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日常編 ギルマスとしてのお仕事
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無事探索を終えると、帰りにダンジョン販売店で販売用に仕分けたドロップ品と、倉庫にしまう分のドロップ品を入れ替え、売り上げを受け取り地上へと帰還を果たした。
今回、俺たちのパーティーで倒した魔物の総数は二百体ほど。
このパーティーになって最多数を屠った探索となった。
冒険者ギルドで依頼を受けていたドロップ品と、販売店で買い取ったもののうち冒険者ギルドが必要としているものを卸していく。
「今回は大漁だったみたいですね。レアドロップも多いですし。ところでジェネシス様の剣がなんだかパワーアップしている気がしますけど……」
買い取り査定額を算定していたアルマが、武器を新調したジェネシスの剣に視線を向けていた。
「意外と目ざといな。『炎帝の剣』がちょっと見つかってな。どうしてもあいつが買い取りたいって駄々こねて売ってやったんだ。一本三五〇万ウェルの品物だ。メリーから宰相宛に請求書が送られると思うぞ」
「……まぁ、お金持ちですしね……。って、いうかグレイズさんが潜ったのって第一五階層ですよね? なんで、深層階でしかドロップしないはずの装備品が……もしかして黙って深層階まで潜りました?」
「馬鹿言うな。ちゃんと第一五階層までしか潜ってないぞ。これ以降はBランク上がらないと潜れない決まりだろ」
「ですよねー。ギルマスでもあるグレイズさんが無断で深層階まで行くわけありませんもんね。だとしたら……」
その瞬間、アルマの眼がキュピーンと光った気がした。
「グレイズさんの力ですよね。ソレがドロップしたのって。メリーさんたちから聞いてますよ。グレイズさんの力とメラニアさんの力が合わさってすんごい――」
俺は思わずアルマの口を手で押え、窓口から連れ出すとギルドマスターの執務室に連れ込んでいた。
そこで、周囲に人がいないことを確認すると、アルマの口から手を放す。
「ぷはっ! グ、グレイズさん。私、まだ心の準備が……。いや、いや分かってますから……。正妻はメリーさんかメラニアさんで大丈夫ですし、その私は個人的奴隷なわけですし……」
何かを勘違いしているアルマの頭を軽く小突く。
「あいたっ! ううぅ、なんで小突くんですかぁ」
「勘違いしてるからだ。ここに連れ込んだのは、俺の力の件は別に口外してもいいが、メラニアの力はあまり口外して欲しくないと釘を刺すためだ。一応、領主様だし俺もクイーンも護衛についているから大丈夫だと思うが、運がS+でドロップ品がランクアップするとか、レア比率が変わるとか知ったら、誘拐を企てる輩も出てくるかもしれん」
アルマがハッとした顔になる。
どうやらそこまでは思い至らなかったようだ。
それに、メラニアが誘拐され生命の危機に陥ると、クイーンが強制的に召喚され、相手を捕食しまくりかねないのである。
「という懸念もあるから、ドロップ品がやたらといいのは俺の力のせいだということにしておいてくれ。まぁ、実際大半が俺の与えられている神器の力の影響なんだけどもな」
「す、すみません。そこまで思い至りませんでした。確かにドロップ品のレア比率が変わるだけでも他のパーティーからしてみれば垂涎の力ですよね……。無思慮な発言を致しました。お許しください」
「いや、分かってくれたらいい。そうだ、レアドロップで思い出した。アルマにギルドマスターとして一つ相談がある」
自分の無思慮な言葉に、しょんぼりと反省していたアルマであったが、俺が相談があるというと顔を輝かせて近づいてきた。
「は、はいっ! ご相談ですか! あ、あの個人的奴隷契約の永年契約とかってどうですかね。私、ほら犯罪者じゃないですか……。ジェネシス様に申し渡された刑期を終えると、社会復帰とかになるんでしょうけど、世間は犯罪者に厳しいじゃないですか……。だったら、グレイズさんとの個人的奴隷契約を――えんひょうしひゃいなー」
