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エゴイズム
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「しゅう、自分でしてみ?」
何処までも愁弥を辱める言葉が出てきて
自分でも止められない
「ほら、早く」
愁弥の手に自分の手を重ね、数回上下に動かしてやるとそれからは俺の手を借りずとも自分の手を動かし始めた。
「ん、ん、あっ」
短く喘いで
厭らしく吐息をついて
俺の手だと思っているのだろうか
ゆっくり、激しく、ゆっくり、激しく
未だかつて無いくらいに興奮していた。
俺自身がズキズキと痛いくらいに腫れ上がって
「もっとヤラしい声出せって」
自身を取り出し、開きっ放しになっている愁弥の口内へと突っ込んだ。
「はは、これじゃ出したくても出せないか」
突然口の中をいっぱいに満たされ愁弥の顔が苦痛に歪む。
それでも懸命に舌を動かして、溢れる唾液やらを飲み込むその姿にまた興奮して
「手、止まってるぞ。ちゃんと自分でやれ」
俺を奉仕しながら自分自身へも奉仕をして
そうだ
こんな辱める行為も
俺を慰めるのも
全部、お前が俺だけの為にする事なんだ
他の誰かとなんてあってはいけない事なんだ
俺は愁弥が好きで
お前は俺以上に俺を好きでいなきゃいけないんだ
「んぅ、ふっ」
気持ちが良くなって
今すぐにでも真っ白な世界にいく事は出来るのに
何故か鼻の奥がツンとして
泣きたくなった
「は、アイツにもこんな事させたんだろうな」
途端、愁弥がこちらを見上げた
違う、とでも言いたげなその視線に些か苛立った。
「ちゃんとやれ」
髪を引っ張り、集中させるよう促した。
何をしてんだ、俺―
でも止まらない
もっと酷くしなきゃ、治まらない
「―、ぅ、あ…イ、く」
強い射精感を感じて
ぎゅっと愁弥の頭を押さえて口内へと吐き出した。
「っ、はぁ―ん、」
もっともっと酷くしなきゃ―
イッた後だというのに俺自身が落ち着く事はなく、未だ愁弥の口内を占領している。
「ほら、ん、ちゃんと―飲め、って」
お前なんて俺の欲に塗れてしまえばいい
何処までも愁弥を辱める言葉が出てきて
自分でも止められない
「ほら、早く」
愁弥の手に自分の手を重ね、数回上下に動かしてやるとそれからは俺の手を借りずとも自分の手を動かし始めた。
「ん、ん、あっ」
短く喘いで
厭らしく吐息をついて
俺の手だと思っているのだろうか
ゆっくり、激しく、ゆっくり、激しく
未だかつて無いくらいに興奮していた。
俺自身がズキズキと痛いくらいに腫れ上がって
「もっとヤラしい声出せって」
自身を取り出し、開きっ放しになっている愁弥の口内へと突っ込んだ。
「はは、これじゃ出したくても出せないか」
突然口の中をいっぱいに満たされ愁弥の顔が苦痛に歪む。
それでも懸命に舌を動かして、溢れる唾液やらを飲み込むその姿にまた興奮して
「手、止まってるぞ。ちゃんと自分でやれ」
俺を奉仕しながら自分自身へも奉仕をして
そうだ
こんな辱める行為も
俺を慰めるのも
全部、お前が俺だけの為にする事なんだ
他の誰かとなんてあってはいけない事なんだ
俺は愁弥が好きで
お前は俺以上に俺を好きでいなきゃいけないんだ
「んぅ、ふっ」
気持ちが良くなって
今すぐにでも真っ白な世界にいく事は出来るのに
何故か鼻の奥がツンとして
泣きたくなった
「は、アイツにもこんな事させたんだろうな」
途端、愁弥がこちらを見上げた
違う、とでも言いたげなその視線に些か苛立った。
「ちゃんとやれ」
髪を引っ張り、集中させるよう促した。
何をしてんだ、俺―
でも止まらない
もっと酷くしなきゃ、治まらない
「―、ぅ、あ…イ、く」
強い射精感を感じて
ぎゅっと愁弥の頭を押さえて口内へと吐き出した。
「っ、はぁ―ん、」
もっともっと酷くしなきゃ―
イッた後だというのに俺自身が落ち着く事はなく、未だ愁弥の口内を占領している。
「ほら、ん、ちゃんと―飲め、って」
お前なんて俺の欲に塗れてしまえばいい
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