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逆愛《嵐side》2
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PM9:00
洸弍先輩の部屋のドアをノックした。
心臓はバクバクしてる。
ドアが開いた。
俺と目が合い、あからさまに嫌な顔をする。
「…なんだてめぇかよ。閉めるぞ」
「いや、用事あるから来たんすよ!これ、プレゼントです」
洸弍先輩は俺の持っているクリュグとタルトを見ると、目の色を変えた。
「入れよ」
誠の言ってたことは本当だったんだな。
それにしても分かりやすい人だな…。
洸弍先輩の部屋に入るのは半年ぶりだ。
半年前から急に俺に対する態度が異常なくらい冷たくなったから。
「誠から洸弍先輩がクリュグとこのタルト好きだって聞いたんで、日頃お世話になってるから貰って下さい」
「お前も可愛いとこあるじゃねぇか」
こんな笑顔満点の洸弍先輩を見たことない。
クリュグパワー恐るべし。
早速、ワイングラスを用意して注ぎ始める。
「立ってないで座れよ。まぁお前も飲め。美味いから」
本当に洸弍先輩なのか?
まるで別人のように優しい。
グラスに注がれたクリュグを少しずつ飲み、先輩の様子をうかがう。
「やっぱり美味い…幸せだぁ」
10分後、先輩の目がトロンとし始めた。
たった1杯でこうなるものなのか。
「もう一杯いこうかなぁ…」
洸弍先輩は1杯飲み干し、笑顔でクリュグを注ぎ始める。
それ以上飲まれたら、きっと記憶が曖昧になる。
それじゃ犯しても意味がなくなるから、
だから、洸弍先輩を押し倒した。
「ってぇ…何すんだよ」
勢いよく押し倒したせいで、洸弍先輩の頭が勢いよく床にぶつかった。
先輩は睨んでる。
でも、洸弍先輩を怖いと思うことななかった。
俺にも酒が入っているせいだからだろうか。
先輩の両手を押さえて見下ろす。
負ける気がしない。
「大空…聞いてんのかよ!どけ!」
「誰がどくかよ」
抵抗する洸弍先輩の力なんて、今の俺からしてみれば恐るるに足りない。
今なら何でも出来る気がした。
「今日は日々の恨みを晴らしてやる」
抵抗するその両手を、自分のネクタイで纏め上げた。
洸弍先輩の部屋のドアをノックした。
心臓はバクバクしてる。
ドアが開いた。
俺と目が合い、あからさまに嫌な顔をする。
「…なんだてめぇかよ。閉めるぞ」
「いや、用事あるから来たんすよ!これ、プレゼントです」
洸弍先輩は俺の持っているクリュグとタルトを見ると、目の色を変えた。
「入れよ」
誠の言ってたことは本当だったんだな。
それにしても分かりやすい人だな…。
洸弍先輩の部屋に入るのは半年ぶりだ。
半年前から急に俺に対する態度が異常なくらい冷たくなったから。
「誠から洸弍先輩がクリュグとこのタルト好きだって聞いたんで、日頃お世話になってるから貰って下さい」
「お前も可愛いとこあるじゃねぇか」
こんな笑顔満点の洸弍先輩を見たことない。
クリュグパワー恐るべし。
早速、ワイングラスを用意して注ぎ始める。
「立ってないで座れよ。まぁお前も飲め。美味いから」
本当に洸弍先輩なのか?
まるで別人のように優しい。
グラスに注がれたクリュグを少しずつ飲み、先輩の様子をうかがう。
「やっぱり美味い…幸せだぁ」
10分後、先輩の目がトロンとし始めた。
たった1杯でこうなるものなのか。
「もう一杯いこうかなぁ…」
洸弍先輩は1杯飲み干し、笑顔でクリュグを注ぎ始める。
それ以上飲まれたら、きっと記憶が曖昧になる。
それじゃ犯しても意味がなくなるから、
だから、洸弍先輩を押し倒した。
「ってぇ…何すんだよ」
勢いよく押し倒したせいで、洸弍先輩の頭が勢いよく床にぶつかった。
先輩は睨んでる。
でも、洸弍先輩を怖いと思うことななかった。
俺にも酒が入っているせいだからだろうか。
先輩の両手を押さえて見下ろす。
負ける気がしない。
「大空…聞いてんのかよ!どけ!」
「誰がどくかよ」
抵抗する洸弍先輩の力なんて、今の俺からしてみれば恐るるに足りない。
今なら何でも出来る気がした。
「今日は日々の恨みを晴らしてやる」
抵抗するその両手を、自分のネクタイで纏め上げた。
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