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06プティア東ダンジョン1
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(何あれ……誘ってるのかしら?)
私はパックリと口を開けたような洞窟の入り口を眺めながら、そんなことを考えた。
明らかにただの洞窟ではない。地面が平たく整地されているし、道幅も広い。
それに、洞窟の中は松明もないのにある程度の明るさがある。どうやら壁や天井自体が発光しているらしい。
入り口も大きく、明らかに冒険者を誘っているように感じられた。
(それに……なんだろう?誰かがこの奥で、私のことを誘ってるような気がする……)
なぜか、そんな気がした。
それは具体的な感覚ではなく『何となくそんな気がする』という程度のものだ。だから口には出さなかった。
「街から東に徒歩一時間、といったところでしょうか。ちょっと近すぎますね。危険なダンジョンです」
ケイロンさんはダンジョンの入り口に着いてから、まずその距離的な問題を口にした。
確かに近い。私の足でも一時間で着くということは、足の速いモンスターならごく短時間で街を襲えるということだ。
「でも入り口まで来てまだモンスターに会ってないってことは、意外と敵の数は少ないかもしれないよ」
サスケはやや楽観的な感想を口にした。
私たち三人は一時間かけてここまで来たわけだが、その間一度も戦闘にならなかった。
サスケの言う通りだとありがたい。
「そうだといいのですが……クウさん、とりあえずスライムたちを出してください」
「あ、はい。みんな、出ておいで」
私は腰に下げた茶色の筒をポンポンと叩いた。
すると中から私の使役モンスター、レッド、ブルー、イエローのスライム三色トリオが現れる。
フレイさんから支給された召喚士グッズの中でも、この筒が一番の目玉品だ。というか、このアイテムが価値のほとんどを占めるらしい。
格納筒という魔道具で、隷属魔法のかけられたモンスターに限り二十体まで入れておける仕様になっている。
格納筒には何やら複雑な紋様が彫られていた。
(小学校の工作以来、彫刻刀なんて握ったことないもんね。自作なんて夢のまた夢だわ)
支給してもらえて本当に良かったと思う。
筒の中はどうなっているのかよく分からないが、スライムたちに聞いてみたら居心地は悪くないらしい。
なんだかフワフワと眠ったような状態になるということだった。冬眠のようなものだろうか。
「えっと、召喚状態にするには……」
私は三匹に向かって手を掲げ、意識を集中した。
すると三匹の体が青く光り、一瞬消えてまた現れた。これで召喚使役の魔法は完了だ。
「案内よろしくね。出来るだけ危なくない道を通って、無理のない程度の範囲を歩いてから帰ってちょうだい」
三匹は一度ぷるんと震えてから進み始めた。
「油断せずに行きしょう」
ケイロンさんは三匹に続き、弓に矢を軽くつがえた状態で洞窟に入って行った。私たちもその背中を追う。
ケイロンさんは主に弓矢で戦うらしい。そういえば星座の射手座も半人半馬が弓を引く姿で描かれている。
「クウさん。何度もしつこいようですが、魔素の補充薬は頻繁に飲んでください。もし魔素が切れてしまえば、私は消えてプティアの街へ戻ってしまいます。クウさんの魔素切れが最も危険です」
「はい。常時、飲めるようにしてます」
私は格納筒とは反対の腰に下げた魔素の補充薬に手を触れた。革袋に入った液体がチャプンと揺れる。
ケイロンさんは私に召喚された状態で同行しているが、召喚魔法は解除されると召喚前にいた場所へ転移されるという性質がある。
ちなみにこのせいで、ケイロンさんは初めて召喚された日に申し訳ないことになってしまった。
せっかく街まで歩いたのに、召喚魔法の解除とともに元いた森の中まで戻る羽目になったのだ。
「召喚魔法が解除される三パターンは覚えていますね?」
「もちろんです。
一.どちらか一方が拒否する。
二.被召喚者が大きなダメージを受ける。
三.召喚士の魔素が枯渇する。
ですね」
ケイロン先生の質問に、優等生の私は正確に回答した。先生はこのパターン三を心配しているのだ。
ちなみにパターン二が召喚魔法のミソで、召喚されている状態なら被召喚者はどれだけダメージを受けても死ぬことはない。怪我一つなく、元いた場所へ戻るだけだ。
ただし、それだけ大きなダメージを受けて戻ると魔素がほぼゼロになるらしく、相当しんどい思いをするらしい。
ちなみに召喚魔法が切れても元の場所に転移されない方法もある。召喚士が被召喚者に触れた状態で召喚魔法を使うだけだ。
