光が闇の眷属を数万年振りに蘇えさせる
そんな おとぎ話を信じろと黒猫のシャルロッテに言い聞かせられていまいち信じ難い瑠菜であった。
しかしながら 喋る猫に小学生の頃から魔法の特訓をさせられ続けさせられて、今更 悪い夢を見ているとは思えない。
シャルロッテとの出会いは、瑠菜が小学生の頃、家の近くの公園でお腹を空かして
ふらふらになっていたシャルロッテを保護をしたら日本語で「助けてくれて、ありがとう」と喋ってからだ。
シャルロッテが言うには、黒猫の自分は別世界で王家のペットとして愛されてきたが、別世界の闇の眷属達によって 元居た世界は滅ぼされて自分は主人の皇女に逃がしてもらい この世界に来たらしい。
その闇の眷属達は、あちこちの別世界を侵略しては闇に戻るのを繰り返し、繁栄をしてきたらしい。
そして今宵の月の力で瑠菜の住む世界に数万年振りに蘇るらしい。
そんな時、けたたましくヘリの爆音が鳴り響きサイレンと同時に警戒警報が発令中と音声が流れる!
【市民の皆さん!危険な生物が街に出ました!外出は控えて下さい!繰り返します!...!】
「ね!言った通りになったわね」
シャルロッテは少し緊張感をただよせながら呟いた。
そんな おとぎ話の世界がこの世界に来た?瑠菜は震え上がった!
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