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三人目:魔王の娘ヘルクレア
王の代償4
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ヘルクレアが本を閉じた瞬間に窓から見える闇夜に
閃光が走る、その後に大地を揺るがす程の爆音に思わず飛び起きた。
「敵襲か!?」
窓から外を見ると、本殿のいたるところから火の手があがっていて
上空には武装した数多の悪魔が飛び交っていた。
「いくぞルピエット!!」
ドアを勢いよく開け放ち二人は駆け出した。
「王よ!!!ようやく・・・この日を待ちわびていたぞ」
その両手はカマキリのように鋭い刃が仕込まれている。
「ダグゼス様には近づけさせぬ!!ハアアッ!!!」
反乱軍に立ち向かう魔族、しかし その差は圧倒的であった。
「遅い!!遅すぎる!!!止まって見えるわ!」
悪魔たちの四肢は切断され宙を舞う、その首が地面につくころには20人以上が切り刻まれていた。
「ば、ばかな・・・!!な、なぜ・・・!裏切り者は・・ルセイン卿だけではないのか?!」
「絶炎龍ドーンベルグ、消滅の神ルセイン、神速のルドラ・・・三大邪悪・・・!!!」
「はかったなぁあああ・・・っ!!!!!」
上級悪魔がルセインに魔術を解き放つ
紅蓮の炎、火の玉がルセインに飛翔する。
が、ルセインが指を鳴らすと同時に着弾する寸前で消滅した。
「あ、あ・・・悪魔め・・・っ」
挙げていた手を下ろす
「次は、俺の番だよな」
ルセインは上位幹部の目を睨み付ける
恐怖に狩られた悪魔はその場で氷付けとなった。
ヘルクレアは本殿に向けて中庭を抜ける必要があった。
しかし、そこには反乱軍が待ち伏せていた。
「殺害リストにあった魔王の娘だ!殺せ!!!!」
「ちっ!!!」
槍を持った悪魔が、その羽をはばたかせ切っ先を向けてくる
「邪魔をするな!!!」
呪われた左手、魔力手を振り払うと紫色の炎がその場を支配する
ヘルクレアは燃え盛る左手を強く握る
「殺す!!!!!」
ヘルクレアは一番近い悪魔に即座に寄り詰め、その頭を掴む
その瞬間に紫色の炎が悪魔の頭を燃やし、体に転移、灰と化した。
「根絶やしだ・・・貴様らは・・・全員!!!!」
カッっとヘルクレアの眼が光ると同時にその場に存在していた悪魔は全員
頭が破裂して即死した。
閃光が走る、その後に大地を揺るがす程の爆音に思わず飛び起きた。
「敵襲か!?」
窓から外を見ると、本殿のいたるところから火の手があがっていて
上空には武装した数多の悪魔が飛び交っていた。
「いくぞルピエット!!」
ドアを勢いよく開け放ち二人は駆け出した。
「王よ!!!ようやく・・・この日を待ちわびていたぞ」
その両手はカマキリのように鋭い刃が仕込まれている。
「ダグゼス様には近づけさせぬ!!ハアアッ!!!」
反乱軍に立ち向かう魔族、しかし その差は圧倒的であった。
「遅い!!遅すぎる!!!止まって見えるわ!」
悪魔たちの四肢は切断され宙を舞う、その首が地面につくころには20人以上が切り刻まれていた。
「ば、ばかな・・・!!な、なぜ・・・!裏切り者は・・ルセイン卿だけではないのか?!」
「絶炎龍ドーンベルグ、消滅の神ルセイン、神速のルドラ・・・三大邪悪・・・!!!」
「はかったなぁあああ・・・っ!!!!!」
上級悪魔がルセインに魔術を解き放つ
紅蓮の炎、火の玉がルセインに飛翔する。
が、ルセインが指を鳴らすと同時に着弾する寸前で消滅した。
「あ、あ・・・悪魔め・・・っ」
挙げていた手を下ろす
「次は、俺の番だよな」
ルセインは上位幹部の目を睨み付ける
恐怖に狩られた悪魔はその場で氷付けとなった。
ヘルクレアは本殿に向けて中庭を抜ける必要があった。
しかし、そこには反乱軍が待ち伏せていた。
「殺害リストにあった魔王の娘だ!殺せ!!!!」
「ちっ!!!」
槍を持った悪魔が、その羽をはばたかせ切っ先を向けてくる
「邪魔をするな!!!」
呪われた左手、魔力手を振り払うと紫色の炎がその場を支配する
ヘルクレアは燃え盛る左手を強く握る
「殺す!!!!!」
ヘルクレアは一番近い悪魔に即座に寄り詰め、その頭を掴む
その瞬間に紫色の炎が悪魔の頭を燃やし、体に転移、灰と化した。
「根絶やしだ・・・貴様らは・・・全員!!!!」
カッっとヘルクレアの眼が光ると同時にその場に存在していた悪魔は全員
頭が破裂して即死した。
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