高時が首

チゲン

文字の大きさ
上 下
9 / 15

第9幕

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

冬王と鞠姫

チゲン
歴史・時代
 元弘三(1333)年春。畿内周辺では鎌倉幕府を倒すべく様々な勢力が兵を挙げていた。その一方、鎌倉近郊では人間が変化した化け物『異形』が人々を苦しめていた。  鎌倉で異形退治をしていた少年冬王は、ある夜、異形に襲われそうになっていた鞠という少女を助ける。ところが鞠は、危険な目に遭ったにも関わらず、冬王に異形を殺さないよう頼んできた。何でも彼女は異形を元の人間に戻せると言うのだが…。  2014年執筆。2022年改稿。  小説投稿サイト『小説家になろう』にて同時掲載中。

夜珠あやかし手帖 ろくろくび

井田いづ
歴史・時代
あなたのことを、首を長くしてお待ちしておりましたのに──。 +++ 今も昔も世間には妖怪譚がありふれているように、この辻にもまた不思議な噂が立っていた。曰く、そこには辻斬りの妖がいるのだと──。 団子屋の娘たまはうっかり辻斬り現場を見てしまった晩から、おかしな事件に巻き込まれていく。 町娘たまと妖斬り夜四郎の妖退治譚、ここに開幕! (二作目→ https://www.alphapolis.co.jp/novel/284186508/398634218)

陸のくじら侍 -元禄の竜-

陸 理明
歴史・時代
元禄時代、江戸に「くじら侍」と呼ばれた男がいた。かつて武士であるにも関わらず鯨漁に没頭し、そして誰も知らない理由で江戸に流れてきた赤銅色の大男――権藤伊佐馬という。海の巨獣との命を削る凄絶な戦いの果てに会得した正確無比な投げ銛術と、苛烈なまでの剛剣の使い手でもある伊佐馬は、南町奉行所の戦闘狂の美貌の同心・青碕伯之進とともに江戸の悪を討ちつつ、日がな一日ずっと釣りをして生きていくだけの暮らしを続けていた…… 

地獄極楽仕留屋稼業 ~聚楽第異聞~

戸影絵麻
歴史・時代
文禄4年秋。朝鮮出兵で湧く京都の町に横行する、若い女ばかりを狙った残忍な辻斬り。 人の世の片隅で、仇討ち代行を生業としてひそかに生きる化生の一族、夜叉姫、犬丸、撫佐の3人は、とある異人の依頼で、その辻斬りの犯人を追うことになる。はたしてこれは、豊臣秀吉の怒りを買い、一族郎党ともども惨殺された殺生関白秀次の呪いなのか。謎を追ううちに夜叉姫らは、秀吉の手によって完膚なきまでに破壊され尽くされた聚楽第の地下の黄金の迷宮に誘われ、世界を根底から覆す陰謀に巻き込まれる…。

忍びの星 ~落ちこぼれ甲賀忍者の無謀な挑戦~

武智城太郎
歴史・時代
 善吉は、幼い頃より超一流のスター忍びになることを夢見る甲賀忍者の卵。里の忍術教室で長年にわたり修業を積むも、痩せっぽちで気弱な彼は、留年?をくりかえす落ちこぼれであった。師匠からは叱責され、家族からは疎まれ、女子からはバカにされる惨めな日々……。  今回もまた忍びデビューのチャンスを後輩に奪われた善吉は、さすがに心が折れかける。 「世界は広い! 里で忍びになれぬなら他国で仕官すればよい。それも一国一城の大大名に仕えるんじゃ!」    善吉の幼馴染で、タイプは正反対ながら、やはり落ちこぼれであるデブで無神経な太郎太が吠える。  それは恋あり友情あり、そして天下を揺るがす暗殺作戦ありという、想像を超えたいきあたりばったりの冒険のはじまりだった───。    本作は戦国時代が舞台ですが、歴史的背景はきわめて希薄です。〈甲賀の里〉以外の国や人物などはすべて架空のものです。半ファンタジーの青春コメディー忍者アクションとしてお楽しみください。

いまは亡き公国の謳

紫藤市
歴史・時代
ロレーヌ公国公爵の庶子ジェルメーヌとステファーヌは双子の公女だ。 1723年6月。公国の嫡男だったレオポール公子が病死する。 レオポールの弟であるフランソワが嫡男となるはずだったが、フランス王家の血を引くフランソワが家督を継ぐことに反対している家臣がいた。彼らは庶子であるステファーヌが男であるという秘密をジェルメーヌたちの母親から聞き出しており、フランソワとステファーヌのすり替えを目論んでいた――。 のちにハプスブルク家の全盛期を築くマリア・テレジアの夫となるフランツ・シュテファンを巡る、歴史の裏で繰り広げられるロレーヌ公国の跡継ぎ争いと、暗躍するプロイセン王国の物語。

黒羽織

藤本 サクヤ
歴史・時代
時は江戸。 麹町平河町の陰間茶屋で、心を交わした侍と陰間に訪れた最後の夜――。

戦国乱世は暁知らず~忍びの者は暗躍す~

綾織 茅
歴史・時代
戦国の世。時代とともに駆け抜けたのは、齢十八の若き忍び達であった。 忍び里への大規模な敵襲の後、手に持つ刀や苦無を筆にかえ、彼らは次代の子供達の師となった。 護り、護られ、次代へ紡ぐその忍び技。 まだ本当の闇を知らずにいる雛鳥達は、知らず知らずに彼らの心を救う。 しかし、いくら陽だまりの下にいようとも彼らは忍び。 にこやかに笑い雛と過ごす日常の裏で、敵襲への報復準備は着実に進められていった。 ※他サイトにも投稿中です。 ※作中では天正七年(1579)間の史実を取り扱っていくことになります。 時系列は沿うようにしておりますが、実際の背景とは異なるものがございます。 あくまで一説であるということで、その点、何卒ご容赦ください。

処理中です...