異世界性生活!!~巻き込まれ召喚された勇者のスキルが変態すぎた~

秋津紅音

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三章 愛する者への誓い

二十三話 蓮と紗希 ♡

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「……何か緊張するね……」

 ベッドに横になった紗希と彼女に跨り顔の横に手をつく僕。

 紗希は僕を見上げながらそう呟いた。

「……久しぶりだからかな」

 何ヵ月ぶり……だろうか。
 
「ごめんね、僕が不甲斐ないばかりに……」

 つい弱音を吐いてしまう僕の口に、紗希の右手の親指がそっと添えられた。残る四本の指は柔らかく撫でるように頬に触れる。

「いいの……蓮が私を見てくれてる……求めてくれてる……もうそれだけで私は嬉しいの」

 紗希の緊張が何かはわからないけれど、僕が緊張したのは、きっと後ろめたいからだ――紗希と何ヵ月もしていないのに美桜としてしまった・・・・・・からだ。

 この世界に来てから欲情はおろかムラムラすることもなかったのに、美桜に少し触られ、舌を絡められただけで勃ってしまった。

 急に襲ってきたこと、自分が勃ったこと――それらに動揺して僕は……動けなかった。

「……ありがとう。大好きだよ紗希」

「私も大好き……蓮」

 不可抗力……逆レイプといえばそれで済む話かもしれない。それでも後ろめたさを感じるのは……美桜とするのが気持ちよかったからだろう。
 口の中をねぶり回され、ちんぽをまさぐられ、熱くとろける膣の感触に溺れた。
 紗希としかしたことがない僕では、あの美しい大人の女性の魅力に抗うことが出来なかった。

 顔の左右についた手を紗希の頭と背中を抱きしめるように動かす。
 肘で僕の体重を支え上から覆いかぶさると、紗希も僕の背中に腕を回してくれた。

「んっ……ちゅっ♡ ……んーー蓮好きぃ……♡ 」

 キスをすると惚けたような笑顔を向けてくれる僕の恋人。

「もっとぉ……ちゅっ♡ んふぅー♡ ぢゅるっ……れろっ♡ あんっ♡ ……えっちぃ♡ 」

 我慢できずに背中に回した腕を抜き、紗希の胸をまさぐる。
 Aカップの紗希の胸は揉むことは出来ないが、乳首をさわさわすると紗希はとても可愛い声を聞かせてくれるから大好きだ。

「ふぁあ♡ ……んっ♡ ……あっ♡ 私もぉ……触っちゃうもん……♡ んっ♡ 」

 紗希の腕が僕の背中を離れる。乳首に来るかな?と思っていたら紗希は僕の股間をズボン越しに擦り始めた。

「ちょ……それはずるいよっ……」

「あんっ♡ 蓮はここ以外感じないんだから、んっ♡ いいじゃないっ♡ 」

 再び紗希の口を僕の口で塞ぎ、僕らは同時に相手の服の中に手を入れた。
 寝間着の下はノーブラだったようだ。ツンと硬くなった乳首を親指でいじる。

 紗希は手のひらで僕のちんぽの裏筋を擦り続ける。親指だけを動かす僕とは違い、ズボンの中に入れてる手全体を動かすので少々ぎこちないが紗希に触ってもらってるだけで気持ちいい。

「あれ……蓮のおちんちんいつもより大きい……?」

「え、そうなのかな?自分じゃわからないな……」

 カルマさんに貰った媚薬の効果だろうか。僕らは一度起き上がり向かい合いながら服を脱いだ。

 全裸になると紗希は胸とおまんこを手で隠しながら僕のちんぽをじっと見つめる……恥ずかしいな。

「紗希、見すぎだよ……恥ずかしいよ」

「ご、ごめんねっ……でもやっぱり大きくなってる……なんで?」

「それは……その……ごにょごにょ……」

「え、なに?聞こえないよ?」

 僕は正直に媚薬のことを話した……気合入れまくりだと引かれたかな……?

