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第4話 3歳 後編
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クマを狩ってきた翌日。
昨日村長にクマを渡す対価として受け取ったくすんだ貨幣が数枚。
村長は怯えて仕方なく金を払った様な素振りを見せていたが信用ならない。あの野郎はあんな風にしながら俺に面倒な仕事をさせてくるタフな漢だからだ。
価値の確認の為に村で唯一の友人に会いに行く。村で俺と対等に話ができるのはこいつだけだ。
「おばばー!おばばー!鳥を取ってきたぞ!!」
「うるせぇ!肉だけ置いて失せろクソガキ!!」
相変わらず礼儀を知らねぇババアだ。可愛い幼児が肉を持ってきてくれたのにこんな対応するやつおる?
「邪険にするなオババ、ほら美味そうな鳥だろ。これを食って元気になって欲しい」
「なんだい気持ち悪いね、言っとくがこんな物無くてもあんたのトコのガキはアタシが取り上げるんだ、馬鹿にするんじゃないよ」
「そうかい、ならいらねぇな」
「肉は置いてけっつってんだよクソガキ!!」
面倒くせぇババアだ。ありがとうって言葉知ってるか?とりあえず唱えておけば怒れなくなるでしょう?、まるで魔法のような素敵な言葉なんだぜ。
「今日は聞きたいことがあるんだよ、これはその礼だからな」
「なんだいさっさと言いな、そんでさっさと帰りな」
「昨日森まで行ってこの部屋の半分くらいのでかいクマの魔物を狩ったんだよ、んで村長に渡してこれ貰ったんだ」
受け取った貨幣を机の上に置いた。ババアの手が届かない位置だ。
「アァン?アンタこれで魔熊を売ったのかい?ケェーッケッケッケ!騙されたね!ざまぁないよ!!」
「なん・・だと?」
「やっぱりガキだねぇ、いいかいコレが銅貨だ。まぁパン2個と交換ってとこだね。コッチはかなり汚いが銀貨だ、銅貨10枚分。アンタの狩ったっていう魔熊ならこの100倍、街まで持っていけば200倍でもおかしくないねぇ!ケェーキャッキャ!あのじじいもやるじゃないか!愉快だねぇ!」
あ、あのドブ野郎!!よくも騙したあぁ!騙してくれたぁ!!
俺の怒りが有頂天!舐められたストレスで寿命がマッハ!!絶対にゆるさんぞ虫けらが!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!
「騒ぎを起こすんじゃないよ、殺るなら静かに殺りな」
「物騒なババアだ、誰がそんな事するか」
ちょっと熱くなっただけだ。まぁ夜中に村長の金を根刮ぎ奪えばいいだろう。どうせ今頃浮気相手のババアの所に金を移している頃だ。馬鹿が、毎晩走り回りながら村の観察をしている俺から逃れられるとでも思っていたのか。
「ババァ助かった、その金は取っといてくれ」
「そうかい、また笑える話を持ってくるなら来てええぞ。手土産を忘れるなよ」
ババァのツンデレなんぞどこにも需要ねぇよ。だが口は災いの元という、ババァを反面教師にして俺はクールに去るぜ。
村長の野郎への制裁は後にして、深夜まではトレーニングだ。どんな精神状態でも変わらずトレーニングを熟す。退屈な日々の繰り返しが奇跡の肉体を作り上げるのだ!
ルーチンワークを兼ねた柔軟体操の後、いつものランニングを終わらせて気づく、500km走り終えてもまだ日が暮れていない。(体感距離)
怒りに支配されてペースを乱されたか?いや、肉体はむしろ負荷が足りないと訴えてきている。これは?とりあえずステータスチェックだ。
―――――――――
名無し
3歳
ジョブ 狂戦士
レベル 13
体力 65
魔力 13
スキル
狂化α
鍛錬ω
天壌無窮
――――――――――
おぉ!レベルが上がってるじゃないか!
考えてみれば当然か、街の外でスライムをぶっ叩けば金と一緒に経験値もゲットできる。常識だよなぁ!
名無しはまぁ置いといて、ジョブが狂戦士か。勝手に決められるとは思っていなかったが、まぁこれは変えられるんじゃね?今時転職は基本だろ?神殿で祈ったりハロワで登録したり武器や道具を持ち替えるだけでジョブが変わるやつもあるしな。
体力65とは?いきなり何十倍にも成長したなんて事はない、65……朧気ながら、浮かんできたんです。65って65%UPか?
憶測でしか無いが、体の感覚としても丁度それくらいに思える。ババアにでも聞けばいいか。
長いあいだ体力1表記に悩んでいたが、これはあくまでレベルシステムの枠内での体力評価なのかな。そんなものとは関係なくウルトラマッチョになってしまったよ。
スキル欄、使い方も効果もさっぱりだ。母者には家事αってのがあったし、特に意識して使うものじゃないんだろう。ほっとこ。
それにしてもレベル13かぁ。あの程度でこんなに上がるのか。今後はトレーニングに組み込んでレベルも上げていこう。
人類を置き去りにするトレーニング、魔物を狩って金稼ぎとレベリング、「両方」やらなくっちゃあならないってのが「転生者」のつらいところだな。
睡眠不要のミラクルボディを作り上げてよかった。寝ている暇なんて無いぜ。
弟妹も生まれるんだ、更に成長を加速させていくぞ!