この場合は実体に魔素が与えられるだけなので、通常の召喚よりも燃費がいい代わりにダメージを受ければ当然死ぬ。
特別な事情がなければ普通に召喚する利点のほうが大きいので、通常はそうするらしい。もちろん今回もそうしている。
ちなみにモンスターの使役魔法もパターン一以外はこれに準ずる。
「本当はもっと召喚魔法の基礎を学んだ上で来たかったのですが……ダンジョンがこれだけ近いところにあれば仕方ありません。すぐに調査に向かえという評議会の指示も妥当なものでしょう」
私たちは昨日フレイさんから依頼を受けて、今日調査に来ている。そういう急ぎの依頼だったのだ。
「確かに街の人たちは怖いですよね。この調査で少しでも早く解決すればいいんですけど……」
徒歩一時間というと、本当に目と鼻の先だ。いつモンスターの群れが襲ってきてもおかしくはない。
「それはそうですが、無理をせず安全第一で行きましょう」
改めてそう確認したケイロンさんに、サスケが緊張を乗せた言葉を返した。
「安全、ね。あいつらが許してくれたらそう出来るんだろうけど」
サスケの視線の先を目で追うと、そこにはウサギがいた。
もちろんウサギと言っても、こんなダンジョンに普通のウサギがいるわけはない。角の生えたウサギだった。
「あれはアルミラージという一角ウサギのモンスターです。角の一突きに気をつけてください。下手をすると体に風穴が空きます」
ケイロンさんの警告に、私は背筋が寒くなった。急いでネックレスに魔素を送る。
体の強度を高めてくれるという、サスケのお母さんの形見である魔道具だ。
「一、二、三……四匹ですね。一匹は私が仕留めます。残りの三匹はクウさんのスライムの力試しにしましょう」
ケイロンさんがそう言って弓を引き絞った時、アルミラージの一匹がすばやく駆け出した。
鋭い角をこちらに向けて跳ねてくる。
ケイロンさんはその一匹へ向かって矢を放った。
矢は正確にアルミラージの体の中心を貫き、それでも勢いを止めずに地面へ半分以上突き刺さった。
洞窟の床はゴツゴツした硬い岩でできていて、とてもではないが矢が刺さりそうな材質には見えない。
私は思わず歓声を上げた。
「すごいっ!あんなに刺さるなんて!」
「魔素を込めた矢だからですが……それでも威力が強すぎます。召喚でクウさんの魔素が供給されている影響でしょうが……」
ケイロンさんにとっても想像以上の威力だったようで、少し戸惑っていた。
しかし驚いてばかりもいられない。敵はまだ三体いる。
「クウさん、スライムたちを使ってみてください」
「は、はいっ」
私はまずレッドへと意識を集中した。
すると、私の中の何かがレッドへと注がれるのが感じられる。
それと同時にレッドの周囲の空間が蜃気楼のように揺らめいた。
私はアルミラージの一匹を睨みつけ、そこへ攻撃を加えるよう念じた。
「やって!」
その声に応えるように、レッドはアルミラージへ突進した。
いや、それは突進という言葉が生ぬるく感じられるほどの攻撃だった。
まるで巨大ロボットからビームでも発射されたような、そんな一撃だ。
レッドが壁にぶつかる大音響とともに、アルミラージは跡形もなく蒸発した。
そしてレッドのぶつかった壁はというと、えぐれたその表面が焼いた石炭のように赤く光り、シュウシュウと音を立てている。
(えー……えー……)
驚きのあまり尻餅をついた私は、声も出せずに固まっていた。
そしてそれはサスケとケイロンさんも同じだったようで、あんぐりと口を開けたまま茫然としている。
三人が驚きに動きを止める中、残った二匹のアルミラージだけがぴょこんと跳ねた。
それはもしかしたら、逃げようとしていたのかもしれない。
そうだったら少し可愛そうなのだが、混乱している私はすぐにブルーとイエローに意識を集中した。
ブルーの周りには霧とともにキラキラとした光が現れ、イエローの体にはパリパリと放電が走った。
「行って!」
私の声とともに、二匹はそれぞれ残ったアルミラージへ突進した。
そしてレッドの時と同じように轟音を立てて壁にぶつかり、その線上にいたアルミラージたちは原型すら消え失せていた。
ブルーのぶつかった壁は凍りつき、その周囲の空間がキラキラと光っている。あれはきっとダイヤモンドダストという、空気中の水分が急激に凍る現象だ。
イエローのぶつかった壁にはパリパリと死の電撃の名残が放電されていた。
レッド、ブルー、イエローは初仕事を終え、誇らしそうなドヤ顔で私の元へ帰ってきた。
そして頭を差し出す。撫でて、褒めてほしいのだ。
私はその愛らしさと今の攻撃のギャップに茫然としながらも、希望通り撫でてやった。
「が、がんばったね……すごいすごい……」
私はそれ以上の言葉をすぐには出せなかった。
三人ともしばらく無言だったが、少ししてからケイロンさんがポツリとつぶやいた。
