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一人目:闇血月のジェイスウォーカー
ベルライラ公国5
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「つーか俺に何をやらせようってんだよ」
「何、今のおぬしにとっては造作もないことだ
西の国に、我が国と対立している国がある、もうじきやつらの軍勢が攻めてくるわけだ
おぬしには、その戦争の前線に立ち、切り込み隊長をやってほしい」
両膝を地面に両手を膝の上において、見上げるように王に視線を向けている
「まてまて、確かに俺は何人相手でも負ける気はしないが この女のおかげで満身創痍で
まともに戦えねぇよ」
王は笑った。
「ははっ、満身創痍?キミのどこにキズがある?」
「は?」
俺は傷口に手を当ててみた
「・・・ない・・・傷口が?1つも?!」
全身まさぐってみたが、全ての傷はなぜか消えていた。
「ジェイスよ、それがマグナソウルの力の1つ、脅威の再生能力だ」
「再生・・能力・・?」
「そうだ、お前の体は傷ついたとしても、時間が経過すれば自然と傷が癒える
常人の100倍の再生能力を持っている」
「ってことは・・仮に俺が戦争で負傷したとしても、しばらくすれば元通りってことか」
「そういうことになるな」
「ハッ 俺って最強すぎねぇ?わらっちまうぜ」
「戦争にはジェイス、おぬし一人で戦ってもらう」
「なんでだよ!この女も戦力になるんじゃねぇのか?」
「エリスは、少し問題があってな・・戦闘には出られぬのだ」
「?」
結局よくわからないまま話をまとめられ俺は宮殿を後にした。
俺が外に出る時、女剣士のエリスも一緒に出てくる。
二人きりになってから彼女の方から話かけてきた
「あなた、これから戦争で人をたくさん殺すのよ、わかっているの?」
ん?という顔をしながら答える
「まぁ、そうなるだろうな そういえば、前に初めてこの力を使って人を殺したことがあったが
その時も俺は何も感じなかったな・・あの男が言うように 俺には殺人の素質があるのかもしれない」
「あの男?」
「いや、なんでもない」
「そう、それと今日あなたが泊まる場所に案内するわ」
「おお!!それはありがてえ、適当に民家を乗っ取るつもりでいたからなぁ」
エリスがじろりと見る、眉間に少しシワを寄せたエリスの顔
「冗談だよ 冗談 はは・・・」
宮殿から少し歩いた場所にソレはあった
「ここよ、今日からここを好きに使うといい」
ギィとエリスが木製の扉をあけて中を見せる
王様と色々話してる間にすっかり夜更けとなっていて
部屋の中は外よりも暗い
まっくらすぎて何にも見えない。
「ちょっと暗すぎねぇ?これじゃ身動きとれないんすけど」
エリスも理解してくれたのか明かりを取ってくると言って、その場から消えた。
「何、今のおぬしにとっては造作もないことだ
西の国に、我が国と対立している国がある、もうじきやつらの軍勢が攻めてくるわけだ
おぬしには、その戦争の前線に立ち、切り込み隊長をやってほしい」
両膝を地面に両手を膝の上において、見上げるように王に視線を向けている
「まてまて、確かに俺は何人相手でも負ける気はしないが この女のおかげで満身創痍で
まともに戦えねぇよ」
王は笑った。
「ははっ、満身創痍?キミのどこにキズがある?」
「は?」
俺は傷口に手を当ててみた
「・・・ない・・・傷口が?1つも?!」
全身まさぐってみたが、全ての傷はなぜか消えていた。
「ジェイスよ、それがマグナソウルの力の1つ、脅威の再生能力だ」
「再生・・能力・・?」
「そうだ、お前の体は傷ついたとしても、時間が経過すれば自然と傷が癒える
常人の100倍の再生能力を持っている」
「ってことは・・仮に俺が戦争で負傷したとしても、しばらくすれば元通りってことか」
「そういうことになるな」
「ハッ 俺って最強すぎねぇ?わらっちまうぜ」
「戦争にはジェイス、おぬし一人で戦ってもらう」
「なんでだよ!この女も戦力になるんじゃねぇのか?」
「エリスは、少し問題があってな・・戦闘には出られぬのだ」
「?」
結局よくわからないまま話をまとめられ俺は宮殿を後にした。
俺が外に出る時、女剣士のエリスも一緒に出てくる。
二人きりになってから彼女の方から話かけてきた
「あなた、これから戦争で人をたくさん殺すのよ、わかっているの?」
ん?という顔をしながら答える
「まぁ、そうなるだろうな そういえば、前に初めてこの力を使って人を殺したことがあったが
その時も俺は何も感じなかったな・・あの男が言うように 俺には殺人の素質があるのかもしれない」
「あの男?」
「いや、なんでもない」
「そう、それと今日あなたが泊まる場所に案内するわ」
「おお!!それはありがてえ、適当に民家を乗っ取るつもりでいたからなぁ」
エリスがじろりと見る、眉間に少しシワを寄せたエリスの顔
「冗談だよ 冗談 はは・・・」
宮殿から少し歩いた場所にソレはあった
「ここよ、今日からここを好きに使うといい」
ギィとエリスが木製の扉をあけて中を見せる
王様と色々話してる間にすっかり夜更けとなっていて
部屋の中は外よりも暗い
まっくらすぎて何にも見えない。
「ちょっと暗すぎねぇ?これじゃ身動きとれないんすけど」
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