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第二章
全ては勝利の為に
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誰だ。と聞かれた声に反応し身構えるジャン。
ジェイドとリリアが瞬時にジャンを庇うかのように前に出る。
「ここは一体どこですか? 我々はアウグスト辺境伯に言われて援軍にきました」
「援軍? 味方か?」
「はい。ジャン・アウル子爵です。そして私の軍になります」
やっと目が慣れてきて、周りが分かるようになってきた。
「ジャン子爵でしたか……それは申し訳ございません」
「気にしないで下さい。それでここは?」
「ホーク軍の本陣になります。ロベルタ様の所へと案内します。」
「ロベルタ様ですか? バルナ様ではなく?」
「……とにかくご案内します」
不思議に思ったジャンだが、見張りをしていた兵士が本陣の中へと受け入れてくれた。
「ロベルタ様の場所には僕一人で行くから皆は休んでいいよ」
「やったーやったー。やったった! エルガルドごっはん! ごっはん!」
「うるせーな! 後でちゃんと作ってやるよ」
「主様かしこまりました」
皆を休ませ、一人でロベルタの元へと向かう。
とあるテントの前で兵士は止まる。
「ロベルタ様! 援軍が到着しました。援軍に来てくれたジャン・アウル子爵をお連れしました!」
「なにっ!? ジャンが来たのか!? 中へ通せ」
「はい」
「では中へどうぞ」
「失礼しますロベルタ様」
中へ入ると、椅子に座りテーブルに両肘を付いて指を交差させ、口元を隠しているロベルタが。
いつものロベルタらしい雰囲気ではなく、眉間にシワを寄せていた。
「援軍感謝するぞジャン子爵」
「馳せ参じましたロベルタ様。それで今は一体どんな状況なのでしょうか?」
「お前に堅苦しい言葉遣いをさせると気持ち悪いな」
「気にしないで進めてください」
ロベルタはハァ~。とため息を付いた。
「父上であるバルナ・ホークが開戦と当時に封印の魔法によって魔力の塊に閉じ込めらてしまい、生きてはいるが巨大な氷の中に閉じ込められたようになってしまい、何も出来なくなってしまった。私達は用意周到に仕掛けられた罠にハマってしまった」
「私が代わりに軍を指揮する事になったが、父上が居なくなった事で軍全体の士気が下がり、さらには私自身の実力不足、相手が使う魔法に対抗出来る手段を思いつかず、こちらの被害が大きくなる一方という状態だ」
「相手をしているダル公国は、私達ホーク家が来ると予想して全て準備してあった。炎魔法と相性の悪い土魔法が使える魔法使いも大勢連れている。はっきり言ってどうしたらいいのか分からないというのが今の状況だよ」
「あなたらしくないですねロベルタ!!」
「うるさいわね!」
「取り敢えず地図を見せてもらってもいいですか?」
「良いわよ」
テーブルに地図を広げる。その地図を見ると、ジャンは口元に手を置いて考え始めた。
「……」
「……」
「ロベルタ様、詳しく分かっている事はこれだけですか?」
「そうね今分かっている事はそこに書かれている事が全てよ」
「ダル公国の本陣は分かっているのに、兵糧の場所はまだ分かっていないみたいですね」
「それが……全く分からないのよ。私達も部隊を使って探しているんだけどね」
「バルナ様を罠にハメる程です。そんな簡単に見つけさせてくれませんよ」
「そうね。だけどあれ程多い兵士の食料庫を簡単に隠せるとも思えないんだけどね。もしかしてだけど、兵糧攻めしようと考えてるの?」
「そうです! 大きい戦になればなるほど兵糧が大切になります。それは誰もが分かっている事だと思います。多分ですが、ダル公国は見つからないという自信があるのではないでしょうか? 隠された兵糧を見つけて破棄する事が出来れば、相手に隙が生まれます。さらに上手くいくようなら撤退すらありえます」
「簡単に言うけど、どうやって見つけるのよ?」
「ロベルタ様、兵糧をどこに隠していると考えていますか?」
「これだけ探しても見つからないんだもの。そりゃあ見つからないような場所、森や林の知られていないような場所だったり、まだ私達が知らない道や場所、洞窟のような場所かもしれない」
「多分ですけど、ここではないでしょうか?」
ジャンは足でドンッ。ドンッ。と足踏みをし、指を下に向ける。
「つまりは地下です!」
「……なるほどね」
一泊おいてロベルタが頷く。
「だから探しても見つからないのね」
「土魔法を使う魔法使いが多いんですよね? 隠すなら恰好な場所だと思います」
「ジャンの言う通りだとしても、地下となると場所を特定出来ないわよ? ほぼ全ての場所で保管する事が可能って言っても過言じゃないわよ?」
「それは我々に任せて下さい」
「分かったわ! 食料庫と兵糧にかんしてはジャンにお願いするわ。後……私達の兵士の怪我人をジャンの回復魔法で治してもらいたいんだけどいいかな?」
「分かりました。今からやりましょう」
「本当に!? ありがたいわ」
(おいおい、まじかよ! 疲れんだよあれ!)
