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【僕の名前は「少年A」】完結
しおりを挟む考えさせられる系のやつですね!
【僕の名前は「少年A」】君塚力 /日丘円完結
13歳で人を殺したその日、僕の人生は一変した……。
全てを偽り、嘘で塗り固めた毎日を送る。
これまで存在していた自分という存在は消え、「少年A」という名前だけが一人歩きする。
でも僕は必ず君を守り抜くと決めたから―――。
こういうのって主人公がサイコパス的な感じで、殺しちゃうみたいなものが多いと思うのですが、これは違います。
だからといって、事実を知った時、その時出来ることはそれではなかったと思うんだけど。
13歳という子供。
誤った選択をとり、人生の全てが崩れていく。
家族にも周りにも影響が出て及ぶ。
なんていうか、出てくる登場人物全員が不幸になる話ではあります。
胸くそ感はないですが、ハッピーエンドに書かれていても、不幸感は拭きれず、心に重くのしかかる。
本当のことはヒロインのためを想って、言わず、それを証明する証拠まで消して。
全て自分のせいにして。
ヒロインを守るためなら良いかもしれないけど、自分の家族はたまったものではない。
それが上手に描かれています。
被害者遺族の復讐もあります。
事実を明かしてたらどうなっていたんでしょうね。
SNSの怖さもよく描かれており、考えさせられました。
自分や家族を犠牲にしてまで、真実を隠し通すことは正解だったのかはわからない。
殺人という罪を背負う重たさを感じました。
社会問題系を読みたいあなたへ!
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