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二章 温泉の街ハイクベレイ
二十一話 『吉野せとか』という天才 三日目
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◇ 美桜side
私、橘美桜は極めて普通の家庭に生まれた。会社員の父と専業主婦の母。両親と私は一軒家に住み、父はワンボックスカーを、母は中古の軽自動車の合計二台の車を所有している。母はスーパーの買い出しや、私を幼稚園に送り迎えする為に軽自動車を所有していた。裕福だけどお金持ちでもない普通の家庭。
私が小学校に上がる頃に、父は課長になった。母は子育てがひと段落したため、一日に二時間程のショートタイムのパートを始める。お金に困ってはいなかったはずだ。家のローンはあったが借金はないし貯金もあった。母に聞けば暇つぶしと、私の将来の為の貯金だと微笑みながら答えてくれた。私は優しい父と母が大好きだった。
私の人生の転機は中学二年生の時。それは前触れもなく突然訪れた。日曜日の昼下がり、父と母は二人で買い物に出かけた。近所のスーパーに行くだけ。片道十五分程の距離で、買い物をしても一時間くらいで帰ってくるはずだった。
なのにその日は夕暮れになっても帰って来ることはなかった。日もどっぷり沈んだ頃、静かな家に電話の音が鳴り響いた。
相手は警察を名乗り、父と母が事故に遭ったと言った。相手は大型トレーラーで右車線を走るトレーラーが急に左に寄り、父の車はトレーラーとガードレールに挟まれてしまったと。運転席側から徐々に潰すようにめり込んでくるトレーラーはさぞ怖かっただろう。
運転席にいた父は死亡し、助手席の母は右腕と右足を失った。しかし母はその事故で心まで失ってしまった。目の前で夫が圧死する悲惨な光景を目の当たりにしたのだ、無理もないのかもしれない。
翌日には親戚の伯父さん夫婦が私を訪ねてきた。会ったことはなかったが父に兄がいるのは聞いたことがある。伯父さんは母の病室に一緒にお見舞いをしてくれた。父の葬式の手続きなど、中学生の私にはよくわからない手続きも献身的に手伝ってくれた。
葬儀の後、私は伯父さん夫婦に引き取られることになった。伯父さんは大学の附属病院で医師をしていた。母もそこへ転院し、伯父さんが費用を出して治療をしてくれることになった。
医者をする伯父さんの家はとても大きく家具も食器も車も全てが高級品で、転校は必要だったが私は何不自由しない生活を送らせてもらえた。
そして中学、高校と卒業し、私が大学に入学すると、待ち焦がれたように伯父さんは本性を現せた。強引に寝室に連れ込まれ、私の初めては無理矢理奪われた。
抵抗すると、お母さんの治療をやめると脅された。病院のベッドで寝たきりの母の治療費は結構な額が掛かっているし、私の中学、高校や大学の費用も出してもらっていた。私は……抵抗できなかった。
ゴムなど使わない膣内射精に私は恐怖したが、アフターピルを用意し私に渡したのは伯父さんの奥さんだった。その時点で、私に逃げ場などないことを知った。
それから私は言われるがまま伯父さんの好みを覚えさせられた。ちんぽをしゃぶるときの舌の使い方や吸い付く力加減まで細かく覚えさせられた。伯父さんが喜ぶ言葉を伯父さんが言わせたいタイミングで言えるように教え込まれた。伯父さんは私の両手を縛って騎乗位させることを好んでさせた。腰振りが弱くなると容赦なくクリを摘まみ、潰され下からちんぽで突き上げられた。伯父さんは私が男をいかせる天才だと褒めた。これっぽっちも嬉しくなかった。
その後の一年ほど、私はあらゆる体位で伯父さんに抱かれた。唯一の救いは伯父さんが暴力を振るわなかったことと、アナルに興味がなかったのかお尻を開発されなかったことだろうか。しかし精神的に病んでしまった私は大学を留年し、中退することになった。
そして伯父さんの命令で私はAV女優になった。伯父さんが何を思って、そう命令したのかはわからなかった。でも知りたいとも思わないし、どうでもよかった。
名前は吉野せとかにした。美桜からソメイヨシノの吉野を。橘はみかんの木と聞いたことがあったのでせとかにした。なんでも良かったはずだけど、父と母がつけてくれた私の名前だ。私は橘美桜だと忘れないためにその名前にしたのかもしれない。
