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真実の愛の存在証明
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「——いや、『はい』ではなかったですよね⁉︎」
「なんだ。もう後悔しているのか、婚約者殿?」
かしましく囀る貴族と状況についていけないエリックたちを置いて、エドヴァルドに攫われるように連れて行かれた離宮の一室にて。
私は頭を抱えていた。
赤々と燃える暖炉のそばの長椅子に、エドヴァルドはゆったりと腰かけていた。室内を落ち着きなくうろつく私を見て、つまらなそうに高い鼻を鳴らす。
「俺の婚約者では不満か? 王妃になれるはずだったのに、ただの第二王子の妻ではな」
「それはどうでもいいのですが」
エドヴァルドはこの国の第二王子。公式には王弟ということになっているものの、実際にはエリックよりもひと月ほど早く生まれた。ただ、産褥で亡くなった彼の母は異国の血を引く女中で、今は亡き正妃から生まれたエリックよりも血が劣るという理由から第二王子に甘んじていた。
とはいえ、エリックよりもずっと聡明で、彼を王太子にと望む貴族も多い。
跡目争いで国が荒れることを憂いた陛下の判断により、エドヴァルドは隣国へ遊学していたはずだ。
成人とともに遊学も終わるとは聞いていたが、なぜここに。
「兄の誕生日くらい、弟が祝いに駆けつけてもいいだろう? それに、かつての婚約者であるリリアーナが幸せか確認しないとな」
「見え透いた嘘をつきますね」
意味深に視線を投げてくるエドヴァルドを、私は睨み返した。
かつて私はエドヴァルドの婚約者だった。
十年前、エリックの婚約者であった姉が、隣国の商人と駆け落ちする形で失踪した。
実はこれには裏がある。当時、父が新しい事業に手を出して失敗し、公爵家に莫大な借金が降りかかってきていたのだ。そんなとき、商人が姉を娶ることを条件に、公爵家を援助すると申し出た。父は大変迷ったが、結局姉の「真実の愛を見つけたわ」の一声で、姉は商人に嫁ぐことになった。
だが、公爵家が借金まみれになって娘を手放すのも外聞が悪い。
そこでエドヴァルドの婚約者だった私が、姉の代わりにエリックの婚約者になるという荒業で、どうにか始末をつけたのだ。
父がどんな手段を使ったのかは知らない。彼は一年前に亡くなり、すでに公爵家は兄が継いでいる。
エドヴァルドの婚約者だった時代のことはあまり記憶にない。ただ、この国には珍しい、綺麗な赤色の髪が好きだったことだけを覚えている。王族である彼になんとなく砕けた態度を取ってしまうのは、そのときの名残だ。
私は大きくため息をついた。
「エリックの誕生日を祝うような男ではないでしょう。本当の目的は何です」
「お前を娶りに来た」
「もう一度聞きますね。本当の目的は何」
「誓って本当だよ。俺はリリアーナが欲しい」
「あのですねえ」
じ、とエドヴァルドを見据える。こちらを仰ぐエドヴァルドの、思いのほか真面目な視線とぶつかって息を呑んだ。彼の顔つきは真面目で、確かにどこにも冗談の気配は見られない。
その理由に思い当たって、私の顔から血の気が引いた。
「……まさか、王太子になるつもりですか」
エドヴァルドがニヤリと唇を吊り上げる。
「その通り。俺はリリアーナが欲しい。妃教育を施され、王室の秘密もエリックの醜聞も、全て把握しているリリアーナがな」
そういうことか。
目の眩むような頭痛を覚え、私はそばにあった一人掛けの椅子に腰を下ろした。
この男、どうやら私を利用して玉座に至ろうというらしい。とても実利的な理由だ。愛とかよりも、ずっと信じやすいかもしれない。
ぼそりとエドヴァルドが呟く。
