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第三部 一章
似た者同士 5 ★
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歯列を割って舌が入り込み、早急に己のそれと絡められる。
何度も角度を変えて深く口付けられ、ちゅくちゅくと淫靡な音が響いた。
「ん、ぁ……ふ、ぅ」
吐息混じりの甘い声が抑えられない。
熱い舌は先程よりも大胆に這い回り、じわじわと快楽の熾火を灯していく。
ぞわりと腰が戦慄き、無意識に太腿を擦り合わせる。
無我夢中で応えながら控えめに身体を密着させると、それ以上の力で抱き締め返された。
「は、っ……」
苦しいのに気持ちいいという、不思議な感情に支配される。
同時にもっと触れ合いたい、酷くして欲しい、という普段の己ならば考えつかないことが頭の中をいっぱいにした。
艶を帯びた吐息が耳元を掠め、ゆっくりと唇を解かれる。
互いを繋ぐ透明な糸が切れる奇跡をぼんやりと見つめていると、壊れ物を扱うような手つきで手の平が頬に触れ、額に口付けられる。
「朔真……」
瞼、こめかみ、鼻先へと短いキスの雨が降った。
優しいそれは少し擽ったくて、けれど確かな快感となって腹の奥が甘く収縮する。
温かな唇が首筋を辿り、鎖骨へと滑る。
中心の窪みへ唇が触れると、ちゅうと一際強く吸い上げられた。
「っ……ぅ」
つきりとした痛みが走ったかと思えば、すぐにもう一つ二つと赤い痕を付けられる。
首筋に咲いた花を長い指先が愛おしそうに撫でると、ゆっくりと顎に手を掛けられた。
(あ……)
もう一度キスされる気配にアルトは瞼を閉じ、小さく唇を開けてそろりと舌を差し出す。
しかしいくら待っても触れてくる素振りはなく、うっすらと瞳を開いた。
「っ」
どくん、と心臓が大きく高鳴る。
こちらを見つめてくる瞳は慈しみで満ちており、しかし間近で視線が交わるとエルはふっと唇を歪めた。
「そういうこと、あんまりしないで欲しいな」
まるでこちらが悪いと言ってるような口調に、知らず唇が震える。
これではこちらがキスしたくて堪らないと言っているみたいで、間違ってはないものの羞恥で頬がこれ以上ないほど熱を持った。
「からかうの、やめろ……っ」
とん、と苦し紛れにエルの胸を叩く。
しかしエルはなんら気にした様子はなく、微笑むだけだ。
「からかってないよ。……ただ」
「わ、っ……!?」
ぐいと腕を引かれ、そのままエルの胸に倒れ込んだ。
するとエルを包む花の香りが一層強くなり、くらくらと目眩がした。
「俺の方が我慢できなくなる」
ごめんね、と柔らかな声音で続けられた言葉に、アルトは心の中で叫ぶ。
(いつも我慢してないだろ……!)
一度でも我慢した時があれば、それこそ奇跡だと思う。
ほとんど毎日時間が許す限りはエルの手で愛され、そのうちこちらの体力が無くなってしまうのも時間の問題なのだ。
そうしているうちに上着に手を掛けられ、するりと脱がされる。
「エル……っ」
段々と正常に動かなくなりつつある思考を叱咤し、アルトはエルの手を摑んだ。
先程の言葉が本当ならば、今日は昨日以上に離してくれない事は明白だ。
このままお預けをされるのは嫌だが、それよりも自身以上に疲れているであろうエルに休んで欲しいのは本音だ。
しかしエルはそっと手を押し退け、低く囁いた。
「もう『待って』は聞かない」
半分ほどあったボタンを半ば引きちぎるように外し、露わになった胸板に唇が触れる。
「あっ……!?」
甘い菓子を食べるように舌先が赤く主張した飾りを転がし、反対の手できゅうときつく抓まれる。
ぬるつく舌先で先端を弾き、押し潰すように捏ね回される。
ぷっくりと膨らんだ尖りを軽く引っ掻かれ、抓み上げてを何度となく繰り返す。
交互にやってくる瘙痒感ともつかない甘い愛撫に、腰が揺れるのを抑えられない。
「あ、っ……ん、ぅ」
それは次第に快感に変わり、背中が反る。
無意識にエルに胸を押し付ける形になると、舌や指の動きが激しくなる。
赤子がするようにちゅうちゅうと音を立てて吸い立てられ、それがなんとも淫猥で耳まで犯されている心地になった。
