異世界性生活!!~巻き込まれ召喚された勇者のスキルが変態すぎた~

秋津紅音

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四章 魔物大戦争編

十話 浴場で欲情で養生 前編 ☆

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「では御主人様、こちらへどうぞ……♡ 」

 マリー、グレース、美桜の三人と一緒に浴場へとやってきた俺は、美桜に案内されるままに木の小さな椅子に腰かける。
 中世ヨーロッパな雰囲気の異世界だが、風呂場の桶と椅子は温泉旅館風に俺がオーダーメイドで作ってもらったこだわりの品だ。

 もうじきお嫁さんになる三人はバスタオルで隠すなんて野暮な事はせず、瑞々しい女の肌をあらわにしている。少しでも俺が喜んでくれたらそれだけで嬉しい……そんな思いが伝わってくる。

 足を開き、男らしく椅子に座る俺の股の間に美桜がしゃがみ込み石鹸を泡立てる。頬を赤く染めて羞恥の表情を浮かべているが、今更俺の裸を見るのも、俺に裸を見られるのも恥ずかしがるような彼女ではない。

 となると……ははぁ、なるほど。

 『初々しく洗体プレイをする女』という演技が混じっているな?

 意識的か無意識か……無意識ならAVの癖だが、意識的なら俺を喜ばせようとしてかな。三人がそれぞれ石鹸を泡立て体に塗りたくる……シミ一つない魅力的な胸やお腹を白く染め上げる姿が眩しく見える。

「それでは御主人様」「カルマ様、私達の体を」「存分に味わって下さいな♡ 」

 正面美桜右側面マリー左側面グレース。三方向から同時に抱きつかれ、三人の豊満な胸がむにゅりと形を変えて俺に至福の感触を伝えてくる。思わずビクンビクンと息子が反応して、正面から抱き着く美桜の鳩尾をベチベチと叩いた。

「あん♡ あぁ、今日も逞しいです……御主人様ぁ♡ 」

 俺の腹に抱きつき、おっぱいDカップを押し付ける美桜が甘い声をあげる。男の本能に囁きかけるような甘い声色に理性が崩れ落ちていく。

 だが……せめてもう少し耐えろ俺。引っ付かれただけで押し倒すなんて発情期のサルみたいでみっともないだろうが!

「……あぁ、綺麗だよ美桜」

「うふふ♡ ありがとうございます♡ お二人より小さいですが、精一杯ご奉仕致しますね……♡ 」

 美桜は、その柔らかな胸で勃起した愚息をはさみ体ごと上下に揺らし始める……おぉ……弱い刺激がむしろ興奮度を上げていくな。しかも足元に跪かせるこの征服感……視覚的にも大変クル。

「美桜ばかり見てズルいですわ……♡ 私の体は飽きてしまわれましたの……?」

 膝立ちで俺の左腕をおっぱいHカップの谷間に挟み込み、手のひらは魅惑のわかめの群生地へとあてがうグレースは、美桜よりも蠱惑的な声でわかりきった問い掛けをしてくる。
 膝を肩幅に開き、腕は固定しても手はフリーにさせている……『触りたくなったらいつでもどうぞ』と体で訴えかけてきやがった……!

「飽きるわけないだろう。とても気持ちいいよグレース。後でいっぱい可愛がってやるから今は我慢してくれな」

 「約束ですわ♡ 」と耳元で囁き、誘惑するよりも腕や背中を体で洗うことに集中してくれるグレース。
 彼女は真剣かもしれないが、体を擦り付けられる俺はどんどん理性が崩壊していく……くぅ……手強いぞ!

 ただでさえ淫魔の副作用でムラムラしまくってるのに、こんなに誘惑されてどうして我慢出来ようか……!!
 しかし両腕を拘束された俺はちんぽをビクビクと震わせるしか行動表現出来ない……!

 口で言えばいいじゃんって? そんなの風情がないだろう!

「カルマ様? 難しい顔をなさってますが……気持ちよくありませんか?」

 右腕に抱き着き、グレースと同じくおっぱいHカップに腕を挟み込み丹念に俺の体を洗ってくれているマリーが不安そうにのぞき込んできた。
 しまったな、心配させてしまうなんて本能に任せるより駄目じゃないか。

「いや、三人の体が心地よくてな、欲望のままに襲い掛かるのを我慢していただけだよ」

「そんな……♡ カルマ様、いつでもお使いになってくださいね……♡ 」

 殊勝な言葉に聞こえるが、俺はあまり好きではないな。

「マリー『使う』なんて言わないでくれ。俺は誰のことも『物』のように扱うつもりはないから」

「そ、そんなつもりは……いえ、申し訳ありま……」

「いいんだ、わかってるよ。その気持ちは嬉しいけど、使うなんて俺はしたくないだけだから」

「……はい♡ では…………い、いっぱい愛して頂けますか?♡ 」

 ぷっつーーんっと頭の中で何かが切れる音が響いた。

 少しだけ瞳を潤ませ、頬は上気し、上目遣いで微笑むなんて反則だろうがっ!!

