異世界性生活!!~巻き込まれ召喚された勇者のスキルが変態すぎた~

秋津紅音

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三章 愛する者への誓い

四話 メロディお姉ちゃん、来襲

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「お姉様ってソフィアのお姉様だよな?」

 ソフィアの姉。つまりは皇族の長女であり、次期女皇陛下なのでは……?

「あらまぁ、楽しそうな事をしていますねぇ」

 そこへ現れたのは金髪ゆるふわウェーブのロングヘアーで、唇の右下にホクロがあるおっとり爆乳お姉さん。仕立てのいいワンピースドレスからは溢れんばかりの爆乳が深い谷間を作っていた。後ろにはソフィア付きの侍女ノエルの姿もあった。俺はそっと美桜にシーツを掛けてやり起き上がる。ズボンだけを脱いだ状態で美桜と繋がっていたので、シャツだけという不敬な格好だが、寝室に押し入ったのは相手側なので気にしないことにした。ノエルがいそいそと俺に近づき、然も当たり前のように跪いた。

「カルマ様……いえ御主人様、綺麗に致しますね……ちゅりゅっ♡ んっ♡ ぢゅるるっ♡ ちゅぱっ♡ ……ちゅっ♡ 」

 あるえー?呼び方が御主人様に変わった。美桜の愛液と俺の精液に濡れるちんぽを美味しそうに舐め、愛情たっぷりのチンキスまで添えてからクリーンを掛けてくれるノエル。舐める必要あったの?舐めるのが好きな子だなぁ。

 頭をクシャクシャと撫でつけ、ズボンを履くと改めてソフィアのお姉さんと向き合う。終始柔らかな笑みを携えた麗人は、俺のイチモツを目にしても全く動揺する様子がない。

「お待たせしました、カルマと申します。どういった御用件でしょうか?」

「初めまして、ソフィアの姉のメロディ=フォン=グランベルですわ。今日は貴方に興味がありまして来させていただきましたわ」

 品定めするような視線に警戒心を一段上げる……が、ここは寝室で、おまけに事後だ。そうでなければもう少し緊張感もあったのかもしれないが……何だか締まらない。

 ソフィアとの結婚を反対されたりするのか? ソフィアは皇族だ。いくらシャーロット女皇が認めたとしても、反対する人や面白く思わない人もいるだろう。彼女の上から下まで舐めるような視線は、俺を見定める為だろうか。メロディさんは俺へと無造作に近づき、その深い谷間に俺の顔を埋めて抱きしめた。

「もがっ!?」

 剥き出しだった所為か少し冷たい胸の感触が気持ちいい!心地よさに警戒心が音を立てて崩れていく……ッ!なんて戦闘力だ!しかも甘い匂いが充満してやがるっ!!

「やーーん!可愛い顔してあんな凶悪なおちんちんしてるなんて貴方最高ねっ!!ソフィアもいい男捕まえたわねぇーー!」

 あるぇーー!?最初の威厳とかどこいったの?でもおっぱいパフパフしながらの頭撫でいいですっ!もっとやってください!

「ちょっとお姉様!カルマを離して!!私の夫よ!!」

 ソフィアに引き剥がされてしまう、ああ、さようなら俺の桃源郷……さて、冗談は置いといて、私の夫ねぇ……嬉しいことを言ってくれるじゃないか。俺はソフィアの頭を撫でながらメロディさんに視線を向け口を開く。

「とりあえず場所を変えませんか?ここは寝室ですし、彼女も服を着せてあげたいですし」

 このままでは顔を赤らめシーツで体を隠す美桜がいたたまれない。リビングに場所を移し、ジェシカに紅茶を頼む。ノエルはキッチンの設備や食器の確認なども含めて手伝うとのことでジェシカに付いていった。

 リビングのソファーに座るのは、俺とソフィアとメロディさんにマリーを加えた四人だ。初対面のマリーとメロディさんの挨拶を終えてから本題に入る。

「それでは改めて、御用件は何でしょうか?」

「うふふ♡ お母様からソフィアの話を聞いてね、一度旦那さんになる方を見定めようと思ってノエルに付いてきたのだけれど……ノエルったら、飛竜船に乗ってる間ずーーっとカルマ様カルマ様ってうるさくて……」