「や、っ……ぃ、やだ……」
ふるふると首を振って抵抗しようにもエルが止めてくれるはずもなく、むしろ逃げられないようしっかりと腰を摑まれた。
この体勢では、自分から『もっと』と強請っているようで恥ずかしい。
しかし口を開けばあえかな喘ぎしか出ず、言葉にはならなかった。
加えて時折太腿に触れてくるエルのそこは熱く滾っており、どくどくと力強く脈打っているのが衣服越しでも分かるほどだ。
(エル、の……)
早くこの長大なもので貫かれ、めちゃくちゃにして欲しい。
何も考えられなくなるほど快楽を与えられ、自身も同じくらい与えたい。
それだけで中心がとぷりと透明な蜜を吐き出し、じわりと下着を濡らしていく。
考えるよりも先に腰が揺れ、エルのそこに己のそれを押し付けた。
「──こら、駄目だよ」
ちゅぽ、と小さな音を立てて唇が離れると、唾液に濡れたそれがゆっくりと弧を描く。
「俺で気持ちよくなってくれるのは嬉しいけど」
「っ……!」
ふわりと身体が浮遊感に襲われ、唐突な事にアルトは反射的にエルの首筋に抱き着いた。
ぼんやりとした頭で抱き上げられたのだと気付き、頭に疑問を浮かべているとベッドへ丁重に下ろされた。
「あんまり煽るな、って忠告したよね」
ぎしりと顔の横に両手を突かれ、ゆっくりと視線を合わせられる。
普段より少し低い声音は甘さを含み、水色の瞳の奥は情欲に燃えていた。
直接触れられていないのに、たったそれだけで身体が期待で打ち震えるのを抑えられない。
こちらを見つめながらもったいぶった動きで下半身を纏うスラックスを脱がされ、既に硬く主張した雄茎に手を這わせた。
「……悪い子」
「ぁ、っ……!」
言いながら下着の中から蜜で濡れそぼったそれを取り出され、長い指先が絡み付く。
次々に吐き出される蜜を塗り込めるように緩慢な動きで上下に擦られたかと思えば、丸い亀頭を包み込んで責め立てられる。
「あ、っ……エル、エル……っ!」
止めて欲しいのに止めて欲しくない、そんな矛盾が頭に浮かび上がった。
にちゃにちゃぐちゅぐちゅと淫らな音が部屋に響き、エルの腕を弱々しく摑みながら、アルトは喘ぎ混じりに唇を開いた。
「こ、のまま、や……だぁ」
一緒がいい。
一緒に気持ちよくなりたい。
快楽で涙に濡れた瞳を愛しい男に向け、懇願する。
もっと深くまで触れ合い、奥の奥まで満たして欲しい。
そんな思いと共にぎゅうと腕を摑む力を強めると、柳眉をきゅうと顰めたエルが覆い被さってきた。
「本当、に……っ」
半ば強引に顎を摑まれ、唇を塞がれる。
肉厚な舌が歯列を割り入ると、待ち望んだように迎え入れた。
何度も角度を変えて舌を絡め、きつく吸い合う。
それだけでまた新たな蜜が溢れ、腹を濡らしていく。
口付けながらエルはぐいとアルトの両脚を抱え込み、舌よりも熱い切っ先を窄まった場所に添えた。
エルは短く息を吐くと、一息に狭く熱いところへ突き立てた。
子供の拳ほどはあろうかという先端を難なく飲み込み、更に奥へと進んでいく。
「は、っ……ぁ、んぅ……!」
あえかな喘ぎはエルの唇に吸い込まれ、ベッドに投げ出されている手をしっかりと絡め合わされた。
きつく手を握ったままエルはゆっくりと腰を引き、力強く突き入れる。
柔肉と腰とが何度も打ち付けられ、ぱちぱちと拍手にも音が響いた。
隙間なく絡み合い、ひっきりなしに上からも下からも淫らな音が奏でられる。
「好き、好きだよ……朔真、っ……」
唇を解かれ、甘さを含んだ声音で何度となく名を呼ば、囁かれては堪らない。
「ぁ、エル……おれ、も……」
ぎゅうとエルの頭を抱え込み、引き締まった腰に脚を絡める。
それを合図に次第に腰の動きも速さを増し、がくがくと揺さぶられる。
大きくベッドが軋み、このまま身体も壊れてしまうのではないかと思うほどだった。
「ぁっ、……それ、……や、ぁ……!」
弱いところを的確に突き上げられ、目の前がちかちかと白く染まる。
涙に濡れた瞳をぎゅうと閉じ、声にならない喘ぎを上げた。
「ふ、っ……」
エルはそれを追うように一際強く最奥に打ち付けると、やがて低く押し殺した喘ぎが耳元に届く。
どくんと熱い飛沫が迸り、びゅくびゅくと最奥を濡らしていく。
「ぁ、あっ……!」
