異世界性生活!!~巻き込まれ召喚された勇者のスキルが変態すぎた~

秋津紅音

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一章 辺境の街の女達

四話 マリーとデートとSEX 前編♡

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 時刻は16時半。この世界は時計がお手頃価格で出回っている。ゴブリンやコボルトなどの小型の魔物から取れる安価な魔石が電池の代わりに使われている。
 魔石を使い、魔力回路を介して、何かしら効果を発揮するものを魔道具と言うそうだ。バッテリーと電子回路と考えれば、まさしく魔道具とは電子機器なのだろう。

 なんでそんなことを考えているかと言えば、今マリーさんは絶賛着替え中なのである。

 なんでも男性とデート出来るということに動揺して、ギルドの制服から私服に着替えずに出てきてしまったと。なので俺たちは二人仲良く手を繋ぎ、服屋まで来ていた。

 すると試着室からマリーさんが出てきた。胸の大きなマリーさんは大きめの白のワンピースを着て、腰を幅の広い茶色のリボンで絞っていた。ギルドの制服の時より体のラインが強調されている。バスト100ぐらいありそうだ、Iカップくらいだろうか。B97~100W60前後H90~93と見た。

「お待たせしました……あの、どうでしょうか?」

「言葉にならないくらい綺麗で惚けてしまいました。貴女をエスコート出来ない自分が恨めしいです」

「まぁ……ありがとうございます♡でもカルマさんはこの街に来たばかりなんでしょう?ならエスコートは私に任せてくださいね♡」

「はい、では行きましょうか。時間もちょうどいいので依頼開始は食事からということで」

 服を買っているともう18時を過ぎていた。そして支払いでひと悶着、どちらも自分が払うと主張した。女性に服やアクセサリーを贈ることが当たり前の俺と、デートで男性に支払いをさせるなんて女の恥だというマリーさん。これが異世界の倫理観、常識なのだろうか。

 結局マリーさんが折れ、俺が支払い食事へ向かうことに。手を握って目を見つめながらお願いしたら一発だった。ちょろい。食事もマリーさんは高級店に行きましょうと言ったが俺が全力で断った。庶民舌の俺はフレンチなどは数えるほどしか食べたことがない。思い起こせば女性への贈り物は躊躇わず買うが、自分の服や家具、食事といったものはかなり節約していた気がする。無理をしていたわけではなく無意識だった。

「日常的にも通いたいので安くて美味しいお店があれば教えてください」

「わかりました……もう欲がないんですね」

「そうですね、食欲や睡眠欲はあまりないですね……その分が性欲に偏ってるんですよ」

 最後は耳元で囁く。きっとこの手の女性は喜ぶと俺の経験と本能がそう言っている。案の定マリーさんは顔を赤くし少し俯いてしまうが、俺にはわかる。その視線は俺の股間を見ている。絶対に見ている。

「もう……期待させすぎですよ……♡」

 大衆食堂兼酒場のような店で夕食をとる。エールは美味しくなかったので二杯目以降は果実酒を飲む。料理はどれも美味しかった。オーク肉の煮込みは豚の角煮のようでまだわかるが、ハサミバードの塩焼きには躊躇してしまった。名前から塩焼き鳥だと思ったし、実際そうだったのだが色が黒だった。ほんのりてかりのある黒はピータンの色のようだった。美味しかったけどね。依頼開始ということで支払いはマリーさんがもつ。二人で銀貨4枚と銅貨6枚。4600円ほどだった。

「高級宿もありますがカルマさんは望まないでしょうから今日は一般的な宿にしますね。あそこです」

 宿へ向かう移動中に俺はステータスと小さく呟く。隣にいるマリーさんに聞こえないほどの小声でもステータスウィンドウは出てくる。

「生殖器強化」

 またも小さく呟くとステータスウィンドウとは別に、新しいウィンドウが立ち上がる。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇
強化対象を選択してください。

性器の大きさ 0
射精量    0
回復速度   0
◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 まるでステ振りだな。試しに大きさを選択する。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇
性器の大きさ 1
射精量    0
回復速度   0
◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 ステータスウィンドウを確認すると……

◇◆◇◆◇◆◇◆◇
カルマ Lv1
HP 750/750
MP 20/30
筋力  15
魔力  10
耐久  55
俊敏  32
運    8
◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 おい、HP消費って最大HPを消費すんのかよ!寿命じゃないよな?え、大丈夫かこれ?

 怖い……が、これが今の俺に使える唯一のスキルなら実験と検証は必要だ。スキルを把握するのは必要なことだと自分に言い聞かせ回復速度にも振ってみる。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇
性器の大きさ 1
射精量    0
回復速度   1
◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 ステータスウィンドウの方は……

◇◆◇◆◇◆◇◆◇
カルマ Lv1
HP 700/700
MP 20/30
筋力  15
魔力  10
耐久  55
俊敏  32
運    8
◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 一律最大HP50消費で1アップなのだろうか。時間で戻るのか永久なのかは要検証だが……もしも時間で強化値が0に戻って最大HPは戻らない場合は最悪の結果となる。とりあえず数日はこれで様子を見るか……。MPは生殖器強化を発動するのに10消費で完了するまでそのままなのだろうか。でもMPは時間とともに回復するから問題ないだろう。

 案内された宿は二階建ての建物で一階は入り口を入ると小さなフロント、お客さん用の食堂と、宿屋の人が住む部屋。二階がすべて客室で六部屋あるそうだ。一泊朝食付きで一人銀貨3枚と銅貨5枚。夕食付きなら銀貨4枚だそうだ。鍵を受け取り二階へ上る階段で異変に気付く。マリーさんの息が荒く、指先が震えていた。そうか緊張してるのかな、ならどうするかな……。

