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一章 辺境の街の女達
六話 スキルの目覚め
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◇
「知らないウィンドウだ……」
翌朝、仰向けで目を覚ました俺はこのチャンスを逃してなるものかと言わんばかりに『あのセリフ』を口にしたかったが出来なかった。
俺は全裸で布団をかぶっていたが、体の右側面に柔らかく温かい感触を感じた。視線を向けてみれば右腕の上に、マリーさんの可愛らしい頭が乗っておりスヤスヤと静かな呼吸音が聞こえた。
結局あの後バックで一回、マリーの騎乗位で一回、対面座位で一回と、ダメ押しの正常位で一回の中出し4連発を決めて、息も絶え絶えなマリーがクリーンの魔法を使って力尽きた。俺も疲れ切っていたので、力尽きたマリーを抱きしめながら布団をかぶったところで記憶が無くなっている。速攻寝ただけだろうけど。
左側を見てみると宿屋の部屋の窓にはすでに朝日が差し込んでおり部屋をしっかりと照らしていた。この世界は朝日と共に起き、夜がきたらすぐに寝るほど原始的ではない。街灯も魔石を使い明るく照らしているため寝る時間も起きる時間も人それぞれ誤差がある。ただし街灯のない、あるいはとても少ない寒村ならば話は別だが。
さて……なんでこんな長々と周囲の状況を説明しているかというと冒頭の言葉にもどる。今俺の正面にあるのは天井ではない。ステータスウィンドウだ。そこにはこう書かれている。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
Congratulations!!
Lvがあがりました!
新しいスキルが解放されました!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
なんでやねん!俺魔物倒したりしてねぇよ?え?ある意味マリーは魔物みたいなもの?お前ちょっとおもて出ろや!
ふぅ……しかしこれはどういうことだろうな。まさか本当にSEXしたら経験値が溜まりますってか?SEXの経験が溜まりますってか?誰がうまいこと言えと……
「はぁ……ステータス」
なんで俺は自分のステータスを確認するのに毎回ため息をついているんだろうな。なんか悲しくなってくるわ。本来ならLvが上がったなんてゲーマーとかならワクワクドキドキするもんだと思う。俺もそうありたいよ。でもドキドキはするけどワクワクしないんだよ。また、ろくでもないスキルが増えてるんだろうという予感がするんだ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
カルマ Lv2
HP 630/900
MP 35/35
筋力 15→15
魔力 10→11
耐久 55→58
俊敏 32→33
運 8→ 7
スキル 言語理解・生殖器強化Lv1・性感度操作Lv1・???・???・???
称号 女の敵 性獣 巻き込まれ勇者
生殖器強化 HPを消費することで性器の大きさ・射精量・回復速度を強化できる。
性感度操作 30分間触れた相手の感度をLv×100%まで増減させることができる。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
最大HPは生殖器強化で700まで落ちてたから200増えてるな。でもHPが減ってるのはなんで?SEXしたからか?そりゃSEXは体力使うけどさ、やり続けたら死ぬんかもしれんけどさ……これからはステータスウィンドウ出しながらSEXしよう。絶対だ!
MPは普通に増えてるから飛ばして次、攻撃力上がってねぇ!!運落ちてんじゃん!!え、なに俺Lv9で運0になるの?Lv10になったらどうなんの?不幸に殺されるの?
後は……スキルだな。だがこれはスキルLv1だから実質感度2倍まで調節できるってことか。今のとこ必要なさそうなんだけどな。不感症の子とかには有効かも。マリーになんて使ったらマジでイキ死ぬんじゃなかろうか。でも……増減ねぇ。
しかし一つ懸念がある。SEXするときに体力を消耗する。つまりHPが減少するのなら……。生殖器強化で回復速度を上げすぎるのは危険ではないか?