――――――
ババアはヒロインです、よろしくお願いします。
昨日村長にクマを渡す対価として受け取ったくすんだ貨幣が数枚。
村長は怯えて仕方なく金を払った様な素振りを見せていたが信用ならない。あの野郎はあんな風にしながら俺に面倒な仕事をさせてくるタフな漢だからだ。
価値の確認の為に村で唯一の友人に会いに行く。村で俺と対等に話ができるのはこいつだけだ。
「おばばー!おばばー!鳥を取ってきたぞ!!」
「うるせぇ!肉だけ置いて失せろクソガキ!!」
相変わらず礼儀を知らねぇババアだ。可愛い幼児が肉を持ってきてくれたのにこんな対応するやつおる?
「邪険にするなオババ、ほら美味そうな鳥だろ。これを食って元気になって欲しい」
「なんだい気持ち悪いね、言っとくがこんな物無くてもあんたのトコのガキはアタシが取り上げるんだ、馬鹿にするんじゃないよ」
「そうかい、ならいらねぇな」
「肉は置いてけっつってんだよクソガキ!!」
面倒くせぇババアだ。ありがとうって言葉知ってるか?とりあえず唱えておけば怒れなくなるでしょう?、まるで魔法のような素敵な言葉なんだぜ。
「今日は聞きたいことがあるんだよ、これはその礼だからな」
「なんだいさっさと言いな、そんでさっさと帰りな」
「昨日森まで行ってこの部屋の半分くらいのでかいクマの魔物を狩ったんだよ、んで村長に渡してこれ貰ったんだ」
受け取った貨幣を机の上に置いた。ババアの手が届かない位置だ。
「アァン?アンタこれで魔熊を売ったのかい?ケェーッケッケッケ!騙されたね!ざまぁないよ!!」
「なん・・だと?」
「やっぱりガキだねぇ、いいかいコレが銅貨だ。まぁパン2個と交換ってとこだね。コッチはかなり汚いが銀貨だ、銅貨10枚分。アンタの狩ったっていう魔熊ならこの100倍、街まで持っていけば200倍でもおかしくないねぇ!ケェーキャッキャ!あのじじいもやるじゃないか!愉快だねぇ!」
あ、あのドブ野郎!!よくも騙したあぁ!騙してくれたぁ!!
俺の怒りが有頂天!舐められたストレスで寿命がマッハ!!絶対にゆるさんぞ虫けらが!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!
「騒ぎを起こすんじゃないよ、殺るなら静かに殺りな」
「物騒なババアだ、誰がそんな事するか」
ちょっと熱くなっただけだ。まぁ夜中に村長の金を根刮ぎ奪えばいいだろう。どうせ今頃浮気相手のババアの所に金を移している頃だ。馬鹿が、毎晩走り回りながら村の観察をしている俺から逃れられるとでも思っていたのか。
「ババァ助かった、その金は取っといてくれ」
「そうかい、また笑える話を持ってくるなら来てええぞ。手土産を忘れるなよ」
ババァのツンデレなんぞどこにも需要ねぇよ。だが口は災いの元という、ババァを反面教師にして俺はクールに去るぜ。
村長の野郎への制裁は後にして、深夜まではトレーニングだ。どんな精神状態でも変わらずトレーニングを熟す。退屈な日々の繰り返しが奇跡の肉体を作り上げるのだ!
ルーチンワークを兼ねた柔軟体操の後、いつものランニングを終わらせて気づく、500km走り終えてもまだ日が暮れていない。(体感距離)
怒りに支配されてペースを乱されたか?いや、肉体はむしろ負荷が足りないと訴えてきている。これは?とりあえずステータスチェックだ。
―――――――――
名無し
3歳
ジョブ 狂戦士
レベル 13
体力 65
魔力 13
スキル
狂化α
鍛錬ω
天壌無窮
――――――――――
おぉ!レベルが上がってるじゃないか!
考えてみれば当然か、街の外でスライムをぶっ叩けば金と一緒に経験値もゲットできる。常識だよなぁ!
名無しはまぁ置いといて、ジョブが狂戦士か。勝手に決められるとは思っていなかったが、まぁこれは変えられるんじゃね?今時転職は基本だろ?神殿で祈ったりハロワで登録したり武器や道具を持ち替えるだけでジョブが変わるやつもあるしな。
体力65とは?いきなり何十倍にも成長したなんて事はない、65……朧気ながら、浮かんできたんです。65って65%UPか?
憶測でしか無いが、体の感覚としても丁度それくらいに思える。ババアにでも聞けばいいか。
長いあいだ体力1表記に悩んでいたが、これはあくまでレベルシステムの枠内での体力評価なのかな。そんなものとは関係なくウルトラマッチョになってしまったよ。
スキル欄、使い方も効果もさっぱりだ。母者には家事αってのがあったし、特に意識して使うものじゃないんだろう。ほっとこ。
それにしてもレベル13かぁ。あの程度でこんなに上がるのか。今後はトレーニングに組み込んでレベルも上げていこう。
人類を置き去りにするトレーニング、魔物を狩って金稼ぎとレベリング、「両方」やらなくっちゃあならないってのが「転生者」のつらいところだな。
睡眠不要のミラクルボディを作り上げてよかった。寝ている暇なんて無いぜ。
弟妹も生まれるんだ、更に成長を加速させていくぞ!
――――――
ババアはヒロインです、よろしくお願いします。
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