(頼んだよユウタ)
「しょうがねえなー! 早く行くぞ!」
「待ちなさいよ! 場所知らないでしょ」
ロベルタに案内された場所にいる怪我人を魔力が続く限り治していった。
「これが限界だよ……」
「ありがとう助かったわ!」
「あ~後、今から兵糧の隠し場所探しに行ってくるから」
「えっ!? 今から!?」
「そうだよ。とにかく行ってくるから! じゃあな!」
俺はその場を後にし、ジェイドの元へと向かう。
「ロベルタに頼まれた仕事を今から俺一人で行ってくるから後の事は頼んだ」
「それは危険です! 私も付いていきます!」
「急がないといけないから、誰かと一緒だと遅くなる。ジェイドは俺のいない間頼んだ」
「……分かりました。お気を付けて下さい」
「ああ、大丈夫だよ行ってくる」
俺は風を斬るが如く駆ける。
一瞬にして本陣から遠ざかっていく。
「本当に大丈夫なのか? 見つけられるのか?」
(大丈夫だと思う。隠しそうな場所まで行けば後は魔力で探知が出来るはず)
「あ~もう、最近ずっと働きっぱなしじゃんか」
(戦争はしたいんじゃなかったの?)
「こういった頭脳戦がしたいんじゃない! 殺し合いがしたいだけなんだよ!」
(ハハハ。これから沢山出来るよ)
「言ったな! 嘘だったら怒るぞ!」
しばらく走っているとジャンが予測した場所に到着する。
(こんな所に本当にあるのか?)
「しっ! 静かにして集中するから」
森の中に入り、滝が流れている場所に今居るが、ジャンはこの辺にきっとあるという。
俺からしてみたら何故ここだと思ったのかは、全く分からない。
「やっぱりあったよ。滝の裏に魔力の反応がある。よし次に行こう」
すぐに移動し、ジャンが隠していると思う場所に次々と向かって行く。
最終的に十ヶ所以上を巡り、食料庫を三ヶ所見つける事が出来た。
ジャンが言うには、ダル公国の本陣の下にもきっと食料庫があるという。
流石に本陣に行くことは出来なかったが、他の隠し場所は見つける事は出来た。
朝方に疲れ切って陣に戻ると、出陣する準備をロベルタ達は整えていた。
「ジャンどうだった?」
俺はVサインを出す。
「今はとにかく寝かせてくれ。後でまた話す……」
「ふんっ。分かったわ! 明日からみっちり働いてもらうからね」
ハイハイと手を振って応える。
ジェイドとリリアが帰りを迎えてくれた。
「ジャン様、我々も出陣の準備ですか?」
「今日一日は休み! ゆっくり身体を休めろ。またすぐに忙しくなる。俺は寝るから緊急な事があれば起こしてくれ。他の事についていはジェイドとリリアに任せる」
「かしこまりました」
俺は自分のテントに入り、やっと横になる。
天井を見上げながらそっと目を閉じた。
ジェイドとリリアが瞬時にジャンを庇うかのように前に出る。
「ここは一体どこですか? 我々はアウグスト辺境伯に言われて援軍にきました」
「援軍? 味方か?」
「はい。ジャン・アウル子爵です。そして私の軍になります」
やっと目が慣れてきて、周りが分かるようになってきた。
「ジャン子爵でしたか……それは申し訳ございません」
「気にしないで下さい。それでここは?」
「ホーク軍の本陣になります。ロベルタ様の所へと案内します。」
「ロベルタ様ですか? バルナ様ではなく?」
「……とにかくご案内します」
不思議に思ったジャンだが、見張りをしていた兵士が本陣の中へと受け入れてくれた。
「ロベルタ様の場所には僕一人で行くから皆は休んでいいよ」
「やったーやったー。やったった! エルガルドごっはん! ごっはん!」
「うるせーな! 後でちゃんと作ってやるよ」
「主様かしこまりました」
皆を休ませ、一人でロベルタの元へと向かう。
とあるテントの前で兵士は止まる。