最大HPを犠牲に回復速度を上げる、さらにちんこの回復が早いとなるとHPが減りやすくなる。うん、死にやすくなるな。限度は必要だろう。避妊魔法があるなら大量射精はAV男優としては羨ましい能力だが、男娼としてはどうなんだろうな。
「んん……ふぁ……」
「お?マリーおはよう。目覚めはどうだ?体に痛いとことかないか?」
「ふぁあ!?カルマさん!?…………あっ。そっか昨日……あの体は痛くないです、大丈夫です」
「それと……起きた時に同じベッドに男性がいることが、こんなに……幸せなこと……なんですね」
マリーの頬を一筋の涙が伝い、俺の右腕へと流れていく。その瞬間、俺は思わず抱きしめてしまった。もう依頼は……仕事は終わりの時間だが、そんなこと頭にはこれっぽっちもなくて、マリーを腕の中に抱きしめないと、どこかへ消えてしまいそうな儚さを感じた。
「あの……カルマさん。ありがとうございます。大丈夫ですよ、私はどこにもいきませんから。それに……」
「……それに?」
「あんな気持ちの良いことを教えられては、また依頼を受けない訳にはいかないじゃないですか。また遠くないうちに抱いてもらいますからね?」
「あぁ……もちろん歓迎だよ。でもその前にギルドマスターに報告しないとね」
「…………あああああ!!?そういえば私、一体何回……」
「基本料金で金貨3枚、その後4回SEXしてるから追加料金金貨8枚で金貨11枚だねぇ。ギルドマスターに請求しなきゃ」
「……私ちょっと今日体調が」
「その冗談は笑えないから」
愚図るマリーにクリーンをかけてもらい服を整え宿屋の一階で朝食をとる。チェックアウトして二人で冒険者ギルドへ向かう。クリーンは汚れを落とすと同時に異物を除去する効果があるらしく避妊にも使えるそうだ。
無理してないか様子を観察しているが、俺の隣を歩いているマリーに不自然な所はない。体への負担は本当に引きずってないようでよかった。
ギルドへ着いて入り口をくぐると、俺たちは4人の女性に囲まれた。金髪ロングの巨乳のお姉さん、Hカップくらいかな?茶髪ショートヘアのCカップくらいの腹筋バキバキの剣士お姉さん。小柄な黄色がかった茶色のセミロングの髪が美しいBカップくらいのシスター服の可愛い子。このシスターさん髪がオレンジ色に見えて綺麗だな。そして4人目は我らがギルドマスターだった。
「ちょっとマリー!あなたあの依頼とか、予約とか……どういうことか説明してくれるんでしょうね!!」
「マリー。あっちで酒でも飲みながら話して。うちらが奢るから」
「あのあのマリーさん!……あうぅ……」
おう、すごい剣幕だ。そして朝から酒を進めるな腹筋剣士さん。シスターさんは人見知りかな?