デビュー作は、若い男優とイチャイチャSEXをする内容だったが、後半になるにつれ男優が激しくなっていき、伯父さんより大きく硬いちんぽに私は何度も絶頂された。男優は私の体が気に入ったのか、撮影の後で私の連絡先を聞いてきたが答えなかった。その夜は悔しくて一晩中泣き続けた。
二作目は金持ちのオジサンと女子大生の温泉援交モノだった。加齢臭のするオジサンが気持ち悪くて吐き気を堪えながらの撮影だった。執拗に手マンやクンニで絶頂されるのが悔しかった。
皆がみんな、私の膣内は最高だとか、何度でもいつまでも抱きたくなる魅惑の体だと褒め称えた。
伯父さんはAV女優としての収入には一切手を出さなかったが、母はずっと伯父さんの病院に入院していた。転院させようとしなかったのはきっと私が逃げることを諦めていたのと、今の私を母に見せたくなかったからだろう。私は伯父さんの家を出て一人暮らしを始めたが、月に一、二回は伯父さんの家に呼び出された。その頃の伯父さんは、私のAVを80インチの特大テレビで流しながらソファーでふんぞり返り、私にフェラや騎乗位をさせるのが趣味になっていた。
嫌々やっているAV業に私は自殺を考えていたが、世間では私の絶頂しやすい体とS心を擽る声音に売り上げは上々だった。
監督や事務所の社長にSMモノを撮らないかと強く誘われたが私は断り続けた。三作目は新人ナースに扮して患者さんをフェラ抜きして、騎乗位する内容だったが、売れ行きはあまりよくなかった。
世間は私のMっぷりを見たがっているのだろう。そんなのしたくもないのに……
ある日、監督に「凄く頼れる男優に約束を取り付けた。せとかちゃんが嫌だと思ったら撮影は中止してもいいからやってみてほしい」と言われた。中止なんて本当にしてくれるのかと聞いてみれば、彼なら絶対にうまくやってくれるから約束しても大丈夫だと笑っていた。
私はしぶしぶその話を受けた。いい加減、監督や社長がしつこかったからだ。
撮影当日、初めて会った男優は三十代中頃の中年男性で、顔はまあまあ整っていて太過ぎず痩せすぎずな体型だった。加齢臭も特にしない清潔な第一印象。柔らかい笑顔で挨拶する彼に不愉快さは感じなかった。
撮影が始まり彼はカメラの前で私を縛っていった。もうその時点で私の頭の中は疑問でいっぱいだった。麻縄で縛られているのに痛くない……彼は麻縄をビンッ!!と張って音を立てたり、体にグッ!っと食い込ませたりするところを撮った後、縛る瞬間にはほんの少しだけ緩めていた。私の柔らかい胸や腕に喰い込むように魅せる縛りだった。
その後縛った私に目隠しとギャグボールをつけ、胸やまんこを弄られたが、気持ちいいところと、そうでもないところを入れ替わり弄られた。私は演技でずっと感じたフリをして喘いでいたけど、彼は下手なのかと思っていた。目隠しを外されカンペで絶頂を指示された瞬間、彼は私の弱いところを的確に刺激しあっという間に手マンで潮を吹きながら絶頂されてしまった。そのときそれら全てが彼の技術なのだと知った。
いつもは何度も絶頂されたり、尾を引く絶頂も彼は引き抜いたマン汁と潮まみれの指を、私に舐めさせる所をカメラに映し、まんこへの余韻と刺激を最小限に誤魔化してくれた。
四つん這いで固定され、手でお尻を叩かれるシーンは流石に覚悟していた。なのに彼は大きく手を振り私のお尻を叩く瞬間、反対の手で自分の尻を叩いていた。当然彼のお尻はカメラの枠の外側だ。完璧に同時に響く音。私のお尻に振り下ろした手は当たる直前に力を抜き、速度を落とした状態で叩き、響く音と波打つお尻を上手に撮影させた。私は程よく気持ちがいい痛みの中で困惑していた。
痛いのが気持ちよくなっていることに。AVの撮影にそこまでする彼に。後から聞いた話だが、撮影場所を倉庫に指定したのも、音が良く響くだろう位置を指定したのも彼だったそうだ。
その後の本番のシーンで、私は生まれて初めて男性を求めた。感謝と愛情が入り混じった複雑な心が恋心だとはわからなかったが、彼に気持ちよくなって欲しかった。彼のちんぽが欲しかった。首輪を優しく引っ張られながら私は必死で腰を振った。
