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04 英勇アニー・フィード(過去編)
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そして、あのスタンピードのとき私は二十四歳、エイベルは二十一歳になっていた。
丁度エイベルが隊に入って一年過ぎた頃だ。突然王都近郊に出没したスポットから次々と湧き上がる魔獣の群れが王都を襲撃した。
第二騎士団の対スタンピード遊撃隊が駆けつける間もなく、我々、第三騎士団の王都常駐の隊員が迎え撃つしかなかった。
対人対応が多い第二騎士団のそれも第二隊は平民が多く、慣れない魔獣との戦いで次々と傷ついて倒れていく、気がつけば私はエイベルと共に戦っていた。
破壊された城壁から一際大きな魔獣が王都への侵入しようとしていたので、エイベルと足止めをしていた。
それは猿型の魔獣でエイプと呼ばれている。それも通常の物より大きいので今回の群れのボスかもしれない。
「エイベル! ここで止めるぞ! 王都にアレを侵入させてはいけない!」
「アニー! あなたは逃げろ! あなたではこの魔獣の相手はできない!」
既に他の魔獣に侵入されて王都の城下町からは住民らの悲鳴が上がっている。
「馬鹿言うな。エイベル! 住民を見捨てて逃げることなどできるか! 私だって騎士だ!」
「……」
エイベルは不満そうだったが、ここで私と押し問答する時間が惜しいと彼は自身に身体強化の魔法を掛けてエイプへ切りかかって行った。
ボスエイプの毛が逆撫でたようになり、体毛が針のようになって飛び散ってエイベルへ襲い掛かった。
だが、エイベルは風魔法でそれを霧散させた。
「便利なもんだな! 魔法というものは! 流石貴族様だ」
エイベルの遅れまいと私も剣を繰り出した。
残念ながら私の攻撃は爪で弾かれたが、少しは時間稼ぎになっていた。
エイベルとはお互いの技の繰り出すリズム合っているのか不思議と彼の攻撃と交互に行うことができていた。
お陰でお互いの攻撃の際できる隙をカバーすることができたのだ。相性というものだろう。
目線や体の向き、技の流れで次のお互いの動きが把握できる、そのうちお互いを見なくても分かる不思議な状態に私達はいた。
だが、私の体力がどうやら先に尽きかけてしまった。
さすがに男性の体力とは差があった。認めたくはないが……、
「アニー!」
エイベルの声に気がつけば私は左肩にエイプの攻撃を食らって吹っ飛んでいた。
城壁に叩きつけられてが、辛うじて意識はあったもののそのままずるずると地面に倒れ伏した。
ゆっくりと回復しながら体を起こそうとするとエイベルが怒声をあげながら魔獣に突っ込んで行くところだった。
「エイベル……、無茶するなっ! 第二騎士団が来るまで持ち堪えればいいんだっ」
激しい全身の痛みで上手く声が出なかった。
そうスタンピードに特化した第二騎士団が来れば……。
平民が多い第三騎士団の我々ではなく、魔法が使える貴族達のエリート集団。
更なる身体強化の魔法を掛けたのだろう二段階は攻撃力が上がったエイベルの猛攻に魔獣も命を削られているようだった。
そしてこれが最後とばかりに魔獣も暴れだした。
その縦横無尽な攻撃を食らったエイベルが吹き飛んでしまった。
「エイベル!」
高く放り上げられたエイベルの落下地点で魔獣は待ち受け、更なる攻撃を加えようとしていた。
「ちっ。だから言ったのに!」
この一年あまり、エイベルと関わってクールに見える彼は存外沸点が低い熱い奴だと分かってきた。
いつもは冷静沈着なほどの戦いをする奴なのに……。
私は愛用の剣を両手で握り直した。
疲れて震える手ではきちんと握れそうになかったからだ。
息は深く静かに。
足取りは滑るように軽やかに。実際はどうだったかは分からない。
そうしてきしむ体を宥めながら私は魔獣へと切りかかった。
自分でも渾身の一撃を魔獣の核に与えることができたと思う。