「あんたらマリーは連れて行ってもいいけど後であたしのとこに報告にくるように。坊やはついておいで」
「はい!了解ですギルドマスター!」
剣士さんが代表で返事をしていた。そしてマリーさんは腹筋剣士さんと巨乳金髪お姉さんに両腕をそれぞれ拘束され連れ去られた。ドナドナ。それを見送り、改めてギルドマスター向き直る。
「おはようございますエレオノーラさん。了解です」
「はっはっは、あぁおはよう坊や。行くよ」
しかしさっきの三人組の女冒険者……うまそうだったな。依頼とか予約と言っていたから多分近いうちにお客さんになってくれそうで楽しみだ。
ギルドマスターについていくと前日とは違う豪華な部屋へ案内された。ふかふか絨毯に高級感のあるテーブルとソファ。同じく高級感のある書斎机と椅子。ということはここは……。
「エレオノーラさんの部屋ですか?」
「あぁそうだよ。ギルド長室だね、まぁ気兼ねなく座りな。お茶を淹れてやろう」
「エレオノーラさん自ら淹れるんですか?」
「これでも紅茶には拘りがあってね。それも100年近く毎日淹れてるから腕も信用していいよ」
「100年!?」
「あぁ、あたしはエルフだからね。こう見えて110歳になるよ」
見た目30代前半にしか見えないぞ……すげぇな。
「お待ちどおさま。さて昨日はどうだったんだい?支払いの事もあるし、詳しく聞かせてもらおうか」
「はいまずは……」
服屋と食事の話までは堂々としていたエレオノーラさんもSEX行為に入ってからの話は興味深々だったようだが、話が後半になるにつれ若干顔が青くなっていく気がする。
「……というわけで料金は金貨11枚ですね。やっぱりやりすぎましたか?」
「あぁ……いや、金の心配はしなくていいよ。これでもギルドマスターだし蓄えも十分あるからね。後で受付で報酬を受け取りな。ただ、あんた一晩で5回もやって大丈夫なのかい?」
「え?まぁはい。スキルのおかげというのもありますがなくても3回くらいなら平気ですよ?」
「それもこの世界の男とは比べられないほどだね。ちなみに毎晩かい?」
「毎晩……体調不良でなければそうですね。昼に3回夜に4回とか……でも大丈夫かと」
「まったく……化け物じゃないか」
「おっしゃる通りで。ちなみに相談なんですがこの世界の男性の男根の大きさってどれくらいなんです?」
「男根の大きさねぇ……確か長さ11cmくらいで太さは女性が親指と人差し指で輪を作るくらいだったはずさね」
「なるほど……では射精の量は多いと嬉しいものなのですか?」
「そりゃたくさん出してくれる方が男を満足させたみたいで女は嬉しいさ。幸福感を感じるしね」
そんな話をしばらくしていると部屋にノックの音が響く。
「ギルドマスター、マリーです。それと龍の尾のみなさんがカルマさんへ面会を申し込みたいと」
「へぇ……入りな」
「「「「失礼します」」」」
挨拶と共にマリーさんに続いて入ってきたのは、ギルドの出入り口で囲んできたお姉さんたちだった。
「知らないウィンドウだ……」
翌朝、仰向けで目を覚ました俺はこのチャンスを逃してなるものかと言わんばかりに『あのセリフ』を口にしたかったが出来なかった。
俺は全裸で布団をかぶっていたが、体の右側面に柔らかく温かい感触を感じた。視線を向けてみれば右腕の上に、マリーさんの可愛らしい頭が乗っておりスヤスヤと静かな呼吸音が聞こえた。
結局あの後バックで一回、マリーの騎乗位で一回、対面座位で一回と、ダメ押しの正常位で一回の中出し4連発を決めて、息も絶え絶えなマリーがクリーンの魔法を使って力尽きた。俺も疲れ切っていたので、力尽きたマリーを抱きしめながら布団をかぶったところで記憶が無くなっている。速攻寝ただけだろうけど。
左側を見てみると宿屋の部屋の窓にはすでに朝日が差し込んでおり部屋をしっかりと照らしていた。この世界は朝日と共に起き、夜がきたらすぐに寝るほど原始的ではない。街灯も魔石を使い明るく照らしているため寝る時間も起きる時間も人それぞれ誤差がある。ただし街灯のない、あるいはとても少ない寒村ならば話は別だが。
さて……なんでこんな長々と周囲の状況を説明しているかというと冒頭の言葉にもどる。今俺の正面にあるのは天井ではない。ステータスウィンドウだ。そこにはこう書かれている。
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Congratulations!!
Lvがあがりました!
新しいスキルが解放されました!
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なんでやねん!俺魔物倒したりしてねぇよ?え?ある意味マリーは魔物みたいなもの?お前ちょっとおもて出ろや!
