偏愛-henai-

槊灼大地

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偏愛《ハルカside》

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「んむ―…ん、ハルカさんっ…は、んっ…」




竜の言葉を遮って無理矢理キスをするのは悪い気がしなかった。



竜を抱けるという現状に酔いしれている自分がいた。



キスをされながらも竜は抵抗を続ける。



そんな竜を無視して俺は口で竜の服を捲り、ピンク色の乳首を舐めた。





「こうすれば『嫌なこと』忘れられるだろ?」



「アッ!や、だ…っ、アァッ!」




右側の乳首を舌で転がし、弾いて、吸って、それだけで竜の体はビクビクしていた。




―…まさか、興奮してる?




俺は片手で竜の両腕を押さえつけ、空いている手で膨らんだ股間を触る。




「へぇ。興奮してるの俺だけじゃねぇんだ」



そう言って膝で竜の股間を刺激しながら再び乳首を吸い続けた。




「やっ、アッ!ん、アァッ…やめ―…」



竜を感じさせてるこの状況、たまらなく興奮する。



あの綺麗な声から聞こえる喘ぎ声が、まるで媚薬のように俺の体を熱くする。





「イク…や―…ハル、カさ―…もっ…イクッ!や、だっ」




竜のその声を聞いて、俺は舐めていない方の乳首へと口を動かし同じように舌で攻めた。



そして乳頭を時折軽く噛り、噛りながら舌で先端を舐めると竜の喘ぎ声は更に大きくなった。




「イクッ!イク、イく―…やっ…やぁ!―…イクッ―…」





そして竜は絶頂を迎えた。





「なぁ『嫌なこと』って何だよ?」





そう言われ、竜は息を切らしながら何度も俺を突き飛ばそうとしている。




その行為がまるで全てを否定しているかのようで、縛り付けてしまいたい衝動に駆られた。





「邪魔だな―…」 





抵抗する竜の腕を押さえるために、俺は周りを見回した。



目に入ったのは紐。



雑誌を纏めるために使っていたものだ。



それを素早く手に取り、竜の両腕をきつく紐で纏めた。





「や!ハルカさんっ、やだ!んっ…」





嫌がる竜にキスをして、目を合わせて言った。




「好きなんだよお前が。だからほっとけねぇ」



俺の発言に竜は少し驚く。



俺は行為を続けた。



竜の着ている服をめくり、白いその肌に舌を這わせると、竜の体がビクッと跳ね上がる。



「はぅっ…!」



俺は再び乳首を舌で転がしたり吸ったりしながら、竜の口に自分の指を入れた。



「あっ!…んっ…ふ」



竜の口からは唾液が垂れる。




「ふぁ、―…ん、む―…はっ、ふ…ぅ」




乳首を吸いながら竜の口から指を抜き、その手をズボンの中へと移動させた






「待っ…!ハルカさんっ、やだぁ」




先ほど果てたばかりだというのに、また硬くなっている竜の先端部分を軽く撫で、じゅるじゅると乳首を吸い続ける。







「イ、く…イクッ―!や…は、ぁっん!!イく!―…イクゥ!!」




竜は再び乳首だけで絶頂を迎えた。




てか、マジか。
乳首だけでイケるとか。
誰が開発しやがったんだ。





俺は息を切らしている竜のズボンを下げた。




「あーあ。ヌルッヌルじゃん」



「やっ!だぁ―…」


「なぁ教えろよ俺に。『嫌なこと』」




パンツをさげ、精液でヌチャヌチャになっている部分を指でなじませ、そして秘部に指を挿入する。




「やっ!だ、アッ―…」




2回も果てたばかりだというのに、秘部への刺激だけでもう竜のモノは硬くなっている。




「あっ!…ん…あっ、やぁ」




指を挿入されながら、扱かれ、快感で声が我慢できず、無意識に体がのけ反る姿に興奮する。




俺は竜のモノを扱きながらフェラチオをし始めた。





「あっ、…やだぁ!ダメッ…ハルカさ…んっ」




竜は恥ずかしそうに顔を背ける。




「あっ…あぁ!…ん…、やぁ…」





男のモノを含んだのは初めてだった。



男を抱いたことだって一度もない。




自分がどうされたら気持ち良くなれるか考えれば、竜を感じさせるのは容易だった。



硬くなっているモノを上下に扱きながら、舌を使って口に含む。



「あっ…あぁっ!ん…や、あっ…」



声に比例して竜の先端からは透明な液体が溢れる。



体を硬くさせて、必死に喘ぐ姿が可愛い。



「や、ぁ…あっ!あぁ!ん…ハル…んっ!あぁっ!イ…クぅッ」



竜の口から『イク』という言葉を聞いて、俺は更に本気になった。



根元までくわえ込み、両手は乳首を弄る。



その行為だけで竜の声量が増すのが分かった。





「それ、やあぁっ!乳首っ…あっ!や…あっ、ん…!イクッ!…あぁっ!イ、クッ!イクぅッ!あぁっ―――!!」




次の瞬間、竜の体は跳ね上がり、俺の口の中に3回目の射精をした。





俺はその精液を飲み、余裕の表情で竜を見つめながら先端に残っている精液を舐めとった。




「ハァ…ん…飲ん…じゃ…ダメ…」



ハァハァ息を切らしながらダメだと言い張る姿が愛しくて仕方なかった。


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