「メロディ様っ!……はぅう……」

 丁度戻って来たノエルが壮大に被弾した。顔中、耳まで赤く染めている、可愛い。紅茶はジェシカが持っているので無事だ。おそらくノエルが持っていたら落としていたか、零していただろう程に狼狽えている。

「そのノエルの話の中でね『 童顔で細身なのに体は締まってて、力強くて頼りになる 』なんて聞いたから、私も楽しみになってしまったわ」

 うん、まあそうだろう。童顔というワードに喰いついたんでしょうとも。だってこの人ショタコンお姉さんだもの。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

メロディ=フォン=グレイベル Lv16 19歳 人間族

B101 W64 H102 経験人数3人

称号 賢者 ショタコン 甘やかし上手

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 19歳とは思えない大人の余裕と、包み込まれるような肉感たっぷりのフワフワボディ。確かに思わず甘えてしまいたくなってしまう魅力的な体だ。中身はまだわからないけどな。

「それだけの理由で来たの?お姉様……」

「あら、アルフリード王国に行くまではお姉ちゃんって呼んでくれていたのに……ソフィアちゃんも大人になったのね……しくしく」

「言ってないわよ!!い、言ってないからねカルマ!」

 ソフィアは立ち上がり否定するが、多分呼ばされていたのだろう。ソフィアを宥めつつ、いい加減本題に入りたいので俺から話を切り出すことにした。

「メロディ様、エスタに滞在中のご宿泊先はどちらに?」

「お姉ちゃんが何処に泊まるのか気になるのかしら?ここに泊めて頂戴♪」

「……メロディ様の護衛は表にいるんでしょうか?」

「あら、意外な反応ねもっと驚くかと思ったのだけれど。騎士を二十人、庭で警戒させているわ」

「それで、滞在期間はどのくらいで?」

「うふふ♡……私が孕むまでよ♪」

「なっ……!」

 ソフィアが驚いた声を上げる。マリーは声に出してはいないが驚いているようだ。予想はしていたが……。

「あら?あんまり驚いていないのね。驚かせようと思ったのに残念だわ」

 ソフィアが暗殺されそうになった直後に他国へ赴くなんて、よほどの理由があるはずだとは思っていた。いや他国にいる方が安全なのだろうか?ただ顔を見に来ただけではないのは明らかだったが、まさか妊娠するのが目的だとは思わなかったな……

「カルマ様の子を……孕みにここまで来られたのですか?」

「そうね、強力な性欲を持つ男に孕ませて貰えば、男の子が産まれやすいって言うし、お母様がカルマちゃんを押してくれたので、来ちゃいました♪」

 カルマちゃんは初めて言われたなー。強力な性欲云々はこの世界独特の迷信だろうと思うが、さてどうしたものか……本当はマリーに最初に俺の子を孕んで貰いたかったんだがな……

「あら、カルマちゃん何か不都合でも?」

「いえ、一番初めに孕ませるのは……俺の子を産んで欲しいのはマリーなので……どうしたものかと」

「カルマ様……♡ 」

 マリーが頬に片手を当て照れている。本当に可愛いなぁ。

「うふふ♡ ノエルの言う通り、カルマちゃんは本当に女性を大切にしているのね。ソフィアちゃんの事も大切にしてね?」

「勿論です。マリーもソフィアも愛していますし、二人とも俺の子供を産んで欲しいと思っています」

 日本と違ってこっちの世界がどうかはわからないが、子供を欲しがらない女性もいるかもしれない。勿論その辺りは相談してから作るけどな。後は美桜やグレースや龍の尾の三人も考えないとな。特にグレースは夢魔族で、エリシュアはエルフ、オリビアは獅子獣人だから、子供がどうなるかも聞かないとな。

「認知してくれなくてもいいのだけれど、考えて貰えないかしら?」

「カルマ様、私は構いませんよ。カルマ様のお気持ちだけで……胸がいっぱいです♡ 」

「カルマ、私からもお願い。皇族にとって男子が産まれるかどうかは、国としての継続にも影響するわ。お婆様の頃から既に二代、お姉様を含めたら三代に渡って女性皇王では……それにお姉様が男子を産むことが出来れば、次期女皇としても認められやすいわ」

