偏愛-henai-

槊灼大地

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偏愛《竜side》

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「んむ―…ん、ハルカさんっ…は、んっ…」




キスをされ両手を押さえつけられながらも俺は抵抗を続けた。




そんな俺を無視してハルカさんは口で俺の服を捲り、乳首を舐める。



「こうすれば『嫌なこと』忘れられるだろ?」



「アッ!や、だ…っ、アァッ!」




右側の乳首を舌で転がされ、弾かれ、吸われ、それだけで体は無意識に反応してしまっていた。




ハルカさんはそれに気づいたのか、片手で俺の両腕を押さえつけ、空いている手で膨らんだ股間を触る。




「へぇ。興奮してるの俺だけじゃねぇんだ」



そう言って膝で俺の股間を刺激しながら再び乳首を吸い続けた。




俺の体は全身が性感帯で、何度も絶頂できる体として父に開発されてしまっている。



父以外にも興奮している自分の体が更に嫌になった。




「やっ、アッ!ん、アァッ…やめ―…」



ダメだ、久々の快感で頭が真っ白になる。



「イク…や―…ハル、カさ―…もっ…イクッ!や、だっ」



俺のその声を聞いて、舐めていない方の乳首へと口を動かし同じように舌で攻める。



そして乳頭を時折軽く噛り、噛りながら舌で先端を舐めて…




あぁもうダメだ―…





「イクッ!イク、イく―…やっ…やぁ!―…イクッ―…」





俺は父の前以外で初めて絶頂を迎えた。





「なぁ『嫌なこと』って何だよ?」




そう言われ、俺は息を切らしながらハルカさんを突き飛ばそうと何度も試みた。



「邪魔だな―…」 




その行為に腹を立てたのか、ハルカさんは両手を紐のようなものできつく纏めた。



拘束は、いやだ。



―…父を思い出すから



「や!ハルカさんっ、やだっ!んっ…」



嫌がる俺にキスをして、目を合わせて言う。




「好きなんだよお前が。だからほっとけねぇ」




―…俺を好き?




ハルカさんの発言に俺は驚いた。



そんな俺の驚いた顔を見て、ハルカさんは行為を続けた。



「はぅっ…!」



ハルカさんは再び乳首を舌で転がしたり吸ったりしながら、俺の口に自分の指を入れた。



「あっ!…んっ…ふ」



俺の口からは唾液が垂れる。



人差し指と中指で舌を弄られ、それだけでも体が興奮してしまう自分がいた。



「ふぁ、―…ん、む―…はっ、ふ…ぅ」




ハルカさんは乳首を吸いながら俺の口から指を抜き、その手を俺のズボンの中へと移動させた。




やばいまた乳首だけで…




「待っ…!ハルカさんっ、やだぁ」




先ほど果てたばかりだというのに、また硬くなっている俺の先端部分を軽く撫で、じゅるじゅると乳首を吸い続ける。



やばい、また―…




「イ、く…イクッ―!や…は、ぁっん!!イく!―…イクゥ!!」




俺は乳首だけで2回果てた。



息を切らしている中、ハルカさんは俺のズボンを下げた。




「あーあ。ヌルッヌルじゃん」



「やっ!だぁ―…」


「なぁ教えろよ俺に。『嫌なこと』」




パンツをさげ、精液でヌチャヌチャになっている部分を指でなじませ、そして秘部に指を挿入する。




「やっ!だ、アッ―…」




2回も果てたばかりだというのに、秘部への刺激だけでもう俺のモノは硬くなっていて、恥ずかしすぎて顔を背けた。



「あっ!…ん…あっ、やぁ」




指を挿入されながら、扱かれ、快感で声が我慢できず、無意識に体がのけ反る。




更にハルカさんは俺のモノを扱きながらフェラチオをし始めた。



「あっ、…やだぁ!ダメッ…ハルカさ…んっ」



硬くなっているモノを上下に扱きながら、舌を使って口に含む。



「あっ…あぁっ!ん…や、あっ…」



父とは違う攻め方に体が感じて受け入れてしまう。



「や、ぁ…あっ!あぁ!ん…ハル…んっ!あぁっ!イ…クぅッ」



俺の口から『イク』という言葉を聞いて、ハルカさんは根元までくわえ込み、両手は乳首を弄る。



その行為だけで俺の声量が増した。



「それ、やあぁっ!乳首っ…あっ!や…あっ、ん…!イクッ!…あぁっ!イ、クッ!イクぅッ!あぁっ―――!!」



次の瞬間、俺の体は跳ね上がり、ハルカさんの口の中に3回目の射精をした。




「ハァ…ん…飲まな…いで…」






ハルカさんはその精液を飲み、余裕の表情で俺を見つめながら先端に残っている精液を舐めとった。




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