「そっか……私の為に……そっかそっか……♡ 」

 紗希が秘部を隠していた手を開き、彼女の体を余すところなく見せてくれた。

「紗希……?」

「いいよ……私の体……いっぱい求めて……?♡ 」

「紗希っ!」

 抱きしめてベッドに押し倒す。
 
「きゃっ♡ ……あはっ……蓮が狼になったー♡ ……んっ♡ やんっ♡ 」

 そのまま乳首に吸い付き、少しだけ開かれた股の間に右手を入れ秘部に触れると、くちゅり♡ と卑猥な音を立て誘うように指を受け入れた。

「あっ♡ 乳首吸っちゃ……♡ うぅんっ♡ あっ♡ あっ♡ 吸いながらレロレロしちゃだめぇ……♡ んっ♡ 膣内なかも……んぅ♡ 気持ちいい……♡ 」

「紗希……凄く濡れてるよ……もう」

「やぁ……♡ いいよ、挿入れて?♡ 」

「うん……あ、でも避妊具ゴムが……」

 紗希はきょとんとした後、くすくすと笑った。生活魔法のクリーンを使えば避妊が出来ると僕はこの時初めて知った。美桜のときはそんなこと気にしていられない程ドタバタしたからね……。

「だから……なま挿入れていいよ……♡ 」

 仰向けで足を開いた紗希の秘部に、ちんぽで狙いを定める。

――じゅぷっ……♡ 

「あっ♡ きたぁ……♡ 久しぶりの蓮のおちんちん……♡ あっ♡ おっきぃ♡ んんぅ……♡ 」

「あっつ……紗希の膣内なか……ちんぽが溶かされそうだ……っ」

「んあぅ♡ 生ってこんなに気持ちいいんだぁ……♡ 癖になっちゃうかも……♡ あっ♡ 奥ぅ……♡ 」

 コツンッと亀頭が子宮口を捉えた。紗希が小さく体を震わせ、きゅっと抱きついてきた。

「……紗希」

「蓮……♡ んっ♡ ちゅっ♡ れろっ♡ ……んふぅ♡ あっ♡ コンコンしちゃすぐイッちゃう♡ 太くておっきぃのでコンコンだめなのっ♡ ……ちゅる♡ んぅ……♡ 」

 抱き締め合い身体をぴったり合わせて唇を重ねる。大きく動けないけど腰だけをくねらせて紗希の膣内なかを味わっていく。
 小さなピストンなのに、生の膣の感触に僕はすぐにイッてしまいそうだった。

「紗希……ごめん、もう……っ」

「いいよっ♡ 私ももう……っ♡ あっ♡ ……んっ♡ あっ……きてっ♡ 」

射精る……っ!」

「あっ♡ 蓮……っ♡ 私も……んんぅー!♡ 」

――ドクッ!ビュルッ!!……ビュッ!……ビュッ!