「リリアーナにとっても悪い話ではないと思う。一度妃候補として教育を受けた人間を、王国は放っておけない。秘密をばら撒かれてはたまったものではないからな。待つのは幽閉か、死だ。エリックがリリアーナにしたのは、そういう仕打ちだ。あの男がそれを理解できていたとは思えないがな」
その口調に憤りが滲んでいるように思えて、私はのろのろと頭を上げた。
エドヴァルドは肘掛けに肘をついて、暖炉の方を向いている。双眸に炎が揺らめき、地獄の業火を覗き込んでいるようだった。
「いいでしょう。あなたと私の目的はほとんど一致しています」
エドヴァルドが横目に私を見る。
「あなたはエリックを王太子の座から引きずり下ろしたい。私はエリックに苦難を与えたい」
「愛する男に捨てられた復讐か?」
「いいえ、全然」
私はきっぱり首を横に振った。エリックを好きだったことなんて一度もない。ずっと苦労をかけられ通しで、彼の失態の尻拭いに必死で、愛する暇もなかったのだ。
「けれど、あなたを玉座には座らせません」
まっすぐにエドヴァルドを見据える。エドヴァルドはわずかに眉をひそめて、私を見返している。
「あまねく苦難を乗り越えて、エリックとアンナが冠を被る。それで初めて、真実の愛の存在が分かるでしょう」
暖炉の薪が爆ぜて、パチンと弾けるような音が鳴る。風が吹いたのか、窓がガタリと震える。けれどエドヴァルドは私から目を逸さなかった。
金の瞳に私を映し、低い声で囁いた。
「……ステラルードの死を、まだ認めていないのか」
私は拳を握りしめる。手のひらに爪が食い込んで、鈍い痛みが走った。
■ ■ ■
五年前、公爵家にステラルード・ミュラーのものと思われる遺体が届けられた。
見つかったのは隣国の娼館だという。私が見たのは、派手な薄いドレスに包まれた首なし死体だった。
父も母も兄も、これが姉の成れの果てだと大いに嘆いた。商人に騙されて、娼館に売られて、死んだのだと。
けれど、私は違うと思った。
『こんなのステラ姉様ではないわ!』
だって首がない。それでは姉とは分からない。確かに背格好はよく似ているし、年齢だって同じくらい。
だけど、でも。
どうしても、認めるわけにはいかなかった。目の前の物言わぬ死体が姉だなんて認めたくなかった。
だって彼女は言ったのだ。
真実の愛は無敵なのだと。
どんなことがあったって、大丈夫だと。
それなのに、死んでしまうなんて、あんまりだ。
妃教育がどれだけ辛くても、エリックが私を愛さなくても、ステラ姉様がどこかで笑っていると思えば頑張れたのに。
私の訴えは無視して、首なし死体は公爵家の墓地に埋葬された。か細い糸雨の降る日だった。白亜の棺が墓穴の底に下ろされて、土をかけられるのを眺めながら、私は決めた。
真実の愛を見つけ出すと。
それがあると証明できれば、ステラ姉様がどこかで生きていると、信じられる気がするから。
■ ■ ■
「……だとしても、エドヴァルドには関係のない話です」
私は知らず知らずのうちに立ち上がっていたらしい。長椅子に座るエドヴァルドに詰め寄って、その腕を掴んでいた。
「私はエリックとアンナに試練を与える。容赦なく、躊躇なく、無慈悲に」
「なるほど、それは俺も望むところだ」
エドヴァルドが薄く笑って、私の腕を引く。彼の膝の上に横抱きにされて、逃れようとしたところを強く抱きしめられた。
美しい顔が間近に寄せられる。私はぎゅっと口元を引き結んだ。口づけでも求められるようで落ち着かない。思わず視線を揺らすと、エドヴァルドが低く笑声を漏らした。吐息が唇にかかる。
「可愛い婚約者に、誓いのキスでもしてやろうか」
「不要です。私たちは目的が一緒なだけでしょう。形ばかりの婚約者に、わざわざ情けをかけなくても構いません」
「今夜、俺は一つも嘘をついていないんだがな」
「はあ……?」
エドヴァルドの長い指がついと伸びて、私の頬をひと撫でする。皮膚のかすめる感触にぞくりと背筋が震えた。
互いのまつ毛の数えられる距離で、金色の瞳が甘く細められる。