「ソフィア……そんな縋る様な目をするなよ……マリーもありがとな」

 いい女達だよ、まったく……俺には勿体ない程だよ。

「わかりました……メロディ様を孕ませます」

「そう、良かった受けて貰えて♪ でもメロディお姉ちゃんって呼ばないとダメよ!」

 いやそれは勘弁してくださ……あんたまで縋る様な目で見るんじゃねぇよ、俺がそういうのに弱いの気付いたな?……いや弱いけどさ。

「……メロディ……お、お姉ちゃん」

「いやーん♪照れてるカルマちゃん可愛いー♪」

 ぐっ……いやポジティブに考えろ。最近Mっ気のある子ばかり相手にしていたんだ。たまには年上甘々お姉さんに甘やかされてえっちされるのもいいじゃないか。本当は38歳だけどさ。

「そんなことより!メロディさ……お姉ちゃんとノエルだけならまだしも、騎士の人まで泊まる部屋は用意できませんよ?」

「大丈夫よ。広いお庭だから、隅にテントを張らせて貰っていいかしら?交代で二十四時間警備させるわ♪」

「孕んだかどうかも魔法で分かるんでしたっけ?」

「そうね、解析系の魔法にそういうのがあるけど、今回は魔道具を使うわ♪」

 聞けば、生命が誕生する瞬間、つまり精子と卵子が合体して着床した瞬間に、神よりステータスを授かるらしい。妊娠検査の魔道具は、体を解析し、ステータスが二つ以上あれば子を宿していると判断する魔道具だそうだ。

 うん……おわかりいただけただろうか?

 そう、俺なら解析の右目でわかるかもしれない。別にメロディさんに伝える必要はないから、こっそり俺の目でわかるか確認しておこう。

 それからはノエルがマジックバッグに入れて持ってきたソフィアの荷物を、ソフィアの部屋に移したり、みんなで夕食を食べたりした後、風呂に入った後、メロディさんを抱くことになった。

 そして俺は今、久しぶりに一人で風呂に入っているわけだが……

「あーー。今回はちょっとスイッチ入れないといけないかなー」

 AVの仕事では、S男からM男まで様々な役を演じてきた。俺はどちらかと言えばソフトSくらいの性格だと思っているが、普段の自分のままでは良い画が撮れないときはスイッチを入れるつもりで切り替えをしていた。ある種の自己暗示だな。今回は甘やかしお姉ちゃんが相手だから、どう切り替えるかなーと思っていると脱衣所から一人の女性が現れた。

「御主人様♡ お体を洗わせて頂きます……♡ 」

 タオルを手に持ち、頬を赤らめながら全裸で現れたのはノエルだった。ここってソープランドでしたっけ?

「えっと、どういうサービス?」

「サービス?御主人様のお身体を癒すのはメイドの仕事でございます」

 うーん、しかしノエルはとても綺麗な体をしている。しかも従順であり、あれな・・・称号も持っているんだなぁ。うん、メロディさんの前に一回やっておくか。多分本人もそれを望んでいるだろうし。俺は、俺の目に映る彼女のステータスを横目に見ながら湯船から上がる。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ノエル=ランナー Lv41 18歳 人族

B94 W58 H89 経験人数0人

スキル 短剣術・剣術・火魔法・回復魔法

称号 ドM 奉仕欲求 フェラチオマニア

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 貴族付きの侍女は護衛も兼ねていると聞いたことがある。彼女もそういうタイプなのだろう。味方である以上強いに越したことはない。そんなどうでもいいことは置いといて……処女なのにこの称号のラインナップである。

 湯船から立ち上がった俺のちんぽはノエルの裸体を見て半立ちになっている。ノエルの視線がそちらに向き、小さく息を飲んだ。

「タオルなんて使わずにノエルの体を使って洗ってくれるかな?」

「……御主人様のお望みであれば……喜んで♡ 」
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