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第一章 101人目の勇者様、誕生
第三話 王に呼ばれて
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魔王出現から一年が経った。
正直あっという間だった。
何十人も勇者とその仲間たちが派遣されては、帰っては来ない者となって…。
モンスターは、もう我が国にもたくさんいて、一般住民も対魔王軍用の安い武器は常備しているようになっていた。
(対魔王軍用武器とは、魔王とモンスターに効く武器のことである。
まあ俺も安いやつなら持っている。護身用っていうやつだ。)
そして6月1日、国王に呼ばれて城に急いだ。
もちろんパジャマだ。
俺は夜行性なんだ。昼に呼ばないでもらいたい。
ところで、なんで呼んだのだろうか。
まさか、勇者認定!?
などと興奮して高揚しながらも城につき、王のいる部屋に通される。
王「おお、来たか…ん?」
俺「どうされましたか?」
王「変わった格好で来たんじゃな。」
俺「パジャマですからね。まあこんな時間に呼ぶのが悪いです。」
王「そ、そうか…。」
俺「ところで、なぜ呼んだんでしょうか?もうキクラゲを食べてなさすぎて禁断症状が…。」
王「そうじゃそうじゃ、本題を忘れとったわい。お主を勇者に認定する。」
俺「ほんとですかっ!?」
俺は王の肩を掴み、ぶんぶん振り回す。王は頭をグラグラと揺らす。
俺「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
俺はそのまま帰ってキクラゲを乾燥状態のままポリポリ食べたのであった。
王の頭を振り回しすぎたため、王が脳震盪を発症したのは秘密。
正直あっという間だった。
何十人も勇者とその仲間たちが派遣されては、帰っては来ない者となって…。
モンスターは、もう我が国にもたくさんいて、一般住民も対魔王軍用の安い武器は常備しているようになっていた。
(対魔王軍用武器とは、魔王とモンスターに効く武器のことである。
まあ俺も安いやつなら持っている。護身用っていうやつだ。)
そして6月1日、国王に呼ばれて城に急いだ。
もちろんパジャマだ。
俺は夜行性なんだ。昼に呼ばないでもらいたい。
ところで、なんで呼んだのだろうか。
まさか、勇者認定!?
などと興奮して高揚しながらも城につき、王のいる部屋に通される。
王「おお、来たか…ん?」
俺「どうされましたか?」
王「変わった格好で来たんじゃな。」
俺「パジャマですからね。まあこんな時間に呼ぶのが悪いです。」
王「そ、そうか…。」
俺「ところで、なぜ呼んだんでしょうか?もうキクラゲを食べてなさすぎて禁断症状が…。」
王「そうじゃそうじゃ、本題を忘れとったわい。お主を勇者に認定する。」
俺「ほんとですかっ!?」
俺は王の肩を掴み、ぶんぶん振り回す。王は頭をグラグラと揺らす。
俺「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
俺はそのまま帰ってキクラゲを乾燥状態のままポリポリ食べたのであった。
王の頭を振り回しすぎたため、王が脳震盪を発症したのは秘密。
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