「よろしく頼むぞ、リリアーナ。お前の妄執に期待している」
「なんだ。もう後悔しているのか、婚約者殿?」
かしましく囀る貴族と状況についていけないエリックたちを置いて、エドヴァルドに攫われるように連れて行かれた離宮の一室にて。
私は頭を抱えていた。
赤々と燃える暖炉のそばの長椅子に、エドヴァルドはゆったりと腰かけていた。室内を落ち着きなくうろつく私を見て、つまらなそうに高い鼻を鳴らす。
「俺の婚約者では不満か? 王妃になれるはずだったのに、ただの第二王子の妻ではな」
「それはどうでもいいのですが」
エドヴァルドはこの国の第二王子。公式には王弟ということになっているものの、実際にはエリックよりもひと月ほど早く生まれた。ただ、産褥で亡くなった彼の母は異国の血を引く女中で、今は亡き正妃から生まれたエリックよりも血が劣るという理由から第二王子に甘んじていた。
とはいえ、エリックよりもずっと聡明で、彼を王太子にと望む貴族も多い。
跡目争いで国が荒れることを憂いた陛下の判断により、エドヴァルドは隣国へ遊学していたはずだ。
成人とともに遊学も終わるとは聞いていたが、なぜここに。
「兄の誕生日くらい、弟が祝いに駆けつけてもいいだろう? それに、かつての婚約者であるリリアーナが幸せか確認しないとな」
「見え透いた嘘をつきますね」
意味深に視線を投げてくるエドヴァルドを、私は睨み返した。
かつて私はエドヴァルドの婚約者だった。
十年前、エリックの婚約者であった姉が、隣国の商人と駆け落ちする形で失踪した。
実はこれには裏がある。当時、父が新しい事業に手を出して失敗し、公爵家に莫大な借金が降りかかってきていたのだ。そんなとき、商人が姉を娶ることを条件に、公爵家を援助すると申し出た。父は大変迷ったが、結局姉の「真実の愛を見つけたわ」の一声で、姉は商人に嫁ぐことになった。
だが、公爵家が借金まみれになって娘を手放すのも外聞が悪い。
そこでエドヴァルドの婚約者だった私が、姉の代わりにエリックの婚約者になるという荒業で、どうにか始末をつけたのだ。
父がどんな手段を使ったのかは知らない。彼は一年前に亡くなり、すでに公爵家は兄が継いでいる。
エドヴァルドの婚約者だった時代のことはあまり記憶にない。ただ、この国には珍しい、綺麗な赤色の髪が好きだったことだけを覚えている。王族である彼になんとなく砕けた態度を取ってしまうのは、そのときの名残だ。
私は大きくため息をついた。
「エリックの誕生日を祝うような男ではないでしょう。本当の目的は何です」
「お前を娶りに来た」
「もう一度聞きますね。本当の目的は何」
「誓って本当だよ。俺はリリアーナが欲しい」
「あのですねえ」
じ、とエドヴァルドを見据える。こちらを仰ぐエドヴァルドの、思いのほか真面目な視線とぶつかって息を呑んだ。彼の顔つきは真面目で、確かにどこにも冗談の気配は見られない。
その理由に思い当たって、私の顔から血の気が引いた。
「……まさか、王太子になるつもりですか」
エドヴァルドがニヤリと唇を吊り上げる。
「その通り。俺はリリアーナが欲しい。妃教育を施され、王室の秘密もエリックの醜聞も、全て把握しているリリアーナがな」
そういうことか。
目の眩むような頭痛を覚え、私はそばにあった一人掛けの椅子に腰を下ろした。
この男、どうやら私を利用して玉座に至ろうというらしい。とても実利的な理由だ。愛とかよりも、ずっと信じやすいかもしれない。
ぼそりとエドヴァルドが呟く。
「リリアーナにとっても悪い話ではないと思う。一度妃候補として教育を受けた人間を、王国は放っておけない。秘密をばら撒かれてはたまったものではないからな。待つのは幽閉か、死だ。エリックがリリアーナにしたのは、そういう仕打ちだ。あの男がそれを理解できていたとは思えないがな」
その口調に憤りが滲んでいるように思えて、私はのろのろと頭を上げた。
