24 / 31
条件11*彼氏の事情は公表しない事!
2
しおりを挟む
現在、私は膝の上の子猫状態。
さっきまでの大人な関係はどこに行ってしまったのか?と不思議に思う程、甘さだけをくれる相良さん。
またからかわれただけなんだ、きっと…そう思い、予感が的中するのもさほど時間はかからなかった。
「相良さんが選んでくれたんですか?」
「…うん。…と言っても店員のオススメから選んだだけだけど…。有澄君が秋葉さんの誕生日プレゼントを買いに行くからって一緒に行ったんだ」
「秋葉さんの誕生日も10月ですよね、確か…」
秋葉さんの誕生日は10月初旬、私は10月下旬。
秋葉さんは一つ年上。
副社長は私と同じ歳だと聞いた。
そう言えば…相良さんって何歳?
今の今まで、聞いた事がなかった。
聞いても教えてくれなさそうだったからスルーしてたけど、親交を深めた今なら聞けそう…。
「相良さんって、おいくつですか?」
「…和奏と同じだよ」
「………同じ?」
「同い年」
キッパリと答えた事に偽りはないだろうから、私の聞き間違いでは無いようだ。
同い年と言うことは・・・25歳。
職場での落ち着き様から、年上だと思っていただけに驚きを隠せない。
以前のデートの時に同い年位に感じられたのも、同等だったからだ。
「職場では冷酷だし、年上に見えるから、誰も近付いてこない。そんな中で和奏に告白されたのは驚いた…」
「…毎日、受付で見かける相良さんは凛としてカッコ良くて、身の程知らずだけど、いつの日か、声をかけようと思ってたんです」
「…少しずつ近付けたらと思って、とりあえずは挨拶から始めたんだ。初恋の人に再会したからって、中学生みたいに内心ドキドキしながら話しかけたりして」
「私達、相思相愛でしたねっ」
「…………」
最終的には無言で終わってしまったけれど、相良さんの本音が聞けて嬉しい。
無言のままだし、先程の副社長の話の時みたいに照れているんだってすぐに分かる。
そんな相良さんの膝の上で、飲みかけの紅茶に手を伸ばして飲む。
冷めてしまったけれど、美味しい。
紅茶を飲みながら、背中に相良さんの温もりを感じていると…玄関のチャイムがなった。
「ちょっと行ってくる…」
相良さんにヒョイっと持ち上げられ、隣側に移動させられる。
お客様がいらっしゃったみたいだから、食器を片付けなくては───……
食器を持ち、キッチンの場所を探り当てる。
キッチンを何となく探し当て見渡せば、広すぎるし、まるでドラマで見たレストランの厨房の様だった。
さすが、花野井家。
この様子だとトイレや浴室も凄そう…!
感動していると聞き覚えのある声がした。
「くるみちゃん、こんにちは。お昼ご飯を一緒に食べよ?」
「秋葉さん!?…えぇっと…」
突然の秋葉さんの登場に戸惑いを隠せずにいると「これから有澄君の部屋の荷物整理するんだって」と相良さんが言った。
勿論の事だけれど副社長も一緒に居て、秋葉さんが持参した手作りのサンドウィッチとおかずのお弁当を四人で食す。
「それじゃ、後は留守番よろしく」
「うん、分かった。またね、胡桃沢さん」
たわいのない会話をし、お弁当を食べ終わり、食器も片付けた後に相良さんは副社長に留守番を頼んでいた。
副社長と秋葉さんに見送られ、強引に荷物と身体を車に乗せられて出発。
泊まりに来たのにどこへ向かっているの?
副社長達が来たから、まさかの強制送還?
「相良さん…私はどこへ……!?」
「…さぁ、どこでしょう?」
意地悪そうに微笑んだ後、行き先と理由を教えてくれた。
社長夫妻が居ない日に副社長達が荷物整理に来る事は以前から決定していた。
普段から家を不在に出来ず、染野さんが居ない日は相良さんが留守番していたらしいけれど、今日は留守番を副社長達に頼んだらしい。
一石二鳥だと相良さんは言っていた。
「たまには息抜きも大切だと思うし、温泉って行った事ないから良いかなって思った」
「いつも突然だから驚きます!言ってくれれば良かったのに!」
いきなりの温泉旅行に驚き、サプライズ過ぎて思考がついて行けません!
