異世界性生活!!~巻き込まれ召喚された勇者のスキルが変態すぎた~

秋津紅音

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四章 魔物大戦争編

十一話 浴場で欲情で養生 後編 ♡

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「観客は二人だな、美桜」

「やぁ……♡ 恥ずかしいです……♡ 」

 嘘つけよ……『吉野せとか』が女性に裸を見られたくらいで恥ずかしがるはずがないだろうに。

 俺は美桜の手を引き浴槽の縁に腰かけ、膝の上に美桜を座らせた。マリーとグレースから良く見えるように俺に背を向ける形で……背面座位の形だな。

 体をしっかりと俺に預け、彼女は振り返り俺の目を真っすぐに見つめてくる。

 ――いつも・・・みたいに気持ちよくしてくれる?

 ――わかってるよ、任せとけって、お前の体は俺が一番良く知ってるんだから。

 ――うん、信じているよ。観客ってことは二人は視聴者・・・って事?

 ――あぁそうだ。二人に妖艶とは何か……魅せつけてやれ。

 ――了解、よろしくね・・・・・

 ――あぁ、よろしく・・・・

 アイコンタクトだけで美桜の言いたいことがわかる。それだけ体と心を通わせてきた自信がある。

 AVにおいて、女優のエロさを引き立てるのは男優の役目だが、よりエロい絵を撮りたいのなら女優と息を合わせての協力が不可欠だ。
 表情、体位、声の響き、それら基礎・・はもちろんのこと、時には汗の量や絶頂までの時間まで計算して作り上げていく。

 そして出来上がった作品を最終的に見るのはAVを視聴する者だ。
 カメラではなくAVそれを見る者を意識しろというのは業界ではよく言われる。まぁ今回は同時にカメラマンも兼任しているようなものだけどな。

 


 そっと美桜のわきの下から手を出し、指先で乳房の輪郭をなぞり上げた。すかさず美桜は腕を上げ俺の頭の後ろで手を組む。

 俺が足を開いてやれば、俺の太ももを跨いで・・・座る、美桜の足も同時に開かれる。

 それも、俺よりも足一つ分大きく。

「あは……♡ 全部、見られてる……♡ 」

 極小声で呟かれた言葉は、声のよく響く浴場であっても俺にしか聞こえていないだろう。

 少々嬉しそうに呟かれた言葉とは裏腹に、美桜は頬を赤らめ目を瞑り顔を背ける。それはまるで俺の首に顔を埋めるような格好で、首筋に当たる美桜の吐息が俺を昂らせていく。

 腰を前に突きだし、腕を上げ開脚した美桜の体は、どこを切り取っても絵になる暴力的なまでの美しさだ。

 下乳に手をあてがい焦らすようにおっぱいを揺らしてあげる。『美桜の胸はこれぐらい柔らかいんだよ』って観客に伝える為に。
 
「はっ……♡ はぁ……♡ んっ……♡ 」

 そこから円を描くように胸を撫でつけ、ゆっくりと揉みしだく。指が沈むほど柔らかな美桜の胸が変形し、乳首がぷっくりと自己主張を始めた。

「んっ♡ はぁ♡ ……乳首……♡ 乳首も……♡ んっ♡ 」

 美桜のおねだりを無視して指先で乳輪の輪郭をなぞっていく。美桜はそのもどかしさからか腰をカクカクと前後に振り出した。

 すると美桜以外の荒い息遣いが聞こえてきた。視線だけを動かし確認してみれば、マリーとグレースは食い入るように美桜の胸やまんこを見続けている。

 大方、自分がされた時のことを考えているのだろう。

 俺の……いや俺達の思惑通りに。
 俺と美桜がしているのは、男性は勿論のこと、主に女性・・へ向けた疑似撮影だ。男性であれば、女性の乱れた姿や喘ぎ声に興奮し自慰をするのだろうが、視聴者が女性であれば、『もし自分がされたら』という想像が出来る。

 男性に寄りかかり、執拗に胸をまさぐられる姿……しかも後ろから手を回されているこの体勢は、自慰で再現・・・・・するのに非常に都合がいい。男の手を自分の手に置き換えることが出来るからな。

