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59話(3)#そんなところ舐めなくていい?!やめて欲しいのにヒクヒクしちゃう?!
しおりを挟む「あ」
「……いやいやいや……(立つ!!!)」
この下着姿をみてもなお、手を出してこないというのかぁあぁああ!!! 下腹膨らんでるくせに!!! 何を我慢してるの?!?! 強情だな!!!!
もっと煽ってやるっ!!!!
「ねぇ、みて? 如月。俺、メールの通り下着つけてるよ? 洗浄もしちゃったぁ」
「せ、洗浄も……?」
舐め回すように見てくる如月の視線に鼓動が早くなる。そうだよ、もっと俺を見て。如月の視線に身体が熱くなり、レースの下着が硬くなった自身を綺麗に形取る。うぅ、恥ずかしい。
「はぁあぁ……(シたい!!!)」
「あぁ~~っ。このリボン結び、すぐほどけちゃうんだよね」
親指と人差し指で、紐を摘み、如月に見せつけるように紐を解く。はらりと捲れる下着に、如月の唾を飲む音が聞こえた。目を細め、妖しく微笑み、如月を見つめる。
「……如月……」
「そういうつもりで来たんじゃなかったのですが」
「えっちな下着俺に送りつけといて、そういうつもりじゃなかったの?」
「ふふ。えっちな誕生日プレゼントになりそうですね」
如月に抱きしめられ、ゆっくりとカーペットに座る。着ているTシャツが脱がされ、胸部が露わになる。額、頬、瞼の上、胸、首筋と俺の身体中に如月が優しく口付けする。
柔らかく当たる唇の感触が気持ちよくて、頬が染まる。でも口にもして欲しいな。
ちゅっ、ちゅ。
「んっ……あっ……口にして……」
「……ん……」
頬が如月の両手に包まれ、唇が重なる。舌を入れて、如月。閉じた瞼を開き、茶色の瞳を見つめる。口唇を薄く開くと、舌が差し込まれた。
くちっ。ちゅ。
「っん……んんっ…んふ……ん…んっ…んんっ…」
唾液と一緒に絡まり合う舌に、身体の中が熱くなる。キスってこんなに気持ち良かったっけ? 俺の舌を如月の舌が優しく甘く包み込む。吐息の熱と一緒に脳が溶かされていく。
「んっ…はぁっ……」
「後ろ向いて」
「う、うん?」
「そのまま私の上で寝そべって」
「え?」
如月がごろんと仰向けに寝転がった。尻を如月に向けろってこと?!?! な、何する気?!?! 何度も振り返りながら、如月を確認する。
「なに?」
「べっ、べつに……」
「あっ……」
片尻が手で揉まれ、身体がビクッと震える。最後にシてから1週間くらいしか経っていないとはいえ、触れ合ってこなかった分、身体が敏感に反応する。
じっとりと濡れた生暖かい感触が、尻の割れ目を撫でた。
れろっ。
「ちょっ…待っ……あっ…何してっ……」
「ん~~後ろ丸あきだからこの下着」
「そっ…そういうこと言ってるんじゃないってばぁっ…あっだめぇっ…待って…あっ…」
窄みの周りを如月の舌先がなぞる。そんなところ舐めなくていいっ!!! やめて欲しい気持ちとは裏腹に、気持ち良さで頬が赤く染まる。
くちゅくちゅ。
「だめだめだめっ…あっ…やっ…はあっ…ん~~っっ…あっもぉいいってっ…あっ」
「その割にはヒクヒクしてるよ?」
「いやっそれはっ…んっ…あっ…だめぇ~~っ」
「洗浄したんでしょ」
したけどっ!!! そういう問題じゃねぇ!!! さりげなく指挿れるなぁあぁあっ!!! 快感で身体中がゾクゾクと身震いし、思わず如月の脚をぎゅっと握る。
ぬちゅっ。くちゅ。
「ぁあっ…ちょっどこ舐めてっ…んっ…あっだめっやだっあっ…だめだってばっあっやっ」
「どこって……ヒクヒクしてるとこ」
うぅ、きもちぃっ……。執拗に窄みを舐められ続け、官能がくすぐられ、瞳に涙が溜まる。唾液でたっぷり濡れた如月の舌先が、俺の窄みをつつく。さっきまで優しく舐めてたくせに!! 不意打ちの舌先の刺激は俺を愛欲に溺れさせようとする。
ぬるっ。くちゅ。
「やめっあっ…だめっイッちゃうからっあっ…やっんっあっ…そんなだめっ…あっもぉっきさらぎっあっ」
「……睦月さん、すごく可愛いです。もっと早くやれば良かった」
「反応を愉しむなっ!!! あっやめっあっ」
どんだけ責めるのっ!!! 如月の唇が窄みに触れている感覚がする。そんなところキスするな!!! 濡れた窄みが軽く吸われ、また舌先で舐められた。
ちゅうっくちゅっ。
「あっあっだめっ…ほんとだめっあっ…ぎぶっあっぁあっ」
「こんなにビクビク震えて気持ちいいの?」
「……うるさいっあっ…ん~~っっはあっ」
捲れた下着の隙間から如月の手が入り、幹が包み込まれた。身体がビクビクと震える。もしかして、もしかしてっ!!! 幹が擦り上げられ、快感が全身を巡る。はぁあっ……気持ちいい。
何かあたたかいものがゆっくり窄みに入る感覚がした。
ぬちゅんっ。
「えっ? 待って…あっあっだめっあっ…何してんのっ?! あっやめっ」
舌先でぐりぐりと肉壁が掻き回され、気持ち良さで身体が悶えてくる。本当にイッちゃうっ!!! 差し込まれている舌が熱い。ずりずりと脱力する身体に力を入れ、如月の脚にしがみついた。
くちゅっぬちゅっ。
「待っあっやめっあっ…~~っっ…あっだめぇっあっあっ…ぁああ~~っ」
「あれ? 奥突いてないのにイッちゃった?」
「~~~~っ……」
目がちかちかする。視点が定まらない。瞳に溜まっていた涙がぽろぽろと溢れ落ちた。震える腰が如月に掴まれ、裏返される。濡れた目元に如月の口唇が触れた。
ちゅ。
「きさらぎのばか、えっち!!!」
「そこまで言います? 中々気持ち良かったでしょ?」
「……めちゃくちゃ気持ちよかった……」
「ふふっ……」
仰向けにさせられた身体の上に如月が跨る。血管を浮き上がらせて、大きく立ち膨れている如月の幹が、ずらしたズボンから顔を出す。もぉ、その姿がえっちぃーー!!!!
「きっ…如月っ……はぁ…上の服……脱いで……はぁ…」
「お誕生日ですからね。希望は叶えますよ」
如月がセーターを脱ぎ、両手でシャツのボタンを外し始めた。少しずつ見えてくる如月の胸部。脱いだシャツから現れる桃色の胸の突起。えっちすぎて爆発しそう。もぉ、爆発してるけど!!! 色々!!!
「睦月さん、見てないで脚開いて」
「んもぉっ……」
「この下着の紐、全部ほどいていい?」
「ほっ…ほどけばっ……」
横で結ばれた紐が解かれ、ぺろんと下着が捲れた。蜜でねちゃにちゃになった下着と幹が恥ずかしくて、顔が真っ赤に染まる。
「わぁ……下着がべとべとだよ。えっちだねぇ」
「それは如月が擦るから……あっちょっ……」
脚の付け根に如月の舌先が這う。ぴちゃぴちゃといやらしい唾液の水音が、薄暗い部屋に鳴り響いた。
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