ふぅ……しかしこれはどういうことだろうな。まさか本当にSEXしたら経験値が溜まりますってか?SEXの経験が溜まりますってか?誰がうまいこと言えと……
「はぁ……ステータス」
なんで俺は自分のステータスを確認するのに毎回ため息をついているんだろうな。なんか悲しくなってくるわ。本来ならLvが上がったなんてゲーマーとかならワクワクドキドキするもんだと思う。俺もそうありたいよ。でもドキドキはするけどワクワクしないんだよ。また、ろくでもないスキルが増えてるんだろうという予感がするんだ。
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カルマ Lv2
HP 630/900
MP 35/35
筋力 15→15
魔力 10→11
耐久 55→58
俊敏 32→33
運 8→ 7
スキル 言語理解・生殖器強化Lv1・性感度操作Lv1・???・???・???
称号 女の敵 性獣 巻き込まれ勇者
生殖器強化 HPを消費することで性器の大きさ・射精量・回復速度を強化できる。
性感度操作 30分間触れた相手の感度をLv×100%まで増減させることができる。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
最大HPは生殖器強化で700まで落ちてたから200増えてるな。でもHPが減ってるのはなんで?SEXしたからか?そりゃSEXは体力使うけどさ、やり続けたら死ぬんかもしれんけどさ……これからはステータスウィンドウ出しながらSEXしよう。絶対だ!
MPは普通に増えてるから飛ばして次、攻撃力上がってねぇ!!運落ちてんじゃん!!え、なに俺Lv9で運0になるの?Lv10になったらどうなんの?不幸に殺されるの?
後は……スキルだな。だがこれはスキルLv1だから実質感度2倍まで調節できるってことか。今のとこ必要なさそうなんだけどな。不感症の子とかには有効かも。マリーになんて使ったらマジでイキ死ぬんじゃなかろうか。でも……増減ねぇ。
しかし一つ懸念がある。SEXするときに体力を消耗する。つまりHPが減少するのなら……。生殖器強化で回復速度を上げすぎるのは危険ではないか?
最大HPを犠牲に回復速度を上げる、さらにちんこの回復が早いとなるとHPが減りやすくなる。うん、死にやすくなるな。限度は必要だろう。避妊魔法があるなら大量射精はAV男優としては羨ましい能力だが、男娼としてはどうなんだろうな。
「んん……ふぁ……」
「お?マリーおはよう。目覚めはどうだ?体に痛いとことかないか?」
「ふぁあ!?カルマさん!?…………あっ。そっか昨日……あの体は痛くないです、大丈夫です」
「それと……起きた時に同じベッドに男性がいることが、こんなに……幸せなこと……なんですね」
マリーの頬を一筋の涙が伝い、俺の右腕へと流れていく。その瞬間、俺は思わず抱きしめてしまった。もう依頼は……仕事は終わりの時間だが、そんなこと頭にはこれっぽっちもなくて、マリーを腕の中に抱きしめないと、どこかへ消えてしまいそうな儚さを感じた。
「あの……カルマさん。ありがとうございます。大丈夫ですよ、私はどこにもいきませんから。それに……」
「……それに?」
「あんな気持ちの良いことを教えられては、また依頼を受けない訳にはいかないじゃないですか。また遠くないうちに抱いてもらいますからね?」
「あぁ……もちろん歓迎だよ。でもその前にギルドマスターに報告しないとね」
「…………あああああ!!?そういえば私、一体何回……」
「基本料金で金貨3枚、その後4回SEXしてるから追加料金金貨8枚で金貨11枚だねぇ。ギルドマスターに請求しなきゃ」
「……私ちょっと今日体調が」
「その冗談は笑えないから」
愚図るマリーにクリーンをかけてもらい服を整え宿屋の一階で朝食をとる。チェックアウトして二人で冒険者ギルドへ向かう。クリーンは汚れを落とすと同時に異物を除去する効果があるらしく避妊にも使えるそうだ。
無理してないか様子を観察しているが、俺の隣を歩いているマリーに不自然な所はない。体への負担は本当に引きずってないようでよかった。
ギルドへ着いて入り口をくぐると、俺たちは4人の女性に囲まれた。金髪ロングの巨乳のお姉さん、Hカップくらいかな?茶髪ショートヘアのCカップくらいの腹筋バキバキの剣士お姉さん。小柄な黄色がかった茶色のセミロングの髪が美しいBカップくらいのシスター服の可愛い子。このシスターさん髪がオレンジ色に見えて綺麗だな。そして4人目は我らがギルドマスターだった。
「ちょっとマリー!あなたあの依頼とか、予約とか……どういうことか説明してくれるんでしょうね!!」
「マリー。あっちで酒でも飲みながら話して。うちらが奢るから」
「あのあのマリーさん!……あうぅ……」
おう、すごい剣幕だ。そして朝から酒を進めるな腹筋剣士さん。シスターさんは人見知りかな?