そして『吉野せとか19歳 萌え喘ぎ声出しまくり!初めてのドM調教SEX4時間スペシャル!!』と名付けられた四作目は爆発的に売れた。
私は出来るだけ撮影の男優を、彼にしてもらえるように社長と監督に頼み込んだ。彼と撮影しているときだけは私は自分の生い立ちも、AV女優という仕事の事も忘れられた。撮影の最中でさえAV女優であることを忘れさせてくれた。
他の男優の時もあったけど、彼とはその後、十作品出した内七作品に出演してくれた。私はときに彼の浮気相手になり、ときに彼のメイドとしてご奉仕した。彼の性奴隷として調教された撮影もあったかな。
彼に出会わなければ私は今生きていないだろう。私が自殺せずにいられた男優さん……でも彼はこの世界にいない。
紗季達と決別し、私は絶望したはずだった。この世に未練なんてないと思った。なのに……私は今、奴隷商の部屋の中。ベッドの上で三角座りをして、膝に顔を埋めてながら静かに泣いていた。
「会いたいよ……また私を助けてよ……知業さん……」
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私が小学校に上がる頃に、父は課長になった。母は子育てがひと段落したため、一日に二時間程のショートタイムのパートを始める。お金に困ってはいなかったはずだ。家のローンはあったが借金はないし貯金もあった。母に聞けば暇つぶしと、私の将来の為の貯金だと微笑みながら答えてくれた。私は優しい父と母が大好きだった。
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そして中学、高校と卒業し、私が大学に入学すると、待ち焦がれたように伯父さんは本性を現せた。強引に寝室に連れ込まれ、私の初めては無理矢理奪われた。
抵抗すると、お母さんの治療をやめると脅された。病院のベッドで寝たきりの母の治療費は結構な額が掛かっているし、私の中学、高校や大学の費用も出してもらっていた。私は……抵抗できなかった。
ゴムなど使わない膣内射精に私は恐怖したが、アフターピルを用意し私に渡したのは伯父さんの奥さんだった。その時点で、私に逃げ場などないことを知った。
それから私は言われるがまま伯父さんの好みを覚えさせられた。ちんぽをしゃぶるときの舌の使い方や吸い付く力加減まで細かく覚えさせられた。伯父さんが喜ぶ言葉を伯父さんが言わせたいタイミングで言えるように教え込まれた。伯父さんは私の両手を縛って騎乗位させることを好んでさせた。腰振りが弱くなると容赦なくクリを摘まみ、潰され下からちんぽで突き上げられた。伯父さんは私が男をいかせる天才だと褒めた。これっぽっちも嬉しくなかった。
その後の一年ほど、私はあらゆる体位で伯父さんに抱かれた。唯一の救いは伯父さんが暴力を振るわなかったことと、アナルに興味がなかったのかお尻を開発されなかったことだろうか。しかし精神的に病んでしまった私は大学を留年し、中退することになった。
そして伯父さんの命令で私はAV女優になった。伯父さんが何を思って、そう命令したのかはわからなかった。でも知りたいとも思わないし、どうでもよかった。
名前は吉野せとかにした。美桜からソメイヨシノの吉野を。橘はみかんの木と聞いたことがあったのでせとかにした。なんでも良かったはずだけど、父と母がつけてくれた私の名前だ。私は橘美桜だと忘れないためにその名前にしたのかもしれない。
デビュー作は、若い男優とイチャイチャSEXをする内容だったが、後半になるにつれ男優が激しくなっていき、伯父さんより大きく硬いちんぽに私は何度も絶頂された。男優は私の体が気に入ったのか、撮影の後で私の連絡先を聞いてきたが答えなかった。その夜は悔しくて一晩中泣き続けた。
二作目は金持ちのオジサンと女子大生の温泉援交モノだった。加齢臭のするオジサンが気持ち悪くて吐き気を堪えながらの撮影だった。執拗に手マンやクンニで絶頂されるのが悔しかった。
皆がみんな、私の膣内は最高だとか、何度でもいつまでも抱きたくなる魅惑の体だと褒め称えた。