「…副社長にとっては実家だけど、俺の実家ではないし、御両親が居ない日に泊まるのは和奏が心苦しいんじゃないかと思っての配慮なんだけど!ホテル泊まるなら、温泉でも良いかなって思ったんだ」
「配慮は有難いんですけど…私はお金ありませんし…」
嬉しいけれど、ギリギリ生活の派遣OLは贅沢出来ないのが本音で、最近では節約を重ねてデート服を買うのが精一杯。
相良さんに出して貰ってばかりじゃ申し訳ないので自分でもお金を出そう、とは常日頃思っているのだけれども、先に支払われたり、断られる事が日々ある。
「勝手に予約したの俺だから全額出す。それに…趣味もないし、和奏に使う位しか使い道がないんだから別にいいじゃん。結婚して子供が居る訳じゃないんだから…。ある程度の貯金もあるし、家庭持ったらもっと節約するよ」
「……相良さんって、結婚…したい人?」
「男だから結婚願望はないけど、いずれは円満な家庭を持てたら良いな、とは思う」
「……ふぅん、そうですか…」
話して行くうちに白熱してしまい、議論の内容がブレてしまっている。
結婚の話にまでなるなんて・・・。
「思春期迎える前には両親が渡米してしまったから、家族が離ればなれにならない様に暮らすのが理想。理想を叶えてくれる誰かが居れば良いんだけど…ね?、和奏?」
運転しながら、サラリと凄い事を言ってのけた相良さんは平然としている。
一瞬、ドキッと胸が高鳴った。
まるでお嫁さんに来る?せみたいな問いかけにズルいと思いながらも、顔は熱を持つ。
相良さんの理想は、当たり前の様で簡単な事ではない。
お互いの信頼性、仕事関係、はたまた子供が出来れば子供自身の事情だってある。
表に出さないだけで、相良さん自身はもっと御両親に甘えたかったのだと思う。
幼き日々は取り戻せはしないから、未来に託したいのだろう。
「…相良さんはマメだし、良い家庭を築けると思います。奥さんになる人は大切にしてもらえますね」
職場での落ち着き様からは想像出来ない程、無邪気な時もあれば、エスコートもしてくれて、二人きりな時は飛び切りの甘さをくれる。
子供に対しても、子煩悩なパパになりそうだ。
「…そんな日が来ると良いけどね」
ボソリと呟いた相良さんは少しだけ微笑んだ。
これから先の未来も相良さんと一緒に歩んで行けたら嬉しいなと心から願う。
窓の外を眺めては未来を想像する。
ずっとずっと、一緒に居られますように───……
さっきまでの大人な関係はどこに行ってしまったのか?と不思議に思う程、甘さだけをくれる相良さん。
またからかわれただけなんだ、きっと…そう思い、予感が的中するのもさほど時間はかからなかった。
「相良さんが選んでくれたんですか?」
「…うん。…と言っても店員のオススメから選んだだけだけど…。有澄君が秋葉さんの誕生日プレゼントを買いに行くからって一緒に行ったんだ」
「秋葉さんの誕生日も10月ですよね、確か…」
秋葉さんの誕生日は10月初旬、私は10月下旬。
秋葉さんは一つ年上。
副社長は私と同じ歳だと聞いた。
そう言えば…相良さんって何歳?
今の今まで、聞いた事がなかった。
聞いても教えてくれなさそうだったからスルーしてたけど、親交を深めた今なら聞けそう…。
「相良さんって、おいくつですか?」
「…和奏と同じだよ」
「………同じ?」
「同い年」
キッパリと答えた事に偽りはないだろうから、私の聞き間違いでは無いようだ。
同い年と言うことは・・・25歳。
職場での落ち着き様から、年上だと思っていただけに驚きを隠せない。
以前のデートの時に同い年位に感じられたのも、同等だったからだ。
「職場では冷酷だし、年上に見えるから、誰も近付いてこない。そんな中で和奏に告白されたのは驚いた…」
「…毎日、受付で見かける相良さんは凛としてカッコ良くて、身の程知らずだけど、いつの日か、声をかけようと思ってたんです」
「…少しずつ近付けたらと思って、とりあえずは挨拶から始めたんだ。初恋の人に再会したからって、中学生みたいに内心ドキドキしながら話しかけたりして」
「私達、相思相愛でしたねっ」
「…………」
最終的には無言で終わってしまったけれど、相良さんの本音が聞けて嬉しい。
無言のままだし、先程の副社長の話の時みたいに照れているんだってすぐに分かる。
そんな相良さんの膝の上で、飲みかけの紅茶に手を伸ばして飲む。
冷めてしまったけれど、美味しい。
紅茶を飲みながら、背中に相良さんの温もりを感じていると…玄関のチャイムがなった。
「ちょっと行ってくる…」
相良さんにヒョイっと持ち上げられ、隣側に移動させられる。
お客様がいらっしゃったみたいだから、食器を片付けなくては───……
食器を持ち、キッチンの場所を探り当てる。
キッチンを何となく探し当て見渡せば、広すぎるし、まるでドラマで見たレストランの厨房の様だった。
さすが、花野井家。
この様子だとトイレや浴室も凄そう…!