とりあえず、アルマを落ち着かせるためにほっぺたを軽く引っ張ってやった。
犯罪の件は俺の落ち度によるため、責任は取るつもりなんで、刑期終了後の奴隷契約の延長はしないつもりである。
「俺はアルマの犯罪の件に関して責任は取ると言ってあるはずだが? それじゃ、不満か?」
アルマの顔が見る間に紅潮していく。
「いえ、ぜんへんふまんなんてありまへんです」
「なら、俺の話をキチンと聞いてくれ。相談は冒険者ギルドの利益倍増策についてだ。育成重視に舵を切ってから新パーティー結成ラッシュで売り上げや納品数こそ伸びてけれど、その分今まで中層階に潜っていたパーティーが減って利益が低下し始めてると思うんだが、この認識に間違いはないか?」
俺はアルマの頬から手を放す。
すると、アルマは真剣な顔になって考え始めていた。
「そうですね。グレイズさんの打ち出した駆け出し育成策で新規登録パーティーは激増しましたからね。相対的にブラックミルズ全体のパーティーランクが下がり、売り上げや納品数こそ上がってますが、冒険者ギルドとしての利益は結構下がりつつありますね。ただ、今まで支払っていた領主への献納金負担がかなり減りましたから余裕はまだありますけど。できれば、今後を見据えて利益も増やしておきたいですね。冒険者ギルド本部からブラックミルズ産のレアドロップ品の納品依頼も矢の催促が来てますし……」
「だろ。そこでだ。レアドロップに関してはうちのパーティーはドロップ率比率がおかしいんで、大量供給をできる状態にある。そして、アルマは冒険者ギルド内の需給関係を網羅している情報がある。とすると……」
「とすると? …………ああぁ! グレイズさんが狙い撃ちで、冒険者ギルド内の高騰しているレアドロップ品を集めて来てくれるんですか!」
さすがにアルマの頭の回転は早い。
打てば響くように答えが返ってきていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回更新日は3月29日(金)です。
今回、俺たちのパーティーで倒した魔物の総数は二百体ほど。
このパーティーになって最多数を屠った探索となった。
冒険者ギルドで依頼を受けていたドロップ品と、販売店で買い取ったもののうち冒険者ギルドが必要としているものを卸していく。
「今回は大漁だったみたいですね。レアドロップも多いですし。ところでジェネシス様の剣がなんだかパワーアップしている気がしますけど……」
買い取り査定額を算定していたアルマが、武器を新調したジェネシスの剣に視線を向けていた。
「意外と目ざといな。『炎帝の剣』がちょっと見つかってな。どうしてもあいつが買い取りたいって駄々こねて売ってやったんだ。一本三五〇万ウェルの品物だ。メリーから宰相宛に請求書が送られると思うぞ」
「……まぁ、お金持ちですしね……。って、いうかグレイズさんが潜ったのって第一五階層ですよね? なんで、深層階でしかドロップしないはずの装備品が……もしかして黙って深層階まで潜りました?」
「馬鹿言うな。ちゃんと第一五階層までしか潜ってないぞ。これ以降はBランク上がらないと潜れない決まりだろ」
「ですよねー。ギルマスでもあるグレイズさんが無断で深層階まで行くわけありませんもんね。だとしたら……」
その瞬間、アルマの眼がキュピーンと光った気がした。
「グレイズさんの力ですよね。ソレがドロップしたのって。メリーさんたちから聞いてますよ。グレイズさんの力とメラニアさんの力が合わさってすんごい――」
俺は思わずアルマの口を手で押え、窓口から連れ出すとギルドマスターの執務室に連れ込んでいた。
そこで、周囲に人がいないことを確認すると、アルマの口から手を放す。
「ぷはっ! グ、グレイズさん。私、まだ心の準備が……。いや、いや分かってますから……。正妻はメリーさんかメラニアさんで大丈夫ですし、その私は個人的奴隷なわけですし……」