エドヴァルドは肘掛けに肘をついて、暖炉の方を向いている。双眸に炎が揺らめき、地獄の業火を覗き込んでいるようだった。
「いいでしょう。あなたと私の目的はほとんど一致しています」
エドヴァルドが横目に私を見る。
「あなたはエリックを王太子の座から引きずり下ろしたい。私はエリックに苦難を与えたい」
「愛する男に捨てられた復讐か?」
「いいえ、全然」
私はきっぱり首を横に振った。エリックを好きだったことなんて一度もない。ずっと苦労をかけられ通しで、彼の失態の尻拭いに必死で、愛する暇もなかったのだ。
「けれど、あなたを玉座には座らせません」
まっすぐにエドヴァルドを見据える。エドヴァルドはわずかに眉をひそめて、私を見返している。
「あまねく苦難を乗り越えて、エリックとアンナが冠を被る。それで初めて、真実の愛の存在が分かるでしょう」
暖炉の薪が爆ぜて、パチンと弾けるような音が鳴る。風が吹いたのか、窓がガタリと震える。けれどエドヴァルドは私から目を逸さなかった。
金の瞳に私を映し、低い声で囁いた。
「……ステラルードの死を、まだ認めていないのか」
私は拳を握りしめる。手のひらに爪が食い込んで、鈍い痛みが走った。
■ ■ ■
五年前、公爵家にステラルード・ミュラーのものと思われる遺体が届けられた。
見つかったのは隣国の娼館だという。私が見たのは、派手な薄いドレスに包まれた首なし死体だった。
父も母も兄も、これが姉の成れの果てだと大いに嘆いた。商人に騙されて、娼館に売られて、死んだのだと。
けれど、私は違うと思った。
『こんなのステラ姉様ではないわ!』
だって首がない。それでは姉とは分からない。確かに背格好はよく似ているし、年齢だって同じくらい。
だけど、でも。
どうしても、認めるわけにはいかなかった。目の前の物言わぬ死体が姉だなんて認めたくなかった。
だって彼女は言ったのだ。
真実の愛は無敵なのだと。
どんなことがあったって、大丈夫だと。
それなのに、死んでしまうなんて、あんまりだ。
妃教育がどれだけ辛くても、エリックが私を愛さなくても、ステラ姉様がどこかで笑っていると思えば頑張れたのに。
私の訴えは無視して、首なし死体は公爵家の墓地に埋葬された。か細い糸雨の降る日だった。白亜の棺が墓穴の底に下ろされて、土をかけられるのを眺めながら、私は決めた。
真実の愛を見つけ出すと。
それがあると証明できれば、ステラ姉様がどこかで生きていると、信じられる気がするから。
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「……だとしても、エドヴァルドには関係のない話です」
私は知らず知らずのうちに立ち上がっていたらしい。長椅子に座るエドヴァルドに詰め寄って、その腕を掴んでいた。
「私はエリックとアンナに試練を与える。容赦なく、躊躇なく、無慈悲に」
「なるほど、それは俺も望むところだ」
エドヴァルドが薄く笑って、私の腕を引く。彼の膝の上に横抱きにされて、逃れようとしたところを強く抱きしめられた。
美しい顔が間近に寄せられる。私はぎゅっと口元を引き結んだ。口づけでも求められるようで落ち着かない。思わず視線を揺らすと、エドヴァルドが低く笑声を漏らした。吐息が唇にかかる。
「可愛い婚約者に、誓いのキスでもしてやろうか」
「不要です。私たちは目的が一緒なだけでしょう。形ばかりの婚約者に、わざわざ情けをかけなくても構いません」
「今夜、俺は一つも嘘をついていないんだがな」
「はあ……?」
エドヴァルドの長い指がついと伸びて、私の頬をひと撫でする。皮膚のかすめる感触にぞくりと背筋が震えた。
互いのまつ毛の数えられる距離で、金色の瞳が甘く細められる。
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