感動していると聞き覚えのある声がした。
「くるみちゃん、こんにちは。お昼ご飯を一緒に食べよ?」
「秋葉さん!?…えぇっと…」
突然の秋葉さんの登場に戸惑いを隠せずにいると「これから有澄君の部屋の荷物整理するんだって」と相良さんが言った。
勿論の事だけれど副社長も一緒に居て、秋葉さんが持参した手作りのサンドウィッチとおかずのお弁当を四人で食す。
「それじゃ、後は留守番よろしく」
「うん、分かった。またね、胡桃沢さん」
たわいのない会話をし、お弁当を食べ終わり、食器も片付けた後に相良さんは副社長に留守番を頼んでいた。
副社長と秋葉さんに見送られ、強引に荷物と身体を車に乗せられて出発。
泊まりに来たのにどこへ向かっているの?
副社長達が来たから、まさかの強制送還?
「相良さん…私はどこへ……!?」
「…さぁ、どこでしょう?」
意地悪そうに微笑んだ後、行き先と理由を教えてくれた。
社長夫妻が居ない日に副社長達が荷物整理に来る事は以前から決定していた。
普段から家を不在に出来ず、染野さんが居ない日は相良さんが留守番していたらしいけれど、今日は留守番を副社長達に頼んだらしい。
一石二鳥だと相良さんは言っていた。
「たまには息抜きも大切だと思うし、温泉って行った事ないから良いかなって思った」
「いつも突然だから驚きます!言ってくれれば良かったのに!」
いきなりの温泉旅行に驚き、サプライズ過ぎて思考がついて行けません!
「…副社長にとっては実家だけど、俺の実家ではないし、御両親が居ない日に泊まるのは和奏が心苦しいんじゃないかと思っての配慮なんだけど!ホテル泊まるなら、温泉でも良いかなって思ったんだ」
「配慮は有難いんですけど…私はお金ありませんし…」
嬉しいけれど、ギリギリ生活の派遣OLは贅沢出来ないのが本音で、最近では節約を重ねてデート服を買うのが精一杯。
相良さんに出して貰ってばかりじゃ申し訳ないので自分でもお金を出そう、とは常日頃思っているのだけれども、先に支払われたり、断られる事が日々ある。
「勝手に予約したの俺だから全額出す。それに…趣味もないし、和奏に使う位しか使い道がないんだから別にいいじゃん。結婚して子供が居る訳じゃないんだから…。ある程度の貯金もあるし、家庭持ったらもっと節約するよ」
「……相良さんって、結婚…したい人?」
「男だから結婚願望はないけど、いずれは円満な家庭を持てたら良いな、とは思う」
「……ふぅん、そうですか…」
話して行くうちに白熱してしまい、議論の内容がブレてしまっている。
結婚の話にまでなるなんて・・・。
「思春期迎える前には両親が渡米してしまったから、家族が離ればなれにならない様に暮らすのが理想。理想を叶えてくれる誰かが居れば良いんだけど…ね?、和奏?」
運転しながら、サラリと凄い事を言ってのけた相良さんは平然としている。
一瞬、ドキッと胸が高鳴った。
まるでお嫁さんに来る?せみたいな問いかけにズルいと思いながらも、顔は熱を持つ。
相良さんの理想は、当たり前の様で簡単な事ではない。
お互いの信頼性、仕事関係、はたまた子供が出来れば子供自身の事情だってある。
表に出さないだけで、相良さん自身はもっと御両親に甘えたかったのだと思う。
幼き日々は取り戻せはしないから、未来に託したいのだろう。
「…相良さんはマメだし、良い家庭を築けると思います。奥さんになる人は大切にしてもらえますね」
職場での落ち着き様からは想像出来ない程、無邪気な時もあれば、エスコートもしてくれて、二人きりな時は飛び切りの甘さをくれる。
子供に対しても、子煩悩なパパになりそうだ。
「…そんな日が来ると良いけどね」
ボソリと呟いた相良さんは少しだけ微笑んだ。
これから先の未来も相良さんと一緒に歩んで行けたら嬉しいなと心から願う。
窓の外を眺めては未来を想像する。
ずっとずっと、一緒に居られますように───……
11
お気に入りに追加
259
あなたにおすすめの小説
誘惑の延長線上、君を囲う。
桜井 響華
恋愛
私と貴方の間には
"恋"も"愛"も存在しない。
高校の同級生が上司となって
私の前に現れただけの話。
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚
Иatural+ 企画開発部部長
日下部 郁弥(30)
×
転職したてのエリアマネージャー
佐藤 琴葉(30)
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚
偶然にもバーカウンターで泥酔寸前の
貴方を見つけて…
高校時代の面影がない私は…
弱っていそうな貴方を誘惑した。