 そしてついに……マリーが自分の胸に手をあて、俺の真似をするかのように撫で始める。

 ニヤつきそうになる口元を必死に堪え、俺は次の行為へと移行する。両手の人差し指だけを伸ばした状態で、美桜のピンク色の乳首の先端にそっと添えてやる。

「あぁ♡ ……んぁ♡ なんで……なんでぇ……♡ 」

 乳首を触って欲しかった、焦らされた、でも焦らした後にはご褒美があると知っている、だから期待していた、なのに……やっと触れられたと思ったら擦りも摘まみもしない。

 悲痛な美桜の感情が手に取る様に伝わってくる。そして、そんな美桜に同調するかのようにマリーとグレースの顔も……。

「あっ……♡ あっ……♡ んっ……♡ 」

 我慢が出来なくなった美桜が取った行動は、体を左右に振って、自ら指に乳首を擦り付けることだった。
 しかしいくら敏感な乳首であっても、それは決して強い刺激にはならないだろう。弱く甘く浸透する刺激の中で、美桜の体はもっと強い刺激を求めて、更に感度を上げていく。

 そして程よく敏感になったであろうタイミングを見計らい、親指と人差し指で乳首を摘まみ上げる。痛くない程度に、やっと求めていた強烈な刺激が、全身を駆け巡るように。

「んっ……♡ ひっ♡ ひぅぅぅううう♡ あっ♡ おっ……♡ 」

 全身の筋肉が強張り、弛緩する……絶頂したようだな。

 くたっと俺に寄りかかる美桜が潤んだ瞳で見つめてくる。その目はもう挿入れて欲しいと訴えかけて来ているが、もう一度絶頂くまで我慢してもらおうか。

 美桜の口を俺の口で塞ぎ、左手で乳首を捏ねながら右手をクリトリスにあて、ちょんちょんと弾くように動かした。

「んんぅっ♡ んちゅ……♡ んぁあ♡ ひゃうっ……♡ あっ♡ あっ……♡ 」

 中指でクリを弾きつつ、手のひらの根元……手根しゅこんで美桜のお腹を軽く押し込み、離す。何度も緩い圧迫感を与えていくと次第に美桜に余裕が無くなってきた。

「あっ♡ んんっ……♡ 駄目……♡ 出ちゃう……♡ 出ちゃいますから……♡ あっあっ……♡ 駄目ぇ!♡ 」

 プシャァアア!っと激しく潮を撒き散らす美桜。飛び散った潮がマリーとグレースの体にかかるが、二人はそんな事気にもせずに美桜の絶頂を観察していた。

「はぁはぁ……♡ もう……知業さぁん……♡ んっ♡ 」

 甘く情けない声を出す美桜が、『もう本当に挿入れて?』と視線で訴えてくる。その間にも乳首とクリトリスをさわさわと撫で続けると「んっ♡ あっ♡ 」と喘ぎ、体がピクピクと反応していた。

「じゃあ挿入れようか……腰を浮かせてくれ」

「ん……♡ はい……♡ 」

 前かがみになり俺の膝に手をついた美桜の腰が上がり、俺がちんぽを掴んで膣口にあてがってあげると、溢れ出た熱々の愛液が亀頭から竿まで伝った。

 ぷっくり膨らんだドテマンを掻き分けて亀頭が膣内に侵入していくと、待ちかねたと言わんばかりにヒダが絡みつき、奥へ奥へと飲み込もうと蠢いた。

「あぁ……♡ 知業さんのおちんぽ♡ きたぁ……♡ んっ♡ ……あぁ、いい♡ 」

 根元までちんぽを咥え込んだ美桜は、まるで熱い湯に浸かったように全身を弛緩させ、再び俺にもたれかかってくる。
 きゅん♡ きゅん♡ とびちゃびちゃに濡れそぼった膣が絡み締めあげてくるが、美桜は動くつもりはないらしい。
 振り返った美桜が俺の頬にキスをひとつ落とす。

 はいはい、任されましたよ。

 美桜の腰を両手で掴み、彼女の体を前後に揺する。

「んっ♡ あっ♡ 気持ちいい♡ あっ♡ あっ♡ 」

 窮屈な挿入ではあるが、これが思いの外良く擦れる。マリーとグレースからも結合部が良く見えるだろう。
 もちろん俺と美桜は見せつける為にそうしている。カメラ映えする体位をするのは俺達にとっては基本であり、本能的にそうしてしまう、ある意味職業病だ。

 二人っきりならしないけどな。

 そして『今は』短くなった愚息で子宮口に届かせる為に、乳首や潮吹きといった前戯を行ったおかげで『今の』愚息でもきちんと奥を捉えられている。

 今はだぞ!! 今だけだからな!