もう入らないと思うほどの白濁を一気に受け止め、その刺激が快楽を引き伸ばし、アルトは二度目の吐精をした。
何度も角度を変えて深く口付けられ、ちゅくちゅくと淫靡な音が響いた。
「ん、ぁ……ふ、ぅ」
吐息混じりの甘い声が抑えられない。
熱い舌は先程よりも大胆に這い回り、じわじわと快楽の熾火を灯していく。
ぞわりと腰が戦慄き、無意識に太腿を擦り合わせる。
無我夢中で応えながら控えめに身体を密着させると、それ以上の力で抱き締め返された。
「は、っ……」
苦しいのに気持ちいいという、不思議な感情に支配される。
同時にもっと触れ合いたい、酷くして欲しい、という普段の己ならば考えつかないことが頭の中をいっぱいにした。
艶を帯びた吐息が耳元を掠め、ゆっくりと唇を解かれる。
互いを繋ぐ透明な糸が切れる奇跡をぼんやりと見つめていると、壊れ物を扱うような手つきで手の平が頬に触れ、額に口付けられる。
「朔真……」
瞼、こめかみ、鼻先へと短いキスの雨が降った。
優しいそれは少し擽ったくて、けれど確かな快感となって腹の奥が甘く収縮する。
温かな唇が首筋を辿り、鎖骨へと滑る。
中心の窪みへ唇が触れると、ちゅうと一際強く吸い上げられた。
「っ……ぅ」
つきりとした痛みが走ったかと思えば、すぐにもう一つ二つと赤い痕を付けられる。
首筋に咲いた花を長い指先が愛おしそうに撫でると、ゆっくりと顎に手を掛けられた。
(あ……)
もう一度キスされる気配にアルトは瞼を閉じ、小さく唇を開けてそろりと舌を差し出す。
しかしいくら待っても触れてくる素振りはなく、うっすらと瞳を開いた。
「っ」
どくん、と心臓が大きく高鳴る。
こちらを見つめてくる瞳は慈しみで満ちており、しかし間近で視線が交わるとエルはふっと唇を歪めた。
「そういうこと、あんまりしないで欲しいな」
まるでこちらが悪いと言ってるような口調に、知らず唇が震える。
これではこちらがキスしたくて堪らないと言っているみたいで、間違ってはないものの羞恥で頬がこれ以上ないほど熱を持った。
「からかうの、やめろ……っ」
とん、と苦し紛れにエルの胸を叩く。
しかしエルはなんら気にした様子はなく、微笑むだけだ。
「からかってないよ。……ただ」
「わ、っ……!?」
ぐいと腕を引かれ、そのままエルの胸に倒れ込んだ。
するとエルを包む花の香りが一層強くなり、くらくらと目眩がした。
「俺の方が我慢できなくなる」
ごめんね、と柔らかな声音で続けられた言葉に、アルトは心の中で叫ぶ。
(いつも我慢してないだろ……!)
一度でも我慢した時があれば、それこそ奇跡だと思う。
ほとんど毎日時間が許す限りはエルの手で愛され、そのうちこちらの体力が無くなってしまうのも時間の問題なのだ。
そうしているうちに上着に手を掛けられ、するりと脱がされる。
「エル……っ」
段々と正常に動かなくなりつつある思考を叱咤し、アルトはエルの手を摑んだ。
先程の言葉が本当ならば、今日は昨日以上に離してくれない事は明白だ。
このままお預けをされるのは嫌だが、それよりも自身以上に疲れているであろうエルに休んで欲しいのは本音だ。
しかしエルはそっと手を押し退け、低く囁いた。
「もう『待って』は聞かない」
半分ほどあったボタンを半ば引きちぎるように外し、露わになった胸板に唇が触れる。
「あっ……!?」
甘い菓子を食べるように舌先が赤く主張した飾りを転がし、反対の手できゅうときつく抓まれる。
ぬるつく舌先で先端を弾き、押し潰すように捏ね回される。
ぷっくりと膨らんだ尖りを軽く引っ掻かれ、抓み上げてを何度となく繰り返す。
交互にやってくる瘙痒感ともつかない甘い愛撫に、腰が揺れるのを抑えられない。
「あ、っ……ん、ぅ」
それは次第に快感に変わり、背中が反る。
無意識にエルに胸を押し付ける形になると、舌や指の動きが激しくなる。
赤子がするようにちゅうちゅうと音を立てて吸い立てられ、それがなんとも淫猥で耳まで犯されている心地になった。
「や、っ……ぃ、やだ……」
ふるふると首を振って抵抗しようにもエルが止めてくれるはずもなく、むしろ逃げられないようしっかりと腰を摑まれた。
この体勢では、自分から『もっと』と強請っているようで恥ずかしい。