:
:
♡o。+..:*
:
「本当は大好きだった……」
───そんな気持ちを隠したままに
欲に溺れ、お互いの隙間を埋める。
【誘惑の延長線上、君を囲う。】
甘い束縛
はるきりょう
恋愛
今日こそは言う。そう心に決め、伊達優菜は拳を握りしめた。私には時間がないのだと。もう、気づけば、歳は27を数えるほどになっていた。人並みに結婚し、子どもを産みたい。それを思えば、「若い」なんて言葉はもうすぐ使えなくなる。このあたりが潮時だった。
※小説家なろうサイト様にも載せています。
ケダモノ、148円ナリ
菱沼あゆ
恋愛
ケダモノを148円で買いました――。
「結婚するんだ」
大好きな従兄の顕人の結婚に衝撃を受けた明日実は、たまたま、そこに居たイケメンを捕まえ、
「私っ、この方と結婚するんですっ!」
と言ってしまう。
ところが、そのイケメン、貴継は、かつて道で出会ったケダモノだった。
貴継は、顕人にすべてをバラすと明日実を脅し、ちゃっかり、明日実の家に居座ってしまうのだが――。
幸せの見つけ方〜幼馴染は御曹司〜
葉月 まい
恋愛
近すぎて遠い存在
一緒にいるのに 言えない言葉
すれ違い、通り過ぎる二人の想いは
いつか重なるのだろうか…
心に秘めた想いを
いつか伝えてもいいのだろうか…
遠回りする幼馴染二人の恋の行方は?
幼い頃からいつも一緒にいた
幼馴染の朱里と瑛。
瑛は自分の辛い境遇に巻き込むまいと、
朱里を遠ざけようとする。
そうとは知らず、朱里は寂しさを抱えて…
・*:.。. ♡ 登場人物 ♡.。.:*・
栗田 朱里(21歳)… 大学生
桐生 瑛(21歳)… 大学生
桐生ホールディングス 御曹司
憧れのあなたとの再会は私の運命を変えました~ハッピーウェディングは御曹司との偽装恋愛から始まる~
けいこ
恋愛
15歳のまだ子どもだった私を励まし続けてくれた家庭教師の「千隼先生」。
私は密かに先生に「憧れ」ていた。
でもこれは、恋心じゃなくただの「憧れ」。
そう思って生きてきたのに、10年の月日が過ぎ去って25歳になった私は、再び「千隼先生」に出会ってしまった。
久しぶりに会った先生は、男性なのにとんでもなく美しい顔立ちで、ありえない程の大人の魅力と色気をまとってた。
まるで人気モデルのような文句のつけようもないスタイルで、その姿は周りを魅了して止まない。
しかも、高級ホテルなどを世界展開する日本有数の大企業「晴月グループ」の御曹司だったなんて…
ウエディングプランナーとして働く私と、一緒に仕事をしている仲間達との関係、そして、家族の絆…
様々な人間関係の中で進んでいく新しい展開は、毎日何が起こってるのかわからないくらい目まぐるしくて。
『僕達の再会は…本当の奇跡だ。里桜ちゃんとの出会いを僕は大切にしたいと思ってる』
「憧れ」のままの存在だったはずの先生との再会。
気づけば「千隼先生」に偽装恋愛の相手を頼まれて…
ねえ、この出会いに何か意味はあるの?
本当に…「奇跡」なの?
それとも…
晴月グループ
LUNA BLUホテル東京ベイ 経営企画部長
晴月 千隼(はづき ちはや) 30歳
×
LUNA BLUホテル東京ベイ
ウエディングプランナー
優木 里桜(ゆうき りお) 25歳
うららかな春の到来と共に、今、2人の止まった時間がキラキラと鮮やかに動き出す。
羽柴弁護士の愛はいろいろと重すぎるので返品したい。
泉野あおい
恋愛
人の気持ちに重い軽いがあるなんて変だと思ってた。
でも今、確かに思ってる。
―――この愛は、重い。
------------------------------------------
羽柴健人(30)
羽柴法律事務所所長 鳳凰グループ法律顧問
座右の銘『危ない橋ほど渡りたい。』
好き:柊みゆ
嫌い:褒められること
×
柊 みゆ(28)
弱小飲料メーカー→鳳凰グループ・ホウオウ総務部
座右の銘『石橋は叩いて渡りたい。』
好き:走ること
苦手:羽柴健人
------------------------------------------
溺愛ダーリンと逆シークレットベビー
葉月とに
恋愛
同棲している婚約者のモラハラに悩む優月は、ある日、通院している病院で大学時代の同級生の頼久と再会する。
立派な社会人となっていた彼に見惚れる優月だったが、彼は一児の父になっていた。しかも優月との子どもを一人で育てるシングルファザー。
優月はモラハラから抜け出すことができるのか、そして子どもっていったいどういうことなのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる