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四章 魔物大戦争編
十六話 ギルドの応接室で……♡
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お昼頃を迎えたギルド内部は閑散としていた。
それもそうだろう……冒険者は基本朝からクエストを受け、それぞれの仕事へと移っていく職業だ。
街の外、森などへ行くとしても日が沈めば魔物が活発になり危険度が増す。
それゆえ冒険者は、朝出発し夕方戻るというホワイトな仕事時間である。
「命がけという点を除けばだけどな……」
冒険者という仕事がブラックかホワイトかはさておき、顔見知りの受付嬢にマリーを呼んでもらう。
マリーは俺の専属というポディションになってからは基本的に受付に立つことはなく、俺の依頼の処理と予約の受付を専業にしている。
しかしそれだけで業務時間が埋まることはないので、手の空いたときは他の仕事も手伝っているようだ。
「お待たせいたしましたカルマ様。ご用件は予約の確認でしょうか?」
受付嬢の制服に身を包んだマリーがお仕事モードで話しかけてきた。
「まぁ明日の予約が入ってるなら聞いておくけど、丁度いいからマリーと昼食を食べに行こうかと思ってね」
「ああ……申し訳ありませんカルマ様……私はルーシーちゃんが作ってくれたお弁当を持ってきていまして……」
あー、ルーシーは青い髪の兎獣人族で料理スキルを持つ俺の奴隷だ。
屋敷での食事は全て彼女が作ってくれているし、掃除や洗濯も率先して手伝ってくれている。
美桜は治癒の仕事や家事を、ジェシカとノエルは掃除や洗濯をよくやってくれている。
まぁノエルはソフィアのお世話が生きがいみたいだけどな……。
「んーじゃあ俺も持ち歩けるものを買ってくるから一緒に食べる?」
「はいっ! ぜひ! ……あ、でもその前にこれを見てください……!」
そう言ってマリーが差し出してきたのは一冊の帳簿。そこには俺の依頼の予約者の名前が書かれていて、お相手した後には料金と支払い済みの印も押されるしっかりしたものだ。
そしてマリーが開いて見せたページを見てすぐに何を見せたいのか理解する。
言語理解のスキルにより、この世界の文字も言葉も俺の理解できる日本語のように見えたり聞こえたりする。
今日より前の日付には俺が街を離れていた為に空欄が並んでいるが、明日以降には既に数名の名前が書かれていた。
カタカナ表記の名前の中に燦然と輝く漢字名。
「明日の予約に……藤堂葵……?」
◇
なんで藤堂さんが予約なんてしているのか……セックスするつもりがあるのかわからないが、とりあえず俺は屋台で串焼きとホットドッグらしきものを購入してきた。
「もしかしたら何か相談事があるのかもしれないしな」
マリーに連れられ小さな会議室へと入る。職権乱用のようだが先に言ったように朝と夕方以外の時間は、打ち合せや報酬の受け渡し、または指名依頼の説明などに使われる個室もほとんど空室だ。
マリーが茶を淹れてくれ、二人で並んで座り、他愛ない話をしながら食事を始めた。
彼女の弁当はサンドイッチだ。
タマゴサンドやハムとレタスサンドなど、色とりどりのサンドイッチがバランスよくお弁当箱に収められていた。
「カルマ様も食べますか……? はい……あーん……♡ 」
「んっ……うん、流石ルーシー。うまいな」
こういうのは彼女の手作りサンドイッチが定番なのだろうが、残念ながらこの味はルーシーにしか出せないだろう。
「うぅ……今度は私が作った料理をあーんしたいです……」
隣り合って座っているがマリーとの距離は肩が触れ合うほどに近い。
あーんするときなんてマリーの豊満な胸が押し付けられ心地よい刺激を与えてくれる。
うん……ムラムラしてきたな……。
俺はマリーに立ち上がるように言い、俺の左膝へと座らせる。左腕を腰に回ししっかり背中も支えてあげることも忘れない。