「……あっ♡ すごっ……膣内なかで出てる……♡ 蓮の精液……熱いよぉ♡ 」

 紗希もイケたのかな……情けない……これじゃまるで童貞のようだ。

 そんな僕の表情を読んだのか、紗希がちょっとムッとした顔で口を開いた。

「もう……私は気持ちよかったし幸せだよ?私がこういうことしたいのは蓮だけ。キスも、抱きしめるのも、えっちなことも……して欲しいのは蓮だけだよ♡ 」

「ありがとう……紗希、大好きだよ」

「私も大好き……♡ あっ♡ 膣内なかでビクビクってしてる……♡ まだしたい?♡ 」

「うん……もっともっと紗希と繋がりたい」

――ずっちゅっ、ずっちゅっ、ずっちゅっ

 再び正常位で腰振りを始める。愛液と精液が混ざり合い、重く粘りのある音が響いた。

「あんっ♡ あっ♡ 蓮の精液が……私の膣内なかで掻き混ぜられてるっ♡ こんなのっ♡ んっ♡ えっちすぎるよぉ……♡ 」

「紗希の膣内なか……グチャグチャになってる……っ」

「やぁ……♡ 言わないでぇ……♡ あっ♡ 蓮のが気持ちいいから仕方ないのぉ……♡ 
んっ♡ あっ♡ あっ♡ そこっ♡ 」

 体を少しだけ後ろにずらして挿入すると、偶然だけど膣の上側を擦りあげるピストンになった。
 すると紗希の反応が明らかに良くなる……ここがいいのかな。

「あっ♡ あっ♡ そこばっかりぃ♡ ずるいよぉ……♡ 蓮♡ 蓮っ♡ 私だけイッちゃうっ♡ あっ♡ んんぅ♡ あぁ♡ イク……んんんっ♡ 」

 きゅうっと締まる膣に震える太もも……僕が体を起こすと背中に回せなくなった紗希の手が宙を彷徨う。
 その両手を恋人繋ぎで握ると彼女もキュッと指を締め返してきた。

「紗希……!紗希……っ!」

――どちゅっ!……どちゅっ!……どちゅっ!

「あぁっ♡ 蓮っ♡ 好きっ♡ ……あっ♡ ……イク♡ んっ♡ ……あっ、一緒がいいよぉ♡ 蓮っ♡ 」

「うんっ……射精すよっ……紗希、あ、ああっ!」

――ドクッ!ビュルルルッ!!……ビュッ!……ビュルッ!

「イックぅうっ♡……んんんっ♡♡ ……あぁ……♡ 好きぃ……♡ 」 

 ちんぽが膨らみ、精液が送り出されていく感覚。絡み合った指と指を一際強く握り締め、僕らは同時に昇りつめた。

 射精後の脱力感に誘われ体を倒し絡めた指を解く。僕は紗希を抱きしめながらごろりとベッドの上を転がった。
 挿入れたままだったので騎乗位で紗希が体を倒したような格好だけど、今はお互い動けそうにない。

「んっ……蓮の胸板……少し厚くなったかも……」

 僕の胸……というか鎖骨の辺りに頬を当て、紗希はそう呟いた。

「そうかな……てかベタベタしてない?大丈夫?」

「んー汗ばんでるのはお互い様だよ……♡ それに蓮のだからいいの♡ 」

「あーー、このまま紗希を抱きしめて眠りたい……」

 僕らは恋人同士だから駄目ってわけじゃないけど……何となくパーティーのみんなとの関係が悪くなるような気がしている。
 だから紗希に一人部屋に泊まって貰ったんだけどね。

「テオ君達はともかく、葵ちゃんは婚約者あつしくんを亡くしたばかりだからね……私達がイチャイチャしてるところは、余り見せない方がいいかも……」

 そうだ……淳史を殺したアラクネは僕の手で倒した……いや殺したけど、まだあのアラクネに僕らを殺すように命令した魔物使いが残っている……。
 実行犯はアラクネでも、指示をしたのは魔物使いだろう。もしかしたら魔物使いに指示をしたのは魔王ディートリヒかもしれないが……。

――淳史の仇は必ず僕が討つ。その為に強くなったんだ。

 勇者にとって魔王が悪ではないのなら、僕らの召喚された意味はないのかもしれない。
 それでも明確に人を殺そうとする魔王がいるのなら、それを倒すのが勇者である僕らの……僕の役目だ。

 僕はそっと紗希の頭を撫でる。嬉しそうに口元を綻ばせる彼女が愛おしい。

 もし……魔王や魔物使いを殺さなくてはいけないなら、手を血で汚すのは僕だけでいい。

 紗希や葵にそんな重みを背負うことはさせたくない。

「んっ……♡ 蓮、また硬くなってきたよ……?♡ 」

 カルマさん……?この媚薬の効果はいつ切れるんですか?

「えっと……ごめん、まだ収まらない……かも……」

「今度は……んっ♡ 私が上になるね……♡ あっ♡ ビクビクってしたぁ……♡ 蓮のえっち……♡ 」

 結局、僕と紗希は空が白み薄明かりが窓から差し込むまで交わり続けた。

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