 マリーさんが鍵を開けて先に部屋の中へ、俺が続いて扉を閉めて内から鍵をかけるとドンッ!と俺の顔の横、扉にマリーさんの手がつかれた。ビックリして振り返ると怪しい目つきのマリーさんに壁ドンならぬ扉ドンされていた。

「マ……マリーさ」

「もう……我慢しなくていいんですよね?」

「……落ち着いてください?」

「うふふふふ♡お姉さんに任せてくださいね♡」

「まずはシャワーを……」

「さぁベッドへ行きましょうか♡」

 ダメだ会話になってねぇ。これ喰われるわー。まぁマリーさんが責めたいならそれに合わせるのもいいかな。そんなことを思っていると手を引かれ、ベッドへと投げられた。乱暴だな!興奮しすぎだろ!思春期の童貞かよ!こりゃちょっと暴走気味だな、興が覚めない程度に落ち着かせないと……そう思っていると俺の上に覆いかぶさり乱暴に口を塞がれる。

「んんっ!……んっ……じゅる……ぷはっ!……んっ!」

 プルプルの唇が柔らかい。吐息も唾も甘い。こんなに美味しいキスは初めてだ。だが……

 マリーさんの右手がズボンの上から俺の股間をまさぐる。

「んぅ……ちゅぱ♡……えるぅ♡……」

 マリーさんに口を蹂躙されている。激しいが痛みもないので、何も言わずそのまま続けさせてみる。乱暴に撫でられ、ズボンを脱がそうとズボンの淵を掴まれる。俺は襲われている状況でも、腰を少し浮かせて脱がしやすく協力してあげた。

 ぶるんっ!っとちんぽが外気に触れる。俺の男根は転移前は14cmで標準的なサイズだったが。少し大きくなって15cmくらいになっている。太さも固さも少し強化されているようだ。しかも38歳の疲れちんぽではなく18歳のビンビンちんぽにまで若返っていた。

「はぁ♡……はぁ♡……あぁ♡これが男性のおちんぽ♡」

 解放を喜ぶようにピクンピクンとちんぽが頷くとマリーさんは我慢できないとばかりにちんぽの先にキスをしてくわえ込む。

「ちゅっ♡……あーん♡じゅる♡……じゅぼ♡……じゅる♡」

 アツアツの口がちんぽを包み込んでくる。こりゃ気持ちいいな。この世界の女性はその性欲ゆえか、躊躇いも恥じらいもなくちんぽへ刺激してくる。

「じゅる♡じゅぼ♡ずずずっ♡はぁ……♡もう頂いちゃいますねカルマさん♡」

 頂いちゃいますって、すでに頂かれているのだが……マリーさんはおもむろにワンピースのスカートへと手を伸ばしパンツを脱いで俺にのしかかってくる。あぁ頂くって下のお口で頂くってことですね。ちんぽの先がすでにぐちゅぐちゅに濡れそぼったおまんこにキスをする。

「あぁ♡……カルマさん♡……私の初めての人……♡」

 ――ズドンッ!

「ひぅうううう!!!♡」

 マリーさんが悲鳴とも嬌声とも取れる声をあげる。打ち付けた腰と膣が小さく痙攣している、多分絶頂してんな。つか初めて!?

 くっ!熱く狭い膣が、じゅくじゅくとちんぽを絞り込みさらに奥へ奥へと飲み込もうとしてくる。もう根元までずっぽりだよ!それ以上は入らないよ!

「はぁああ♡カルマさん♡いつでも!あぁ♡いいですので♡好きな時にお出しになってくださいね!♡」

「出すって……中はまずくないですか?ていうか生で入れてる時点で今更ですけど……」

「事後に♡あぁ♡クリーンの魔法をかけますので♡思いっきり出していただいて大丈夫ですよ♡」

 クリーンの魔法は汚れを落とすだけでなく異物を除去する効果もあり避妊魔法とも呼ばれているらしい。彼女は騎乗位でグリグリと腰を前後に揺すりつつ、膣を締め絞り上げてくる。絶対に離さない、逃がさないという意思を感じる。

「ぁぁん♡……はぁあ♡……おちんぽ気持ちいいです♡……んぁあ♡」

 するとマリーさんが腰を持ち上げて降り始める。

「まじかっ……!ぐぅ……!」

 バチンッ!バチンッ!と腰を打ち付けてくる、マリーさん激しいよ!

「あぁん♡気持ちいいです♡カルマさん♡カルマさん♡んんぅ!♡あぁ♡イクッ♡またイッちゃう♡んんんんっ♡」

 再度ビクビクッっとマリーさんが痙攣し倒れこんでくる。気持ちいい。気持ちいいが俺は少し冷めた目で快感を貪るマリーさんを見つめていた。

「ぁあ……♡何でまだイッてないんですかぁ?カルマさん……♡」

 入れてから5分くらいか……確かに膣奥をズンズンするのは気持ちいいSEXなんだろう。だが……やはり下手くそで自分勝手だ。こんなものはSEXとは言わない。ディルド使ってのオナニーと一緒だ。俺を……オナニーの道具扱いしたのか。マリーさんだけなのかこの世界の女性全般がそうなのかはわからないが……そうか、なら本物のSEXを教えてあげないとな。

「ふぅ……マリー・・・……君に本物のSEXを教えてあげるよ」
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