「んっ♡ あんっ♡ 子宮口おくまでっ♡ ゴリゴリされてるっ♡ いい♡ 気持ちいい♡ もっと♡ あぁ♡ 」

 グチュッ♡ グチュッ♡ とよく濡れた膣を擦りあげる音と、美桜の喘ぎ声が混ざり合い浴室内に響き渡った。

「んちゅ♡ ちゅぱっ……♡ あっ♡ あぁ♡ 知業さん♡ 知業さんっ♡ 好き♡ 大好きっ♡ んふっ♡ んじゅるっ♡ 」

 振り返り俺の口を塞ぎ、自ら腰を振り出した美桜。俺は自由になった両手を乳首とクリトリスに持っていき、彼女へ快感を蓄積させる。

 ゴクリッと息を呑む音が聞こえた。それはマリーかグレースか……どちらにせよ、二人は美桜の痴態を食い入るように見続けている。

 乳首を捏ねまわし、指先でクリトリスを擦りあげ、手根で子宮に圧力をかける。

 絶頂が近くなると美桜はキスをやめ、正面へ顔を向けて切なげな、それでいて羞恥に染まる顔を観客に見せる。

 それは同時に、絶頂の瞬間の喘ぎ声をよく聞かせる為でもあり、俺に両手だけでなく口も使って奉仕させる為でもあった。

 まさしく阿吽の呼吸。

 すかさず美桜の耳の穴に舌を差し込み、くちゅくちゅと音を響かせ、美桜を絶頂へと導いていく。

「あぁっ♡ そんなの駄目ぇ♡ エッチすぎるのっ♡ あっ♡ んんっ……♡ きちゃう……きちゃうからっ……♡ い、絶頂っく……♡ 」

 美桜は観客へ向け惜しげもなく乱れた身体を見せつける。

 私を見ろ! 私の体を見ろ! 私達に魅入れ!

 汗ばんだスベスベの肌を、ちんぽを咥え込む膣を、恍惚に濡れる表情を、魅入って興奮しろ!

 子宮口、クリトリス、乳首、さらには耳の穴まで愛撫された美桜は容赦なく昇りつめていく。

 そして限界まで出し渋った精子が決壊する。

「いいぞ……俺も射精すからな……! ほら、絶頂けっ! 美桜っ!」

 ――ドクンッ!ビュッ!!ビュルルッ!!……ビュッ!!ビュッ!!

「んっ……んぁぁああああっ♡♡ あっ♡ いっくぅぅうう♡ ……あっ♡ あちゅいの……♡ いっぱい……♡ んっ♡ 」

 降りきった子宮口へと亀頭を押し付け、最後の一滴まで絞り出すような射精感に浸っていると、美桜はぶるりと身を震わせ脱力し、しなだれかかってきた。

「んぁ……♡ 知業さぁん……愛しています……♡ 」

「あぁ、俺も愛して……」

 美桜と愛を確かめ合おうとした瞬間、浴室の扉がスパァンッッ!!と豪快に開かれた。

「ちょっとぉぉおお! 帰ってきたなら私にも声をかけなさいよぉぉおお!!」

 怒鳴り声の主は……浴室だからか全裸になり、顔を赤くしたソフィアだった。

「あ……忘れてた」

「泣くわよっ!?」

 既に半泣きのソフィアは大股で俺の元へと近づいてくる。

 ……ふむ。改めて見るとスレンダーで美しい体のラインをしているな。

「……んっ♡ 知業さん、膣内なかでビクッて……♡ あん♡ 」

「なにしれっと続けようとしてるのよ!?」

 これ以上は本当に泣いてしまいそうだな、俺は一言美桜に断りを入れ、ゆっくりとちんぽを引き抜いた。

「してないしてない。もう終わったところだから……久しぶりだなソフィア。さっきは見かけなかったけど……何処にいたんだ?」

「……お姉様の抱き枕にされてたのよ……。おかえりなさいカルマ」

 お姉様……メロディか。いやあいつは妊娠を確認したら魔物使いが来る前にグレイベル皇国へ帰る予定じゃなかったか……?

 そんな俺の思考よりも、抱き着きたくてうずうずしてるソフィアと、おあずけ状態のマリーとグレースが限界を迎えた。

「そんなことより……」

「カルマ様……私達も抱いてください……!」

「わ、私もカルマに抱いてほしいもん!!」

 とりあえずソフィアをハグしつつ続きはベッドの上ですると説得し、みんなで湯に浸かって温まることにした。

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