「ロベルタ様! 援軍が到着しました。援軍に来てくれたジャン・アウル子爵をお連れしました!」
「なにっ!? ジャンが来たのか!? 中へ通せ」
「はい」
「では中へどうぞ」
「失礼しますロベルタ様」
中へ入ると、椅子に座りテーブルに両肘を付いて指を交差させ、口元を隠しているロベルタが。
いつものロベルタらしい雰囲気ではなく、眉間にシワを寄せていた。
「援軍感謝するぞジャン子爵」
「馳せ参じましたロベルタ様。それで今は一体どんな状況なのでしょうか?」
「お前に堅苦しい言葉遣いをさせると気持ち悪いな」
「気にしないで進めてください」
ロベルタはハァ~。とため息を付いた。
「父上であるバルナ・ホークが開戦と当時に封印の魔法によって魔力の塊に閉じ込めらてしまい、生きてはいるが巨大な氷の中に閉じ込められたようになってしまい、何も出来なくなってしまった。私達は用意周到に仕掛けられた罠にハマってしまった」
「私が代わりに軍を指揮する事になったが、父上が居なくなった事で軍全体の士気が下がり、さらには私自身の実力不足、相手が使う魔法に対抗出来る手段を思いつかず、こちらの被害が大きくなる一方という状態だ」
「相手をしているダル公国は、私達ホーク家が来ると予想して全て準備してあった。炎魔法と相性の悪い土魔法が使える魔法使いも大勢連れている。はっきり言ってどうしたらいいのか分からないというのが今の状況だよ」
「あなたらしくないですねロベルタ!!」
「うるさいわね!」
「取り敢えず地図を見せてもらってもいいですか?」
「良いわよ」
テーブルに地図を広げる。その地図を見ると、ジャンは口元に手を置いて考え始めた。
「……」
「……」
「ロベルタ様、詳しく分かっている事はこれだけですか?」
「そうね今分かっている事はそこに書かれている事が全てよ」
「ダル公国の本陣は分かっているのに、兵糧の場所はまだ分かっていないみたいですね」
「それが……全く分からないのよ。私達も部隊を使って探しているんだけどね」
「バルナ様を罠にハメる程です。そんな簡単に見つけさせてくれませんよ」
「そうね。だけどあれ程多い兵士の食料庫を簡単に隠せるとも思えないんだけどね。もしかしてだけど、兵糧攻めしようと考えてるの?」
「そうです! 大きい戦になればなるほど兵糧が大切になります。それは誰もが分かっている事だと思います。多分ですが、ダル公国は見つからないという自信があるのではないでしょうか? 隠された兵糧を見つけて破棄する事が出来れば、相手に隙が生まれます。さらに上手くいくようなら撤退すらありえます」
「簡単に言うけど、どうやって見つけるのよ?」
「ロベルタ様、兵糧をどこに隠していると考えていますか?」
「これだけ探しても見つからないんだもの。そりゃあ見つからないような場所、森や林の知られていないような場所だったり、まだ私達が知らない道や場所、洞窟のような場所かもしれない」
「多分ですけど、ここではないでしょうか?」
ジャンは足でドンッ。ドンッ。と足踏みをし、指を下に向ける。
「つまりは地下です!」
「……なるほどね」
一泊おいてロベルタが頷く。
「だから探しても見つからないのね」
「土魔法を使う魔法使いが多いんですよね? 隠すなら恰好な場所だと思います」
「ジャンの言う通りだとしても、地下となると場所を特定出来ないわよ? ほぼ全ての場所で保管する事が可能って言っても過言じゃないわよ?」
「それは我々に任せて下さい」
「分かったわ! 食料庫と兵糧にかんしてはジャンにお願いするわ。後……私達の兵士の怪我人をジャンの回復魔法で治してもらいたいんだけどいいかな?」
「分かりました。今からやりましょう」
「本当に!? ありがたいわ」
(おいおい、まじかよ! 疲れんだよあれ!)