「とりあえず……手加減の仕方を覚えましょうか」
私はパックリと口を開けたような洞窟の入り口を眺めながら、そんなことを考えた。
明らかにただの洞窟ではない。地面が平たく整地されているし、道幅も広い。
それに、洞窟の中は松明もないのにある程度の明るさがある。どうやら壁や天井自体が発光しているらしい。
入り口も大きく、明らかに冒険者を誘っているように感じられた。
(それに……なんだろう?誰かがこの奥で、私のことを誘ってるような気がする……)
なぜか、そんな気がした。
それは具体的な感覚ではなく『何となくそんな気がする』という程度のものだ。だから口には出さなかった。
「街から東に徒歩一時間、といったところでしょうか。ちょっと近すぎますね。危険なダンジョンです」
ケイロンさんはダンジョンの入り口に着いてから、まずその距離的な問題を口にした。
確かに近い。私の足でも一時間で着くということは、足の速いモンスターならごく短時間で街を襲えるということだ。
「でも入り口まで来てまだモンスターに会ってないってことは、意外と敵の数は少ないかもしれないよ」
サスケはやや楽観的な感想を口にした。
私たち三人は一時間かけてここまで来たわけだが、その間一度も戦闘にならなかった。
サスケの言う通りだとありがたい。
「そうだといいのですが……クウさん、とりあえずスライムたちを出してください」
「あ、はい。みんな、出ておいで」
私は腰に下げた茶色の筒をポンポンと叩いた。
すると中から私の使役モンスター、レッド、ブルー、イエローのスライム三色トリオが現れる。
フレイさんから支給された召喚士グッズの中でも、この筒が一番の目玉品だ。というか、このアイテムが価値のほとんどを占めるらしい。
格納筒という魔道具で、隷属魔法のかけられたモンスターに限り二十体まで入れておける仕様になっている。
格納筒には何やら複雑な紋様が彫られていた。
(小学校の工作以来、彫刻刀なんて握ったことないもんね。自作なんて夢のまた夢だわ)
支給してもらえて本当に良かったと思う。
筒の中はどうなっているのかよく分からないが、スライムたちに聞いてみたら居心地は悪くないらしい。
なんだかフワフワと眠ったような状態になるということだった。冬眠のようなものだろうか。
「えっと、召喚状態にするには……」
私は三匹に向かって手を掲げ、意識を集中した。
すると三匹の体が青く光り、一瞬消えてまた現れた。これで召喚使役の魔法は完了だ。
「案内よろしくね。出来るだけ危なくない道を通って、無理のない程度の範囲を歩いてから帰ってちょうだい」
三匹は一度ぷるんと震えてから進み始めた。
「油断せずに行きしょう」
ケイロンさんは三匹に続き、弓に矢を軽くつがえた状態で洞窟に入って行った。私たちもその背中を追う。
ケイロンさんは主に弓矢で戦うらしい。そういえば星座の射手座も半人半馬が弓を引く姿で描かれている。
「クウさん。何度もしつこいようですが、魔素の補充薬は頻繁に飲んでください。もし魔素が切れてしまえば、私は消えてプティアの街へ戻ってしまいます。クウさんの魔素切れが最も危険です」
「はい。常時、飲めるようにしてます」
私は格納筒とは反対の腰に下げた魔素の補充薬に手を触れた。革袋に入った液体がチャプンと揺れる。
ケイロンさんは私に召喚された状態で同行しているが、召喚魔法は解除されると召喚前にいた場所へ転移されるという性質がある。
ちなみにこのせいで、ケイロンさんは初めて召喚された日に申し訳ないことになってしまった。
せっかく街まで歩いたのに、召喚魔法の解除とともに元いた森の中まで戻る羽目になったのだ。
「召喚魔法が解除される三パターンは覚えていますね?」
「もちろんです。
一.どちらか一方が拒否する。
二.被召喚者が大きなダメージを受ける。
三.召喚士の魔素が枯渇する。
ですね」
ケイロン先生の質問に、優等生の私は正確に回答した。先生はこのパターン三を心配しているのだ。
ちなみにパターン二が召喚魔法のミソで、召喚されている状態なら被召喚者はどれだけダメージを受けても死ぬことはない。怪我一つなく、元いた場所へ戻るだけだ。
ただし、それだけ大きなダメージを受けて戻ると魔素がほぼゼロになるらしく、相当しんどい思いをするらしい。
ちなみに召喚魔法が切れても元の場所に転移されない方法もある。召喚士が被召喚者に触れた状態で召喚魔法を使うだけだ。
この場合は実体に魔素が与えられるだけなので、通常の召喚よりも燃費がいい代わりにダメージを受ければ当然死ぬ。
特別な事情がなければ普通に召喚する利点のほうが大きいので、通常はそうするらしい。もちろん今回もそうしている。