今までで一番良い攻撃だった。体はぼろぼろだったけど。
エイベルを助けるというその一念だった。
一際高い断末魔と共に魔獣は私の前で横倒しになった。
「エイベル! 大丈夫か?!」
地面に転げ落ちたエイベルに走り寄ると彼はなんとか私を見上げた。
「アニー、あなた、こそ……」
「ああ、私は頑丈さ。これでも叩き上げの騎士だからな。あれくらいどうということはない。ああ、そうだオリハルコン製だとも陰口を言われたこともあるな。それよりエイベルこそ、お前はこんなところで死んでいい人間じゃない。命は大事にしろ」
「アニー……。そっくり、そのまま、あなたにお返ししますよ。あなたこそ御身を大事に。……だけど格好悪いな。あなたを守りたかったのに、逆に守られてしまった」
「ふっ。エイベルがいなければ私はとっくに魔獣にやられていただろう。ありがとう。お互いよくやったよ」
事実、王都警備隊や下町警備の第三騎士団は壊滅状態になっていた。
それはそうだろう。
第三騎士団の第二隊は人間相手の対応が多かったのだ。対魔獣に特化した第二騎士団とは訓練から違う。
数年周期に起こるスタンピードの中でも酷いのは五十年に一度のスタンピードで、今回はそこまでではないが十年に一度の規模だったようだ。
それも王都近郊に魔獣が出現するスポットが突然現れたため、大規模な被害になっていた。
特に王都郊外に在駐する第三騎士団の部隊は壊滅状態だった。王都の一部も破壊されて状況は酷く悪かった。
そのために希望の旗頭が必要だった。今回のボス魔獣を倒した存在の私がそれであった。
孤児で平民が騎士に成り上がり、遂にはスタンピードの功労者、それも女性が。
エイベルのお陰だと報告したが、私が止めを刺したことには間違いもなく。
私が止めを刺した瞬間を多くの者が目撃していた。
あのスタンピードのボス魔獣に止めを刺した功労として私は隊長になることができた。
一兵卒の平民から成り上がる最高の地位でもあった。
今まで女性で平民出身の者が隊長に就いたのは初めてだった。
民衆は熱狂し、アニー隊長という名は広まってしまった。
お陰で城下町の居酒屋で羽目を外すことはできないじゃないか。どうしてくれるんだ?
丁度エイベルが隊に入って一年過ぎた頃だ。突然王都近郊に出没したスポットから次々と湧き上がる魔獣の群れが王都を襲撃した。
第二騎士団の対スタンピード遊撃隊が駆けつける間もなく、我々、第三騎士団の王都常駐の隊員が迎え撃つしかなかった。
対人対応が多い第二騎士団のそれも第二隊は平民が多く、慣れない魔獣との戦いで次々と傷ついて倒れていく、気がつけば私はエイベルと共に戦っていた。
破壊された城壁から一際大きな魔獣が王都への侵入しようとしていたので、エイベルと足止めをしていた。
それは猿型の魔獣でエイプと呼ばれている。それも通常の物より大きいので今回の群れのボスかもしれない。
「エイベル! ここで止めるぞ! 王都にアレを侵入させてはいけない!」
「アニー! あなたは逃げろ! あなたではこの魔獣の相手はできない!」
既に他の魔獣に侵入されて王都の城下町からは住民らの悲鳴が上がっている。
「馬鹿言うな。エイベル! 住民を見捨てて逃げることなどできるか! 私だって騎士だ!」
「……」
エイベルは不満そうだったが、ここで私と押し問答する時間が惜しいと彼は自身に身体強化の魔法を掛けてエイプへ切りかかって行った。
ボスエイプの毛が逆撫でたようになり、体毛が針のようになって飛び散ってエイベルへ襲い掛かった。
だが、エイベルは風魔法でそれを霧散させた。
「便利なもんだな! 魔法というものは! 流石貴族様だ」
エイベルの遅れまいと私も剣を繰り出した。
残念ながら私の攻撃は爪で弾かれたが、少しは時間稼ぎになっていた。
エイベルとはお互いの技の繰り出すリズム合っているのか不思議と彼の攻撃と交互に行うことができていた。
お陰でお互いの攻撃の際できる隙をカバーすることができたのだ。相性というものだろう。
