薔薇の淑女と四葉の王子様

 伯爵令嬢のセーラローズは父が反逆者として疑いを掛けられたことから、助けを求め旅立つ。
 王都手前の峠で山賊に襲われた時に出会った青年から、
 「その顔にアメジストの瞳とは……。そこらの子どもが持つには許されざる罪(グランクリム)だな」と何故か憎しみを宿した言葉を投げかけられた。
 何とか王都に辿り着いたセーラローズは王位をめぐる陰謀に巻き込まれてしまう。
 そうしてあの時の青年と再会するが、彼は死んだと聞いていた幼馴染だった。
 懐かしい誓いを思い出して慕うセーラローズに対して、何故か冷たく、更には伯爵を助けるための交換条件として自分の愛人になるよう強要してきた。
 それでも父を助けたいためにセーラローズは承諾し、父の無実の罪を晴らし、陰謀を暴こうとするが……。
 いつものごとくタイトルは仮で変わるかもしれません。あと誤字訂正などもどうぞよしなに、よしなによろしくお願いいたします。またパパさんの名が決まってない……。

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