「あんたらマリーは連れて行ってもいいけど後であたしのとこに報告にくるように。坊やはついておいで」
「はい!了解ですギルドマスター!」
剣士さんが代表で返事をしていた。そしてマリーさんは腹筋剣士さんと巨乳金髪お姉さんに両腕をそれぞれ拘束され連れ去られた。ドナドナ。それを見送り、改めてギルドマスター向き直る。
「おはようございますエレオノーラさん。了解です」
「はっはっは、あぁおはよう坊や。行くよ」
しかしさっきの三人組の女冒険者……うまそうだったな。依頼とか予約と言っていたから多分近いうちにお客さんになってくれそうで楽しみだ。
ギルドマスターについていくと前日とは違う豪華な部屋へ案内された。ふかふか絨毯に高級感のあるテーブルとソファ。同じく高級感のある書斎机と椅子。ということはここは……。
「エレオノーラさんの部屋ですか?」
「あぁそうだよ。ギルド長室だね、まぁ気兼ねなく座りな。お茶を淹れてやろう」
「エレオノーラさん自ら淹れるんですか?」
「これでも紅茶には拘りがあってね。それも100年近く毎日淹れてるから腕も信用していいよ」
「100年!?」
「あぁ、あたしはエルフだからね。こう見えて110歳になるよ」
見た目30代前半にしか見えないぞ……すげぇな。
「お待ちどおさま。さて昨日はどうだったんだい?支払いの事もあるし、詳しく聞かせてもらおうか」
「はいまずは……」
服屋と食事の話までは堂々としていたエレオノーラさんもSEX行為に入ってからの話は興味深々だったようだが、話が後半になるにつれ若干顔が青くなっていく気がする。
「……というわけで料金は金貨11枚ですね。やっぱりやりすぎましたか?」
「あぁ……いや、金の心配はしなくていいよ。これでもギルドマスターだし蓄えも十分あるからね。後で受付で報酬を受け取りな。ただ、あんた一晩で5回もやって大丈夫なのかい?」
「え?まぁはい。スキルのおかげというのもありますがなくても3回くらいなら平気ですよ?」
「それもこの世界の男とは比べられないほどだね。ちなみに毎晩かい?」
「毎晩……体調不良でなければそうですね。昼に3回夜に4回とか……でも大丈夫かと」
「まったく……化け物じゃないか」
「おっしゃる通りで。ちなみに相談なんですがこの世界の男性の男根の大きさってどれくらいなんです?」
「男根の大きさねぇ……確か長さ11cmくらいで太さは女性が親指と人差し指で輪を作るくらいだったはずさね」
「なるほど……では射精の量は多いと嬉しいものなのですか?」
「そりゃたくさん出してくれる方が男を満足させたみたいで女は嬉しいさ。幸福感を感じるしね」
そんな話をしばらくしていると部屋にノックの音が響く。
「ギルドマスター、マリーです。それと龍の尾のみなさんがカルマさんへ面会を申し込みたいと」
「へぇ……入りな」
「「「「失礼します」」」」
挨拶と共にマリーさんに続いて入ってきたのは、ギルドの出入り口で囲んできたお姉さんたちだった。
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