(頼んだよユウタ)
「しょうがねえなー! 早く行くぞ!」
「待ちなさいよ! 場所知らないでしょ」
ロベルタに案内された場所にいる怪我人を魔力が続く限り治していった。
「これが限界だよ……」
「ありがとう助かったわ!」
「あ~後、今から兵糧の隠し場所探しに行ってくるから」
「えっ!? 今から!?」
「そうだよ。とにかく行ってくるから! じゃあな!」
俺はその場を後にし、ジェイドの元へと向かう。
「ロベルタに頼まれた仕事を今から俺一人で行ってくるから後の事は頼んだ」
「それは危険です! 私も付いていきます!」
「急がないといけないから、誰かと一緒だと遅くなる。ジェイドは俺のいない間頼んだ」
「……分かりました。お気を付けて下さい」
「ああ、大丈夫だよ行ってくる」
俺は風を斬るが如く駆ける。
一瞬にして本陣から遠ざかっていく。
「本当に大丈夫なのか? 見つけられるのか?」
(大丈夫だと思う。隠しそうな場所まで行けば後は魔力で探知が出来るはず)
「あ~もう、最近ずっと働きっぱなしじゃんか」
(戦争はしたいんじゃなかったの?)
「こういった頭脳戦がしたいんじゃない! 殺し合いがしたいだけなんだよ!」
(ハハハ。これから沢山出来るよ)
「言ったな! 嘘だったら怒るぞ!」
しばらく走っているとジャンが予測した場所に到着する。
(こんな所に本当にあるのか?)
「しっ! 静かにして集中するから」
森の中に入り、滝が流れている場所に今居るが、ジャンはこの辺にきっとあるという。
俺からしてみたら何故ここだと思ったのかは、全く分からない。
「やっぱりあったよ。滝の裏に魔力の反応がある。よし次に行こう」
すぐに移動し、ジャンが隠していると思う場所に次々と向かって行く。
最終的に十ヶ所以上を巡り、食料庫を三ヶ所見つける事が出来た。
ジャンが言うには、ダル公国の本陣の下にもきっと食料庫があるという。
流石に本陣に行くことは出来なかったが、他の隠し場所は見つける事は出来た。
朝方に疲れ切って陣に戻ると、出陣する準備をロベルタ達は整えていた。
「ジャンどうだった?」
俺はVサインを出す。
「今はとにかく寝かせてくれ。後でまた話す……」
「ふんっ。分かったわ! 明日からみっちり働いてもらうからね」
ハイハイと手を振って応える。
ジェイドとリリアが帰りを迎えてくれた。
「ジャン様、我々も出陣の準備ですか?」
「今日一日は休み! ゆっくり身体を休めろ。またすぐに忙しくなる。俺は寝るから緊急な事があれば起こしてくれ。他の事についていはジェイドとリリアに任せる」
「かしこまりました」
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