囚愛-shuai-

槊灼大地

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囚愛Ⅲ《雅side》

囚愛Ⅲ《雅side》7

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俺はキスをしながらエリックのシャツを脱がせ、露になった首筋に唇を移動させる。



「はっ…ん…」



首筋を強く吸いながら、興奮して勃っている乳首を右手で弄り始めた。



「アッ…は…んんっ…」


「可愛い声」



そしてその唇を空いている乳首へと移動させ、ゆっくりと舌で転がしたり、弾いたり、優しく吸ったりを繰り返す。



もう片方の手で摘まんだり、人差し指で突起部分を往復させて刺激をする。



「アッ!―…ンッ…はっ…それ…あっ」



その反応を見て、ズボンの中へと手を移動させた。



「先端もうヌルヌルしてる…」


「言わな―…んっ…アァッ!ん…ふ、あ…」




ああもう、3年分のキスを取り戻さなきゃ。



唇を吸い、舌を絡ませ合いながらエリックの硬くなったモノを扱き続けた。





「エリック…ローションある?」



俺は手の動きを止めてエリックに問いかけた。



「ありません…自慰すらしてないので…」




ありますとか言われたら、誰と使ったの?って嫉妬した俺が出てくるところだったけどね。




「そっか。このまま挿入したら辛いから、ちょっと工夫しないとね」




そして俺はエリックの下半身へと顔を近付けて、両足を広げ硬くなったモノを口に含んだ。



「待っ―…みや、…アッ!雅様っ!ん…あっ、あっ…」



口を高速で動かし、途中で喉奥ギリギリまで咥えこむ。



そしてそのあとに口を先端へ戻し、大きく口を開けて舌を通じながら粘り気の強い唾液とカウパーが混ざった液体を上から垂らす。



それを繰り返していくと、粘度の高い液体が自然に秘部へと流れていく。




俺の喉奥に亀頭が当たる度にエリックのモノは俺の口内でビクビクし、体は絶頂を迎えようとしていた。




「アッ!アァッ!ん―…雅様!い―…イく…イクッ」




その言葉を聞いた俺は、口の動きを更に速くした。




「くっ―…アッ!アァッ、ん…イク!イクッ―…!!」



エリックは俺の口の中に精液を放出した。



しかし俺は口の動きを止めることはせず、口の中に精液を含んだままフェラチオを続けた。



そして秘部へと垂れた粘液を手で掬い、馴染ませ、口を動かしながら指を挿入する。



「ッ!雅様―…アッ!イッてる!…イッ、てる…からっ―、止め―…アッ…はっ…」




エリックがイッたばかりだというのに容赦なく再び奥まで口を含み、亀頭を喉奥で出し入れする。



息が出来なくなったところで、精液と唾液とカウパーが混ざった液体を口から垂らす。



指を徐々に増やしていき、すんなりと出し入れ出来るようになり、前立腺を刺激する。



「そ―…こっ!だ…めッ!あっ、アァッ―…ん…」



刺激する度にエリックの体がのけ反る。




あーもうダメだ、挿れたい。
爆発する。



エリックもまた硬くなったし、そろそろいいよね。



俺は手を止めてエリックに問いかけた。




「エリック…コンドームある?」


「…ありません」


「そっか」




まぁ、ローションが無いんだからコンドームがあるわけないよね。



というか、あったら嫉妬で狂ってエリックに酷いことしそうだったし。




俺はズボンを脱いで自身の硬くなったモノを取り出した。



「エリックに軽蔑されたくないから、コンドーム無しで挿入しないから安心して」




コンドーム無しでしようとした時、軽蔑しますって言われた過去を思い出した俺は、粘液でどろどろになっているエリックのモノと自分のモノを擦りつけて腰を動かした。



粘液のおかげでヌチャヌチャと音を立てながらお互いの竿同士が刺激される。



「は―…あぁ…すっごいヌルヌルしてる。これだけでも気持ちよすぎ」


「あっ…雅様…アッ、アァッ―…あっ」




俺は一定のリズムで腰を動かしながら、時折エリックの精巣付近を自身の先端でグリグリと刺激して腰を回す。



「ふぁ―…アッ!そこ…刺激ッ―…やっ―…アッ!アァッ!」


「さっきから興奮しすぎてもうイキそう…」




俺は腰を動かしながら重なり合った2本のモノを扱き、しばらく兜合わせを堪能した。



重なる部分からヌチュヌチュと音が聞こえるだけで興奮する。



イキそう―…



そう思って手の動きを速くした。



「やば―…イク…」



そして自分のモノだけを扱き、精液をエリックの秘部へと目掛けて放出させた。




「はぁ…はぁ…最高…」



これだけで気持ち良すぎるなんて、コンドーム無しでエリックのナカを堪能できたらどれだけ気持ちいいんだろうということが頭を過った。



息を切らす俺を見て、エリックが言う。


「雅様…」


「ん?」


「―…挿れてください」





それはコンドーム無くてもいいの?
てか、エリックから誘ってる?
いやもうそれだけでまた爆発するんだけど。



「いいの?」



エリックは頷き、自ら足を広げ、イッたばかりの俺のモノを軽く握って言った。



「気の済むまで私のナカを雅様の精液で満たしてください」


「―…エロすぎ」



おい、こんなエリック知らないぞ。
こんな淫乱な執事を俺は見たことがない。
誰かに開発されてないだろうな?




まぁそれは今から俺が確かめよう。



俺はエリックの飲みかけのミネラルウォーターを飲み、呼吸を整えてから硬くなったモノをエリックの秘部へ押し当てた。

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