何かを勘違いしているアルマの頭を軽く小突く。
「あいたっ! ううぅ、なんで小突くんですかぁ」
「勘違いしてるからだ。ここに連れ込んだのは、俺の力の件は別に口外してもいいが、メラニアの力はあまり口外して欲しくないと釘を刺すためだ。一応、領主様だし俺もクイーンも護衛についているから大丈夫だと思うが、運がS+でドロップ品がランクアップするとか、レア比率が変わるとか知ったら、誘拐を企てる輩も出てくるかもしれん」
アルマがハッとした顔になる。
どうやらそこまでは思い至らなかったようだ。
それに、メラニアが誘拐され生命の危機に陥ると、クイーンが強制的に召喚され、相手を捕食しまくりかねないのである。
「という懸念もあるから、ドロップ品がやたらといいのは俺の力のせいだということにしておいてくれ。まぁ、実際大半が俺の与えられている神器の力の影響なんだけどもな」
「す、すみません。そこまで思い至りませんでした。確かにドロップ品のレア比率が変わるだけでも他のパーティーからしてみれば垂涎の力ですよね……。無思慮な発言を致しました。お許しください」
「いや、分かってくれたらいい。そうだ、レアドロップで思い出した。アルマにギルドマスターとして一つ相談がある」
自分の無思慮な言葉に、しょんぼりと反省していたアルマであったが、俺が相談があるというと顔を輝かせて近づいてきた。
「は、はいっ! ご相談ですか! あ、あの個人的奴隷契約の永年契約とかってどうですかね。私、ほら犯罪者じゃないですか……。ジェネシス様に申し渡された刑期を終えると、社会復帰とかになるんでしょうけど、世間は犯罪者に厳しいじゃないですか……。だったら、グレイズさんとの個人的奴隷契約を――えんひょうしひゃいなー」
とりあえず、アルマを落ち着かせるためにほっぺたを軽く引っ張ってやった。
犯罪の件は俺の落ち度によるため、責任は取るつもりなんで、刑期終了後の奴隷契約の延長はしないつもりである。
「俺はアルマの犯罪の件に関して責任は取ると言ってあるはずだが? それじゃ、不満か?」
アルマの顔が見る間に紅潮していく。
「いえ、ぜんへんふまんなんてありまへんです」
「なら、俺の話をキチンと聞いてくれ。相談は冒険者ギルドの利益倍増策についてだ。育成重視に舵を切ってから新パーティー結成ラッシュで売り上げや納品数こそ伸びてけれど、その分今まで中層階に潜っていたパーティーが減って利益が低下し始めてると思うんだが、この認識に間違いはないか?」
俺はアルマの頬から手を放す。
すると、アルマは真剣な顔になって考え始めていた。
「そうですね。グレイズさんの打ち出した駆け出し育成策で新規登録パーティーは激増しましたからね。相対的にブラックミルズ全体のパーティーランクが下がり、売り上げや納品数こそ上がってますが、冒険者ギルドとしての利益は結構下がりつつありますね。ただ、今まで支払っていた領主への献納金負担がかなり減りましたから余裕はまだありますけど。できれば、今後を見据えて利益も増やしておきたいですね。冒険者ギルド本部からブラックミルズ産のレアドロップ品の納品依頼も矢の催促が来てますし……」
「だろ。そこでだ。レアドロップに関してはうちのパーティーはドロップ率比率がおかしいんで、大量供給をできる状態にある。そして、アルマは冒険者ギルド内の需給関係を網羅している情報がある。とすると……」
「とすると? …………ああぁ! グレイズさんが狙い撃ちで、冒険者ギルド内の高騰しているレアドロップ品を集めて来てくれるんですか!」
さすがにアルマの頭の回転は早い。
打てば響くように答えが返ってきていた。
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次回更新日は3月29日(金)です。
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