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囚愛《エリックside》
囚愛《エリックside》5
しおりを挟むゆっくりと雅様が私の奥まで突き進んでくるのが分かる。
そしてこれ以上入らない場所まで自身を到達させた。
「エリック分かる?俺のがここまで入ってる」
「はぁ…そ、こ…押さな―…いで、…くださ、い!」
雅様ので硬くなってる腹部を押され、主のモノが自分のナカに入ってしまっている事実に気付かされるとこの場から去りたい気持ちでいっぱいになった。
そして雅様はその状態のまま、再び勃起している私のモノにコンドームを装着させた。
「動くよ?辛かったら言ってね」
「…は、ぁ…もう…辛…い、で…ッ!!」
私が辛いと言い終わる前に、何度も腰を降る。
「なにこれ…ヤバ…」
雅様のモノが奥まで到達する度、私の肉壁が吸い付いている感触がする。
それを想像しただけでまた果ててしまいそうになる。
雅様が腰を降る度に抑えられず漏れてしまう声に嫌気がさす。
「綺麗だよエリック」
「アッ!あっ…はぁ、ッん…みや、び様ッ」
シーツを握りしめて顔を反らして喘ぐのが精一杯。
きっと顔を見つめてしまえば、今以上に心臓の鼓動が速くなってしまうと予想できたから。
「エリック、出すよ」
「アッ、あ…は…アァッ―…」
コンドーム越しに雅様の精液の温かさを感じた。
ああ、主が自分のナカで果てたのか。
なんてことだ。
20も年下の17歳の青年に。
この私が抵抗できずされるがままなど。
そう考えられたのも初めのうちのみで、気付けば朝になっていた。
そしてお互い少し仮眠をし、起きて時計を見ると昼前になっていた。
今日は観光する最終日だ、と思い体を起こそうとするが力が入らない。
起きてコーヒーを飲んでいた雅様は私が起きたことに気付くと、ティーカップを置いてベッドに移動した。
「雅様…観光の時間っ…ん、は―…」
「今日はもう時間的にも体力的にも観光は無理でしょ。せっかくだから明日の朝まで抱き合おう」
そう笑顔で言い、私に深いキスをした。
口の中にコーヒーの味が広がる。
昨日の快感が忘れられない私の体は、雅様のキスひとつで再び反応してしまった。
そしてまたセックスが始まる。
「OMG…これでコンドーム最後か。エリック…中に出したら怒る?」
「I don't want…」
「I see」
気が付けば前日の夜から今日の夕方まで、約20時間ずっとセックスをしていた。
さすがにお互い疲れて、夕食も取らずシャワーも浴びずそのまま寝てしまった。
AM8:00
髪を撫でられた感触がして目を開けると、横になった雅様が私を見つめながら言った。
「おはよ、エリック」
「おはようございます。―…雅様…何か盛りましたね?」
寝て脳が休めたのか、冷静に昨日のことを考えてみた。
おかしいのだ。
普段の私なら絶対にあり得ない。
となると、何か強制的に興奮させられたと思うしかない。
「どうしてそう思うの?」
「私はこんなに興奮したことがありません。もともと性欲がなく性的に興奮するとこがないので、自慰すらしません。だからおかしいのです」
そう雅様を睨みながら言うと、彼は近くにあった使用済みのコンドームを手に取り私に見せつけて言った。
「でもちゃんと感じてたよ」
「―…っ!」
ベッドを見渡すと落ちている他の使用済みコンドームも発見し、昨日の出来事が甦り恥ずかしくなった。
20も年下の、しかも現在の主に抱かれ、感じてしまうなんて―…
「ねぇエリック、また抱かせてくれる?俺が23時に君の部屋のドアを叩いたときは抱かせて」
そう言われ、雅様が「練習相手になってくれるんでしょ?」と言っていたことを思い出した。
そういう年頃なのだから、確かに練習相手にならなければいけないのかもしれないと思った。
「―…かしこまりました。ただ、今回の変な薬は使わないでください。それで私が性的に興奮しなければしないという約束でいいですか?」
「分かった」
―…否定しないということは、やはり何か盛ったのですね?
その日から雅様は23時になると私の部屋のドアを叩き、抱かれる日々が日常になった。
「エリック…キスだけで硬くなってるよ?」
「―…ッ!」
薬が無くても反応してしまう体。
私の体はもうずっとこのままなのだろうか。
「あっ…雅…様っ―…ッ!」
雅様に抱かれて乱れてしまう自分が恥ずかしいのに、彼を求めてしまう自分がいた。
気がつけば雅様のことばかり考えている。
抱かれた翌朝起きて、
あなたの寝顔を見て、
また今日も、今までとは違う感情で、寝ても覚めても雅様を求めているかのように胸がさわぐ。
こんな感情は知らない。
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溺れてはいけない。
冷静にならなくては。
私はあなたの執事で、あなたは私の主。
ただそれだけの関係でなくてはならない。
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