ちなみにモンスターの使役魔法もパターン一以外はこれに準ずる。
「本当はもっと召喚魔法の基礎を学んだ上で来たかったのですが……ダンジョンがこれだけ近いところにあれば仕方ありません。すぐに調査に向かえという評議会の指示も妥当なものでしょう」
私たちは昨日フレイさんから依頼を受けて、今日調査に来ている。そういう急ぎの依頼だったのだ。
「確かに街の人たちは怖いですよね。この調査で少しでも早く解決すればいいんですけど……」
徒歩一時間というと、本当に目と鼻の先だ。いつモンスターの群れが襲ってきてもおかしくはない。
「それはそうですが、無理をせず安全第一で行きましょう」
改めてそう確認したケイロンさんに、サスケが緊張を乗せた言葉を返した。
「安全、ね。あいつらが許してくれたらそう出来るんだろうけど」
サスケの視線の先を目で追うと、そこにはウサギがいた。
もちろんウサギと言っても、こんなダンジョンに普通のウサギがいるわけはない。角の生えたウサギだった。
「あれはアルミラージという一角ウサギのモンスターです。角の一突きに気をつけてください。下手をすると体に風穴が空きます」
ケイロンさんの警告に、私は背筋が寒くなった。急いでネックレスに魔素を送る。
体の強度を高めてくれるという、サスケのお母さんの形見である魔道具だ。
「一、二、三……四匹ですね。一匹は私が仕留めます。残りの三匹はクウさんのスライムの力試しにしましょう」
ケイロンさんがそう言って弓を引き絞った時、アルミラージの一匹がすばやく駆け出した。
鋭い角をこちらに向けて跳ねてくる。
ケイロンさんはその一匹へ向かって矢を放った。
矢は正確にアルミラージの体の中心を貫き、それでも勢いを止めずに地面へ半分以上突き刺さった。
洞窟の床はゴツゴツした硬い岩でできていて、とてもではないが矢が刺さりそうな材質には見えない。
私は思わず歓声を上げた。
「すごいっ!あんなに刺さるなんて!」
「魔素を込めた矢だからですが……それでも威力が強すぎます。召喚でクウさんの魔素が供給されている影響でしょうが……」
ケイロンさんにとっても想像以上の威力だったようで、少し戸惑っていた。
しかし驚いてばかりもいられない。敵はまだ三体いる。
「クウさん、スライムたちを使ってみてください」
「は、はいっ」
私はまずレッドへと意識を集中した。
すると、私の中の何かがレッドへと注がれるのが感じられる。
それと同時にレッドの周囲の空間が蜃気楼のように揺らめいた。
私はアルミラージの一匹を睨みつけ、そこへ攻撃を加えるよう念じた。
「やって!」
その声に応えるように、レッドはアルミラージへ突進した。
いや、それは突進という言葉が生ぬるく感じられるほどの攻撃だった。
まるで巨大ロボットからビームでも発射されたような、そんな一撃だ。
レッドが壁にぶつかる大音響とともに、アルミラージは跡形もなく蒸発した。
そしてレッドのぶつかった壁はというと、えぐれたその表面が焼いた石炭のように赤く光り、シュウシュウと音を立てている。
(えー……えー……)
驚きのあまり尻餅をついた私は、声も出せずに固まっていた。
そしてそれはサスケとケイロンさんも同じだったようで、あんぐりと口を開けたまま茫然としている。
三人が驚きに動きを止める中、残った二匹のアルミラージだけがぴょこんと跳ねた。
それはもしかしたら、逃げようとしていたのかもしれない。
そうだったら少し可愛そうなのだが、混乱している私はすぐにブルーとイエローに意識を集中した。
ブルーの周りには霧とともにキラキラとした光が現れ、イエローの体にはパリパリと放電が走った。
「行って!」
私の声とともに、二匹はそれぞれ残ったアルミラージへ突進した。
そしてレッドの時と同じように轟音を立てて壁にぶつかり、その線上にいたアルミラージたちは原型すら消え失せていた。
ブルーのぶつかった壁は凍りつき、その周囲の空間がキラキラと光っている。あれはきっとダイヤモンドダストという、空気中の水分が急激に凍る現象だ。
イエローのぶつかった壁にはパリパリと死の電撃の名残が放電されていた。
レッド、ブルー、イエローは初仕事を終え、誇らしそうなドヤ顔で私の元へ帰ってきた。
そして頭を差し出す。撫でて、褒めてほしいのだ。
私はその愛らしさと今の攻撃のギャップに茫然としながらも、希望通り撫でてやった。
「が、がんばったね……すごいすごい……」
私はそれ以上の言葉をすぐには出せなかった。
三人ともしばらく無言だったが、少ししてからケイロンさんがポツリとつぶやいた。
「とりあえず……手加減の仕方を覚えましょうか」
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