目線や体の向き、技の流れで次のお互いの動きが把握できる、そのうちお互いを見なくても分かる不思議な状態に私達はいた。
だが、私の体力がどうやら先に尽きかけてしまった。
さすがに男性の体力とは差があった。認めたくはないが……、
「アニー!」
エイベルの声に気がつけば私は左肩にエイプの攻撃を食らって吹っ飛んでいた。
城壁に叩きつけられてが、辛うじて意識はあったもののそのままずるずると地面に倒れ伏した。
ゆっくりと回復しながら体を起こそうとするとエイベルが怒声をあげながら魔獣に突っ込んで行くところだった。
「エイベル……、無茶するなっ! 第二騎士団が来るまで持ち堪えればいいんだっ」
激しい全身の痛みで上手く声が出なかった。
そうスタンピードに特化した第二騎士団が来れば……。
平民が多い第三騎士団の我々ではなく、魔法が使える貴族達のエリート集団。
更なる身体強化の魔法を掛けたのだろう二段階は攻撃力が上がったエイベルの猛攻に魔獣も命を削られているようだった。
そしてこれが最後とばかりに魔獣も暴れだした。
その縦横無尽な攻撃を食らったエイベルが吹き飛んでしまった。
「エイベル!」
高く放り上げられたエイベルの落下地点で魔獣は待ち受け、更なる攻撃を加えようとしていた。
「ちっ。だから言ったのに!」
この一年あまり、エイベルと関わってクールに見える彼は存外沸点が低い熱い奴だと分かってきた。
いつもは冷静沈着なほどの戦いをする奴なのに……。
私は愛用の剣を両手で握り直した。
疲れて震える手ではきちんと握れそうになかったからだ。
息は深く静かに。
足取りは滑るように軽やかに。実際はどうだったかは分からない。
そうしてきしむ体を宥めながら私は魔獣へと切りかかった。
自分でも渾身の一撃を魔獣の核に与えることができたと思う。
今までで一番良い攻撃だった。体はぼろぼろだったけど。
エイベルを助けるというその一念だった。
一際高い断末魔と共に魔獣は私の前で横倒しになった。
「エイベル! 大丈夫か?!」
地面に転げ落ちたエイベルに走り寄ると彼はなんとか私を見上げた。
「アニー、あなた、こそ……」
「ああ、私は頑丈さ。これでも叩き上げの騎士だからな。あれくらいどうということはない。ああ、そうだオリハルコン製だとも陰口を言われたこともあるな。それよりエイベルこそ、お前はこんなところで死んでいい人間じゃない。命は大事にしろ」
「アニー……。そっくり、そのまま、あなたにお返ししますよ。あなたこそ御身を大事に。……だけど格好悪いな。あなたを守りたかったのに、逆に守られてしまった」
「ふっ。エイベルがいなければ私はとっくに魔獣にやられていただろう。ありがとう。お互いよくやったよ」
事実、王都警備隊や下町警備の第三騎士団は壊滅状態になっていた。
それはそうだろう。
第三騎士団の第二隊は人間相手の対応が多かったのだ。対魔獣に特化した第二騎士団とは訓練から違う。
数年周期に起こるスタンピードの中でも酷いのは五十年に一度のスタンピードで、今回はそこまでではないが十年に一度の規模だったようだ。
それも王都近郊に魔獣が出現するスポットが突然現れたため、大規模な被害になっていた。
特に王都郊外に在駐する第三騎士団の部隊は壊滅状態だった。王都の一部も破壊されて状況は酷く悪かった。
そのために希望の旗頭が必要だった。今回のボス魔獣を倒した存在の私がそれであった。
孤児で平民が騎士に成り上がり、遂にはスタンピードの功労者、それも女性が。
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私が止めを刺した瞬間を多くの者が目撃していた。
あのスタンピードのボス魔獣に止めを刺した功労として私は隊長になることができた。
一兵卒の平民から成り上がる最高の地位でもあった。
今まで女性で平民出身の者が隊長に就いたのは初めてだった。
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