「こんなの……子供みたいで恥ずかしいです……♡ 」
「そう言わずに……ほら食べさせてあげる。あーん」
「余計に子供みたいじゃないですかぁ……」
そう言いつつも素直に差し出されたホットドッグに噛付き、口元に手を当てながら上品に咀嚼するマリーを眺める。
太ももに乗せられた肉厚な彼女のおしりの感触。ほんのり汗交じりの女の甘い匂い。ズボンの中では息子がムクムクと怒張していく……。
次は私の番とマリーがサンドイッチを手に取り、俺へ差し出すと体を捻ったマリーの太ももが俺のズボン越しに硬くなったモノへと押し付けられた。
「えっ……♡ あっ……♡ 」
マリーの顔は全てを察したのか、一瞬で恋する乙女から発情した雌へと変わる。
俺の股間部を凝視する彼女の視線が俺へと移り……そのまま固定される。
頬を赤く染め上げ、期待するような、しかし少し困ったような……なるほど、彼女はここがギルドの会議室であることも忘れていないようだ。
「なぁマリー頼みがあるんだが……」
「だ、駄目ですっ♡ ここはギルドなんですよ……?♡ ……駄目ですから……ね?♡ 」
駄目駄目と繰り返す彼女の視線は、言葉とは裏腹にチラチラと俺の股間へ注がれていた。
「まぁ聞け。余り長い時間ここに居続けるのは心配されたり怪しまれたりするかもしれない。そして俺たちは食事中だ。そうだな?」
「は、はい……そうです……ね」
なんで残念そうなんだよ。
「しかし、これを沈めることも必要だと思わないか? だから食事をしながら、これを沈めるのはどうだろうか?」
困惑気味のマリーのスカートの中へ右手を滑り込ませる。
指先がパンツ越しに秘部へ触れるとくちゅ♡ と小さな音と感触。
期待していたのかマリーのソコは、既に迎え入れる準備を始めていたようだ。
「んっ♡ ……駄目ですぅ……♡ んぁあ……カルマ様ぁ……♡ 」
パンツをずらし指を二本膣内へと挿入れると、ほぐれきってはいないが前日に巨根状態でセックスしていたおかげか指二本なら軽々呑み込んでしまった。
「んっ!?♡ ……あっ……あっ♡ 駄目ぇ……♡ 」
「ほら、食べないと。長居しすぎると誰か来るかもしれないぞ?」
「は、はい……んっ♡ やっ指ぃ……ひっ♡ くちゅくちゅしちゃ……あぁっ♡ 」
言われるがままにサンドイッチを手に取り、自らの口へ入れると共に指を曲げ、愛液を掻き出すようにゆっくりと動かしていく。
ほどよく緩い快楽に体を震わせながらも、マリーは粛々と食事を続けた。
「あっ♡ ……んんっ……♡ カルマ様も、ひうっ♡ どうぞ……あーんっ♡ 」
ホットドッグの残りを俺へと差し出すマリーのクリトリスにそっと親指を当てると、面白いように彼女の体が硬直した。
プルプルと体を震わせ、押し寄せる甘い誘惑に必死に抵抗する彼女の感情が伝わってくるかのようだった。
「はぁ……はぁ……♡ んっ……♡ ぁあ……♡ カルマ様……私……♡ 」
俺の太ももにお尻を乗せたマリーが抱き着くように寄りかかってきた。
息はあがり、頬も首も上気したマリーが俺の耳元で囁く。
――もう我慢出来ません……♡
ちんぽの長さを14cmに変更して、膣から引き抜いた指についた愛液を、亀頭と竿に出来るだけ塗り付けて滑りをよくしておく。
「マリー、跨って……そうそう、ほら自分で挿入れてごらん?」
「あぁぁ♡ 駄目ぇ……♡ 駄目ですカルマ様ぁ……♡ んあっ……硬いの……挿入ってくる……♡ ……ふぁああ♡ 」
口では駄目駄目と言いつつも、マリーは自分から腰を落としていった。俺がしたのは彼女を跨らせて亀頭をあてがうまででしかない。
「ギルドの会議室で……駄目なの……あっ……♡ 駄目なのにぃ……♡ んっ……♡ 声出ちゃ……♡ こんな体位、初めてで……っ♡ お゛っ♡ 」
この世界では対面座位は珍しいのか……? それともマリーがエロに対して無知なのか?
