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純愛Ⅱ《咲輝side》-初夜編-
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しおりを挟む緋禄と恋人ごっこを開始してから色々考えた。
『恋人同士は抱き合うもんだぜ』
やはり緋禄は最後までしたいのだろうか。
女性を抱いた経験も無い俺が出来ることとすれば、きちんと知識つけて緋禄の負担を軽くしてやることだと思った。
「咲輝…」
キスは頻繁にしていたが、その度に緋禄の目はそれ以上を求めていた。
知識も無いまま、準備もしないまま進みたくなかった。
とにかくインターネットの情報を色々調べて、書き出し、まとめてみた。
「色々調べたんだが、やっぱり徐々に慣らしていかないと痛いらしい」
「まぁそりゃそうだ。けど別に俺は大丈夫だよ」
「そういうわけにはいかない。1ヶ月間慣らしていこう」
キスの度に期待している緋禄を説得して、1ヶ月かけて慣らしていくことに決めた。
「咲輝くん、何か調べ事?」
教室から美術部へ向かう前に少しだけ廊下で調べ事をしていると担任の山田先生に話しかけられた。
「あ、はい…」
「なになに、アドバイスしよっか?」
そういえば。
山田先生は数学教師の哀沢先生ともう10年近く付き合っていると聞いた。
「…相手が男の場合、お勧めのコンドームはあるのか調べていました」
「えっ!嘘!待って、相手…緋禄くん!?緋禄くんだよね?緋禄くんがいいなぁ。緋禄くん以外認めたくない」
俺の調べ事にテンションを上げる先生。
「…そこは聞かないでください」
「はははっ。でも哀沢くんいつも中出しだからゴムつけてしたことないなぁ。ナカに出されるのめちゃ興奮して愛しくてまたしたくなっちゃうんだよねぇ」
「すみません、自分で色々調べます。ありがとうございました」
相談相手を間違えたと思い、その場を足早に去った。
結局、自分なりに調べてコンドームとローションを用意した。
最初の1週間は愛撫中心
キスをしながら乳首を念入りに攻める。
「あっ…ん、ん」
緋禄は乳首が弱いのではないかと、この前のことを思い出して念入りに攻めることにした。
少しでも乳首を吸うだけで緋禄は完勃ちするようになっていた。
でも焦らすために毎日1~2時間乳首だけを攻めて開発してみることにした。
「アァッ!ん…また乳首、だけっ、や…」
「嫌なのか?」
「んん、…は、ぁ…良すぎ、てっ、アッ…恥ずかし、いい」
緋禄のモノを扱きながら、乳首や耳を攻める。
これだけですぐにイクようになっていた。
2週間目は愛撫と合わせて指1本まで
ローションをたっぷりと秘部に垂らして中指にコンドームを装着し、緋禄のナカを進めていく。
「どうだ?」
「んー…入ってる、かな?って感じ」
「そうか」
毎日毎日、前立腺という場所を探るが調べた場所では緋禄は反応しなかった。
場所は合っていて、緋禄がそこでは感じないだけなのだろうか?
そして指1本から3日目のことだった。
「…アッ!」
ある場所を押すと、緋禄が声を漏らした。
「ココか…」
「あっ、んッ…な…に?」
その場所を弄ると、緋禄のモノがどんどん硬くなっていく。
「ここが前立腺なんだな」
「なんか、そこっ、押されると、やば…」
「本当に勃起に合わせてココは膨らんでくるのか。すごいな」
やっと発見した。
緋禄のイイところを。
そして3週間目、指2本に挑戦。
「あっ…指、入って、る…」
「さすがに1本の時とは違うか?」
「うん。でも、痛くは、ない…かな?」
ローションを使い、乳首や前立腺を攻めつつ指を出し入すると、もう指2本も余裕になった。
4週間目は指3本に挑戦。
「っ…」
「痛いか?」
「ちょっと、だけ…痛いっていうか…苦しい」
さすがに少し苦しそうで、俺は緋禄の乳首を念入りに舐めながらじっくりと指を出し入れした。
「ああっ、は…ぁん、乳首っ、ん…」
前立腺を探りながら、硬くなった緋禄のモノを扱く。
完全に勃起して、前立腺も膨らんできた。
「あっあっ、咲、輝っ…イク、イクッ―…」
ついに指3本を1週間クリアした。
そして今日―…
「咲輝、今日で1ヶ月だ」
「そうだな……してみるか?」
「おう!」
俺が先にシャワーを浴びて、次に緋禄がシャワーを浴びつつ前処理や事前準備をしてバスルームを出てきた。
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