 マリーとグレースの膣内なかに指を挿入れたい衝動に駆られるが、石鹸が入ると痛いだろうし後処理が面倒だから、必死で堪える。
 幸い三人で体を洗ってくれていたので、既に大体は洗い終えている。三人に桶にお湯を汲むように頼み、その間に自分で素早く首や足などを洗っておく。

 三つの桶のお湯で流してもらうと、三人はそれぞれ自分でいそいそと自分の体を洗い流した。

「さてと……いっぱい愛するつもりだけど、その前に美桜の眷属化だ」

 飴玉ほどの大きさの血の球体を作り、美桜に飲む覚悟があるか最終確認をするが……彼女の返事は血の球体を飲み込むことだった。

「んっ♡ ……あぁ♡ ……あはぁああ♡ 」

 え、なにこれ、美桜が下乳と子宮のあたりを抱きしめ悶えている……媚薬の効果とかあるの?
 まぁ何だか感じてしまっている以外は特に問題なく、首の奴隷紋が消え、子宮の辺りに薄いピンク色の眷属紋が現れた。

 完全に淫紋ですねありがとうございます。

 これはもしもこの先泳ぐ事があってもビキニ禁止だな。他は……あまり人前でお腹を出す事はないだろう。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

橘 美桜 Lv48 21歳 人間族

HP 1990/1990 
MP  820/ 820

筋力  38
魔力 145 
耐久  37
俊敏  36
運   50

スキル 言語理解・回復魔法・解毒魔法・獲得経験値二倍 

称号 聖女・治癒の御手みて・カルマの眷属

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 解析をかけてみたが、レベルも種族もスキルも特に問題ない。称号からは奴隷が消え、カルマの眷属が追加されている。
 意図せず美桜の体が出来上がってしまったが……まぁいい、どうせ今からやりまくるんだから。

「さて、やるか……と言いたいところだけど流石に今コレ・・で一晩中は、みんなの体がもたないだろうから少しサイズダウンさせるか……」

 洗い場に膝立ちの三人の前で仁王立ちする俺の息子は既にフル勃起状態、長さ24cm直径6cmで弓なりに反り返りカリがどっぷり張り出している。まさしく女殺し。

 これでするのは流石によろしくないだろうと思っての発言だったが、それに待ったをかけたのは美桜だった。

「あの、もしよければ……日本に居た時の御主人様……知業さんのおちんちんで抱いて頂けませんか……?」

 奴隷から解放された美桜だが、感動よりも発情してしまった体の方が優先なのか、感慨にふける間もなくそんな提案をしてきた。

「それは……別に構わないけどなんで?それにもう御主人様じゃないぞ?」

「あ……♡ はい♡ 大きなおちんぽの知業さんももちろん素敵ですが、私が好きになったのは……えっと……その、あまり大きいとは言えないけど、甘く優しい快楽で満たしてくれる知業さんのセックスなんです……」

 大きくない、小さいと男性に言うことの重大さを誰よりも知っている美桜だからこそ言い淀んだのだろう。しかし、それを求めてくれるなら応えてあげることに異議はない。
 それに最近はデカチンにかまけてテクニックを疎かにしていた自覚はある。

 ちょっと昔の勘を取り戻してみるかね。

「マリーとグレースは初めて見るんだよな……」

 生殖器操作の強化値を全て0に変えていく。見る見るうちに小さくなっていく息子……おお、これは中々心にダメージがあるな……。

「……これがスキルなしの元々のちんぽだよ。どうだ? がっかりしたか?」

 俺の苦笑いまじりの言葉に最初に反応したのはマリーだった。

「いいえ、私はカルマ様を信じていますよ。きっとたくさん幸せな快楽を下さるのでしょう?♡ 」

「そうですわね……私は子宮口おくまで届かないかもしれませんが……美桜の言うカルマ様の技術テクニック……楽しみにしていますわ♡ 」

 さて……流石に元のサイズでは技術もしっかり使っていかないと満足させられないだろう。昔の感覚を取り戻すつもりでやろうか。

 ただし男優だった頃の知識を総動員するつもりはない。あれは作業だ。それもつまらない作業だ。それを愛する女達にするなんて許されない。

「今日は一人ずつ順番にしようか……まずは美桜からな」


 じゃあ……始めようか――



 ――久しぶりのエセ撮影だ。

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