しかし口を開けばあえかな喘ぎしか出ず、言葉にはならなかった。
加えて時折太腿に触れてくるエルのそこは熱く滾っており、どくどくと力強く脈打っているのが衣服越しでも分かるほどだ。
(エル、の……)
早くこの長大なもので貫かれ、めちゃくちゃにして欲しい。
何も考えられなくなるほど快楽を与えられ、自身も同じくらい与えたい。
それだけで中心がとぷりと透明な蜜を吐き出し、じわりと下着を濡らしていく。
考えるよりも先に腰が揺れ、エルのそこに己のそれを押し付けた。
「──こら、駄目だよ」
ちゅぽ、と小さな音を立てて唇が離れると、唾液に濡れたそれがゆっくりと弧を描く。
「俺で気持ちよくなってくれるのは嬉しいけど」
「っ……!」
ふわりと身体が浮遊感に襲われ、唐突な事にアルトは反射的にエルの首筋に抱き着いた。
ぼんやりとした頭で抱き上げられたのだと気付き、頭に疑問を浮かべているとベッドへ丁重に下ろされた。
「あんまり煽るな、って忠告したよね」
ぎしりと顔の横に両手を突かれ、ゆっくりと視線を合わせられる。
普段より少し低い声音は甘さを含み、水色の瞳の奥は情欲に燃えていた。
直接触れられていないのに、たったそれだけで身体が期待で打ち震えるのを抑えられない。
こちらを見つめながらもったいぶった動きで下半身を纏うスラックスを脱がされ、既に硬く主張した雄茎に手を這わせた。
「……悪い子」
「ぁ、っ……!」
言いながら下着の中から蜜で濡れそぼったそれを取り出され、長い指先が絡み付く。
次々に吐き出される蜜を塗り込めるように緩慢な動きで上下に擦られたかと思えば、丸い亀頭を包み込んで責め立てられる。
「あ、っ……エル、エル……っ!」
止めて欲しいのに止めて欲しくない、そんな矛盾が頭に浮かび上がった。
にちゃにちゃぐちゅぐちゅと淫らな音が部屋に響き、エルの腕を弱々しく摑みながら、アルトは喘ぎ混じりに唇を開いた。
「こ、のまま、や……だぁ」
一緒がいい。
一緒に気持ちよくなりたい。
快楽で涙に濡れた瞳を愛しい男に向け、懇願する。
もっと深くまで触れ合い、奥の奥まで満たして欲しい。
そんな思いと共にぎゅうと腕を摑む力を強めると、柳眉をきゅうと顰めたエルが覆い被さってきた。
「本当、に……っ」
半ば強引に顎を摑まれ、唇を塞がれる。
肉厚な舌が歯列を割り入ると、待ち望んだように迎え入れた。
何度も角度を変えて舌を絡め、きつく吸い合う。
それだけでまた新たな蜜が溢れ、腹を濡らしていく。
口付けながらエルはぐいとアルトの両脚を抱え込み、舌よりも熱い切っ先を窄まった場所に添えた。
エルは短く息を吐くと、一息に狭く熱いところへ突き立てた。
子供の拳ほどはあろうかという先端を難なく飲み込み、更に奥へと進んでいく。
「は、っ……ぁ、んぅ……!」
あえかな喘ぎはエルの唇に吸い込まれ、ベッドに投げ出されている手をしっかりと絡め合わされた。
きつく手を握ったままエルはゆっくりと腰を引き、力強く突き入れる。
柔肉と腰とが何度も打ち付けられ、ぱちぱちと拍手にも音が響いた。
隙間なく絡み合い、ひっきりなしに上からも下からも淫らな音が奏でられる。
「好き、好きだよ……朔真、っ……」
唇を解かれ、甘さを含んだ声音で何度となく名を呼ば、囁かれては堪らない。
「ぁ、エル……おれ、も……」
ぎゅうとエルの頭を抱え込み、引き締まった腰に脚を絡める。
それを合図に次第に腰の動きも速さを増し、がくがくと揺さぶられる。
大きくベッドが軋み、このまま身体も壊れてしまうのではないかと思うほどだった。
「ぁっ、……それ、……や、ぁ……!」
弱いところを的確に突き上げられ、目の前がちかちかと白く染まる。
涙に濡れた瞳をぎゅうと閉じ、声にならない喘ぎを上げた。
「ふ、っ……」
エルはそれを追うように一際強く最奥に打ち付けると、やがて低く押し殺した喘ぎが耳元に届く。
どくんと熱い飛沫が迸り、びゅくびゅくと最奥を濡らしていく。
「ぁ、あっ……!」
もう入らないと思うほどの白濁を一気に受け止め、その刺激が快楽を引き伸ばし、アルトは二度目の吐精をした。
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