彼女は腰をくねらせお尻を前後に揺すって子宮口に亀頭を擦り付ける。
子宮口まで届いてはいるが、普段よりも細く短いちんぽはイキ狂うほどの快楽を与えてはくれないだろう。
「デカチンで子宮口をゴスゴス突くのもいいけど、こういうのもいいもんだろう?」
「はうっ♡ ふぅーー♡ ふぅーー♡ ……気持ちいいですっ……でも……♡ あっ……ぉおおっ……♡ イケそうで……イケないの……っ♡ ふぅーー♡ ふぅーー♡ もどかしいです……っ♡ 」
マリーは力いっぱい抱き着き、俺の肩に口を当てて必死に声を我慢していた。
それでいて腰を振るのもマリーなところが、えっちなこと大好きな彼女らしい。
いけないことをしていることに興奮している。
もしも声を聞かれたら……もしも誰か入ってきたら……そんなことを想像し、背徳感に苛まれているのだろう。
普段より体温が高い。普段より愛液が多い。普段より愛液の粘度が高い。
「ふぅーー♡ ふぅーー♡ カルマ様ぁ……♡ 熱々の精子欲しいですぅ……♡ 私の一番奥に……カルマ様の精子♡ ……ぷりぷりの精子ください♡ 」
「……いつの間にそんなおねだりを覚えたんだよっ」
マリーの尻を両手で掴み、思いっきり腰をひきつけちんぽを叩きつけた。
「お゛っ♡ 気持ちいっ……♡ んっ♡ おちんぽビクビクって……♡ 射精してっ……♡ 精子♡ カルマ様の精子っ♡ あっ♡ ぉおおっ♡ 」
ちんぽのサイズを17cmまで大きくする。
いままで子宮口をつつく程度だった亀頭がゴリッと子宮口を押し上げた。
「ぁあ゛あ゛っ♡ んぐっ♡ ふぅーー♡ ふぅーー♡ いっふ……♡ いっふぅうう……っ♡ 」
ひと際大きな喘ぎ声を漏らし、ついには俺の服を噛みしめながらマリーは腰を震わせた。
「射精すぞ……! 子宮で精子味わいながらいけ……! 」
掴んだ尻をそのままに、マリーの体を上下に振った。
座った状態の駅弁というべきか……駅弁と対面座位の中間のようなセックスだが、上半身を密着させるこの体位はまさしく恋人らしいセックスだと思う。
「んふぅうーー♡ んんんーーーっ♡ いっふっ♡ もほいっふ……っ♡ 」
薄っすら汗の滲むマリーのうなじ。
女性特有の甘い匂いを鼻孔いっぱいに吸い込み、子宮口をこじ開けるようにちんぽで殴りつけ……溜めこんだものが爆ぜる。
――ドクンッ!ドゥルルルルルッ!!ドゥルルルルルッ!!
「んんんっーーーー!!!♡♡ ……あっ♡ ……う゛っ……♡ お゛っ……♡ 」
腰と肩をガクガクと震わせながらマリーは静かに絶頂した。
服の布越しにくぐもった喘ぎ声は、俺にはしっかり聞こえたが、部屋の外にまでは聞こえていないだろう。
あー今更思い出した。マジックバッグの中に防音の魔道具が入っている筈だ。
だいぶ前だが、俺には必需品だと思ってジョセフさんの店で買ったんだ。
しばらくは部屋やカバンの中で、腕輪を貰ってからはずっと腕輪の中に仕舞ったままだった。
まぁ、多分誰にも聞かれていないだろう。扉の向こうに人の気配もないし……。
俺は怪しまれないギリギリの時間までマリーを抱きしめ、頭を撫で続けた。
マリーはその間中ずっと体を擦り付けて甘えてきた。
休憩も終わり、マリーは午後の仕事があるのでギルドの受付で別れる。
「それじゃ、邪魔したな。午後も頑張ってな……体は本当に大丈夫か?」
もちろん最後は小声でマリーだけに聞こえるように言った。
「はい、大丈夫ですよ♡ むしろ元気いっぱいになっちゃいました……♡ 」
ギルドを出てジョセフ商店へと向かう。
つい先日魔物の軍勢が攻めてきたとは思えないくらいに、街の中は賑わっていた。
といっても一部の行商人や貴族は王都方面へ避難してるけどな。
そんなこんなでジョセフ商店まであと数分という所で、俺は背後から急に腕を掴まれた。
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「カルにゃん見つけたにゃーー!!! すぐに行くにゃ!! 」
イネッサは言葉少なに走りだす。
腕を掴まれてる俺は当然のように引っ張られ走らされた。
「おいイネッサ! そんなに慌ててどうしたんだよ!? それに行くって、どこに!?」
走りながら一瞬だけ俺へ視線を向け、すぐに彼女は前を向いた。
「にゃー……カルにゃんの所為で……このままだと戦争になるにゃ!! 」
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