伯父さんはAV女優としての収入には一切手を出さなかったが、母はずっと伯父さんの病院に入院していた。転院させようとしなかったのはきっと私が逃げることを諦めていたのと、今の私を母に見せたくなかったからだろう。私は伯父さんの家を出て一人暮らしを始めたが、月に一、二回は伯父さんの家に呼び出された。その頃の伯父さんは、私のAVを80インチの特大テレビで流しながらソファーでふんぞり返り、私にフェラや騎乗位をさせるのが趣味になっていた。
嫌々やっているAV業に私は自殺を考えていたが、世間では私の絶頂しやすい体とS心を擽る声音に売り上げは上々だった。
監督や事務所の社長にSMモノを撮らないかと強く誘われたが私は断り続けた。三作目は新人ナースに扮して患者さんをフェラ抜きして、騎乗位する内容だったが、売れ行きはあまりよくなかった。
世間は私のMっぷりを見たがっているのだろう。そんなのしたくもないのに……
ある日、監督に「凄く頼れる男優に約束を取り付けた。せとかちゃんが嫌だと思ったら撮影は中止してもいいからやってみてほしい」と言われた。中止なんて本当にしてくれるのかと聞いてみれば、彼なら絶対にうまくやってくれるから約束しても大丈夫だと笑っていた。
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撮影が始まり彼はカメラの前で私を縛っていった。もうその時点で私の頭の中は疑問でいっぱいだった。麻縄で縛られているのに痛くない……彼は麻縄をビンッ!!と張って音を立てたり、体にグッ!っと食い込ませたりするところを撮った後、縛る瞬間にはほんの少しだけ緩めていた。私の柔らかい胸や腕に喰い込むように魅せる縛りだった。
その後縛った私に目隠しとギャグボールをつけ、胸やまんこを弄られたが、気持ちいいところと、そうでもないところを入れ替わり弄られた。私は演技でずっと感じたフリをして喘いでいたけど、彼は下手なのかと思っていた。目隠しを外されカンペで絶頂を指示された瞬間、彼は私の弱いところを的確に刺激しあっという間に手マンで潮を吹きながら絶頂されてしまった。そのときそれら全てが彼の技術なのだと知った。
いつもは何度も絶頂されたり、尾を引く絶頂も彼は引き抜いたマン汁と潮まみれの指を、私に舐めさせる所をカメラに映し、まんこへの余韻と刺激を最小限に誤魔化してくれた。
四つん這いで固定され、手でお尻を叩かれるシーンは流石に覚悟していた。なのに彼は大きく手を振り私のお尻を叩く瞬間、反対の手で自分の尻を叩いていた。当然彼のお尻はカメラの枠の外側だ。完璧に同時に響く音。私のお尻に振り下ろした手は当たる直前に力を抜き、速度を落とした状態で叩き、響く音と波打つお尻を上手に撮影させた。私は程よく気持ちがいい痛みの中で困惑していた。
痛いのが気持ちよくなっていることに。AVの撮影にそこまでする彼に。後から聞いた話だが、撮影場所を倉庫に指定したのも、音が良く響くだろう位置を指定したのも彼だったそうだ。
その後の本番のシーンで、私は生まれて初めて男性を求めた。感謝と愛情が入り混じった複雑な心が恋心だとはわからなかったが、彼に気持ちよくなって欲しかった。彼のちんぽが欲しかった。首輪を優しく引っ張られながら私は必死で腰を振った。
そして『吉野せとか19歳 萌え喘ぎ声出しまくり!初めてのドM調教SEX4時間スペシャル!!』と名付けられた四作目は爆発的に売れた。
私は出来るだけ撮影の男優を、彼にしてもらえるように社長と監督に頼み込んだ。彼と撮影しているときだけは私は自分の生い立ちも、AV女優という仕事の事も忘れられた。撮影の最中でさえAV女優であることを忘れさせてくれた。
他の男優の時もあったけど、彼とはその後、十作品出した内七作品に出演してくれた。私はときに彼の浮気相手になり、ときに彼のメイドとしてご奉仕した。彼の性奴隷として調教された撮影もあったかな。
彼に出会わなければ私は今生きていないだろう。私が自殺せずにいられた男優さん……でも彼はこの世界にいない。
紗季達と決別し、私は絶望したはずだった。この世に未練なんてないと思った。なのに……私は今、奴隷商の部屋の中。ベッドの上で三角座りをして、膝に顔を埋めてながら静かに泣いていた。
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