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最初の事件編
第四話・悲しみからの怒り、そして
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「何だよそれ!冗談言ってるなよ!」
「お、俺らも今朝聞かされたんだよ!
刺殺された姫野さんが家で見つかったらしい…
昨日は両親が出かけてたらしくて…
その間に殺されたらしい」
「そんなことって…あるかよ、何で姫野さんが」
「これってやっぱあのメールが関係してるんじゃ…」
「おい!まだそんなこと言って」
「だって明らかにタイミングよすぎだろ!
そうじゃなきゃ何で姫野さんが殺されんだ!」
姫野さんのメールにだけあった
「おめでとうございます」という文…これを意味して
じゃあもしかしてこのナンバーって
「皆落ち着け!焦っては犯人の思うつぼだ!
それにまだ完全にメールの主の犯行と決まった
わけではないんだ!昨日偶然空き巣に入られた
可能性だってある!それに警察だって調査してる!
皆が心配することは何もないんだ!」
石丸は教卓に立ちクラスの皆を必死になだめていた
「ね、ねぇ!このメールのことは警察に届けるの?」
「…いや、今回は黙秘しようと思っている…」
(な!)
「何言ってるんだよ!石丸!黙秘なんて」
「もしも!このメールのことを警察に届けたら
真っ先に疑われるのは俺達だ!最悪、根拠なしの
冤罪をかけられるかもしれない…だから…」
「石丸くん、君って案外冷たいんだね」
そう言ったのはクラスでいつもニコニコしてるが
内心は何を考えてるかわからない不気味な奴
名前を確か、高原かずきって言っていた
「高原くん…すまない、わかってくれ」
「んーまぁ気持ちはわかるよ…だからさ
俺らで見つけない?姫野さんを殺した犯人」
「!?な、何を言って!」
「僕も…賛成だ、僕達で見つけよう」
「北村くん!き、君まで何を…」
「僕達で…姫野さんを殺した犯人を見つけるんだ!」
俺の悲しみはいつの間にか怒りへと変わっていた
そして、そこから犯人から次のメールが送られるまで
さほど時間はかからなかった…
「お、俺らも今朝聞かされたんだよ!
刺殺された姫野さんが家で見つかったらしい…
昨日は両親が出かけてたらしくて…
その間に殺されたらしい」
「そんなことって…あるかよ、何で姫野さんが」
「これってやっぱあのメールが関係してるんじゃ…」
「おい!まだそんなこと言って」
「だって明らかにタイミングよすぎだろ!
そうじゃなきゃ何で姫野さんが殺されんだ!」
姫野さんのメールにだけあった
「おめでとうございます」という文…これを意味して
じゃあもしかしてこのナンバーって
「皆落ち着け!焦っては犯人の思うつぼだ!
それにまだ完全にメールの主の犯行と決まった
わけではないんだ!昨日偶然空き巣に入られた
可能性だってある!それに警察だって調査してる!
皆が心配することは何もないんだ!」
石丸は教卓に立ちクラスの皆を必死になだめていた
「ね、ねぇ!このメールのことは警察に届けるの?」
「…いや、今回は黙秘しようと思っている…」
(な!)
「何言ってるんだよ!石丸!黙秘なんて」
「もしも!このメールのことを警察に届けたら
真っ先に疑われるのは俺達だ!最悪、根拠なしの
冤罪をかけられるかもしれない…だから…」
「石丸くん、君って案外冷たいんだね」
そう言ったのはクラスでいつもニコニコしてるが
内心は何を考えてるかわからない不気味な奴
名前を確か、高原かずきって言っていた
「高原くん…すまない、わかってくれ」
「んーまぁ気持ちはわかるよ…だからさ
俺らで見つけない?姫野さんを殺した犯人」
「!?な、何を言って!」
「僕も…賛成だ、僕達で見つけよう」
「北村くん!き、君まで何を…」
「僕達で…姫野さんを殺した犯人を見つけるんだ!」
俺の悲しみはいつの間にか怒りへと変わっていた
そして、そこから犯人から次のメールが送られるまで
さほど時間はかからなかった…
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